JPH0226391A - 給水管の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、防水性と施工性が良好な給水管の構造に関す
る。

（従来の技術と発明が解決しようとする課題）第４図は
従来の給水管の端部の接続構造を示すものであり、壁体
の取付パネル１の内部側に下方から立設配管された架橋
ポリエチレン製の給水管２の上端部は圧縮式継手３によ
り砲金製の水栓ソケット４の端部に接続されており、該
水栓ソケット４の他端は取付へネルｌの外側に突出配置
され、水栓５の雄ネジ部５ａがねじ込み固定されるよう
になっている。

なお、図中６．６は取付パネルｌへ固定するための締付
はナツトである。

このように、従来架橋ポリエチレン製の給水管２を使用
する場合、圧縮式継手３が必要であるが、該圧縮式継手
３は漏水し易いという欠点を有しており、さ゛らに、該
圧縮式継手３は取付パネル１の裏側に位置しているので
、施工後はそのままでは漏水の発見が不可能であり、周
辺部の腐食などを助長することとなっていた。

また、かかる従来例では圧縮継手３の施工は、壁体の取
付パネルｌの配設施工に先行して行なわなければならな
いという制約がある。

さらに、上記圧縮継手３や砲金製の水栓ソケット４は高
価であり、これらを使用することがコストアップの要因
をなっていた。

本発明は、かかる従来の課題を解決することを目的とし
て提案されたものである。

（課題を解決するための手段） を２目的を達成するため、本発明に係る給水管の構造で
は、水栓ソケット部と配管本体とを合成樹脂にて一体成
形することにより、圧縮式継手を省略したことを特徴と
するものである。

（実施例） 以下、本発明の好適な実施例を図面により説明する。

第１図乃至第２図は本発明の一実施例を示し、第１図に
示すように、本実施例に係る給水管ＩＯは、水栓ソケッ
ト部１１と配管本体１２とが架橋ポリエチレンにて一体
成形されており、従来の圧縮式継手を省略してなるもの
である。

水栓ソケット部１１は、直線状の配管本体端部から一体
に直角方向に折曲されて形成されており、第２図に示す
ように先端には所定個数のビス穴１３が穿設されたフラ
ンジ１４が形成され、内周には雌ネジ１５が刻設されて
いる。

しかして、施工にあたっては、第３図に示すように、ま
ず壁体１６に固定サドル１７にて固定された配管用の樹
脂製フレキシブル管１８に配管本体１２を挿入し、下端
部を図示しない他の配管を接続する。

一方、水栓ソケット部１１は、フランジ１４を取付パネ
ルＩ９に当接させた状態で各ビス穴１３の位置で取付パ
ネル１９にビス２０で固定し、水栓２１の雄ネジ部２１
ａを雌ネジ１５に螺合して固定すればよい。

また、図中２２はビス固定用の当てプラスチック片であ
り、２３はビス２０の取付後に水栓ソケット部１１を体
裁良く被覆するだめの化粧カバープレートである。

かかる構成からなる本実施例では、水栓ソケット部と配
管本体とを合成樹脂にて一体成形することにより、圧縮
式継手を省略しているため、施工時間が短縮されると同
時に、該圧縮式継手からの漏水という問題を完全に解消
しつる。

また、圧縮継手がないため、給水管ｌＯの施工は取付パ
ネル１９の配設施工後に行なうこともでき、いわゆるス
リーブ工法に適している。

さらに、上記従来例と異なり圧縮継手や砲金製の水栓ソ
ケットが不要であるから安価に提供しつるものとなる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形例が可能
なことは言うまでもない。

（発明の効果） 本発明は上述した如く構成されており、水栓ソケット部
と配管本体とを合成樹脂にて一体成形し、圧縮式継手を
省略したことにより、施工性、防水性能が格段に向上し
、コストダウンを図ることができとともに、配管作業を
壁の取付パネルの施工後に行なうこともできる等、種々
の有用な効果を奏しつるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の一実施例を示し、第１図は
本実施例に係る給水管の構成を示す概念図、第２図は水
栓ソケット部の要部断面図、第３図は施工態様を示す要
部説明図、第４図は従来例を示す要部説明図である。 ４・・・フランジ、　　　　１５・・・雌ネジ、９・・
・取付パネル、 ０・・・化粧カバープレート、 １・・・水栓。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水栓ソケット部と、配管本体とを合成樹脂にて一体成形
   してなることを特徴とする給水管の構造。