JPH0134142Y2 - - Google Patents

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JPH0134142Y2
JPH0134142Y2 JP7992483U JP7992483U JPH0134142Y2 JP H0134142 Y2 JPH0134142 Y2 JP H0134142Y2 JP 7992483 U JP7992483 U JP 7992483U JP 7992483 U JP7992483 U JP 7992483U JP H0134142 Y2 JPH0134142 Y2 JP H0134142Y2
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JP
Japan
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screw
hole
front case
case
mounting
Prior art date
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JP7992483U
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JPS59185683U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防水時計に係り、フロントケースとリ
アケースの両取付部との間に介在されるシールド
部材にリアケースの孔に挿通されて突出する筒形
突出部を一体形成し、筒形突出部を挿通してフロ
ントケースのネジ穴に螺合する取付ネジを締め付
けて筒形突出部を取付ネジに密着させて浸入を防
止することにより、パツキンの個数が少なくコス
トが安価となり、組立て作業性の良い防水時計を
提供することを目的とする。
従来より、台所等の汚れの付き易い場所に配置
される壁掛時計等の中には防水化して水洗い可能
としたものがある。従来のこのような防水時計は
第1図に示す如く、樹脂製のリアケース1の側壁
1aに囲まれる空間2に時計本体を取り付け、時
計本体の表示面上を板ガラス3で覆い、更に、リ
アケース1の側壁1aより外側の外周部1bと、
これに対応した形状の樹脂製のフロントケース4
とをネジ止めし、側壁1aとフロントケース4の
内側周縁4aによつて板ガラス3を挟持固定して
いる。ここで、リアケース1の外周部1bに設け
られた凹部1cに穿設された孔よりタツピンネジ
5を挿入して凹部1cに対応してフロントケース
4に設けられた有底円筒状のボス部4bに捩じ込
むことによりフロントケース4をリアケース1に
固定している。なお、フロントケース4とリアケ
ース1との当接部にはパツキン6,7,8が設け
られている。この場合、フロントケース4のボス
部4bは有底円筒状のため、タツピンネジ5のネ
ジ山に沿つて水が侵入しても、この水がボス部4
bから外に出ることはない。
しかし、デザイン上の理由等によつてフロント
ケースが金属製とされた場合、第2図に示す如
く、フロントケース14にはネジ穴14aが設け
られ、フロントケース14は小ネジ15によつて
リアケース11に固定される。この場合、小ネジ
15のネジ山に沿つて浸入する水がフロントケー
ス14内にたまると、金属製のフロントケース1
4がさびる等の問題があり、フロントケース14
に水抜き穴を設けることもデザイン上好ましくな
いので、リアケース11とフロントケース14と
の間を密封するパツキン10の他に、小ネジ15
のネジ頭とリアケース11の凹部11cとの間に
リング状のパツキン18を介装してネジ山からの
浸水を防止していた。しかし、ネジ止め部分が多
い場合にはパツキン18の点数が多くなつて価格
が上がり、また作業性が悪化する等の欠点があつ
た。
本考案は上記の欠点を除去したものであり、以
下図面と共にその一実施例につき説明する。
第3図は本考案になる防水時計の一実施例の断
面図を示す。同図中、第2図と同一部分には同一
符号を付す。第3図中、11は略円盤状のリアケ
ースであり、リアケース11上には円筒状の側壁
11aが立設されている。リアケース11を底部
とし側壁11aに囲まれる空間12内には例えば
ムーブメント、文字板、指針よりなる時計本体
(図示せず)が取り付けられる。側壁11a上に
は板ガラス13が載置されて時計本体を覆つてい
る。この板ガラス13の周縁は断面コ字状のパツ
キン16に被われており、このパツキン16が側
壁11aに当接している。
また、リアケース11の側壁11aより外側の
第1の取付部である外周部11bにはリアケース
11の中心より所定半径の円周上に等間隔で例え
ば8個のネジ止め用の凹部11cが設けられ、各
凹部11cの中央位置にはネジ挿入用の孔11d
が穿設されている。また、外周部11bの側壁1
1aと凹部11cとの間にはフロントケース14
の端部14cが当接するリブ11eが立設されて
いる。
リアケース11の外周部11b上には第4図に
示す如きリング状のシールド部材であるパツキン
17が載置される。パツキン17にはリアケース
11の凹部11cに対応する位置に筒形突出部で
ある円筒部17aが設けられている。各円筒部1
7aの高さAは第3図に示す如く凹部11cとフ
ロントケース14の相対部分との距離Bより大と
されており、円筒部17aの外径は孔11dの内
径と略同一とされている。また、パツキン17の
外周には全周にわたつて突起17b,17cが設
けられている。このパツキン17は円筒部17a
を凹部11cの孔11dに挿通され円筒部17a
の端部が突出した状態でリアケース11の外周部
11bに載置されてる。
フロントケース14は金属製で断面U字状のリ
ング状をしており、第1の取付部である外周部1
1bに相対した第2の取付部である辺14bには
凹部11cに対応した位置にネジ穴14aが穿設
されている。このフロントケース14は辺14b
を円筒部17a及び突起17b,17c夫々に当
接させて載置され、フロントケース14はリアケ
ース11と協同して室20を形成する。
この後、凹部11cよりパツキン17の円筒部
17a内に座付小ネジ19が挿入され、この座付
小ネジ19がネジ穴14aに螺合する。この座付
小ネジ19を締め付けてパツキン17を収縮さ
せ、第5図に示す如く、このパツキン17の収縮
分だけフロントケース14を変位させ、フロント
ケース14の端部14cをリアケース11のリブ
11eに当接させると共にフロントケース14の
端部14dをパツキン16に当接させて押圧す
る。このパツキン17の収縮によりリアケース1
1の端部11fとフロントケース14の一辺との
間はパツキン17の突起17b,17c部分によ
つて密封され、また、側壁11a、板ガラス1
3、フロントケース14の端部14cとの間はパ
ツキン16により密封される。更にパツキン17
の円筒部17aの凹部11cより突出した部分が
座付小ネジ19の座で押されて収縮することによ
り円筒部17aが座付小ネジ19の表面及び孔1
1dの内周面に密着して密封される。従つてフロ
ントケース内に水が浸入することが防止される。
ここで、パツキン17の製造コストは第2図に
示す従来のパツキン10とほとんどかわらない。
従つて、従来各ネジ15に必要だつたパツキン1
8の分だけ製造コストが下がり、更に作業性が良
くなる。
上述の如く、本考案になる防水時計は中央に時
計本体を収納しその外周に孔を穿設した第1の取
付部を有するリアケースと、リアケースと協同し
て室を形成し第1の取付部に対応してネジ穴を穿
設した第2の取付部を有するフロントケースと、
孔及びネジ穴に対応しており孔に挿通されて突出
する筒形突出部を一体形成されると共に第1の取
付部と第2の取付部との間に介在されて室を密に
保つシールド部材と、孔に挿通された筒形突出部
を挿通してネジ穴に螺合する取付ネジとよりな
り、取付ネジを締め付け筒形突出部を収縮させて
該取付ネジに密着させ室への浸水を防止するよう
構成したため、従来取付ネジ各個に必要であつた
パツキンが不要でそのコストが安価となり、組立
て作業性が良くなる等の特長を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図夫々は従来の防水時計の各例の
断面図、第3図、第5図は本考案になる防水時計
の一実施例の各状態の断面図、第4図は第3図及
び第5図に示すパツキンの平面図である。 11……リアケース、11a……側壁、11b
……外周部、11c……凹部、13……板ガラ
ス、14……フロントケース、14a……ネジ
穴、14a……辺、16,17……パツキン、1
7a……円筒部、17b,17c……突起、19
……座付小ネジ、20……室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央に時計本体を収納しその外周に孔を穿設し
    た第1の取付部を有するリアケースと、該リアケ
    ースと協同して室を形成し該第1の取付部に対応
    してネジ穴を穿設した第2の取付部を有するフロ
    ントケースと、該孔及び該ネジ穴に対応しており
    該孔に挿通されて突出する筒形突出部を一体形成
    されると共に該第1の取付部と第2の取付部との
    間に介在されて該室を密に保つシールド部材と、
    該孔に挿通された筒形突出部を挿通して該ネジ穴
    に螺合する取付ネジとよりなり、該取付ネジを締
    め付け該筒形突出部を収縮させて該取付ネジに密
    着させ該室への浸水を防止するよう構成した防水
    時計。
JP7992483U 1983-05-27 1983-05-27 防水時計 Granted JPS59185683U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7992483U JPS59185683U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 防水時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7992483U JPS59185683U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 防水時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59185683U JPS59185683U (ja) 1984-12-10
JPH0134142Y2 true JPH0134142Y2 (ja) 1989-10-17

Family

ID=30209916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7992483U Granted JPS59185683U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 防水時計

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JP (1) JPS59185683U (ja)

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JPS59185683U (ja) 1984-12-10

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