JP2002275964A - 水栓の取付装置 - Google Patents

水栓の取付装置

Info

Publication number
JP2002275964A
JP2002275964A JP2002036647A JP2002036647A JP2002275964A JP 2002275964 A JP2002275964 A JP 2002275964A JP 2002036647 A JP2002036647 A JP 2002036647A JP 2002036647 A JP2002036647 A JP 2002036647A JP 2002275964 A JP2002275964 A JP 2002275964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
bolt
mounting
stopper
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002036647A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Yamaguchi
哲也 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitamura Alloy Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kitamura Alloy Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kitamura Alloy Manufacturing Co Ltd filed Critical Kitamura Alloy Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2002036647A priority Critical patent/JP2002275964A/ja
Publication of JP2002275964A publication Critical patent/JP2002275964A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗面台や流し台への水栓の取付けを天板の上
部からのみの簡単な作業で、短時間かつ確実に行うこと
ができるようにする。 【解決手段】 天板Aの取付孔Bに取付部材Cを上部か
ら装着し、該取付部材Cに水栓本体1を固定する水栓の
取付装置に於いて、水栓本体1の空間部6に嵌合する円
筒形で天板Aの取付孔Bに上部から配置する台座8と、
該台座8の周縁部9に穿設した挿入孔10に挿通し、取
付孔Bの下部に突出する雄ねじ部16を備えたボルト1
4と、該ボルト14の雄ねじ部16を挿通する第1長孔
21を中心から偏心した位置に穿設し、ボルト14の下
部から螺着したナット24との間で傾斜して保持され天
板Aを下部から挟着する止め板18と、前記ボルト14
と平行して台座8に固定し、前記止め板18の第1長孔
21と平行して穿設した第2長孔21aに挿通するスト
ッパー17とにより取付部材Cを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水栓を洗面台や
流し台の天板に上部側からだけの作業で容易に取付けら
れるようにした水栓の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水栓を洗面台や流し台の天板に取
付けるには、まず天板の取付孔に水栓本体の下部に形成
した雄ねじ部を差し込み、次に天板の下の狭い場所に潜
り込み、窮屈な姿勢でナットを雄ねじ部に締付けて固定
していたが、天板の上から水栓本体を回転しないように
保持している者と、天板の下からナットを締付ける者の
二人の作業者が必要となり、作業性が悪く手間のかかる
ものであった。
【0003】そこで、水栓を洗面台や流し台の天板に上
部側からだけの作業で容易にかつ短時間に取付けられる
ようにしたものとして図8のものがある。この図8に就
いて簡単に説明すると、洗面台や流し台の天板31に穿
設した取付孔32に円筒状の台座33を配置し、該台座
33の下部周面は天板31の上部に当てつけることがで
き、垂直方向に取付孔32を挿通する2本のボルト34
を備え、各ボルト34の下部に回転可能の締結具35が
保持され、締結具35を取付孔32へ天板31の上部か
ら挿通した後に手を取付孔32へ入れ、締結具35を外
方へ回転し締結具35と天板31の下部を向かい合わ
せ、ボルト34を上部から工具で締付けることで締結具
35を天板31に下部から挟着し、続いて水栓本体36
を上部から台座33に嵌合し、固定ねじ37により水栓
本体36と台座33を強固に結合したものである。
【0004】上記のものにあっては、ボルトの下部に保
持された締結具は、天板の取付孔を挿通した後に手を入
れ、外方へ回転して天板の下面と当接するように向きを
変え、天板の上部からボルトを締付けることで天板を下
部から挟着するものであるが、天板の取付孔に手を入
れ、天板を挟着できるように締結具を回転して位置を調
節するのに手間がかかるうえ、締結具はボルトの締付け
と共に共周りしてしまい、天板の厚みによっては締結具
が所定の位置に保持されず、天板を挟着できない状態で
台座が固定されてしまう不都合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、洗面台や流し台への水栓の取付けを天板の
上部からのみの簡単な作業で、短時間かつ確実に行うこ
とができるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1では
天板の取付孔に取付部材を上部から装着し、該取付部材
に水栓本体を固定する水栓の取付装置に於いて、水栓本
体の空間部に嵌合する円筒形で天板の取付孔に上部から
配置する台座と、該台座の周縁部に穿設した挿入孔に挿
通し、取付孔の下部に突出する雄ねじ部を備えたボルト
と、該ボルトの雄ねじ部を挿通する第1長孔を中心から
偏心した位置に穿設し、ボルトの下部から螺着したナッ
トとの間で傾斜して保持され天板を下部から挟着する止
め板と、前記ボルトと平行して台座に固定し、前記止め
板の第1長孔と平行して穿設した第2長孔に挿通するス
トッパーとにより取付部材を構成し、ボルト及びストッ
パーに傾斜した状態で保持された止め板を天板の取付孔
に挿通した後に前記台座を取付孔に上部から配置し、ボ
ルトを締付け方向に操作すると止め板はナットと共に雄
ねじ部に沿って上昇して、天板を下部から挟着すること
で取付部材を天板に装着するものである。
【0007】また、請求項2では前記止め板は2本のア
ーム部をつなげた平面形状で、天板の取付孔周面を下部
から円弧状に接して挟着したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳細に説明する。本発明の水栓本体1は図1に
示すように、単一のレバー2の操作により吐水管3から
混合水を供給するようにしたもので、下部には給水源に
連通する給水管4及び給湯源に連通する給湯管5をそれ
ぞれ接続している。
【0009】前記水栓本体1を洗面台又は流し台の天板
Aに固定するための部材として、図1及び図2に示すよ
うに天板Aの上部に位置する台座8、該台座8から天板
Aの下部に挿通した一対のボルト14、一方のボルト1
4に螺着し天板Aを下部から挟着する止め板18、及び
該止め板18の回転を防止し所定の位置に保持するスト
ッパー17を取付部材Cとして備えている。
【0010】台座8は水栓本体1の下部に開口した空間
部6に嵌合する外形の略円筒形で、周縁部9の半径方向
に互いに対向する2箇所には、ボルト14を挿通するた
めの挿入孔10を垂直方向に貫通して設け、側部外周に
は水栓本体1のビス孔7と連通しビス13を螺着する雌
ねじ部11を水平方向に設け、中央に給水管4及び給湯
管5を挿通する通孔12を開口している。
【0011】ボルト14は、上端に突出する六角部15
と、縦長で天板Aの下部に臨ませる雄ねじ部16とから
なり、前記台座8の挿入孔10を介して天板Aの取付孔
Bに挿通する。また、ストッパー17は前記ボルト14
と平行方向に隣接して台座8に固定される。
【0012】止め板18は図2に示すように形状の異な
る2本の円弧状のアーム部19,19aをつなげた平面
形状で、外径は天板Aの取付孔Bより大径であり、略中
央には給水管4、給湯管5が挿通する切欠孔20を形成
している。また、一方のアーム部19で中心点から偏心
した位置には、ボルト14の雄ねじ部16が余裕をもっ
て通過できる形状の第1長孔21を穿設し、該第1長孔
21と隣接して同一方向にストッパー17が余裕をもっ
て通過できる形状の第2長孔21aを穿設している。さ
らに止め板18の底面には図4に示すように、後述する
ナット24がボルト14と共周りするのを防止するた
め、ナット24と一体のピン24aを保持する突起23
を下部に突出して形成している。
【0013】また、他方のアーム部19aにはもう一方
のボルト14を螺着するためのねじ孔22を穿設し、該
ねじ孔22の内周にはボルト14の雄ねじ部16と螺合
する雌ねじ部22aを形成している。
【0014】前記ボルト14が挿通する第1長孔21
は、止め板18の中心より偏心した位置に穿設され、し
かも幅は雄ねじ部16の外径よりもはるかに大きく所定
量の隙間が生じるように横長に形成したので、第1長孔
21にボルト14の雄ねじ部16を挿通し、該ボルト1
4の下部からナット24をわづかだけ螺合した状態で
は、止め板18は重心が中心より偏心した所に位置し、
アーム部19aを下にして傾斜した状態でボルト14に
保持される。また、止め板18は外径が天板Aの取付孔
Bより大径であるので、傾斜した状態でのみ天板Aの取
付孔Bを通過して下部に臨ませることが可能であり、ボ
ルト14の締付け操作により取付孔Bの下部で天板Aと
止め板18を水平にした状態では、両アーム部19,1
9aが天板Aの下面を円弧状に挟圧できるものであり、
両アーム部19,19aの円弧状の周縁は、取付孔Bの
径よりも大径に形成している。
【0015】本発明に於いて、取付部材Cを天板Aの上
部から取付孔Bに装着するには、図3に示すようにまず
台座8の挿入孔10にボルト14の雄ねじ部16を挿通
し、該雄ねじ部16の下部を止め板18の第1長孔21
に挿通して、下端からナット24を螺合し、さらにスト
ッパー17の下部を第2長孔21aに挿通する。この時
図4に示すように、前記ナット24と一体のピン24a
をストッパー17と止め板18の底部に形成した突起2
3の間で挟み、ナット24は左右に回転できないように
する。また、止め板18は中心点より偏心した位置でボ
ルト14及びストッパー17により保持されているの
で、一方のアーム部19よりも他方のアーム部19aが
低い位置にある傾斜した状態である。
【0016】次に取付部材Cの止め板18を傾斜した状
態で、アーム部19aから天板Aの取付孔Bに挿通し、
図5に示すように止め板18を天板Aの下部に臨ませ
る。
【0017】続いてボルト14の六角部15を工具によ
り締め付け方向に操作すると、ナット24がボルト14
の雄ねじ部16に螺合しながら回転しないまま上昇し、
図6に示すようにナット24が止め板18を押し上げ、
該止め板18は上昇するにつれ傾斜した状態から天板A
と平行となるように姿勢が変化し、止め板18により天
板Aを下部から挟着することができる。なお、この時止
め板18はボルト14とストッパー17の2点で台座8
と連繋しているので、回転することなく上昇する。従っ
て、もう一方のねじ孔22を台座8の挿入孔10と同一
軸線上に位置させることができる。
【0018】さらに図7に示すように、もう一方のボル
ト14を台座8の挿入孔10に挿通し、止め板18のね
じ孔22に形成した雌ねじ部22aに螺着すればよい。
【0019】従って、取付部材Cは台座8と止め板18
により天板Aを上下から挟着することで天板Aに装着さ
れる。
【0020】さらに図1に示すように台座8の上から水
栓本体1の空間部6を嵌着し、かつ給水管4及び給湯管
5を取付孔Bに挿通し、台座8の雌ねじ部11と水栓本
体1のビス孔7を向かい合わせて一致させ、工具により
ビス13を螺着すれば水栓本体1を取付部材Cに固定す
ることができる。このように水栓本体1と取付部材Cは
天板Aの上部からだけの作業で取付可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明では、水栓本体を固定する取付部
材を天板の上部から取付孔に装着する際にボルトを締付
け方向に操作すれば、止め板はストッパーにより天板の
下部と向かい合う状態で、ボルトの雄ねじ部に沿って上
昇することで天板を下部から挟着することができ、従来
のように取付部材を装着する際に天板の取付孔に手を入
れ締結具の位置を調節する必要がなく、誰にでも簡単に
かつ短時間に水栓の取付作業を行うことができる。
【0022】さらに、請求項2のように、止め板を2本
のアーム部をつなげた平面形状とし、天板の取付孔周面
を下部からアーム部により円弧状に広い面積で当接して
挟着すれば、水栓本体を天板にがたつくことなく安定し
た状態で強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水栓の取付装置の要部縦断面図であ
る。
【図2】取付部材の分解斜視図である。
【図3】取付部材の組立斜視図である。
【図4】止め板の底面図である。
【図5】図3の取付部材を天板の取付孔に配置した状態
の説明図である。
【図6】図5の取付部材に於いて、一方のボルトを締め
付けた状態の説明図である。
【図7】図6の取付部材にさらにもう一方のボルトを締
め付け、取付部材を天板に固定した状態の説明図であ
る。
【図8】従来技術の説明図である。
【符号の説明】 1 水栓本体 6 空間部 8 台座 9 周縁部 10 挿入孔 14 ボルト 16 雄ねじ部 18 止め板 19、19a アーム部 21 第1長孔 21a 第2長孔 24 ナット A 天板 B 取付孔 C 取付部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の取付孔に取付部材を上部から装着
    し、該取付部材に水栓本体を固定する水栓の取付装置に
    於いて、水栓本体の空間部に嵌合する円筒形で天板の取
    付孔に上部から配置する台座と、該台座の周縁部に穿設
    した挿入孔に挿通し、取付孔の下部に突出する雄ねじ部
    を備えたボルトと、該ボルトの雄ねじ部を挿通する第1
    長孔を中心から偏心した位置に穿設し、ボルトの下部か
    ら螺着したナットとの間で傾斜して保持され天板を下部
    から挟着する止め板と、前記ボルトと平行して台座に固
    定し、前記止め板の第1長孔と平行して穿設した第2長
    孔に挿通するストッパーとにより取付部材を構成し、ボ
    ルト及びストッパーに傾斜した状態で保持された止め板
    を天板の取付孔に挿通した後に前記台座を取付孔に上部
    から配置し、ボルトを締付け方向に操作すると止め板は
    ナットと共に雄ねじ部に沿って上昇して、天板を下部か
    ら挟着することで取付部材を天板に装着することを特徴
    とする水栓の取付装置。
  2. 【請求項2】 前記止め板は2本のアーム部をつなげた
    平面形状で、天板の取付孔周面を下部から円弧状に接し
    て挟着したことを特徴とする請求項1記載の水栓の取付
    装置。
JP2002036647A 1997-07-18 2002-02-14 水栓の取付装置 Pending JP2002275964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002036647A JP2002275964A (ja) 1997-07-18 2002-02-14 水栓の取付装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19378097 1997-07-18
JP9-193780 1997-07-18
JP2002036647A JP2002275964A (ja) 1997-07-18 2002-02-14 水栓の取付装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24664097A Division JP3335565B2 (ja) 1997-07-18 1997-09-11 水栓の取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002275964A true JP2002275964A (ja) 2002-09-25

Family

ID=26508093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002036647A Pending JP2002275964A (ja) 1997-07-18 2002-02-14 水栓の取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002275964A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262775A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Cleanup Corp 水栓の取付構造及び取付方法
CN106638816A (zh) * 2017-01-18 2017-05-10 阮伟光 一种便捷式台盆龙头安装结构
CN109024781A (zh) * 2018-09-28 2018-12-18 厦门大锦工贸有限公司 一种台上快速安装的龙头及其安装方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262775A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Cleanup Corp 水栓の取付構造及び取付方法
CN106638816A (zh) * 2017-01-18 2017-05-10 阮伟光 一种便捷式台盆龙头安装结构
CN109024781A (zh) * 2018-09-28 2018-12-18 厦门大锦工贸有限公司 一种台上快速安装的龙头及其安装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009203648A (ja) 回転防止具
JP4062740B2 (ja) 水栓の取付装置
KR200415564Y1 (ko) 안테나 체결 장치
JP2002275964A (ja) 水栓の取付装置
JPH1181401A (ja) 水栓の取付装置
JP2000087461A (ja) 接続固定具
JP4330675B2 (ja) 機器支持用アームのデスク天板への取付装置
JP2002146862A (ja) 水栓の取付装置
JP2002227260A (ja) 水栓の取付構造
JPH10231825A (ja) 懸吊支持金具
JP3931272B2 (ja) 水栓取付構造
JPH11311354A (ja) 水栓の取付装置
KR200259290Y1 (ko) 칠판용 조명등기구
JP2002235347A (ja) 物品の取付構造
JP2002250060A (ja) 水栓の取付装置
JPH09316944A (ja) 水栓の取付構造
JP2002250061A (ja) 水栓の取付装置
JP2001020335A (ja) 取付け装置
JPH1193229A (ja) 水栓の取付構造
JP4859615B2 (ja) ガラスパネル材の支持部材
JP2764617B2 (ja) 台付混合栓の取付構造
JP3644027B2 (ja) 吐水具
JPH0561255U (ja) 給水栓取り付け装置
WO2024079715A1 (en) Fastening hook for fixing sinks or other similar articles to base surfaces
JPH0240115Y2 (ja)