JPH0322370Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0322370Y2
JPH0322370Y2 JP1985067540U JP6754085U JPH0322370Y2 JP H0322370 Y2 JPH0322370 Y2 JP H0322370Y2 JP 1985067540 U JP1985067540 U JP 1985067540U JP 6754085 U JP6754085 U JP 6754085U JP H0322370 Y2 JPH0322370 Y2 JP H0322370Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water discharge
water
pipe
engagement
discharge pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985067540U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61184774U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985067540U priority Critical patent/JPH0322370Y2/ja
Publication of JPS61184774U publication Critical patent/JPS61184774U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0322370Y2 publication Critical patent/JPH0322370Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は給水栓における吐水管端部の吐水キ
ヤツプの取付構造の改良に関する。
この考案の目的は吐水管端部の形状について制
約を受けることなく、かつ美観に勝れ、加工が楽
でねじによることなく取付構造を簡素化すること
にある。
(従来技術) この種の従来例としては実開昭57−133670号公
報および同59−188566号公報に記載されたものが
ある。前者の例では、吐水キヤツプは吐水管端部
にねじを介して取付けられている。従つてねじを
利用して取付けるため吐水管の肉厚を必要以上に
厚くしなければねじ溝を設けることができない欠
点があつた。
このため取付部分に別の部材を必要とし、製造
コストが高くなる欠点を生じていた。また取付部
にはねじが露呈し、外観上において美観を損なう
欠点もあつた。
後者の例では、吐水キヤツプの取付部分にねじ
が必要となるためパイプ等の比較的肉厚の薄い吐
水管ではねじを設けることができないため、取付
部に別の部材を設ける必要性が生じ、製造コスト
が前者と同様に高くなる欠点があつた。
またねじを介して取付けるため取付部の断面形
状に制約を受ける不便があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来例では吐水管端部の断面形状は制約を受
け、また美観に欠ける欠点や加工が容易でない問
題点があつた。
(問題を解決するための手段) この考案は、吐水管端部に係合孔を設け、他方
一側に吐水管用挿孔を、他側に吐水路を開口した
中空の断面略L字形の吐水キヤツプ本体を設け、
吐水キヤツプ本体の吐水管用挿孔に吐水管端部の
係合孔が吐水路の直下から望める位置まで吐水管
端部を挿入させ、別に吐水管端部の係合孔に対応
する係合片を設けた係合部材を設け、係合部材を
吐水キヤツプ本体の吐水路側から吐水管端部の係
合孔に向けて挿入させ、係合部材の係合片を吐水
管端部の係合孔に嵌合させると共に、係合部材を
吐水キヤツプ本体に固定させてなるものである。
(実施例 1) 本例は第1図ないし第3図に示されるものであ
る。断面円形の公知の金属パイプによる吐水管1
0、吐水キヤツプ本体12、係合部材14らから
構成されている。
吐水管10は断面円形のものを示したがこの考
案ではとりわけ断面方形その他異形のものでもよ
い。吐水管10端部にはその軸心方向の外側に円
形の溝16が形成され、この溝16にOリング1
8が嵌合されている。
そして前記の溝16の外側のの吐水管10端部
の一部にその軸心方向に円弧状の係合孔20が設
けられている。他方、この吐水キヤツプ22は後
述するように吐水キヤツプ本体12、係合部材1
4から構成されているが、吐水キヤツプ本体12
は内部が中空の断面略L字形のものであつて、一
側に吐水管用挿孔24を、他側に吐水路26が開
口されている。
吐水管用挿孔24と反対側の吐水キヤツプ本体
12の内壁の一部には後述の環状の部材36に突
設させた回転防止片30を嵌合支持させるため回
転防止片30に対応させた凹部32が設けられて
いる。また吐水路26の周囲には円筒部材40を
吐水キヤツプ本体12に装着させるためのねじ3
4が形成してある。
吐水キヤツプ22を吐水管10端部に嵌合させ
た場合その抜け止めを行うため係合部材14を設
ける。この係合部材14は第3図に示すような環
状の部材36と、パツキング38及び円筒部材4
0からなり、(第1図及び第2図参照)、環状の部
材36には吐水管10に設けた係合孔20に係合
させる係合片42が突設され、係合片42の対向
側には前記の吐水キヤツプ本体12の内壁の一部
に設けた凹部32に支持される回転防止片30が
突設されている。
パツキング38は公知の通り環状のものであ
る。円筒部材40は円筒状のものであり、その周
面には吐水キヤツプ本体12の吐水路26の周囲
に設けたねじ34に対応させてねじ44が設けて
あり、円筒部材40の一側の開口部には整流網4
6が装着されている。
この例の組立要領は、吐水キヤツプ本体12の
吐水管用挿孔24を吐水管10端部に嵌合させた
Oリング18を越えて挿入させ、環状の部材36
を吐水キヤツプ本体12の内部に装入させて係合
片42を吐水管10に設けた係合孔20に支持さ
せ、他方回転防止片30を吐水キヤツプ本体12
の内壁の一部に設けた凹部32に嵌合させる。つ
まり吐水管10の係合孔20が吐水路26側から
望める位置までキヤツプ本体12を吐水管10端
部に挿入することになる。
そして環状の部材36の外側にパツキング38
を支持させ、更に円筒部材40の整流網46を外
側に向け、パツキング38に向けて吐水キヤツプ
本体12の吐水路26の内側にねじ44を介して
円筒部材40を装着させてなる。
(実施例 2) 本例は第4図および第5図に示されるものであ
るが、実施例1と本質的に何んらの変化はなく、
吐水管10、吐水キヤツプ本体12、円筒部材4
0、パツキング38の構成は実施例1のものと同
一である。実施例1と異なる点は環状の部材47
の構造であり、第5図に示すように環状のもので
あるが、実施例1における係合片42が環状の係
合片48として設けられている。
本例においては実施例1における回転防止片3
0に相当するものは設けられていない。
組立要領についても同一であり、吐水管10に
設けた係合孔20に環状の部材47の係合片48
の一部が嵌合され、またその係合片48の一部は
吐水キヤツプ本体12の内壁の一部に設けた凹部
32に支持されている。
本例の凹部32は吐水キヤツプ本体12の内壁
において円弧状に設ける必要はある。
従つてこの係合部材47は係合孔20と凹部3
2に支持された自由に回動するのが係合状態は常
に解放されない。その他の構成は実施例1と同一
であるから、説明を詳略してある。
(実施例 3) 本例は第6図に示されるものであつて、実施例
1および同2と本質的差異はなく、吐水管10、
パツキング38は同一であり、吐水キヤツプ本体
50、係合部材52が若干相違し、実施例1、同
2における環状の部材と円筒部材が本例では一体
に形成されている。吐水キヤツプ本体50の内壁
の一部には実施例1、同2の凹部34に代えて円
弧状の突起54が設けられている。その他の構成
は実施例1、同2の吐水キヤツプ本体12の構成
と同一である 係合部材52の整流網46の反対側に実施例1
における係合片42、同2における環状の係合片
48に相当するものとして本体部分と一体に環状
の係合片56が形成されている。
従つてこの係合片56の一部は吐水管10の係
合孔20に嵌合され、係合片56の一部は吐水キ
ヤツプ本体12の内壁の一部に設けた突起54に
当接されている。その他の構成は実施例1、同2
と同一であるから説明は省略してある。
(実施例 4) 本例は第7図および第8図に示されるものであ
つて、吐水キヤツプ本体50、係合部材52は実
施例3の場合と同一であるが、吐水管58の構成
は実施例1ないし同3と異なる。
吐水管58端部に環状の溝16が設けられ、こ
の溝16にOリング18が嵌合されていることは
実施例1ないし同3と同一であるが、溝16の外
側の吐水管58の周面の一部を切欠いて係合60
が形成されている。
そしてこの係合孔60に向けて係合部材52の
係合片56が支持されている。その他の構成は他
の実施例と同一であり、その説明は省略してあ
る。
(効果) この考案は上記の構成であるから以下の利点を
有する。
(1) 吐水管に対して吐水キヤツプ本体を取付ける
構造は吐水管端部の係合孔に係合部材の係合片
を嵌合させると共に、係合部材を吐水キヤツプ
本体に固定させるため、吐水管端部に一切ねじ
構造を必要としないので、吐水管端部の肉厚、
材質および吐水管端部の断面形状に制限される
ことなく、吐水管に対して吐水キヤツプ本体を
固定することができる。
(2) 吐水管と吐水キヤツプ本体との固定部分が吐
水キヤツプ本体内で、吐水キヤツプ本体の吐水
路側から望める位置であるため、固定作業がし
易くなると共に、固定部分が外部に露出するこ
とがなく、固定部分に漏水防止加工が施さなく
ても、吐水管および吐水キヤツプ本体の外部に
漏水することがない。
従つて、固定部分が外部に露出することがな
いので、美観的に優れたものを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の断面図、第2図は第1図の
斜視図、第3図は環状の部材の斜視図、第4図は
実施例2の断面斜視図、第5図は本例の環状の部
材の斜視図、第6図は実施例3の断面図、第7図
は実施例4の断面図、第8図は第7図の要部斜視
図、第9図は使用状態を示す側面図である。 主要部分の符号の説明、10……吐水管、12
……吐水キヤツプ本体、14……係合部材、20
……係合孔、42……係合孔、50……吐水キヤ
ツプ本体、52……係合部材、56……係合片、
58……吐水管、60……係合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吐水管端部に係合孔を設け、他方一側に吐水管
    用挿孔を、他側に吐水路を開口した中空の断面略
    L字形の吐水キヤツプ本体を設け、吐水キヤツプ
    本体の吐水管用挿孔に吐水管端部の係合孔が吐水
    路の直下から望める位置まで吐水管端部を挿入さ
    せ、別に吐水管端部の係合孔に対応する係合片を
    設けた係合部材を設け、係合部材を吐水キヤツプ
    本体の吐水路側から吐水管端部の係合孔に向けて
    挿入させ、係合部材の係合片を吐水管端部の係合
    孔に嵌合させると共に、係合部材を吐水キヤツプ
    本体に固定させてなる吐水キヤツプを備えた吐水
    管。
JP1985067540U 1985-05-08 1985-05-08 Expired JPH0322370Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985067540U JPH0322370Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985067540U JPH0322370Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61184774U JPS61184774U (ja) 1986-11-18
JPH0322370Y2 true JPH0322370Y2 (ja) 1991-05-15

Family

ID=30601460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985067540U Expired JPH0322370Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0322370Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924464B2 (ja) * 1976-07-29 1984-06-09 株式会社東芝 電子式表示装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027179Y2 (ja) * 1982-08-02 1985-08-16 株式会社カクダイ製作所 水栓
JPS59178473U (ja) * 1983-05-11 1984-11-29 株式会社 田渕製作所 給水栓

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924464B2 (ja) * 1976-07-29 1984-06-09 株式会社東芝 電子式表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61184774U (ja) 1986-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04266683A (ja) 隠閉式給水取付具用のローゼット
CA2101703A1 (en) Seal for spin-on filter
JPH0322370Y2 (ja)
JPH022267Y2 (ja)
JPH0248523Y2 (ja)
CN211820921U (zh) 一种出水装置水管的定位结构
JP4203973B2 (ja) 給水栓の吐水管
JPH0123346Y2 (ja)
JPH0326834Y2 (ja)
CN217603481U (zh) 一种龙头阀芯调节连接装置
JPH0540133Y2 (ja)
JPH0126081Y2 (ja)
JPH0120460Y2 (ja)
JPS595993Y2 (ja) 把手取付装置
JP3663589B2 (ja) 埋込型水栓における回転吐水口
JPH039187A (ja) 配管用ボックス内へのエルボの固定構造
JP3189647B2 (ja) 水 栓
JPS5833607Y2 (ja) 照明用笠の回転装置
JPS6015803Y2 (ja) 水栓
JPH0810581Y2 (ja) ホース巻取器
JPH0134142Y2 (ja)
JPS5825663Y2 (ja) シャ−シ取付装置
KR970058625A (ko) 지지용 다리
JP2533542Y2 (ja) カランの取付構造
JPH0486994U (ja)