JPH0632553Y2 - 流体管の端末接続具 - Google Patents

流体管の端末接続具

Info

Publication number
JPH0632553Y2
JPH0632553Y2 JP1990097970U JP9797090U JPH0632553Y2 JP H0632553 Y2 JPH0632553 Y2 JP H0632553Y2 JP 1990097970 U JP1990097970 U JP 1990097970U JP 9797090 U JP9797090 U JP 9797090U JP H0632553 Y2 JPH0632553 Y2 JP H0632553Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
fluid
fluid pipe
sheath
terminal connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990097970U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0454398U (ja
Inventor
昭八 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Kogyo KK
Original Assignee
Mirai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Kogyo KK filed Critical Mirai Kogyo KK
Priority to JP1990097970U priority Critical patent/JPH0632553Y2/ja
Publication of JPH0454398U publication Critical patent/JPH0454398U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0632553Y2 publication Critical patent/JPH0632553Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、湯、水、ガス等の流体を通す流体管の端末に
取り付けられる端末接続具であって、詳しくは、鞘管内
に配管され、鞘管内から引き出されて、分岐管の接続口
に対し、継手を介して接続される流体管の端末に取り付
けられる端末接続具に関するものである。
(従来の技術) 従来、鞘管内に配管された流体管の端末を分岐管の接続
口に接続する場合には、第9図に示すような構造を採っ
ていた。
この従来構造においては、給水タンク等の供給源に接続
され、複数の接続口(12)を有する分岐管(11)が設けられ
ている。一方、建造物の壁面等に沿って配管された鞘管
(13)内には流体管(14)が収容され、その一方の端末が蛇
口等の流体排水部に接続されている。そして、流体管(1
4)の他方の端末が鞘管(13)内から引き出された状態で、
継手(15)を介して分岐管(11)の接続口(12)に接続されて
いる。又、流体管(14)の外周から鞘管(13)の端部外周に
かけてシーリングキャップ(17)が嵌着され、このシーリ
ングキャップ(17)により鞘管(13)の端部がシールされて
いる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この従来の流体管の接続構造において
は、流体管(14)の端部が鞘管(13)内から引き出された状
態で、分岐管(11)の接続口(12)に接続されていて、その
流体管(14)の端末(14a)が露出した状態にあるため、継
手(15)から漏れ出た流体が外部に漏れるという問題があ
った。このような継手(15)から漏れ出た流体は周囲の壁
面等を腐食させ、建物の老朽化を早めるという問題があ
った。
本考案は、このような事情に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、鞘管から引き出された流体管
の端末を保護し、継手部分から漏れ出た流体が外部へ漏
れ出るのを防止し、周囲の壁面等の腐食を防止すること
ができる流体管の端末接続具を提供することにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案に係る端末接続具は、鞘管内に配管さ
れ、鞘管内から引き出されて、分岐管の接続口に対し、
継手を介して接続される流体管の端末に取り付けられる
端末接続具であって、内部に流体管が挿通され、一端に
継手の外周を覆う包被部を有し、他端に鞘管内に挿入さ
れる挿入部を備えたものである。
(作用) 上記のように構成された流体管の端末接続具にあって
は、継手の外周が包被部によって覆われ、挿入部である
他端が鞘管内に挿入されているため、継手部分で流体漏
れが生じても、その漏れ出た流体が端末接続具内を通っ
て鞘管内に導かれるようになっている。したがって、漏
れ出た流体により周囲の壁面等が腐食するおそれを確実
に防止することができる。又、流体管の端末が被覆保護
されているため、その流体管の端末が損傷するおそれを
確実に防止することができる。
(実施例) 以下、図面にしたがって本考案を具体化した流体管の端
末接続具について詳細に説明する。
第1図は流体管の端末に取り付けられる端末接続具(6)
の一実施例であり、内部に流体管が挿通可能な管状に形
成され、合成樹脂により作製されている。端末接続具
(6)の一端は径が大きく形成され、第7図に示すように
内側に継手を収納できるように継手の外周を覆う包被部
(6a)となっている。なお、この包被部(6a)は継手(5)の
外周に密着して嵌着するように構成してもよい。一方、
端末接続具(6)の他端は鞘管内に挿入される挿入部(6c)
となっている。この端末接続具(6)の挿入部(6c)外面に
は多数の環状凸部(6b)が形成され、第4図に示すように
鞘管(3)の端部に嵌着されるシーリングキャップ(7)に係
合して、端末接続具(6)をずり落ちないように係止でき
るようになっている。なお、環状凸部(6b)が設けられて
いない場合であっても、継手(5)の外周に密着して嵌着
する包被部(6a)によって端末接続具(6)を固定すること
ができる。
かかる端末接続具(6)は第7図及び第8図に示すような
状態で使用される。すなわち、第7図及び第8図に示す
ように、給水タンク等の供給源に接続されると共に、外
周には複数の接続口(2)を有する分岐管(1)が設けられて
いる。一方、鞘管(3)は建造物の壁面等に沿って配管さ
れ、その内部には流体管(4)が収容されている。そし
て、流体管(4)の一方の端末は図示しない蛇口等の流体
排出部に接続され、他方の端末が鞘管(3)内から引き出
された状態で、継手(5)を介して分岐管(1)の接続口(2)
に接続されている。
端末接続具(6)は、その一端の包被部(6a)が継手(5)の外
周を覆い、他端の挿入部(6c)が鞘管(3)内に挿入され、
鞘管(3)内から引き出された流体管(4)の端末(4a)を被覆
するように装着されている。シーリングキャップ(7)は
鞘管(3)の端部に嵌着され、その一端に設けられた透孔
(7a)により端末接続具(6)の外面に形成された多数の環
状凸部(6b)を係合させている。
なお、端末接続具(6)を固定する場合、前述のように挿
入部(6c)の外面に形成された多数の環状凸部(6b)をシー
リングキャップ(7)の透孔(7a)に係合させたり、包被部
(6a)を継手(5)の外周に密着させて嵌着したりする場合
の他、鞘管(3)の内面凹凸に係合する凹凸を挿入部(6c)
の外面に設けて、鞘管(3)内に挿入部(6c)を挿入させた
とき鞘管(3)の内面凹凸に挿入部(6c)の凹凸を係合させ
て固定したり、鞘管(3)の内面に接触する程度に挿入部
(6c)の径を大きくして鞘管(3)内に挿入部(6c)を圧入し
て固定したり、あるいは、テープ等によって分岐管(1)
や継手(5)、鞘管(3)に固定するようにしてもよい。ま
た、これらの固定手段を組み合わせて固定するようにし
てもよい。
次に、第1図に示す端末接続具(6)を使用した場合を例
に流体管の配管手順について、その一例を説明する。
まず、第2図に示すように、建造物の壁面等に沿って鞘
管(3)を配管し、次いで、鞘管(3)内に流体管(4)を挿通
し、第3図に示すように、鞘管(3)の端部から流体管(4)
を引き出す。次いで、第4図に示すように、端末接続具
(6)の外周にシーリングキャップ(7)を予め嵌合した状態
で、端末接続具(6)を流体管(4)の端末(4a)に嵌挿し、流
体管(4)の端末(4a)を露出させるまでその端末接続具(6)
の端部を鞘管(3)内に深く挿入する。そして、第5図に
示すように流体管(4)の端末(4a)に継手(5)を取り付け、
第6図に示すように分岐管(1)の接続口(2)に継手(5)を
接続する。
その後、第7図に示すように、端末接続具(6)を流体管
(4)の端末(4a)に沿って接続口(2)側に移動させ、その端
末接続具(6)の包被部(6a)で継手(5)の外周を覆う。マ
タ、シーリングキャップ(7)を端末接続具(6)の外周にお
いて鞘管(3)側に移動させて、鞘管(3)の端部に嵌着す
る。この状態で、端末接続具(6)の両端部が、包被部(6
a)と継手(5)の嵌合、及び環状凸部(6b)とシーリングキ
ャップ(7)の透孔(7a)との係合によって、位置決め保持
される。これにより、第8図に示すように、流体管(4)
の端末が端末接続具(6)に被覆された状態に配管される
ようになっている。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る流体管の端末接続具
にあっては、一端が継手の外周を覆うと共に、他端が鞘
管内に挿入されて、鞘管から引き出されて露出した流体
管の端末を完全にカバーすることができ、継手部分から
漏れ出た流体を鞘管内に確実に導くことができる。
したがって、鞘管内から引き出された流体管の端末が露
出状態にある従来構造とは異なり、漏れ出た流体が周囲
に放出され周囲の壁面等を腐食させることがない。ま
た、流体管の端末が損傷するおそれを確実に防止するこ
とができる。
また、本考案に係る流体管の端末接続具は簡単な構造
で、その取付作業もきわめて容易におこなうことがで
き、取扱にも便利であるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る流体管の端末接続具の一実施例を
示す斜視図、第2図〜第7図は第1図の端末接続具を使
用した場合の流体管の配管手順を示す各部分断面図、第
8図は端末接続具の使用状態を示す側面図、第9図は従
来の流体管の配管構造を示す部分断面図である。 符号の説明 (1)…分岐管、(2)…接続口、(3)…鞘管、 (4)…流体管、(4a)…端末、(5)…継手、 (6)…端末接続具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鞘管内に配管され、鞘管内から引き出され
    て、分岐管の接続口に対し、継手を介して接続される流
    体管の端末に取り付けられる端末接続具であって、 内部に流体管が挿通され、一端に継手の外周を覆う包被
    部を有し、他端に鞘管内に挿入される挿入部を備えたこ
    とを特徴とする流体管の端末接続具。
JP1990097970U 1990-09-17 1990-09-17 流体管の端末接続具 Expired - Lifetime JPH0632553Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990097970U JPH0632553Y2 (ja) 1990-09-17 1990-09-17 流体管の端末接続具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990097970U JPH0632553Y2 (ja) 1990-09-17 1990-09-17 流体管の端末接続具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0454398U JPH0454398U (ja) 1992-05-11
JPH0632553Y2 true JPH0632553Y2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=31838772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990097970U Expired - Lifetime JPH0632553Y2 (ja) 1990-09-17 1990-09-17 流体管の端末接続具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0632553Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008095925A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Maruichi Fujii:Kk ヘッダー配管における端末管
JP2009092139A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Mirai Ind Co Ltd 流体管の接続方法、流体管の保護構造及び連結具
JP2009216178A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Mirai Ind Co Ltd 被覆管保持具
JP2013068326A (ja) * 2012-11-25 2013-04-18 Mirai Ind Co Ltd 流体管の接続方法、流体管の保護構造及び連結具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH049461B2 (ja) * 1984-08-03 1992-02-20

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2539019Y2 (ja) * 1990-05-15 1997-06-18 義彦 蔵田 建築物に於ける配管構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH049461B2 (ja) * 1984-08-03 1992-02-20

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008095925A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Maruichi Fujii:Kk ヘッダー配管における端末管
JP2009092139A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Mirai Ind Co Ltd 流体管の接続方法、流体管の保護構造及び連結具
JP2009216178A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Mirai Ind Co Ltd 被覆管保持具
JP2013068326A (ja) * 2012-11-25 2013-04-18 Mirai Ind Co Ltd 流体管の接続方法、流体管の保護構造及び連結具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0454398U (ja) 1992-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0632553Y2 (ja) 流体管の端末接続具
KR100773378B1 (ko) 벽체 매립형 수전함에 결합되는 방수용 이중관고정부재의구조
DK0975914T3 (da) Sammenskruelig forgrening til tyndvæggede kanalrør
JPS6362995A (ja) 給液管継手部等における漏液防止用のボツクス
FI86217C (fi) Roerledningar mot yttre vaetskor taetande koppling foer anslutning av tvao vaermeisolerade roer med stickaende och muff till varandra.
JPH07198088A (ja) 管端部用接続筒
JP3391497B2 (ja) 配管カバーの取付構造
JPH0545729B2 (ja)
KR101538045B1 (ko) 건축물용 전선관 방수구
JP4328457B2 (ja) ガス配管用ライザー管
JP2000104876A (ja) ガスメ―タ接続用ライザ―管
JP2007170464A (ja) 配管の連結部の保護具
JP4121181B2 (ja) 変換継手
KR200171910Y1 (ko) 배관용 파이프 커넥터
JP2007170585A (ja) ヘッダー及びヘッダーの止水方法
JPS6362990A (ja) 液密配管構造
JPH0140397Y2 (ja)
JPH0854092A (ja) 継手の配管構造
KR200165492Y1 (ko) 도시 가스배관 보호구
KR200307198Y1 (ko) 관 연결구
JP3994261B2 (ja) 給水ボックスのシール構造
KR200341400Y1 (ko) 파이프의 연결장치
JP2003202087A (ja) 給水ボックスのシール構造
KR100316129B1 (ko) 관 연결장치
JPH0133900Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term