JPS5834891Y2 - 建築用タイト材 - Google Patents
建築用タイト材Info
- Publication number
- JPS5834891Y2 JPS5834891Y2 JP7671278U JP7671278U JPS5834891Y2 JP S5834891 Y2 JPS5834891 Y2 JP S5834891Y2 JP 7671278 U JP7671278 U JP 7671278U JP 7671278 U JP7671278 U JP 7671278U JP S5834891 Y2 JPS5834891 Y2 JP S5834891Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- members
- engagement
- tight material
- main body
- convex portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Building Environments (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は結合される2部材間に介在されてこの2部材
間の気密及び水密を維持する建築用タイト材に関するも
のである。
間の気密及び水密を維持する建築用タイト材に関するも
のである。
従来のこの種タイト材は、第1図及び第2図に示すよう
に、結合される2部材a、l)の結合端面に設けられた
係合凹部Cと係合凸部dとの間に介在される環状部eと
、保合凸部dに装着される係止部fとで構成されている
ため、2部材a、l)が互いに圧着された状態にあれば
よいが、第2図に示すように、部材a、l)の縮みによ
り圧着時の寸法Aがこの寸法Aより大きいA′となった
場合にはタイト材の環状部eと部材aとの間にαという
すき間が生じ、気密あるいは水密の維持が難しくなる。
に、結合される2部材a、l)の結合端面に設けられた
係合凹部Cと係合凸部dとの間に介在される環状部eと
、保合凸部dに装着される係止部fとで構成されている
ため、2部材a、l)が互いに圧着された状態にあれば
よいが、第2図に示すように、部材a、l)の縮みによ
り圧着時の寸法Aがこの寸法Aより大きいA′となった
場合にはタイト材の環状部eと部材aとの間にαという
すき間が生じ、気密あるいは水密の維持が難しくなる。
この場合タイト材を構成するゴム質の反発力を大きくと
れば、気密、水蜜性能を向上させることができるが、そ
の反面その反発力により部材a、l)が互いに離れる方
向にたわむという問題があり、部材結合部の外観を著し
く損うことになる。
れば、気密、水蜜性能を向上させることができるが、そ
の反面その反発力により部材a、l)が互いに離れる方
向にたわむという問題があり、部材結合部の外観を著し
く損うことになる。
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、材質による
反発力の向上を計るのではなく、その形状を特殊形状に
することによって、低い反発力を有する材質でも有効に
2部材間の気密及び水密の維持ができるとともに、この
部材にたわみを与えることなく結合部材間の意匠価値を
損わないようにした建築用タイト材を提供するものであ
る。
反発力の向上を計るのではなく、その形状を特殊形状に
することによって、低い反発力を有する材質でも有効に
2部材間の気密及び水密の維持ができるとともに、この
部材にたわみを与えることなく結合部材間の意匠価値を
損わないようにした建築用タイト材を提供するものであ
る。
次にこの考案の実施例を第3図ないし第5図について説
明する。
明する。
図中1及び2は結合される2部材であって、これら部材
1,2の結合端面にはそれぞれ係合凹部3と、この係合
凹部3と係合する保合凸部4とが相対向して設けられて
いる。
1,2の結合端面にはそれぞれ係合凹部3と、この係合
凹部3と係合する保合凸部4とが相対向して設けられて
いる。
そして保合凸部4の先端には後述するこの考案のタイト
材5の本体5aを装着する取り付は溝4′が設けられて
いる。
材5の本体5aを装着する取り付は溝4′が設けられて
いる。
タイト材5は例えばゴム等の弾性材で構成され、その形
態としては、係合凸部4の取り付は溝4′に装着されて
係合凹部3と係合凸部4との間に介在される本体5aと
、係合凹部3の開口部3′がわにおける係合凹部3と係
合凸部4との間に介挿される一対の脚片5b、5Cと、
前記本体5aから係合凹部3の底部3″に向って湾曲状
に突出されて係合凹部3の底部3″と接触する舌片5d
とを一体に形成して戊るものである。
態としては、係合凸部4の取り付は溝4′に装着されて
係合凹部3と係合凸部4との間に介在される本体5aと
、係合凹部3の開口部3′がわにおける係合凹部3と係
合凸部4との間に介挿される一対の脚片5b、5Cと、
前記本体5aから係合凹部3の底部3″に向って湾曲状
に突出されて係合凹部3の底部3″と接触する舌片5d
とを一体に形成して戊るものである。
この場合第3図及び第4図では舌片5dは1つであるが
、第5図に示すように、互いに近接する方向に湾曲され
た2つの舌片5 d 、5 d’を設けてもよい。
、第5図に示すように、互いに近接する方向に湾曲され
た2つの舌片5 d 、5 d’を設けてもよい。
上記のように構成されるタイト材5は、少なくとも3個
所すなわち2つの脚片5b、5Cと舌片5dで2部材1
,2間のタイト性を保たせているため、例えば部材1,
2が縮んで第3図に示す部材間の寸法Aがこの寸法Aよ
り大きいA//になっても第4図に示すように前記舌片
5dは底部3″との接触を維持し、さらに前記寸法がA
″′のように大きくなって舌片5dが底部3″から離れ
ても、前記脚片5b、5Cによるタイト性は依然として
保たれ、気密、水密性能は失われない。
所すなわち2つの脚片5b、5Cと舌片5dで2部材1
,2間のタイト性を保たせているため、例えば部材1,
2が縮んで第3図に示す部材間の寸法Aがこの寸法Aよ
り大きいA//になっても第4図に示すように前記舌片
5dは底部3″との接触を維持し、さらに前記寸法がA
″′のように大きくなって舌片5dが底部3″から離れ
ても、前記脚片5b、5Cによるタイト性は依然として
保たれ、気密、水密性能は失われない。
また部材1,2間の寸法がある程度大きくなっても、舌
片5dは多少の反発力を持っているので、結合当初の気
密、水蜜性能は維持できる。
片5dは多少の反発力を持っているので、結合当初の気
密、水蜜性能は維持できる。
また特に水密性能の場合においては、例えば室外がわの
脚片5Cから雨水が侵入しても空間S内で排出処理する
ことができ、更に舌片5dを越えて空間S′内に雨水が
侵入しても、その雨水はもう一方の脚片5bによって室
内がわへ侵入することはなく、空間S′内で排出処理さ
れる。
脚片5Cから雨水が侵入しても空間S内で排出処理する
ことができ、更に舌片5dを越えて空間S′内に雨水が
侵入しても、その雨水はもう一方の脚片5bによって室
内がわへ侵入することはなく、空間S′内で排出処理さ
れる。
以上説明したように、この考案のタイト材によれば、少
なくとも3個所において2部材間のタイト性を保たせる
ことができるので、高いタイト性能が得られ、またタイ
ト部の1つである舌片は本体から湾曲状に突出されてい
るので、タイト材の材質の反発力を高めないでタイトに
有効な反発力が得られ、しかもその反発力は小さくてす
むため、結合部材をたわませることなく、高い気密性及
び水密性を得ることができ、その利用価値は顕著である
。
なくとも3個所において2部材間のタイト性を保たせる
ことができるので、高いタイト性能が得られ、またタイ
ト部の1つである舌片は本体から湾曲状に突出されてい
るので、タイト材の材質の反発力を高めないでタイトに
有効な反発力が得られ、しかもその反発力は小さくてす
むため、結合部材をたわませることなく、高い気密性及
び水密性を得ることができ、その利用価値は顕著である
。
図中第1図及び第2図は従来のタイト材の取り付は状態
を示す断面図、第3図及び第4図はこの考案の第一実施
例におけるタイト材の取り付は状態を示す断面図で、第
5図はこの考案の第二実施例におけるタイト材の取り付
は状態を示す断面図である。 図において 1,2・・・・・・結合部材、3・・・・
・・係合凹部、3′・・・・・・開口部、3“・・・・
・・底部、4・・・・・・係合凸部、4′・・・・・・
取り付は溝、5a・・・・・・タイト材本体、5b、5
C・・・・・・脚片、5d、5d’・・・・・・舌片で
゛ある。
を示す断面図、第3図及び第4図はこの考案の第一実施
例におけるタイト材の取り付は状態を示す断面図で、第
5図はこの考案の第二実施例におけるタイト材の取り付
は状態を示す断面図である。 図において 1,2・・・・・・結合部材、3・・・・
・・係合凹部、3′・・・・・・開口部、3“・・・・
・・底部、4・・・・・・係合凸部、4′・・・・・・
取り付は溝、5a・・・・・・タイト材本体、5b、5
C・・・・・・脚片、5d、5d’・・・・・・舌片で
゛ある。
Claims (1)
- 結合される2部材の結合端面にそれぞれ設けられた係合
凹部と係合凸部間に介在されてこれら2部材間の気密、
水蜜を維持するものにおいて、前記係合凸部に装着され
る本体と、前記係合凹部の開口部がわにおける係合凹部
と係合凸部との間に介挿される一対の脚片と、前記本体
から前記係合凹部の底部に向って突出されて係合凹部の
底部と接−触する舌片とから成り、これら本体、脚片及
び舌片を弾性材で一体的に構成して成る、建築用タイト
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7671278U JPS5834891Y2 (ja) | 1978-06-07 | 1978-06-07 | 建築用タイト材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7671278U JPS5834891Y2 (ja) | 1978-06-07 | 1978-06-07 | 建築用タイト材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54178410U JPS54178410U (ja) | 1979-12-17 |
JPS5834891Y2 true JPS5834891Y2 (ja) | 1983-08-05 |
Family
ID=28992256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7671278U Expired JPS5834891Y2 (ja) | 1978-06-07 | 1978-06-07 | 建築用タイト材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834891Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-07 JP JP7671278U patent/JPS5834891Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54178410U (ja) | 1979-12-17 |
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