JPH07133645A - 軒先構造 - Google Patents
軒先構造Info
- Publication number
- JPH07133645A JPH07133645A JP30473693A JP30473693A JPH07133645A JP H07133645 A JPH07133645 A JP H07133645A JP 30473693 A JP30473693 A JP 30473693A JP 30473693 A JP30473693 A JP 30473693A JP H07133645 A JPH07133645 A JP H07133645A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves
- roof panel
- wall panel
- frame
- truss
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 屋根パネルの軒先部分を屋根パネルと別構造
とし、設計に合わせて軒先の構造や現場での軒の出寸法
を正確に調整して簡易に施工する。 【構成】 外壁パネル位置まで配設した屋根パネル１端
と、外壁パネル外側面とに添わせて、しかも外壁パネル
の横方向に所要間隔で台形の軒先トラス枠組３を配設固
着する。そしてこの台形の軒先トラス枠組３をその長さ
の異なる複数種のうち最適のものを選択して用い、かつ
該枠組上面に軒先面材４を取り付ける。
とし、設計に合わせて軒先の構造や現場での軒の出寸法
を正確に調整して簡易に施工する。 【構成】 外壁パネル位置まで配設した屋根パネル１端
と、外壁パネル外側面とに添わせて、しかも外壁パネル
の横方向に所要間隔で台形の軒先トラス枠組３を配設固
着する。そしてこの台形の軒先トラス枠組３をその長さ
の異なる複数種のうち最適のものを選択して用い、かつ
該枠組上面に軒先面材４を取り付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は軒の出寸法を現場に合わ
せて調整可能とし、かつ工事の省力化を図る軒先構造に
関するものである。
せて調整可能とし、かつ工事の省力化を図る軒先構造に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】予め工場で各部材を製作して現場に搬入
して組み立てるプレハブ住宅等においては、現場によっ
て道路斜線、北側斜線、隣地境界線等による建築制限を
緩和するため、軒の出寸法を短くした屋根パネルを特注
部材としている。また屋根の構造によって予め形状が定
められている。
して組み立てるプレハブ住宅等においては、現場によっ
て道路斜線、北側斜線、隣地境界線等による建築制限を
緩和するため、軒の出寸法を短くした屋根パネルを特注
部材としている。また屋根の構造によって予め形状が定
められている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため現場等に会わ
せて軒の出寸法を予め定めて製作しても、実際の建築時
軒の出寸法が正確に行えず、軒の出寸法が必要以上に短
くなる現場も発生することがある。また軒先の構造もデ
ザインによって規格化され、簡単に変更できない欠点が
ある。
せて軒の出寸法を予め定めて製作しても、実際の建築時
軒の出寸法が正確に行えず、軒の出寸法が必要以上に短
くなる現場も発生することがある。また軒先の構造もデ
ザインによって規格化され、簡単に変更できない欠点が
ある。
【０００４】本発明は屋根パネルの軒先部分を屋根パネ
ルと別構造とし、設計に合わせて軒先の構造や現場での
軒の出寸法を正確に調整して簡易に施工できることを目
的とする。
ルと別構造とし、設計に合わせて軒先の構造や現場での
軒の出寸法を正確に調整して簡易に施工できることを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、外壁パネル位置まで配設した
屋根パネル端と、外壁パネル外側面とに添わせて、しか
も外壁パネルの横方向に所要間隔で台形の軒先トラス枠
組を配設固着するとともに、この台形の軒先トラス枠組
をその長さの異なる複数種のうち最適のものを選択して
用い、かつ該枠組上面に軒先面材を取り付けるようにな
したことを要旨とする。
するためになしたもので、外壁パネル位置まで配設した
屋根パネル端と、外壁パネル外側面とに添わせて、しか
も外壁パネルの横方向に所要間隔で台形の軒先トラス枠
組を配設固着するとともに、この台形の軒先トラス枠組
をその長さの異なる複数種のうち最適のものを選択して
用い、かつ該枠組上面に軒先面材を取り付けるようにな
したことを要旨とする。
【０００６】
【作用】軒先部分を台形の軒先トラス枠組とし、これを
長さの異なるものを複数種設定し、このうち任意の長さ
のものを選択して屋根パネル端に接合するようになすの
で、軒の出寸法を容易に調整でき、かつ施工性も向上す
るものとなる。
長さの異なるものを複数種設定し、このうち任意の長さ
のものを選択して屋根パネル端に接合するようになすの
で、軒の出寸法を容易に調整でき、かつ施工性も向上す
るものとなる。
【０００７】
【実施例】以下本発明軒先構造を図示の実施例にもとづ
いて説明する。図において１は建物に配設される屋根パ
ネルで、これは外壁２の頂部に直接または外壁に突設し
た屋根金物、その他を介して、さらには梁上に所望の屋
根勾配にて取り付けられる。
いて説明する。図において１は建物に配設される屋根パ
ネルで、これは外壁２の頂部に直接または外壁に突設し
た屋根金物、その他を介して、さらには梁上に所望の屋
根勾配にて取り付けられる。
【０００８】この屋根パネル１の先端は図示のように外
壁２の外側面とほぼ同じ位置になるようにし、かつ屋根
パネル本体フレーム１１と、この本体フレーム１１の表
面に配設した面材１２とより構成される。
壁２の外側面とほぼ同じ位置になるようにし、かつ屋根
パネル本体フレーム１１と、この本体フレーム１１の表
面に配設した面材１２とより構成される。
【０００９】この本体フレーム１１を構成する枠材は断
面コ字形を有し、これを枠状に組み、この本体フレーム
１１の表面あるいは表裏両面に面材１２を配設し、一体
とするものである。この構成は従来の屋根パネルと同様
とする。
面コ字形を有し、これを枠状に組み、この本体フレーム
１１の表面あるいは表裏両面に面材１２を配設し、一体
とするものである。この構成は従来の屋根パネルと同様
とする。
【００１０】また外壁パネル２の外側には勾配のついた
屋根パネル１の延長線位置に、屋根パネルと同じまたは
異なる勾配角をもって軒先が形成される。この軒先は図
１、図２に詳示する如く、予め定めた軒先トラス枠組３
とこの上面に張設する軒先面材４とより構成される。
屋根パネル１の延長線位置に、屋根パネルと同じまたは
異なる勾配角をもって軒先が形成される。この軒先は図
１、図２に詳示する如く、予め定めた軒先トラス枠組３
とこの上面に張設する軒先面材４とより構成される。
【００１１】この軒先トラス枠組３は図１乃至図３に示
す如く、アングル材その他の型鋼材を用いて所要の長さ
を有する軒天井となる水平材３１の両端に長さの異なる
垂直材３２，３３を垂直に突設固定し、この平行して対
向する垂直材３２，３３の上端間に所定の勾配角を有す
るようにして斜材３４を架設して台形に構成してなるも
ので、この各部材３１〜３４の交点は溶接、鋲着、ボル
ト止め等にて固着され一体とされる。
す如く、アングル材その他の型鋼材を用いて所要の長さ
を有する軒天井となる水平材３１の両端に長さの異なる
垂直材３２，３３を垂直に突設固定し、この平行して対
向する垂直材３２，３３の上端間に所定の勾配角を有す
るようにして斜材３４を架設して台形に構成してなるも
ので、この各部材３１〜３４の交点は溶接、鋲着、ボル
ト止め等にて固着され一体とされる。
【００１２】そしてこの斜材３４の勾配は一般に屋根パ
ネルの勾配と一致するようにして水平材の長さに対し、
平行する２本の垂直材３２，３３の長さの比が決定され
るものである。
ネルの勾配と一致するようにして水平材の長さに対し、
平行する２本の垂直材３２，３３の長さの比が決定され
るものである。
【００１３】またこの軒先トラス枠組３の長さ、すなわ
ち軒の出寸法は図３に示すように屋根の形状その他によ
り変更できるように水平材３１の長さを異にしたものを
数種類設定し、このうち所望のものを選択採用するよう
になす。なおこの場合、斜材３４の勾配は水平材の長さ
が異なって皆等しくすることも、あるいは勾配角を異な
るようにすることも可能である。
ち軒の出寸法は図３に示すように屋根の形状その他によ
り変更できるように水平材３１の長さを異にしたものを
数種類設定し、このうち所望のものを選択採用するよう
になす。なおこの場合、斜材３４の勾配は水平材の長さ
が異なって皆等しくすることも、あるいは勾配角を異な
るようにすることも可能である。
【００１４】このように構成する軒先トラス枠組３はア
ングル材等の型鋼材を用いる他に木材を用いても同様に
構成することができ、その材質は限定されるものではな
い。
ングル材等の型鋼材を用いる他に木材を用いても同様に
構成することができ、その材質は限定されるものではな
い。
【００１５】この軒先トラス枠組３を取り付けるには外
壁パネル２の外側面と、屋根パネル１のフレーム１１と
に垂直材３４を添わせてボルト締め、釘打ち等にて取り
付ける。このとき軒先トラス枠組３の上面に配設する軒
先面材４と屋根パネルの面材１２との継目が段をつくこ
となく連続した面一となるようにして枠組の取付高さ位
置が定められる。
壁パネル２の外側面と、屋根パネル１のフレーム１１と
に垂直材３４を添わせてボルト締め、釘打ち等にて取り
付ける。このとき軒先トラス枠組３の上面に配設する軒
先面材４と屋根パネルの面材１２との継目が段をつくこ
となく連続した面一となるようにして枠組の取付高さ位
置が定められる。
【００１６】そしてこの軒先トラス枠組３は図１に示す
ように予め定めた間隔で、外壁パネル横方向にそって複
数個取り付けられ、この軒先トラス枠組間の上面に面材
４を架設して一体とするとともに水平材３１の下面には
所望の軒天井材５を、垂直材３２の前面には鼻板６を夫
々設けて軒先を構成するものである。
ように予め定めた間隔で、外壁パネル横方向にそって複
数個取り付けられ、この軒先トラス枠組間の上面に面材
４を架設して一体とするとともに水平材３１の下面には
所望の軒天井材５を、垂直材３２の前面には鼻板６を夫
々設けて軒先を構成するものである。
【００１７】
【発明の効果】本発明軒先構造は外壁パネル位置まで配
設した屋根パネル端と、外壁パネル外側面とに添わせ
て、しかも外壁パネルの横方向に所要間隔で台形の軒先
トラス枠組を配設固着するとともに、この台形の軒先ト
ラス枠組をその長さの異なる複数種のうち最適のものを
選択して用い、かつ該枠組上面に軒先面材を取り付ける
ようになすので、大きさの異なる軒先トラス枠組が容易
に製作でき、しかもこれを数種類設け、これを選択使用
することにより数種の軒の出寸法に対応することができ
屋根パネルの共通化が図れ、かつ工事の省力化を図れる
利点を有する。
設した屋根パネル端と、外壁パネル外側面とに添わせ
て、しかも外壁パネルの横方向に所要間隔で台形の軒先
トラス枠組を配設固着するとともに、この台形の軒先ト
ラス枠組をその長さの異なる複数種のうち最適のものを
選択して用い、かつ該枠組上面に軒先面材を取り付ける
ようになすので、大きさの異なる軒先トラス枠組が容易
に製作でき、しかもこれを数種類設け、これを選択使用
することにより数種の軒の出寸法に対応することができ
屋根パネルの共通化が図れ、かつ工事の省力化を図れる
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明軒先構造の一実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図２】同外観斜視図である。
【図３】同軒先トラス枠組の説明図である。
【図４】軒先出の大なる公知例の説明図である。
【図５】軒先出の小なる公知例の説明図である。
１ 屋根パネル １１ 本体フレーム １２ 面材 ２ 外壁 ３ 軒先トラス枠組 ４ 軒先面材 ５ 軒天井材 ６ 鼻板
Claims (1)
- 【請求項１】 外壁パネル位置まで配設した屋根パネル
端と、外壁パネル外側面とに添わせて、しかも外壁パネ
ルの横方向に所要間隔で台形の軒先トラス枠組を配設固
着するとともに、この台形の軒先トラス枠組をその長さ
の異なる複数種のうち最適のものを選択して用い、かつ
該枠組上面に軒先面材を取り付けるようになしたことを
特徴とする軒先構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30473693A JPH07133645A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 軒先構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30473693A JPH07133645A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 軒先構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07133645A true JPH07133645A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17936601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30473693A Pending JPH07133645A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 軒先構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07133645A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018145794A (ja) * | 2018-06-28 | 2018-09-20 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 建築物の軒先下地構造 |
| JP2018162666A (ja) * | 2018-07-27 | 2018-10-18 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 建築物の軒先構造 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP30473693A patent/JPH07133645A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018145794A (ja) * | 2018-06-28 | 2018-09-20 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 建築物の軒先下地構造 |
| JP2018162666A (ja) * | 2018-07-27 | 2018-10-18 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 建築物の軒先構造 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4229915A (en) | Corner bracket with saddle for hip rafters of buildings | |
| JPH07133645A (ja) | 軒先構造 | |
| JPH0625534Y2 (ja) | 屋根組構造 | |
| JP3989274B2 (ja) | 建造物用下地構造 | |
| JP3022662B2 (ja) | 手摺及び手摺の施工方法 | |
| JP2675759B2 (ja) | 袖 壁 | |
| JP2763058B2 (ja) | 手摺壁支持構造 | |
| JP3441308B2 (ja) | 半透視バルコニの手摺構造 | |
| JP3022658B2 (ja) | 手 摺 | |
| JPH08135010A (ja) | 柱コーナカバー | |
| JP4296548B2 (ja) | 外壁構造 | |
| JP3074476U (ja) | 塀 | |
| JPH0430498B2 (ja) | ||
| JPH0755216Y2 (ja) | 家屋付属部の屋根構造 | |
| JPH0754415Y2 (ja) | 付属家屋の構造 | |
| JP2742320B2 (ja) | 家屋のけらば構造 | |
| JPH06158807A (ja) | 玄関ポーチ | |
| JP2609809B2 (ja) | 建 物 | |
| JP2821617B2 (ja) | アルコーブにおける屋根パネルの支持装置 | |
| JPH0754416Y2 (ja) | 家屋軒先部の構造 | |
| JPH0716819Y2 (ja) | 建物の屋根へのパーゴラ体取付構造 | |
| JPH074269Y2 (ja) | コーナパネルの取付構造 | |
| JPH0119500B2 (ja) | ||
| JPH10169070A (ja) | 小屋組 | |
| JPH11200477A (ja) | バルコニー用床根太、バルコニー及びバルコニーユニット |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981027 |