JP2561601B2 - コンクリート管継手 - Google Patents
コンクリート管継手Info
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- concrete pipe
- spigot
- socket
- elastic packing
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
に関するものである。
る際、そのコンクリート管は、図4に示すように、一端
を拡径してソケット部2とするとともに、他端を段部3
aを介し縮径してスピゴット部3としたものを使用し、
一方のコンクリート管1のソケット部2に、他方のコン
クリート管1のスピゴット部3を挿し込んで、連結して
いる。
地中に埋設した場合、コンクリート管1の接続部には、
例えば地震や地盤の不等沈下などにより、外力が異なっ
た方向に、異なった大きさで作用する。このとき、コン
クリート管1が移動し、コンクリート管1とコンクリー
ト管1の間に隙間が生じたり抜け出し等が起こり、そこ
で漏水事故や入水事故が発生することがある。このた
め、コンクリート管1の接続部(管継手)に種々形状の
弾性リングを設けて水密を保つようにしている。
えば、実公昭61−14377号公報を挙げることがで
きる。図3、4に示すように、このコンクリート管1の
止水リングaは、内周面が粗面で外周面にひだcが形成
されたひだ付き拡大部bと、内周面が平滑である内面平
滑部dが一体に形成されたものであり、その内面平滑部
dは、ひだ付き拡大部bと反対側の端部に円錐面状に拡
大する板状スカート部eを備えている。
のスピゴット部3をソケット部2に挿し込む際、スピゴ
ット部3に止水リングaを嵌めた後、ソケット部2に挿
し込むと、図3鎖線及び図4実線のごとく、ひだ付き拡
大部bの外周部のひだcは、コンクリート管1のソケッ
ト部2内周面に沿って変形しながら密着して水密を保
ち、ひだ付き拡大部bの内周部はコンクリート管1のス
ピゴット部3の外周面に密着する。このとき、ひだ付き
拡大部bの内周部分は作業性を向上するために粗面とな
っており、必ずしも水密は保たれない。一方、止水リン
グaの内面平滑部dの内面はコンクリート管1の平滑な
外周面に密着し、水密を保つ。さらには、板状スカート
部eが図3鎖線及び図4実線のごとく変形してコンクリ
ート管1のソケット部2内周面端部に密接することによ
り外水の侵入が防止される。
ては、その水密は、ソケット部2とひだ付き拡大部bの
間のひだcの変形と、止水リング本体と、スピゴット部
3の間の平滑面密接によって保たれ、板状スカート部e
のソケット部2内周面端部への密接により外水等の侵入
が阻止される(図4の状態)。
ンクリート管継手において、上記ソケット部2にスピゴ
ット部3を挿し込む際、図3鎖線のごとく、止水リング
aは変形するが、この種コンクリート管1は比較的寸法
公差が大きいため、この公差によって、すなわち、ソケ
ット部2とスピゴット部3との間の隙間が小さくなった
ときには、その変形を大きく行う必要があり、このた
め、大なる接合力を要することとなる。
ト部2とコンクリート管1の外周との間の隙間に入り込
もうとするが、この隙間には内面平滑部dがあるために
入り込みにくいうえに、ひだ付き拡大部bと内面平滑部
dは連続して一体であるため、拡大部bは変形しにくく
その隙間に移りにくい(置換されにくい)。
くいことは、さらに接合力が増大することとなり、それ
以上接合(スピゴット部3を挿し込み)できなくなるな
どの問題が生じる。
したものであり、前記のような公差であっても容易かつ
確実に接合することができるコンクリート管継手を提供
することを目的とするものである。
に、この発明は、図4に示したコンクリート管継手にお
いて、止水リングaのひだ付き拡大部bは、スピゴット
部3の段部3aに圧接してスピゴット部3とソケット部
2の間に圧縮介在されることにより、止水機能は十分に
担保されていることに鑑み、そのひだ付き拡大部bを止
水弾性パッキンと考え、一方、板状スカート部eはその
機能からガード用弾性パッキンと考えて なしたものであ
り、 その止水用弾性パッキンとガード用弾性パッキンと
は切り離されて所要の間隙を有して配置されており、ソ
ケット部へのスピゴット部の挿し込みにより、止水用弾
性パッキンは、ソケット部内面とスピゴット部外面に圧
接されるとともに圧縮されて前記間隙に撓んで膨出して
おり、 上記ガード用弾性パッキンは、コンクリート管外
面に嵌まる横長な簿肉部の外面に略三角状の突出部を設
けて成り、上記ソケット部への上記スピゴット部の挿し
込みにより、前記ガード用弾性パッキンの突出部は、ソ
ケット部内面開口部の面取り部に押されて圧着している
構成としたのである。
弾性パッキンをスピゴット部を通過させて装着するとと
もに、そのスピゴット部に止水用弾性パッキンを介装す
る。このとき、その止水用弾性パッキンはスピゴット部
の内面段部に接するように位置させ、ガード用弾性パッ
キンは、コンクリート管接合後の位置より、少し止水用
弾性パッキン側に位置させる(図1参照)。
方のコンクリート管のスピゴット部を、一方のコンクリ
ート管のソケット部に挿入接続すると、前記スピゴット
部とソケット部間の寸法公差により、止水用弾性パッキ
ンに大きい圧縮力が働いて変形する。このとき、両弾性
パッキンは切り離されて、両者間には間隙があるため、
止水用弾性パッキンはその一部が一方のコンクリート管
のソケット部と他方のコンクリート管の外周の前記間隙
に円滑に入り込み、このため、接合力の増大が抑えられ
る。
角状の突出部が一方のコンクリート管のソケット部の面
取り部に当って大なる圧着力が働こうとすれば、その突
出部が力方向に撓むとともに若干スライドすることによ
り緩和され、接合力が増大することがない。
明する。
造された鉄筋入りコンクリート管で、一端側にソケット
部2、他端側に小径段部3aを有するスピゴット部3を
形成した所謂ソケット付きコンクリート管である。な
お、ソケット部2の内面は奥側から凹状部4と面取り部
5とよりなっている。このコンクリート管1に連結され
る他方のコンクリート管1も同一構成である。
外周にはめこんだガード用弾性パッキンで、このパッキ
ン8は、内面が平滑な薄肉部9とこの薄肉部9の外側の
中央部付近に形成した略三角状の突出部10とこの突出
部の外方側(コンクリート管1のスピゴット3側位置)
に形成したガイド用突起部11とからなっている。そし
て、このパッキン8は、スピゴット部3の内端側(段部
3a)から若干離れたところに位置する。
スピゴット部3にはめこんだ止水用弾性パッキンで、こ
のパッキン12は、内面が平滑な厚肉部13とこの外側
の内方側に形成した略球形の突出部14と外方側に形成
したガイド用突起部15とからなっている。
は、ガイド用突起15がコンクリート管1の面取り部5
に当り、さらにこれがガイドとなって球形突出部14と
ともに凹状部内に圧縮と変形されながら、間隙a側に撓
んで収納される。そして、この止水用弾性パッキン12
によって内水からの水密を保つ。なお、止水用弾性パッ
キン12はこの形状に限定されるものではなく、他の形
状のものでも使用できる。
ド用突起部11が面取り部5に当り、さらにこれがガイ
ドとなって凹状部4内に入り込むとともに略三角状の突
出部10が面取り部5に接触し、次いで面取り部5によ
り押倒されて圧着状態となる。このとき、大きな圧着力
が働くと、該パッキン8は外周上を摺動して押込み力が
過大になるのを防ぐ。そして、ガード用弾性パッキン8
によって、外水からの水密を保つとともに樹木の根の侵
入を防止する。
ら、止水用弾性パッキンと外水等のガード用弾性パッキ
ンを介設したコンクリート管継手において、その両コン
クリート管の接続に際し、接合力の増大が抑制・緩和さ
れ、接続が容易かつ確実に行なわれる。
一部縦断面図
一部縦断面図
Claims (1)
- 【請求項1】 一端を拡径してソケット部2とするとと
もに、他端を段部3aを介し縮径してスピゴット部3と
したコンクリート管1を連結するに際し、一方のコンク
リート管1の前記ソケット部2に、他方のコンクリート
管1の前記スピゴット部3を挿し込み、前記ソケット部
2内面とスピゴット部3外面との間に止水用弾性パッキ
ン12を前記段部3aに圧接させて介装するとともに、
前記他方のコンクリート管1の前記スピゴット部3の段
部3aより前記ソケット部2側の外周に、ガード用弾性
パッキン8を装着したコンクリート管継手であって、 上記止水用弾性パッキン12とガード用弾性パッキン8
とは切り離されて所要の間隙aを有して配置されてお
り、上記ソケット部2への上記スピゴット部3の挿し込
みにより、前記止水用弾性パッキン12は、ソケット部
2内面とスピゴット部3外面に圧接されるとともに圧縮
されて前記間隙aに撓んで膨出しており、上記ガード用
弾性パッキン8は、コンクリート管1外面に嵌まる横長
な簿肉部9の外面に略三角状の突出部10を設けて成
り、上記ソケット部2への上記スピゴット部3の挿し込
みにより、前記ガード用弾性パッキン8の突出部10
は、前記ソケット部2内面開口部の面取り部5に押され
て圧着していることを特徴とするコンクリート管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4286699A JP2561601B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | コンクリート管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4286699A JP2561601B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | コンクリート管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06117588A JPH06117588A (ja) | 1994-04-26 |
JP2561601B2 true JP2561601B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=17707844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4286699A Expired - Lifetime JP2561601B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | コンクリート管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561601B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5439616U (ja) * | 1977-08-22 | 1979-03-15 | ||
JPS594227U (ja) * | 1982-06-29 | 1984-01-12 | 富士ロビン株式会社 | 刈払機におけるハンドル杆の緩衝装置 |
SE465939B (sv) * | 1988-09-05 | 1991-11-18 | Forsheda Ab | Taetnings- och skyddsanordning foer roer |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP4286699A patent/JP2561601B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06117588A (ja) | 1994-04-26 |
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