JPH0297795A - 継手への流体管の接続方法及びこれに使用される継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、湯、水、ガス等の流体を通す流体管を継手に
接続する場合の継手への流体管の接続方法及びこれに使
用される継手に関する。

（従来の技術） 近時、建物の給湯給水配管や、ガス配管などにポリエチ
レン等の架橋構造をもったフレキシブルな合成樹脂製の
流体管が使用されるようになってきている。

従来、継手（９０）に管（８０）を接続する場合には、
第９図に示すように、管（８０）の内側及び外側に管端
より内リング（７１）及び外リング（７２）を嵌挿し、
これを継手（５０）の接続口に袋ナツト（７０）で締め
付けることによりなされていた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の接続構造によると、ｔ
ａ続にいくつもの部品を要し、このため接続作業も大変
面倒てあり、コスト高となり、また部品を紛失しやすい
等の問題があった。

本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、
鋼管あるいは合成樹脂管で形成された流体管を継手に、
簡単でしかも確実に接続することかできる継手への流体
管の接続方法及びこれに使用される継手を提供しようと
するものである。

（課題を解決するための手段） すなわち、本発明の接続方法は、請求項１記藏のように
「水栓、ガスコック等を取り付けるための取付口と、湯
、水、ガス等の流体管を挿入するための管挿入口とを有
する継手に対して、流体管を接続する接続方法であって
、 継手の取付口に向けて開口させるように流体管の管端を
切り欠き、 次いで、この流体管の管端を継手の管挿入口より挿入し
て、前記流体管の切り欠いた管端の開口を継手の取付口
側流路内に臨ませ、 次いで、固定部材を継手の取付口から挿入し、継手の管
挿入口より挿入した流体管を貫通させて継手の内壁に固
定することにより、流体管を継手に接続する」ことを特
徴としている。

また、この接続方法に使用される継手は、請求項２記載
のように［水栓、ガスコック等を取り付けるための取付
口と、湯、水、ガス等の流体管を挿入するための管挿入
口と、取付口から挿入された固定部材を固定するため取
付口奥の継手内壁に取付口に臨むように形成された固定
部とを備えた」ことを特徴としている。

（発明の作用） 請求項１記載の接続方法にあっては、湯、水、ガス等の
流体を通すフレキシブルな流体管の管端を継手の取付口
に向けて開口させるように切り欠いておき、この流体管
の管端を継手の管挿入口より挿入し、継手の取付口から
挿入した固定部材によって前記流体管を継手の内壁に固
定する方法なので、その接続作業はきわめて簡単に行な
うことができる。

また、流体管は固定部材の貫通によって継手から抜は止
め状態に固定されるので、袋ナツトの締め付けによる接
続と異なり、袋ナツトの締付力が不足して継手から管が
容易に抜脱したりするということかない。

また、請求項２記載の継手は、前記配管方法に適し、内
壁に形成された固定部に継手の取付口から挿入した固定
部材を固定することにより、継手の管挿入口より挿入さ
れた流体管を継手の内壁に固定することができる。

（実施例） 以下、図面を参照して、本発明に係る接続方法及び継手
について詳細に説明する。

本発明に係る接続方法は、まず、第１図に示すように、
鋼管、あるいはポリエチレン等の架橋構造をもったフレ
キシブルな合成樹脂管で形成される流体’）ｔ−（２）
の管端を、第２図に示す継手（１）の管挿入口（１１）
に挿入したときに継手（１）の取付口（１２）に開口さ
せるように、斜めに切り欠く。

この切り欠きは、継手（１）の取付口（１２）から挿入
するビス等の固定部材を貫通させる部分を形成し、また
、継手（１）内の流路を閉塞させないようにするためで
ある。したがって、図に示す実施例のように斜め切り欠
かれている場合に限らず、階段状に切り欠いてもよく、
その他、切り欠きは、固定部材を貫通させる部分を形成
し、継手（１）内の流路を閉塞させないものであれば、
その形状は問わない。

次に、第２図に示すように、流体管（２）の管端を継手
（１）の管挿入口（１１）より挿入して、流体管（２）
の切り欠いた管端の開口（２０）を管端を、継手（１，
）の取付口（１２）側流路内に臨ませる。すなわち、継
手（１）の取付口（１２）側からみた継手（１）の流路
内に流体管（２）の管端が突出するまで流体管（２）の
管端を継手（＋）の管挿入口（１１）より挿入し流体管
（２）の切り欠いた管端の開口（２０）か継手（＋）の
取付口（１２）側流路内に臨むようにする。

そして、第３図に示すように、継手（１）の取付口（１
２）から固定部材であるビス（３）を挿入して、継手（
１）の管挿入口（１１）より挿入した流体管（２）を貫
通させ、流体管（２）の管端を継手（１）の内壁に固定
し、流体管（２）を継手（１）に接続する。

継手（１）の取付口（１２）から挿入する固定部材は、
流体管（２）を貫通させて継手（１）の内壁に固定され
るものであればよく、図に示すようなビス（３）の他、
頭付きのビンでもよい。また、流体管（２）の管端を継
手（１）の内壁に固定するのは、１個の固定部材で固定
する場合に限らず、複数の固定部材で固定してもよい。

この接続方法では、流体管（２）には固定部材の貫通孔
（２１）が形成されるが、この貫通孔（２１）は固定部
材によって流体管（２）に孔をあけるようにしてもよく
、あるいは、図に示すように流体管（２）に予め貫通孔
（２１）を形成しておき、固定部材を挿通して貫通させ
るようにしてもよい。

また、この接続方法では、流体管（２）の管端な固定部
材て直接固定するようにしているか、流体管（２）が樹
脂管の場合、流体管（２）の管端の強度を高め、より確
実な固定ができるようにするため、例えば第５図に示す
ように流体管（２）の管端に金属製のインナースリーブ
（３０）を嵌挿させてもよい。インナースリーブ（３０
）は、第６図に示すように筒体の一部を切り欠いてハネ
性をもたせ、これの拡がりを利用して流体管（２）内側
に密着できるようにしてもよい。また、インナースリー
ブ（３０）たけでなく流体管（２）の外側に嵌挿するア
ウタースリーブを併用してもよい。

次に、前記接続方法に使用される継手（１）について説
明する。

第２図、第３図及び第４図に示すように、継手（１）は
、雌ねじ（１３）の切られた水栓等を取り付けるための
取付口（１２）を有し、波路か直角に形成され、前記流
路の取付口（］２）とは反対側に、管を挿入するための
管挿入口（１１）が形成されている。

取付口（１２）の雌ねじ（１３）には、水栓、あるいは
水栓に接続される接続管の雄ねじが螺合するようになっ
ている。なお、このような取付口（１２）の構造は、雌
ねじが形成された水栓あるいは接続管に対しては雄ねじ
が形成された取付口（１２）、　Ｑｉに筒状の水栓ある
いは接続管に対してはこれを嵌挿させる筒状の取付口（
１２）というように、水栓等の構造に応し、これらを取
り付けできる構造であればよい。

取付口（１２）と管挿入口（１１）との間の継手（１）
の流路は、屈曲している必要はあるが、特に実施例のよ
うに、直角である必要はない。

管挿入口（１１）の内壁には、流体の漏れ止め用の０リ
ング（１４）が嵌め込まれている。この流体の漏れ止め
の構造は、テープ、接着材等によって封着する構造とし
てもよく、前記実施例の構造に限られない。

さらに継手（１）には、取付口（１２）奥の継手（１）
内壁に取付口（１２）から挿入された固定部材を固定す
るための固定部（４）が形成されている。この実施例に
示す継手（１）の固定部（４）は、固定部材であるビス
（３）が螺着されるように、螺孔が形成されている。

このような固定部（４）は固定部材が固定できる構造で
あればよく、固定部材がタッピングネジのような場合に
は、固定部（４）は螺子溝の切られる孔で形成され、固
定部材が頭付きのピンの場合には、固定部（４）は打ち
込み又は挿通される孔で形成された構造となる。

このような継手（１）は、前記接続方法に使用され、第
７図及び第８図に示すように、各種水栓等の取り付は配
管工事がなされる。なお、第７図は継手（１）か四裏に
直接設置され、水栓（６０）の取り付は配管がなされた
場合であり、この場合の継手（１）は、上部に木ネジ挿
通孔な有する取付部（５）か形成されたものが使用され
、継手（１）は壁衷の桟（５０）にネジ止めにより固定
されている。また、第８図は継手（１）がボックス（４
０）内に収納され、流体管（２）はボックス（４０）に
接続された町どう管内（４１）に保護されて水栓（６０
）の取り付は配管かなされた場合である。この場合の継
手（１）は、嵌合ネジ止め等によってボックス（４０）
内に保持されるようになっている。

この他、ガス栓の取り付は配管工事においても同様の配
管がなされる。

（発明の効果） 以上説明したように、請求項１記載の接続方法により、
又請求項２記載の継手を使用することにより、湯、水、
ガスを通す銅管あるいはフレキシブルな合成樹脂管で形
成された流体管を、きわめて簡単かつ確実に継手に接続
することかでき、従来のような接続作業の面倒さかなく
、また、接続に要する部品点数も少なく、紛失等の問題
も生ぜず、非常に安価に済む。

なお、ｔｓｈ求項求肥ｌ記載続方法では、継手の取付口
から固定部材を取り外すことにより、接続した流体管と
継手とを分離することができ、第７図及び第８図に示す
ように、各種水栓等の取り付は配管工事がなされた後、
継手の交換や修理を、壁をはつることなく簡単に行なう
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図までは請求項１記載の接続方法につい
て説明するための各工程を示す各斜視図、第４図は継手
に流体管が接続された状態を示す断面図、第５図及び第
６図は請求項１記載の接続方法に適用できるインナース
リーブの各個を示す各斜視図、第７図及び第８図は本発
明に係る接続方法及び継手な用いて各種水栓等の取り付
は配管工事かなされた状態を示す各断面図、第９図は従
来の接続構造を示す分解断面図である。 符号の説明 ｌ・・・継手、 ３・・・ビス、 １１・・・管挿入口、 １３・・・雌ねじ。 ２０・・・開　口　、 ３０・・−インナースリーブ、 ４０・・・ボックス、 ２・・・流体管、 ４・・・固定部、 １２・・・取付、口、 １４・−０リング、 ２１・・・貫通孔、 ４１・・・可どう管、 ５０・・・桟、 ６０・・・水栓。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）水栓、ガスコック等を取り付けるための取付口と、
   湯、水、ガス等の流体管を挿入するための管挿入口とを
   有する継手に対して、流体管を接続する接続方法であっ
   て、 継手の取付口に向けて開口させるように流体管の管端を
   切り欠き、 次いで、この流体管の管端を継手の管挿入口より挿入し
   て、前記流体管の切り欠いた管端の開口を継手の取付口
   側流路内に臨ませ、 次いで、固定部材を継手の取付口から挿入し、継手の管
   挿入口より挿入した流体管を貫通させて継手の内壁に固
   定することにより、流体管を継手に接続することを特徴
   とする継手への流体管の接続方法。 ２）水栓、ガスコック等を取り付けるための取付口と、
   湯、水、ガス等の流体管を挿入するための管挿入口と、
   取付口から挿入された固定部材を固定するため取付口奥
   の継手内壁に取付口に臨むように形成された固定部とを
   備えたことを特徴とする、湯、水、ガス等の流体管を接
   続するための継手。