JP2952649B2 - シャワーヘッド - Google Patents
シャワーヘッドInfo
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Description
するものである。
を収納し、そのホースを適宜引き出して使用できるホー
ス収納タイプの水栓、及び水栓本体に一体状に吐水管が
突設されてなる固定式の水栓においては、それぞれ先端
に形式の異なるシャワーヘッドが取り付けられており、
タイプ別にシャワーヘッドが異なっているため、シャワ
ーヘッドの種類が多くなり、コスト高となってしまうと
いう問題点があった。
点に鑑み案出したものであって、1種類のシャワーヘッ
ドでホース収納タイプの水栓にも固定式の水栓にも取り
付けることのできるシャワーヘッドを提供せんことを目
的とし、その要旨は、ホース収納タイプ水栓のホース継
手先端に挿着可能であるとともに、固定式水栓の吐水管
先端にも挿着可能に形成された挿入軸を備えたシャワー
ヘッドであって、前記挿入軸の外周には、前記ホース継
手及び前記吐水管にそれぞれ形成された挿着溝孔を通し
嵌め込みリングが外嵌される抜止溝が形成されていると
ともに、該挿入軸の先端には、前記ホース継手の内周面
に突設されたキーが係合するキー溝が形成されているこ
とである。
には抜止溝が形成されており、挿入軸を挿着した状態
で、この抜止溝に対し嵌め込みリングを外嵌させて、嵌
め込みリングを介し、ホース収納タイプの水栓にも、ま
た固定式水栓の何れにもシャワーヘッドを取り付けるこ
とができ、シャワーヘッドは1種類のものを製造すれ
ば、タイプの異なる水栓に共用できるため、シャワーヘ
ッドのコストが低減し、また管理が容易となる。
する。図1はホース収納タイプの水栓の断面構成図であ
り、水栓本体1には傾斜状に突出して突出管部2が形成
されており、この突出管部2内には引出しホース5が収
納されており、引出しホース5の先端にはホース継手4
が接続され、このホース継手4の先端にシャワーヘッド
6が取り付けられて構成され、前記水栓本体1の上端に
は操作用のレバーハンドル3が設けられたものとなって
いる。
する取付構造を図2に拡大断面で示し、また図3にはシ
ャワーヘッド6とホース継手4を破断した分解図を示
す。前記シャワーヘッド6には外方へ突出して挿入軸7
が一体形成されており、シャワーヘッド6及び挿入軸7
は樹脂で形成されたものであり、挿入軸7の外周には、
根元側にオーリングを嵌め込み可能なオーリング溝8が
形成されており、このオーリング溝8の外側の外周には
抜止溝9が凹み状に形成されており、この抜止溝9内に
は、図示上方へ突出して補強リブRが、また下方へ突出
して回動規制突起10が形成されたものとなっており、
この抜止溝9の外側の外周はオーリングを嵌め込み可能
なオーリング段部11となって、このオーリング段部1
1の外側の挿入軸7の先端には、外周方向に等間隔で3
個所に先端が開放されたキー溝12が形成されたものと
なっている。
通状に挿着溝孔14が形成されており、この挿着溝孔1
4の奥側内周面は摺接部15となっており、摺接部15
の奥側には段状にオーリング当接面16が形成されてお
り、その奥側に突出して3個所にキー17が形成された
ものとなっている。前記挿着溝孔14には、外側より嵌
め込みリング18を差し込んで固定できるものとなって
おり、嵌め込みリング18は樹脂で形成され、基部19
の両端側に上方へ湾曲して延びる把持片20,20が一
体形成されており、基部19の上面は扇状凹部21とな
っており、基部19の側面には凹み状に工具掛け凹部2
2が形成されたものとなっている。
の挿入軸7を挿入させて、オーリング段部11の外周面
に外嵌させたオーリング23を、前記摺接部15及びオ
ーリング当接面16に当接させた状態として、先端のキ
ー溝12をホース継手4のキー17に係合させると、シ
ャワーヘッド6はキー溝12及びキー17の係合により
回転止めされた状態でホース継手4に取り付けられるも
のであり、この状態で前記嵌め込みリング18を挿着溝
孔14内に差し込むと、嵌め込みリング18の把持片2
0,20が前記抜止溝9の外周に嵌合し、この状態で
は、嵌め込みリング18によりシャワーヘッド6は最早
ホース継手4から抜脱することはなく、良好に抜止され
た状態となり、取り付けが完了する。
ース継手4の先端にシャワーヘッド6の挿入軸7を挿入
させて、その状態で嵌め込みリング18を挿着溝孔14
内に嵌め込んで、容易に抜止した状態にシャワーヘッド
6を固定することができるものである。なお、ホース継
手4は突出管部2に対し回動可能に構成されているた
め、適宜ホース継手4を回動させてシャワーヘッド6の
向きを変更させることができ、さらに必要に応じ、シャ
ワーヘッド6とホース継手4を前方側へ引き出して使用
することができるものである。
す。即ち、図4の水栓は、水栓本体30から一体状に吐
水管31が突出形成されているものであり、水栓本体3
0と同様に吐水管31は金属製であり、水栓本体30の
上端には操作用のレバーハンドル32が設けられてい
る。この固定式の水栓の吐水管31の先端に、前述した
シャワーヘッド6を取り付けることができるものであ
り、前記ホース収納タイプの水栓に取り付けられたシャ
ワーヘッド6をそのまま固定式の水栓の吐水管31に取
り付けることができるものとなっている。
1への取付状態の断面拡大構成図であり、図6は分解斜
視構成図である。シャワーヘッド6を吐水管31の先端
に取り付ける際には、別体の樹脂製のガイド部材40が
用いられ、このガイド部材40は図5に断面を示すよう
に、鍔部41の内側にリング状に、吐水管31の先端内
周面に嵌め込み可能な挿着部42が一体形成されてお
り、さらに鍔部41の上部には2個の回り止め突起4
3,43が一体状に突出形成されたものとなっており、
この樹脂製のガイド部材40を先ず金属製の吐水管31
の先端に取り付けるのであるが、予め吐水管31の先端
面34には回り止め突起43,43を嵌め込みできる係
合孔36,36が凹み状に形成されており、この係合孔
36,36内に回り止め突起43,43を嵌め込み、か
つ挿着部42を内周面に挿着させて、先端面34に鍔部
41を当接させてガイド部材40を吐水管31の先端面
に固定させることができ、この状態で、ガイド部材40
の内周面にシャワーヘッド6の挿入軸7を挿入させて、
挿入軸7を吐水管31に挿着することができ、この時に
オーリング溝8にオーリング24を外嵌させておくと、
このオーリング24の外周はガイド部材40の内周面に
摺接することとなり、オーリング24を介しガイド部材
40の内側で円滑に挿入軸7を回動できるものとなる。
即ち、この樹脂製のガイド部材40を用いないと、金属
製の吐水管31に直接樹脂製の挿入軸7及びシャワーヘ
ッド6が接触することとなり、挿入軸7及びシャワーヘ
ッド6が金属製の吐水管31により傷付くことがあるた
め、樹脂製のガイド部材40を介在させてシャワーヘッ
ド6を傷付くことなく、かつ良好に回動できるように取
り付けるのである。
状に挿着溝孔35が形成されており、この挿着溝孔35
内に下方より前述した嵌め込みリング18を嵌め込ん
で、嵌め込みリング18の把持片20,20を挿入軸7
の抜止溝9の外周に嵌め込み、嵌め込みリング18によ
りシャワーヘッド6の吐水管31からの抜脱を防ぐこと
ができるものである。
ース継手4のようなキー17は形成されておらず、固定
式水栓における吐水管31にシャワーヘッド6を取り付
ける場合には、シャワーヘッド6を吐水管31に対し回
動可能に取り付ける必要があるため、前述した樹脂製の
ガイド部材40を介在させるのであり、さらに嵌め込み
リング18が抜止溝9の外周に嵌め込まれた状態では、
図7に断面拡大図で示すように、抜止溝9に突出されて
いる回動規制突起10が、嵌め込みリング18の扇状凹
部21内に配置されることとなり、この扇状凹部21の
両端面には、この回動規制突起10が当接する当接面2
1a,21aが形成されているため、挿着溝孔35内に
固定された嵌め込みリング18に対し挿入軸7が回動さ
れる時には何れか側の当接面21aに前記回動規制突起
10が当接して回動が規制され、シャワーヘッド6は扇
状凹部21の範囲内でのみ回動可能なものとなる。即
ち、扇状凹部21の当接面21a,21a間距離を予め
設定しておけば、その範囲内でシャワーヘッド6の回動
範囲が決定されることとなる。
起10の外周面にさらに外側に突出して節度突起10a
を形成させておき、一方、扇状凹部21には所定間隔で
節度突起10aの係合する節度凹部21b,21b,2
1bを形成させておけば、挿入軸7が回動する際に、節
度突起10aが何れかの節度凹部21b内に係合して、
シャワーヘッド6の回動時の節度感が良好に得られるも
のとなる。
を、ホース収納タイプの水栓のホース継手4に取り付け
ることも、また、固定式水栓の吐水管31に取り付ける
こともでき、両タイプの水栓に1種類のシャワーヘッド
6を共用させることができ、シャワーヘッドの種類は1
種類で良く、製造コストを低減させることができ、1種
類であるため出荷時等の管理も容易なものとなる。しか
も、取り付けは、嵌め込みリング18を介し良好に抜止
してワンタッチで取り付けることができ、取付作業は極
めて容易なものとなる。
ス継手先端に挿着可能であるとともに、固定式水栓の吐
水管先端にも挿着可能に形成された挿入軸を備えたシャ
ワーヘッドであって、前記挿入軸の外周には、前記ホー
ス継手及び前記吐水管にそれぞれ形成された挿着溝孔を
通し嵌め込みリングが外嵌される抜止溝が形成されてい
るとともに、該挿入軸の先端には、前記ホース継手の内
周面に突設されたキーが係合するキー溝が形成されてい
ることにより、1種類のシャワーヘッドをホース収納タ
イプの水栓のホース継手の先端にも、また固定式水栓の
吐水管の先端にも共用して取り付けることができ、シャ
ワーヘッドは1種類であるため製造コストを低減させる
ことができ、管理も容易なものとなる。しかも、嵌め込
みリングを挿着溝孔内に嵌め込んで、嵌め込みリングを
介しワンタッチで抜止した状態に取り付けることがで
き、取り付けを極めて容易に行なうことができる。さら
にホース収納タイプのホース継手に取り付ける際には、
キー溝をキーに係合させて回り止めした状態で良好に取
り付けることができるものとなる。
ーヘッドを取り付けた状態の要部拡大断面構成図であ
る。
けた状態の要部拡大断面構成図である。
大説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ホース収納タイプ水栓のホース継手先端
に挿着可能であるとともに、固定式水栓の吐水管先端に
も挿着可能に形成された挿入軸を備えたシャワーヘッド
であって、前記挿入軸の外周には、前記ホース継手及び
前記吐水管にそれぞれ形成された挿着溝孔を通し嵌め込
みリングが外嵌される抜止溝が形成されているととも
に、該挿入軸の先端には、前記ホース継手の内周面に突
設されたキーが係合するキー溝が形成されていることを
特徴とするシャワーヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7108019A JP2952649B2 (ja) | 1995-04-08 | 1995-04-08 | シャワーヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7108019A JP2952649B2 (ja) | 1995-04-08 | 1995-04-08 | シャワーヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08275897A JPH08275897A (ja) | 1996-10-22 |
JP2952649B2 true JP2952649B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=14473926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7108019A Expired - Fee Related JP2952649B2 (ja) | 1995-04-08 | 1995-04-08 | シャワーヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2952649B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2017131420A (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 株式会社Lixil | 吐出装置 |
JP6701608B2 (ja) * | 2016-08-19 | 2020-05-27 | Toto株式会社 | 湯水混合水栓 |
KR102308136B1 (ko) * | 2021-01-22 | 2021-09-30 | 박학수 | 원터치식 착탈 구조를 갖는 샤워 헤드 |
-
1995
- 1995-04-08 JP JP7108019A patent/JP2952649B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08275897A (ja) | 1996-10-22 |
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