JPH0729369U - 吐水管の回動規制構造 - Google Patents

吐水管の回動規制構造

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JPH0729369U
JPH0729369U JP6667293U JP6667293U JPH0729369U JP H0729369 U JPH0729369 U JP H0729369U JP 6667293 U JP6667293 U JP 6667293U JP 6667293 U JP6667293 U JP 6667293U JP H0729369 U JPH0729369 U JP H0729369U
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JP
Japan
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discharge pipe
faucet
water discharge
outer cylinder
water
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Pending
Application number
JP6667293U
Other languages
English (en)
Inventor
雅昭 永田
幸文 竹内
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吐出管を構成する外筒体が外方へ膨出しない
堅牢な回動規制構造を提供し、外観上の見栄えを良くす
る。 【構成】 水栓本体4の外周に吐水管2を構成する外筒
体3を回動自在に外嵌装着した水栓において、外筒体3
の内方に向かって突出する突起24を形成し、この突起
24の回動角度を所定範囲内に規制する案内溝23を水
栓本体4側に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水栓の吐水管を回動させた際、吐水管と壁面等との衝突を防止する ために吐水管の回動角度を所定範囲内に規制する回動規制構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すシングルレバー式混合水栓33では、その本体部34に取り付けら れた吐水管35は水平面内で回動可能に取り付けられている。 しかし、その回動角を一定範囲内に規制しないと、前記吐水管35が壁面等に 衝突して吐水管35が破損したり、また吐水管35先端の吐出口35aがシンク の水受面を外れた位置まで回動して、床面に水が流出してしまうという問題もあ った。 そこで、従来、かかる問題点を解決するために、前記本体部34に外装される 筒状外筒体36の背面側から本体部34内へ貫挿して係止ネジ37を設けた回動 規制構造が取られていた。
【0003】 すなわち、吐水管35が正面を向いている時には、図7の実線で示す位置に係 止ネジ37が配置されており、この状態で例えば本体部34に対し吐水管35を 回動させると、外筒体36が本体部34の外周に沿って、係止ネジ37が本体部 34の半円柱部38の一端部に当接する位置まで回動する(図7中の二点鎖線参 照)。この状態で吐出管35の回動が規制されて、それ以上は回動することはで きない状態となる。 ここで、前記半円柱部38は、本体部34の中央部にあたる部分で、外筒体3 6との間で混合水空間39を形成し、水路40及び湯路41はこの半円球部38 内を貫通して上方へ配設されている。
【0004】 一方、上記した方向と反対側に吐水管35を回動した時には、係止ネジ37は 半円柱部38の他端部に当たるので、上記したのと同様にして吐水管35の回動 が規制されることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の回動規制構造では、別部材からなる係止ネジ37を外筒体36 の背面側から本体部34内へ貫通して装着しているので、係止ネジ37のネジ頭 が外部へ出ていて、見栄えが悪かった。また、吐水管35を回動させる際に係止 ネジ37の部分が半円柱部38に頻繁に当たって、係止ネジ37が緩んで取付状 態が悪くなったりするので、外筒体36の肉厚を厚くする必要があるが、外筒体 36の肉厚を厚くした場合には、その部分が外部へ膨出してさらに、見栄えが悪 くなるという問題もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る吐水管の回動規制構造は、水栓本体に吐水管の回動基部となる外 筒体を回動自在に装着した水栓において、前記水栓本体と外筒体との衝合面の一 方側に突起が設けられ、前記衝合面の他方側に前記突起の回動角度を所定範囲内 内に規制して案内する案内溝が設けられた構造である。
【0007】
【作用】
水栓本体と外筒体との衝合面の一方側、例えば外筒体に内側へ突出する突起を 形成し、この突起を案内して回動角度を所定範囲内に規制する案内溝を、前記衝 合面の他方側である水栓本体側に設けているので、外筒体の外方には回動規制す るためのネジ等の部材が突出しない。このため、外観形状の見栄えが良好となる 。また、ネジ等の部材が不要となるために、このネジの取付状態を良くするため に従来必要であった程度に外筒体を厚くする必要がなくなる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案に係る吐水管の回動規制構造の実施例について図面を参照して説 明する。 図1乃至図3はシングルレバー式混合水栓に本考案に係る吐水管の回動規制構 造を用いた場合の第一実施例を示す図面であり、図1は分解斜視図、図2は要部 断面図、図3は図2におけるX−X線断面図である。
【0009】 図1はシングルレバー式混合水栓1において、吐水管2を一体にして取り付け た外筒体3を水栓本体4に装着する状態を示す分解斜視図である。 この混合水栓1は、周知の如くレバーハンドルの操作により揺動される揺動軸 の揺動により可動ディスクと固定ディスクとの相対位置を変化させて湯水を混合 するものであり、水路及び湯路は、中空構造からなる前記水栓本体4の内部を挿 通して水導管5,湯導管6を配設して構成されている。 そして、前記可動ディスクと固定ディスクによって水路及び湯路の開度が調節 された湯水は、外筒体3の水栓本体4への装着によって水栓本体4の中央部に形 成される混合室7(図2参照)へ流出され、混合室7を経由して吐水管2から吐 出される。
【0010】 水栓本体2は、全体として見ると円筒形状からなり、混合水栓1をシンクのカ ウンター等の固定基台に形成された開孔へ装着される装着部8と、該装着部8の 上部に形成される幅広の部材であって、前記固定基台の上面に載置される載置部 9と、該載置部9の上部に形成された複数の段差構造からなる湯水混合部10と 、該湯水混合部10の上部に形成される回動規制部11とによって構成されてい る。
【0011】 前記装着部8は、前記固定基台に形成された開孔内に装着した後に、固定基台 の裏面側からパッキン12,ワッシャー13,ナット14により固定基台を挟圧 して装着される部分である。 載置部9は、装着部8の装着により固定基台上に載置される部分であり、その 径は前記開孔の開孔径よりも大径になされている。
【0012】 湯水混合部10の下部は、載置部9との間で段差15が形成され、自在ワッシ ャー16の装着溝となされている。この段差15の上部が混合室7となる部分で あり、この混合室7となる部分を挟んで上下位置にはさらに段差17,18が形 成され、これら段差17,18には断面形状がU字状からなるUパッキン19, 20が外嵌されて水栓本体4と外筒体3との間を水密封止する。
【0013】 前記Uパッキン19の上部は、求芯リング21が外嵌されるリング溝22が形 成されている。この求芯リング21の外周面は多角形状になされ、外筒体3に内 嵌して装着され、これにより水栓本体4と外筒体3との衝合面の偏りを防止して 、外筒体3の回動をスムーズに行うことができる。
【0014】 回動規制部11は、外筒体3の回動角度を所定範囲内に規制するための案内溝 23を形成した部分である。この所定範囲とは、本混合水栓1の設置条件によっ て異なるが、例えば180度以内(例えば、150度程度)の範囲に設定され、 外筒体3を回動させたときにも、吐水管2が壁面等の障害物に当たらない最大の 角度に設定されている。
【0015】 案内溝23内を案内される部材は、本例では前記外筒体3の上縁内側に形成し た突起24であり、回動規制部11の上部は、外筒体3を水栓本体4の上方から 装着する際に突起24が挿通できる程度の大きさに切り欠いて凹部25が形成さ れている。
【0016】 上記構成からなるシングルレバー式混合水栓1において、水栓本体4に外筒体 3を装着するには、自在ワッシャー16、Uパッキン19,20、求芯リング2 1をそれぞの段差15,17,18,22に嵌め込んだ後に、外筒体3の突起2 4を回動規制部11の凹部25を通すように外筒体3を水栓本体4に装着して、 突起24を案内溝23に納める。
【0017】 しかして、吐水管2を回動させると、この吐水管2と一体になっている外筒体 3が回動し、前記突起24は案内溝23内を回動する。この時、万一吐水管2を 後壁面等に当接する程度に大きく回動させようとしても、案内溝23は前記所定 範囲内にしか形成されていないので、図3に示す如く、案内溝23の端縁面26 に当たって、それ以上の回動ができなくなる。しかも、突起24は外筒体3の内 方に向かって形成されているので、外筒体3の外観形状はそのような突起が膨出 して現れないので見栄えが悪くならない。
【0018】 図4及び図5は第二及び第三実施例を示す部分断面図である。 第二及び第三実施例では、上記した第一実施例の構成とは異なって、突起27 a,27bを水栓本体28側に設け、他方案内溝29を外筒体30の下部に形成 した場合である。図4に示す突起27aは、水栓本体28と一体に形成した場合 で、図5に示す突起27bは、水栓本体28に螺子体を後付けした場合であり、 いずれにしても突起27a,27bは外筒体30の内方側であって、外側へ膨出 しないように形成されている点、及び案内溝29が所定範囲内にわたって設けら れている点は第一実施例と同じであり、その作用も同様である。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、水栓本体の外周に吐水管の筒状部を回動 自在に外嵌装着した水栓において、水栓本体と吐水管筒状部との衝合面の一方に 突起を設け、他方に回動角度を規制する突起の案内溝を設けた構造であって、従 来のような係止ネジを用いないので、取付状態がゆるむおそれもなく、また外筒 体が外方へ膨出しない形状であるので、外観上の見栄えも良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る吐水管の回動規制構造の第一実施
例を示す図面であり、シングルレバー式混合水栓の要部
を示す分解斜視図である。
【図2】第一実施例を示す部分断面図である。
【図3】図2におけるX−X線断面図である。
【図4】第二実施例を示す部分断面図である。
【図5】第三実施例を示す部分断面図である。
【図6】従来例のシングルレバー式混合水栓を示す一部
断面側面図である。
【図7】従来例の回動規制構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1…シングルレバー式混合水栓 2…吐水管 3…外筒体 4,28…水栓本体 7…混合室 8…装着部 9…載置部 10…湯水混合部 11…回動規制部 23,29…案内溝 24,27a,27b…突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓本体に吐水管の回動基部となる外筒
    体を回動自在に装着した水栓において、前記水栓本体と
    外筒体との衝合面の一方側に突起が設けられ、前記衝合
    面の他方側に前記突起の回動角度を所定範囲内に規制し
    て案内する案内溝が設けられたことを特徴とする吐水管
    の回動規制構造。
JP6667293U 1993-11-08 1993-11-08 吐水管の回動規制構造 Pending JPH0729369U (ja)

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JP6667293U JPH0729369U (ja) 1993-11-08 1993-11-08 吐水管の回動規制構造

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JP6667293U JPH0729369U (ja) 1993-11-08 1993-11-08 吐水管の回動規制構造

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JPH0729369U true JPH0729369U (ja) 1995-06-02

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JP (1) JPH0729369U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002004363A (ja) * 2000-06-23 2002-01-09 Kvk Corp 分岐口付台付き水栓

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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