JPS6221616Y2 - - Google Patents

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JPS6221616Y2
JPS6221616Y2 JP868982U JP868982U JPS6221616Y2 JP S6221616 Y2 JPS6221616 Y2 JP S6221616Y2 JP 868982 U JP868982 U JP 868982U JP 868982 U JP868982 U JP 868982U JP S6221616 Y2 JPS6221616 Y2 JP S6221616Y2
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frame
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JP868982U
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、販売店等の店先に設ける装飾用テ
ントの骨組の隅角部を若干の角度調節可能に結合
する自在継手に関する。
販売店、飲食店等の出入口の上方には、日除
け、雨除けとともに宣伝広告用の看板としても利
用されている装飾用テントが設けられている。即
ち、第1〜2図に示すように、正面から見ると矩
形で側面から見ると三角形の装飾用テント1を店
の出入口2の上方に取付けるもので、この装飾用
テント1は、第3図に示すような骨組3にテント
布を展張して構成されている。ところで、このよ
うな骨組3の幅W、奥行D、高さHは店の間口、
店の前の道路の幅、テント取付部分の高さに応じ
て変化するが、従来はこのような店の状況に応じ
て鋼材を切断し溶接してこの骨組3を注文製作し
ていた。このため、骨組3を構成する鋼製の枠材
の汎用化を図ることができず、製作費を高くする
原因となつていた。
このような従来の装飾用テントの骨組の有する
欠点を解消するため、本考案者は枠材の組合わせ
数を自由に変えられるように構成したり、或は枠
材自体を伸縮自在に構成したりすることにより、
骨組の幅W、奥行D、高さHを容易に変えること
のできる骨組を考案した。即ち、第4〜6図に示
すように、骨組3aは、断面L字形のアングル材
4a,4bを継手5,6により下方が開口したコ
字形に連結した固定枠部7の、上記継手5,6に
傾斜枠材8,8aの上端部を枢着し、この傾斜枠
材8の下端部を、三方向に向いた接続部9a〜9
cを有する自在継手9,9の接続部9bに接続
し、中間の傾斜枠材8aはこの自在継手9,9の
間に接続部9aに嵌合して掛け渡した下部枠材1
0の側面に接続し、自在継手9,9の残りの接続
部9cに一端を接続した外筒12と内筒13とか
ら成り長さ調節自在の連結枠材11の他端を取付
板24を介して上記固定枠部7の下端部に垂直に
接続している。また、各傾斜枠材8,8aの中間
部には上記連結枠材11と同様構成の他の連結枠
材14の一端が接続されており、この連結枠材1
4の他端は、固定枠部7の垂直方向のアングル材
4b中間部、又は装飾用テントの取付壁面に固定
される取付板15に接続されている。
上述のように構成される骨組3aに於いては、
固定枠部7の水平部分のアングル材4a,4aを
連結する数によつて間口を変えることができ、垂
直方向のアングル材4b,4b及び傾斜枠材8,
8aの長さを変えることによつて高さを調節する
ことができ、連結枠材11,14及び傾斜枠材
8,8aの長さを変えることによつて奥行きを調
節することができる。
ところで、このようにして骨組3aの高さと奥
行きとを調節する場合、左右の傾斜枠材8,8と
下部枠材10とのなす角度、及び左右の連結枠材
11,11と下部枠材10とのなす角度は常に直
角のままであるが、傾斜枠材8,8と連結枠材1
1,11とのなす角度は変化する。従つて傾斜枠
材8と下部枠材10と連結枠材11とを接続する
自在継手9は、接続部9aと9c、及び接続部9
aと9bとは直角に保持したまま、接続部9bと
9cとのなす角度を若干調節できる構造であるこ
とが必要である。
本考案の装飾用テントの骨組用自在継手は、以
上に述べた事情に鑑みてこの角度調節ができるよ
うに考案されたものである。
以下、実施例を示す図面により本考案を説明す
る。
第7〜12図は本考案の自在継手の実施例を示
している。自在継手9を構成する3個の短円柱状
の接続部9a,9b,9cのうち、2個の接続部
9a,9bは連結部16を介して互いに直角にな
るように一体に形成されているが、残りの接続部
9cはこれらと別体に形成されている。接続部9
aと9bとを一体に結合する連結部16には、第
7〜9図に示すように、連結部16の厚さが両接
続部9a,9bの曲がりの外方程薄くなるよう
に、短円柱状の両接続部の中心線を含む平面に対
して傾斜した彎曲面部17が凹入して形成されて
いる。この彎曲面部17には、連結部16の厚さ
が接続部9a,9bの曲がりの外方程薄くなるよ
うに短円柱状の接続部9a,6bの中心線に傾交
するU溝部18a,18bを形成する。
各U溝部18a,18bには、連結部16内に
第8図のように傾斜させて設けたねじ孔20の一
端が開口している。このU溝部18a,18b
は、ねじ孔20の開口を連ねる線25を稜線とし
てその両側を第8図のように傾斜させている。こ
れは後述する接続部9cを取付角度を変えて結合
するときに、接続部9cの端部とU溝部18a,
18bとをなるべく広い角度範囲で結合させよう
としたためである。
一方、別体に形成された接続部9cの頭部21
の端部21aは半球面状に形成され、この頭部2
1には、第10図に示すように、ボルト22(第
7図)の頭部22aを進入させられる大孔部23
aと、大孔部23aの反対側に向けて接続部9c
の長さ方向の幅が漏斗状に次第に広くなる長孔部
23bとを連通させた貫通孔23が形成される。
大孔部23aと長孔部23bとの接続部には、ボ
ルトの頭部22aを支える段部23cが形成され
る。
この自在継手9を使用して接続部9cを接続部
9bに連結するには、次のようにして行なう。
先ず第11〜12図のように、接続部9cの頭
部21を接続部9bの下方のU溝部18bに当接
させ、ボルト22を大孔部23aから長孔部23
bに挿通し、これを連結部16のねじ孔20にゆ
るく螺合させる。ボルト22を未だ緊締しないう
ちは、接続部9cはU溝部18bにゆるく接触し
ており、ボルト22も外方に向けて幅の広がつた
長孔部23bに挿入されているので、接続部9
b,9cは、両者のなす角度θ(第12図)を自
由に変えられる状態で仮りに結合されている。
この仮結合状態において、接続部9aと接続部
9c、及び接続部9aと接続部9bとはそれぞれ
直角をなすが、接続部9bと接続部9cとは、接
続部9cの頭部21がU溝部18a内で揺動でき
る分だけ角度を調節することができる。即ち、接
続部9bと接続部9cとがなす角度θは、第12
図に見るようにU溝部の下半部が接続部9bとな
す角度αと、上半部がなす角度βとの間(β≦θ
≦α)で自由に調節することができる。そこで、
ボルト22を緩めにねじ孔20に螺合させた状態
で骨組3aを組立て、接続部9bと9cとのなす
角度が所定角度になつた状態でボルト22を緊締
すれば3本の枠材8,10,11をしつかりと連
結できる。接続部9b,9cは、広い面で当接し
ない第12図の状態で結合されても、ボルト22
を緊締すれば、テントの骨組として十分の強さを
持つことができる。
なお、図示の例では、一体化した同形同大の接
続部9a,9bの連結部16にU溝部18a,1
8bを直角方向に2個所設けている。このため、
同一の自在継手を、接続部9cの頭部を重ねるU
溝部を変えるだけで、骨組3aの左右いずれにも
使用することができる。即ち、第9図に示した例
では、接続部9cの頭部21をU溝部18bに重
ねると、第4図の右下隅部の自在継手として使用
でき、第9図の姿勢を左に90゜回動させて接続部
9cをU溝部18aに重ね、接続部9aに傾斜枠
材8を接続し、接続部9bに下部枠材10を接続
すれば、左下隅部の自在継手として使用できる。
右下隅部用、左下隅部用の自在継手として左右対
称形のものを2種類用意するならば、U溝部及び
ねじ孔20は1個のみ設ければ良い。第7図、第
11〜12図の例は、何れも右下隅部に自在継手
9を使用した状態を示している。
本考案の装飾用テントの骨組用自在継手は以上
に述べた通り構成されるため、簡単な構成で安価
に製作でき、装飾用テントの骨組の汎用化による
骨組の低廉化に果す効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は装飾用テントを取付けた店舗を示
しており、第1図は正面図、第2図は右側面図、
第3図は従来の骨組を略示する斜視図、第4〜6
図は本考案の自在継手を用いて組立てられる骨組
を示しており、第4図は正面図、第5図は右側面
図、第6図は部品の一部を省略して示す分解斜視
図、第7図以下は本考案の自在継手の実施例を示
しており、第7図は下方から見た分解斜視図、第
8図は第7図のA−A断面図、第9図は一体の接
続部9a,9bの底面図、第10図は第7図のB
−B断面図、第11図は組立てた状態を上方から
見た斜視図、第12図は第11図のC−C断面図
である。 1:装飾用テント、2:出入口、3,3a:骨
組、4a,4b:アングル材、5,6:継手、
7:固定枠部、8,8a:傾斜枠材、9:自在継
手、9a〜9c:接続部、10:下部枠材、1
1:連結枠材、12:外筒、13:内筒、14:
連結枠材、15:取付板、16:連結部、17:
彎曲面部、18a,18b:U溝部、19:接続
面部、20:ねじ孔、21:頭部、21a:端
部、22:ボルト、22a:頭部、23:貫通
孔、23a:大孔部、23b:長孔部、23c:
段部、24:取付板、25:線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装飾用テントの骨組を構成する金属管の端部を
    嵌着する3個の短柱状の接続部9a,9b,9c
    を有する自在継手であつて、互いに直角方向を向
    いた第一の接続部9aと第二の接続部9bとを、
    両接続部の曲がりの外方が薄くなる連結部16を
    介して一体に形成し、この連結部16には、短円
    柱状の二つの接続部9a,9bの中心線に斜交す
    る二つの浅いU溝部18a,18bを形成し、各
    U溝部には、各接続部に傾斜させて設けたねじ孔
    20の一端を開口させ、各U溝部18a,18b
    はねじ孔20の開口を連ねる線25を綾線として
    長さ方向の両側を低く傾斜させ、別体に形成され
    た第三の接続部9cの半球状の端部21aを持つ
    頭部21に穿設した、接続用ボルトの頭を挿入で
    きる大孔部23aと、段部23cを介在させてこ
    れに連通し接続部9cの外方に向つて接続部9c
    の長さ方向に次第に幅広になる長孔部23bとか
    ら成る貫通孔23に挿通したボルト22をU溝部
    の側からこのねじ孔20に螺合させて第三の接続
    部9cを連結部16に結合自在とした装飾用テン
    トの骨組用自在継手。
JP868982U 1982-01-27 1982-01-27 装飾用テントの骨組用自在断手 Granted JPS58111743U (ja)

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JPS58111743U JPS58111743U (ja) 1983-07-30
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KR100551943B1 (ko) * 2003-11-12 2006-02-20 이종석 차양장치

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