JP3391497B2 - 配管カバーの取付構造 - Google Patents

配管カバーの取付構造

Info

Publication number
JP3391497B2
JP3391497B2 JP05526893A JP5526893A JP3391497B2 JP 3391497 B2 JP3391497 B2 JP 3391497B2 JP 05526893 A JP05526893 A JP 05526893A JP 5526893 A JP5526893 A JP 5526893A JP 3391497 B2 JP3391497 B2 JP 3391497B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe cover
cover
mounting
wall
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05526893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06265057A (ja
Inventor
宏二 竹永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inaba Denki Sangyo Co Ltd filed Critical Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Priority to JP05526893A priority Critical patent/JP3391497B2/ja
Publication of JPH06265057A publication Critical patent/JPH06265057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3391497B2 publication Critical patent/JP3391497B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば、空調配管等の
配管の壁貫通部において、前記配管の配管カバーを壁に
取り付ける技術に関し、詳しくは、壁に設けた配管貫通
用の貫通孔に対して筒状の配管カバーを連通状態に取り
付ける配管カバーの取付構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の配管カバーの取付構造と
しては、壁の貫通孔に対して筒状の配管カバーを連通状
態に配置し、その配管カバーの端部を覆う状態に筒状の
覆い部材を配置して前記壁に取り付けてあるものがあっ
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来の配管カ
バーの取付構造によれば、配管カバーと覆い部材との
間、又は、壁と前記覆い部材との間から配管カバー内へ
雨水等の水が浸入した場合、その水は、前記貫通孔を通
して構築物内へ漏れる危険性があり、前記貫通孔及び構
築物への防水性が悪いという欠点がある。 【0004】従って、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、配管カバー内へ水が浸入しても、その水が、貫通孔
から構築物内へ漏れ難い配管カバーの取付構造を提供す
るところにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明における配管カバーの取付構造の特徴構成は、
筒部を備えた筒部材を、前記筒部と前記配管カバーとが
隙間を持ち、かつ、前記筒部が前記配管カバーの内部に
突出するよう、前記貫通孔に連通させた状態で前記壁に
取り付け、前記配管カバーの端部を覆う筒状の覆い部材
を前記壁に取り付けてあるところにある。 【0006】 【作用】本発明における配管カバーの取付構造の特徴構
成によれば、筒部を備えた筒部材を、前記筒部と前記配
管カバーとが隙間を持ち、かつ、前記筒部が前記配管カ
バーの内部に突出するよう、前記貫通孔に連通させた状
態で前記壁に取り付けてあるから、配管カバー取付部へ
の外方からの水に対して覆い部材と筒部材とで二重に遮
断することが可能となり、水が浸入し難くなると共に、
配管カバー内に水が浸入しても、前記筒部材によって、
その水が貫通孔内へ漏れるのを防ぐことが可能となり、
防水性に富んだ配管カバー取付部を形成することが可能
となる。 【0007】 【発明の効果】従って、本発明の配管カバーの取付構造
によれば、配管カバー内へ水が浸入しても、その水が、
貫通孔から構築物内へ漏れ難くなり、取付部分の防水性
を向上させることが可能となる。 【0008】 【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、壁1に設けた配管貫通用の貫通孔2に対
して、配管カバー3の取付具Tによって、内空部を連通
状態に筒状の配管カバー3を取り付けてある配管カバー
の取付構造の一実施例を示すものである。 【0009】前記配管カバー3は、前記貫通孔2開口部
分に配置した状態で貫通孔2の貫通方向に沿う向きをな
す被握持部4と、その被握持部4に連設して下方へ傾斜
した傾斜部5とを備えて筒状に形成してあり、周方向に
沿って上下二分割に構成してある。また、上下各分割部
材3a,3bどうしの接当部には、長手方向に沿ったカ
バー係合部6を各別に設けてあり、両カバー係合部6,
6どうしを係合させることで筒状に接合することができ
るように形成してある。 【0010】次に、前記取付具Tについて説明すると、
前記被握持部4に外嵌した状態で配管カバー3を握持し
て壁1に取り付ける覆い部材7を設け、前記被握持部4
の内方に遊嵌した状態で前記壁1に取り付けられる筒部
材8を設けて構成してある。 【0011】前記覆い部材7は、図2に示すように、前
記被握持部4が内嵌自在な筒状の鞘部9と、前記鞘部9
を前記壁1に取り付けるための鍔状の鞘取付部10とを
設けて構成してあり、周方向に上下二分割形成してあ
る。また、上下各分割部材7a,7bどうしの接当部に
は、筒軸心方向に沿った覆い部材係合部11を各別に設
けてあり、前記被握持部4を挟んで両覆い部材係合部1
1,11どうしを係合させることで筒状に接合して前記
配管カバー3を握持することができるように形成してあ
る。また、鞘部9の内周面には、配管カバー3と覆い部
材7との間を水密状態にシールするためにシール材Sを
収容するためのシール部9aを周方向に沿って設けてあ
る。一方、前記鞘取付部10は、鍔状部10aと、その
外周部で壁側に屈曲して筒部材8に接当する接当部10
bとを設けて構成してあり、前記鍔状部10aには、前
記壁1への取付用ボルト穴Hを複数設けてあり、このボ
ルト穴Hと、後述する筒部材8のボルト穴Hとを共に貫
通するボルトBによって壁1に取り付けてある。 【0012】前記筒部材8は、被握持部4に内嵌自在な
筒部12と、前記筒部12を前記壁1に取り付けるため
の鍔状の筒取付部13とを一体形成して構成してある。
前記筒部12の先端部には、全周にわたって径方向外方
に突出する水切り用突出部の一例である折返し部14を
設けてあり、基端部には前記筒取付部13が連設してあ
る。前記筒取付部13には、前述の覆い部材7の取付用
ボルトBを挿通させる複数のボルト穴Hと、筒部材8を
壁1に取り付けるための取付用ボルトBを挿通させる複
数のボルト穴Hとを、各別に設けてあると共に、前記覆
い部材7の接当部10bが嵌入した状態で接当する環状
溝部13aを形成してある。また、前記環状溝部13a
内には、前記接当部10bと環状溝部13aとの間をシ
ールするシール材Sを詰めるためのシール空間Kを設け
てある。 【0013】前記壁1には、取付具Tを取り付けるため
の座ぐり部1a(図1参照)を前記貫通孔2開口周囲に
設けてあり、前記座ぐり部1aは、前記配管カバー取付
具Tを取り付けた状態で、筒取付部13の外周にシール
材Sを詰めるためのシール空間Kを形成できるように構
成してある。 【0014】本実施例による配管カバー取付具Tの壁1
への設置は、前記座ぐり部1aに前記筒部材8の筒取付
部13をボルトBによって固定し、前記筒部材8の内空
部及び連通する貫通孔2に配管を挿通させた状態で、前
記配管カバー3の分割部材3a,3bどうしを係合させ
て筒状に組み付けて、被握持部4が筒部12に外嵌する
と共に、被握持部4の端面が前記筒取付部13に接当す
る状態に配置し、その外方から覆い部材7の両分割部材
7a,7bが前記被握持部4を握持する状態に係合させ
て設置し、接当部10bを筒取付部13の環状溝13a
に嵌入させてボルトBによって固定することで実施でき
る。また、前記設置に伴って、前記筒取付部13と壁1
との間のシール空間K、及び、前記環状溝13aと接当
部10bとの間のシール空間K、及び、鞘部9と配管カ
バー3との間のシール部9a、及び、他に止水を必要と
する部分にはシール材を充填するものである。 【0015】本実施例の配管カバー取付具Tによれば、
例えば、雨水等が配管カバー3内に浸入しても、その水
は、筒部12によって貫通孔2内へ浸入するのを阻止さ
れ、筒部12外周面を伝って折り返部14で水切りされ
て、配管カバー3内を傾斜に沿って下方へ誘導されるか
ら、貫通孔2から室内への漏水等を未然に防止すること
が可能となる。 【0016】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。 〈1〉 前記覆い部材7、及び、前記筒部材8は、先の
実施例で説明した形態に限定されるものではなく、種々
の変更が可能で、例えば、覆い部材7は、周方向に分割
形成せずに一体形成のものであってもよく、また、図3
に示すように、筒部材8の筒取付部13を、前記貫通孔
2に内嵌可能な筒状に形成し、覆い部材7は壁1に直接
取り付ける構成であってもよい。更には、前記覆い部材
7と筒部材8とを一体的に形成してあってもよい。 【0017】〈2〉 前記筒部12は、先の実施例や上
の別実施例のように、貫通孔2の貫通方向に沿った状態
に配置される他、図4に示すように、前記壁1に取り付
けた状態で前記配管カバー3側に傾斜するように形成し
てあってもよく、傾斜させてあれば、筒部12に付着す
る水を配管カバー3側に自然に誘導することが可能とな
る。 【0018】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例の配管カバー取付具の壁への取付状態を
示す断面図 【図2】実施例の配管カバー取付具を示す分解斜視図 【図3】別実施例の配管カバー取付具を示す断面図 【図4】別実施例の配管カバー取付具を示す断面図 【符号の説明】 1 壁 2 貫通孔 3 配管カバー 7 覆い部材 8 筒部材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 壁(1)に設けた配管貫通用の貫通孔
    (2)に対して筒状の配管カバー(3)を連通状態に取
    り付ける配管カバーの取付構造であって、筒部(12)を備えた筒部材(8)を、前記筒部(1
    2)と前記配管カバー(3)とが隙間を持ち、かつ、前
    記筒部(12)が前記配管カバー(3)の内部に突出す
    るよう、前記貫通孔(2)に連通させた状態で前記壁
    (1)に取り付け、前記配管カバー(3) の端部を覆う
    筒状の覆い部材(7)を前記壁(1)に取り付けてある
    配管カバーの取付構造。
JP05526893A 1993-03-16 1993-03-16 配管カバーの取付構造 Expired - Fee Related JP3391497B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05526893A JP3391497B2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 配管カバーの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05526893A JP3391497B2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 配管カバーの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06265057A JPH06265057A (ja) 1994-09-20
JP3391497B2 true JP3391497B2 (ja) 2003-03-31

Family

ID=12993864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05526893A Expired - Fee Related JP3391497B2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 配管カバーの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3391497B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008116054A (ja) * 2007-12-14 2008-05-22 Mirai Ind Co Ltd 配管カバー装置
JP6429520B2 (ja) * 2014-07-17 2018-11-28 三菱重工業株式会社 配管防護装置および原子力設備

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06265057A (ja) 1994-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3391497B2 (ja) 配管カバーの取付構造
JP3313442B2 (ja) 配管カバーの取付具
JP3139908B2 (ja) 管端面の防食キャップ
JP4229298B2 (ja) 管の接続構造
JP2002070051A (ja) マンホール用可撓継手
JPH0611564Y2 (ja) ケ−スの防水構造
KR200296553Y1 (ko) 광케이블 보호관의 맨홀인입용 고정구
JP3888214B2 (ja) ロータンクの蓋の取り付け構造
JP2981105B2 (ja) 防水ゴム栓
KR100718590B1 (ko) 맨홀 및 맨홀과 배수관의 연결구조
JP3754161B2 (ja) マンホールに於ける大口径管の取付構造
JP2847943B2 (ja) 回転電機の水抜き構造
JP2002070052A (ja) マンホール用可撓継手
KR970001019B1 (ko) 지하맨홀에 설치되는 통신케이블 조립식 홀더
JP4283258B2 (ja) 漏出防止装置
JP2001263563A (ja) 伸縮継手
JP3842398B2 (ja) マンホールと接続管との継手構造
KR880001373Y1 (ko) 주철관 연결패킹
JPH032791Y2 (ja)
JPH03121397A (ja) リブ付管への分岐接続管継手の継続方法
JP2561601B2 (ja) コンクリート管継手
JPS6124784Y2 (ja)
KR19990068398A (ko) 좌변기의슬리브시스템
KR200247046Y1 (ko) 맨홀내부의 방수장치
KR900002647Y1 (ko) 지하 통신관로용 마개

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120124

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130124

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees