JPS609511Y2 - 管継手 - Google Patents
管継手Info
- Publication number
- JPS609511Y2 JPS609511Y2 JP3274080U JP3274080U JPS609511Y2 JP S609511 Y2 JPS609511 Y2 JP S609511Y2 JP 3274080 U JP3274080 U JP 3274080U JP 3274080 U JP3274080 U JP 3274080U JP S609511 Y2 JPS609511 Y2 JP S609511Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- annular groove
- rubber ring
- pipe
- half flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、管の曲がり、及び伸縮を自在に吸収できると
共に、管の離脱を防止するための半割フランジの取付け
を容易にした管継手に関する。
共に、管の離脱を防止するための半割フランジの取付け
を容易にした管継手に関する。
近年、上下水道の配管接続に用いられる管継手としては
、管の曲がり角度が大きくとれること、及び管の伸縮を
吸収すると共に接続部で離脱しない構造のものが要求さ
れている。
、管の曲がり角度が大きくとれること、及び管の伸縮を
吸収すると共に接続部で離脱しない構造のものが要求さ
れている。
そこで、この要望に則したものとして、従来から第３図
に示すようにゴムリング３を装着した環状溝１１の奥部
を漸次円錐状に拡径させた受口形状とし、受口１内に挿
入した菱目２をゴムリングによって伸縮自在に接続する
と共に、管の曲がりを受口奥部の拡径部で許容する構造
の管継手が知られている。
に示すようにゴムリング３を装着した環状溝１１の奥部
を漸次円錐状に拡径させた受口形状とし、受口１内に挿
入した菱目２をゴムリングによって伸縮自在に接続する
と共に、管の曲がりを受口奥部の拡径部で許容する構造
の管継手が知られている。
しかしながら、この管継手は、受口内に菱目を挿入する
際に、環状溝内でゴムリングのねじれが生じ易く、漏水
の原因ともなっていた。
際に、環状溝内でゴムリングのねじれが生じ易く、漏水
の原因ともなっていた。
また、着口外周に固定した半割フランジ４ａと、受口外
周に固定した半割フランジ４ｂとをステーボルト５で連
結して菱目と受口とが離脱するのを防止する際に、フラ
ンジ４ｂの固定位置が受口外周の環状溝肩部では、半割
フランジ４ｂの締付力がゴムリングに作用し、これがゴ
ムリングを環状溝から脱出させるように働いて水密性を
低下させることになる。
周に固定した半割フランジ４ｂとをステーボルト５で連
結して菱目と受口とが離脱するのを防止する際に、フラ
ンジ４ｂの固定位置が受口外周の環状溝肩部では、半割
フランジ４ｂの締付力がゴムリングに作用し、これがゴ
ムリングを環状溝から脱出させるように働いて水密性を
低下させることになる。
しかも、この管継手の受口は、環状溝の奥部が漸次円錐
状に拡径しているので、半割フランジ４ｂが後方に移動
するに従ってこのフランジの締付力が当該部分に作用し
、受口を破損することがあった。
状に拡径しているので、半割フランジ４ｂが後方に移動
するに従ってこのフランジの締付力が当該部分に作用し
、受口を破損することがあった。
また、一点鎖線で示すように受口外周の拡径肩部では、
ステーボルトが無闇に長くなるという欠点があった。
ステーボルトが無闇に長くなるという欠点があった。
本考案は、かかる従来欠点を解消した管継手を提供する
ものであって、環状溝内にゴムリングを装着し、環状溝
より奥部を略円筒状に拡径させた受口形状を有する管継
手において、環状溝の奥部側に若干のストレート部を残
して受口内周側に陥没した突起を形成すると共に、該突
起の対応するの外周には半割フランジを係止するための
陥没部を設け、環状溝からストレート部に亘って一体形
状のゴムリングを装着したことを特徴とする管継手にあ
る。
ものであって、環状溝内にゴムリングを装着し、環状溝
より奥部を略円筒状に拡径させた受口形状を有する管継
手において、環状溝の奥部側に若干のストレート部を残
して受口内周側に陥没した突起を形成すると共に、該突
起の対応するの外周には半割フランジを係止するための
陥没部を設け、環状溝からストレート部に亘って一体形
状のゴムリングを装着したことを特徴とする管継手にあ
る。
即ち、本考案の管継手は、受口内に菱目を挿入する際に
、ゴムリングにねじれが全く生じない形状とし、更には
半割フランジを受口外周の陥没部に係止させた際に無理
な応力がゴムリングに作用しない構造とした管継手を提
供するものである。
、ゴムリングにねじれが全く生じない形状とし、更には
半割フランジを受口外周の陥没部に係止させた際に無理
な応力がゴムリングに作用しない構造とした管継手を提
供するものである。
以下、本考案の一実施例を図面にて説明する。
第１図は、本考案管継手の縦半断面図であって、図中１
は受口、２は受口１内に挿入された差口である。
は受口、２は受口１内に挿入された差口である。
受口１は、開口部側に膨出成形した環状溝１１を有し、
該環状溝１１より奥部には略円筒状に拡径した膨出部を
有する。
該環状溝１１より奥部には略円筒状に拡径した膨出部を
有する。
膨出部は、前記開口部側の内径より若干大きく、かつ環
状溝１１の最大内径より若干中さい内径となるように形
成されている。
状溝１１の最大内径より若干中さい内径となるように形
成されている。
そして、環状溝１１の奥部側には若干のストレート部１
２を残して受口外周を陥没させて形成した突起が設けら
れ、環状溝１１からストレート部１２に亘って一体形状
のゴムリング３が装着されている。
２を残して受口外周を陥没させて形成した突起が設けら
れ、環状溝１１からストレート部１２に亘って一体形状
のゴムリング３が装着されている。
ゴムリング３は、環状溝内に嵌まり込み、ストレート部
に密着するので、差口を受口内に挿入する際、あるいは
接続後管の伸縮によってゴムリングとの接触位置にずれ
が生じても、ねじ曲げられて水密性が低下する虞れが全
くない。
に密着するので、差口を受口内に挿入する際、あるいは
接続後管の伸縮によってゴムリングとの接触位置にずれ
が生じても、ねじ曲げられて水密性が低下する虞れが全
くない。
第２図は、この管継手に半割フランジ４ｂを固定し、ス
テーボルト５によって連結した状態を示す部分断面図で
ある。
テーボルト５によって連結した状態を示す部分断面図で
ある。
本考案の管継手は、受口外周に陥没部１３を設けている
ので、この陥没部に半割フランジの内周部に設けた突起
を係止させるだけで半割フランジの移動を阻止でき、ま
た半割フランジの締付固定によっても受口内のゴムリン
グに全く悪影響を及ぼすことなく、管の離脱を防止する
ことができる。
ので、この陥没部に半割フランジの内周部に設けた突起
を係止させるだけで半割フランジの移動を阻止でき、ま
た半割フランジの締付固定によっても受口内のゴムリン
グに全く悪影響を及ぼすことなく、管の離脱を防止する
ことができる。
以上詳述した如く、本考案の管継手は、受口内に差口を
挿入する際、あるいは管の伸縮によってもゴムリングに
ねじれが全く生じない形状とし、また受口奥部を略円筒
状に拡径しているので管の曲がりを充分吸収することが
できる。
挿入する際、あるいは管の伸縮によってもゴムリングに
ねじれが全く生じない形状とし、また受口奥部を略円筒
状に拡径しているので管の曲がりを充分吸収することが
できる。
更には、受口外周に陥没部を設けているので、管の離脱
を防止する半割フランジの固定が容易に行え、しかもこ
の半割フランジの締付固定が受口内のゴムリングに影響
しないようにしたので、水密性を低下させることがない
。
を防止する半割フランジの固定が容易に行え、しかもこ
の半割フランジの締付固定が受口内のゴムリングに影響
しないようにしたので、水密性を低下させることがない
。
しかも、半割フランジは陥没部に嵌まり込んで軸方向の
移動が確実に阻止されるので、半割フランジの移動によ
る受口の破損が生じることもなく安全、かつ確定に管の
離脱を防止できるものである。
移動が確実に阻止されるので、半割フランジの移動によ
る受口の破損が生じることもなく安全、かつ確定に管の
離脱を防止できるものである。
第１図は、本考案管継手の縦半断面図、第２図は、この
管継手に半割フランジを固定して管の離脱を防止した状
態を示す部分断面図、第３図は従来の管継手に半割フラ
ンジを固定して管の離脱を防止した状態を示す部分断面
図である。 １・・・・・・受口、１１・・・・・・環状溝、１２・
・・・・・ストレート部、１３・・・・・・陥没部、２
・・・・・・差口、３・・・・・・ゴムリング、４ａ、
４ｂ・・・・・・半割フランジ、５・・・・・・ステー
ボルト。
管継手に半割フランジを固定して管の離脱を防止した状
態を示す部分断面図、第３図は従来の管継手に半割フラ
ンジを固定して管の離脱を防止した状態を示す部分断面
図である。 １・・・・・・受口、１１・・・・・・環状溝、１２・
・・・・・ストレート部、１３・・・・・・陥没部、２
・・・・・・差口、３・・・・・・ゴムリング、４ａ、
４ｂ・・・・・・半割フランジ、５・・・・・・ステー
ボルト。
Claims (1)
- 環状溝内にゴムリングを装着し、環状溝より奥部を略円
筒状に拡径させた受口形状を有する管継手において、環
状溝の奥部側に若干のストレート部を残して受口内周側
に陥没した突起を形成すると共に、該突起の対応する外
周には半割フランジを係止するための陥没部を設け、環
状溝からストレート部に亘って一体形状のゴムリングを
装着したことを特徴とする管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3274080U JPS609511Y2 (ja) | 1980-03-13 | 1980-03-13 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3274080U JPS609511Y2 (ja) | 1980-03-13 | 1980-03-13 | 管継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56134487U JPS56134487U (ja) | 1981-10-12 |
| JPS609511Y2 true JPS609511Y2 (ja) | 1985-04-03 |
Family
ID=29628489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3274080U Expired JPS609511Y2 (ja) | 1980-03-13 | 1980-03-13 | 管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609511Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7326524B2 (ja) * | 2017-12-19 | 2023-08-15 | 株式会社水道技術開発機構 | 管接続部の離脱防止構造 |
-
1980
- 1980-03-13 JP JP3274080U patent/JPS609511Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56134487U (ja) | 1981-10-12 |
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