JP2003202087A - 給水ボックスのシール構造 - Google Patents

給水ボックスのシール構造

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JP2003202087A
JP2003202087A JP2001395674A JP2001395674A JP2003202087A JP 2003202087 A JP2003202087 A JP 2003202087A JP 2001395674 A JP2001395674 A JP 2001395674A JP 2001395674 A JP2001395674 A JP 2001395674A JP 2003202087 A JP2003202087 A JP 2003202087A
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Tomoaki Yamaura
智章 山浦
Sachiko Otani
幸子 大谷
Shogetsu Ishigami
昭月 石上
Yasushi Takashima
康司 高島
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 径が異なる可撓管に対して共通してシールす
ることができる給水ボックスのシール構造を提供する。 【解決手段】 給水ボックス内に可撓管に接続した器具
を収納し、この可撓管と可撓管を給水ボックス内に挿通
するための可撓管挿通部との隙間にパッキンを設けてな
る給水ボックスのシール構造において、このパッキン
は、径の異なる可撓管に対応する挿通孔を複数備え、か
つ、各挿通孔には可撓管挿通部をそれぞれ覆うことがで
きる鍔部を形成してなることを特徴とする給水ボックス
のシール構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水ボックスのシール
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂製の可撓管を使用する給水給
湯システムにおける給水ボックスのシール構造の例を図
に基づいて以下で説明する。図18は、樹脂製の可撓管
と給水可能な器具とを給水ボックス内にて接続している
壁埋め込みのカバー付水栓である。この例では、可撓管
8が給水ボックス2の下方から給水ボックス27内に挿
入されて、可撓管継手9を介して器具25に接続されて
おり、さらに、前面カバー26によって、給水ボックス
27を覆っている。また、ゴム部材のパッキン28にて
可撓管8と給水ボックス27間がシールされている。
【0003】ここでパッキン28の形状を図20に記
す。図示するように、パッキン28は、可撓管8を囲
い、一方向に内外面間に切断部32を有している。これ
は、このパッキン28を取付ける前に可撓管8と可撓管
継手9を接続した場合にも、この切断部32を用いて、
可撓管8にパッキン28を取付けることができるように
しており、給水ボックス27と可撓管8との間に嵌め込
むことができるようにしている。この時、パッキン28
が前記給水ボックス27と可撓管8との間より大きく、
また、切断部32同士が取付け時に圧着されているた
め、万一可撓管8と器具との接続部から施工不良等で漏
水が発生した場合でも、給水ボックス27の可撓管8を
挿通した部分から壁裏へ水が流れること無く、パッキン
28及び壁表側方向に傾斜のついた給水ボックス27の
内側底部をつたって壁ボード表面にある漏水検知口30
より流れ出し、使用者に漏水が有ったことを知らせるよ
うになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図18
の給水ボックスのシール構造では、使用する可撓管8の
径が異なる場合には、それに合わせて異なるパッキンを
使用する必要があった。その理由として、可撓管8によ
る配管システムでは、通常、コストを抑えるために、必
要とされる瞬間流量により器具に接続する可撓管8の径
が異なる。そのため、同一施工現場であっても複数の径
の可撓管が存在するのである。これに対応するため、そ
れぞれの径にあったパッキンを用いなければならず、さ
らには複数の異なる給水ボックスを使用する必要があ
り、どの径の可撓管に対応するパッキンさらには給水ボ
ックスが何個必要かという確認作業が必要であり、煩雑
な管理となってしまっていた。
【0005】そこで、本発明は前記問題点を解決するた
め、径が異なる可撓管に対して共通してシールすること
ができる給水ボックスのシール構造を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点に鑑みて、本
発明の請求項1においては、給水ボックス内に可撓管に
接続した器具を収納し、この可撓管と可撓管とを給水ボ
ックス内に挿通するための可撓管挿通部との隙間にパッ
キンを設けてなる給水ボックスのシール構造において、
このパッキンは、径の異なる可撓管に対応する挿通孔を
複数備え、かつ、各挿通孔には可撓管挿通部をそれぞれ
覆うことができる鍔部を形成してなることを特徴とする
給水ボックスのシール構造とした。
【0007】これにより、径の異なる複数の可撓管に対
しても一つのパッキンで対応することができる。つま
り、可撓管と挿通部間をシールできるため複数のパッキ
ンを準備する必要がなく管理負荷が軽減され、施工全体
として低コストとなる。
【0008】本発明の請求項2においては、前記可撓管
挿通部に可撓管保持部材を備えてなり、かつ、この可撓
管保持部材には、前記パッキンの挿通孔のうち最も大き
い挿通孔に対応する可撓管を保持する可撓管押えを有し
てなり、さらに、前記パッキンの径が最も大きい挿通孔
以外の挿通孔の一側端面には、径が最も大きい挿通孔の
径と略同一の外径を有する隆起部を設け、径が小さい挿
通孔に対応する可撓管をシールする際に、可撓管保持部
材と可撓管との隙間に前記隆起部を嵌め込むことを特徴
とする請求項1記載の給水ボックスのシール構造とし
た。
【0009】これにより、可撓管保持部材と可撓管の間
に隙間が発生する場合に隙間に嵌まる隆起部をパッキン
が有するため、使用する可撓管径が異なっても可撓管保
持部材を共用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態1について、
以下で図に基づいて説明を行う。図1は壁埋め込みの止
水栓の外観斜視図、図2は前面カバー1を除いた斜視図
である。この給水ボックス2内において、樹脂製の可撓
管8を可撓管挿通部2aより挿通し、この可撓管8に器
具4を接続している。つまり、可撓管8と器具4との接
続部が前面カバー1と給水ボックス2で覆われている構
造となっている。この器具4は、止水栓4aと、下流に
ある水栓等の水使用器具(図示せず)を接続することが
できるワンタッチジョイント3を備えている。そして、
ワンタッチジョイント3は、内部に止水弁を有してお
り、水使用器具への通水ホースを接続すると止水弁を開
き、通水ホースを外すと止水弁を閉じるようになってい
る。また、可撓管8と器具4との接続は、可撓管継手9
を介して嵌合接続され、この可撓管継手9と器具4との
接続は嵌合方向に抜けない様にクイックファスナ5にて
固定されている。
【0011】次に可撓管の給水ボックスとのシール構造
について説明する。図3は、可撓管の給水ボックス挿通
部の部分断面図である。図3において、給水ボックス2
の可撓管挿通部2aは略円筒形で、詳細の図示はしない
が軸対象に一対の凹部が形成され側面に穴が空いてい
る。
【0012】次に可撓管保持部材12の形状を図4乃至
7を用いて説明する。図4は正面外観図、図5は右面外
観図、図6は上面外観図、図7は正面断面図である。こ
の可撓管保持部材12は、左右に分割された2部材から
成り、2つ重ねあわせて使用するようになっている。重
ねあわせると外径部が前記カバー可撓管挿通部2a内側
に嵌め込むことができるように略円筒形になっている。
そして、可撓管保持部材12の外形には、3個所にリブ
(重ねあわせると4個所になる)が設けられている。こ
の可撓管保持部材12の内側には可撓管8を保護するた
めの波つき保護管10を保持できるように円周状に2つ
の凸部11、14が形成されている。また、外側には給
水ボックス2への挿入後に抜け留めとなる凸部13が設
けられている。この凸部13は、図5のような形状にな
っており、樹脂製のため径方向に弾性を持つ形状になっ
て、給水ボックス2に挿入後、係止するようにしてい
る。さらに、可撓管保持部材12の内側には、可撓管8
を保持するため可撓管外径とほぼ同一の径を有する可撓
管押え15が設けられ、可撓管押え15に向かって円錐
上のテーパー16が設けられている。特に、器具4側よ
りパッキン6、可撓管保持部材12(可撓管押え15)
の順に配置することが好ましい。なお、器具4は、給水
ボックス2にビス等で固定されている。
【0013】またパッキン6の形状を図8、図9を用い
て説明する。図8は上面外観図、図9は正面断面図であ
る。図8において、このパッキン6は、径が異なる2種
類の可撓管に対応できるようになっており、径が大の可
撓管に対応する大径可撓管対応部分17と径が小の可撓
管に対応する小径可撓管対応部分18が一体に形成され
ており、それぞれに可撓管の径に対応する挿通孔17
a、18aが設けられている。そして、この各挿通孔1
7a、18aには、可撓管挿通部2aをそれぞれ覆うこ
とができる鍔部17b、18bが形成されている。さら
にこの鍔部17b、18bの外側から挿通孔17a、1
8aにそれぞれ連通する径方向への切断部19、20を
有している。図9において可撓管外面と接する部分には
円周状に凸部21、22が設けられている。特にこの可
撓管保持部材12には、径の異なる可撓管8に対応でき
るように、パッキンの挿通孔のうち最も大きい径が大の
可撓管に対応する大径可撓管対応部分17に設けた挿通
孔17aに対応する可撓管8を保持する可撓管押え15
を有している。さらに、パッキン6の径が最も大きい挿
通孔17a以外(径が小の可撓管に対応する小径可撓管
対応部分18)の挿通孔18aの一側端部である片側平
面には、径が最も大きい挿通孔17aの径と略同一の外
径を有する円筒状の隆起部23を設けている。この隆起
部23は、図では円筒状に一側端部の全周に設けている
が、全周に亘って部分的に隆起部23を複数もよい。こ
の隆起部23は、径が小さい挿通孔18aに対応する可
撓管8をシールする際に、可撓管保持部材12と可撓管
8との隙間に嵌め込むためのものであり、可撓管8を確
実に保持できればよい。なお、この隆起部23の先端
は、テーパーを備えることで嵌め込み易くしている。ま
た、パッキン6に硬質部材を用いる場合、図示したよう
に、可撓管継手9が接続した可撓管8に取りつけるため
に切断部19、20が必要となる。一方、パッキン6に
軟質部材(ゴムなどの弾性を有する部材)を用いた場合
は、パッキン6を取りつけるときにパッキン6自体が伸
びるためパッキン6に設けた挿通孔17a、18aに可
撓管継手9が通り抜けて可撓管8に取りつけることがで
きるので切断部19、20を設けなくてもよい。
【0014】つぎに施工手順に沿って説明する。まず図
3において波つき保護管10に通管された可撓管8に可
撓管継手9が予め接続されている。この波つき保護管1
0の先端外径凹部に可撓管保持部材12の内側凸部11
を嵌め込むようにして、2つの可撓管保持部材12を重
ね合わせて保護管10を挟み込む。保護管10に取付け
られた可撓管保持部材12を可撓管挿通部2aに嵌め込
むことで、可撓管継手9が接続された可撓管8を給水ボ
ックス2に挿通する。所定の位置まで挿通されると図7
に記載の可撓管保持部材12の凸部13が給水ボックス
の挿通部の窓部7に係止して嵌まり、保護管が抜けるの
を防止する。なお、この凸部13は前記のように径方向
に弾性を有するため、一度嵌め込んだ後、保護管を給水
ボックス2より取り外したい場合には窓部7から凸部1
3を押すことにより凸部が変形し可撓管押えをカバーか
ら抜くことができる。この後、図8,9で示した径が大
の可撓管に対応する大径可撓管対応部分17とほぼ同様
の形状で可撓管とのシール部分となる挿通部分が小径と
なっているパッキン6を可撓管8と給水ボックス2の間
に嵌め込む。なお、パッキン6は、大径可撓管対応部分
17と小径可撓管対応部分18との連結部を切って用い
ても良いし、切断せずに用いても良い。また、前記の様
に可撓管保持部材に円錐状のテーパー部16が設けられ
ているため、給水ボックス2に接続後施工ミスで可撓管
8のみを再挿通する場合や、将来の可撓管更新のため可
撓管8を再挿通する場合には保護管10を通った可撓管
8がテーパーに沿って可撓管保持部材12の可撓管押え
15によって給水ボックス2内に誘導されるため施工性
がよくなる。
【0015】なお、図4乃至7に示した可撓管押え12
と、図8、9に示したパッキン6とを用いることで、径
の異なる保護管10および可撓管8に対して1つの給水
ボックス2で対応することができる。図10には、波つ
き保護管10、可撓管8が大径の場合について示してい
る。可撓管保持部材12内面には円周状に先端径の異な
る2つの凸部があり、保護管径が大なる場合には凸部1
4を使用する。また、図8、9におけるパッキン6にお
いて、径が大の可撓管に対応する大径可撓管対応部分1
7を利用する。なお、図3の保護管径が小なる場合とは
保護管10を嵌め込む凸部が異なる他は同様である。
【0016】次に図11に保護管の径が小さく、可撓管
径が小さい場合を示す。これは、図3とは別の実施の形
態である。図11においては、図3に使用するパッキン
6の形状が異なり、図8,9に示すパッキン6のうち、
径が小の可撓管8に対応する小径可撓管対応部分18を
用いる。可撓管保持部材12を給水ボックス2の可撓管
挿通部2aに嵌め込むまでは前述の図3の場合と同様で
あるので説明を省略する。可撓管径が小さいので可撓管
保持部材12における可撓管押え15の最小径部分との
間には隙間が生じてしまう。この隙間にはパッキン6の
円筒状の隆起部23が嵌まり込むことで保持性を確保す
ることができる。なお、この円筒状の隆起部23は、可
撓管の位置ずれ防止のためであり、可撓管8とのシール
は内径凸部22で行っている。
【0017】図10、11の構成とすることにより、可
撓管8に径方向の力がかかった場合でも、給水ボックス
2に固定された器具4と可撓管保持部材12とによりパ
ッキン取付け位置では可撓管8を確実に所定の位置に配
置できる。そのため、可撓管の位置ずれによるパッキン
のシール不良を防止することができる。また、異なる径
の波つき保護管や、可撓管を使用する場合でも部材を共
通で使用できるため、使い勝手のよい製品ができる。
【0018】なお、本実施の形態1では、可撓管保持部
材12が、樹脂製の可撓管8を保持する部材として給水
ボックス2とは別体の部材として構成されているが、可
撓管継手9と可撓管8の接続を給水ボックス2の挿通後
とする場合には、給水ボックス2と可撓管保持部材12
を一体にて構成しても同様の効果を有する。また、本実
施の形態では、可撓管保持部材12内の形状を円錐状の
テーパー形状としたが、円錐に限定されるものではな
く、可撓管保持部材12(可撓管押え15)へ徐々に小
径になっていく形状であればどんな形状でも同様の効果
を有する。
【0019】次に、別の実施の形態である給水ボックス
のシール構造を施工手順に基づいて説明する。図12乃
至図16は、ヘッダー4cから可撓管継手9を介して可
撓管8を複数分岐するためのヘッダーボックスである。
図12に示すように基礎33に設けた開口に給水ボック
ス2(ヘッダーボックス)を取りつける。また、この給
水ボックス2内にヘッダ4cを収納している。図13に
示すように保護管10を可撓管挿通口2aへ接続する。
そして、図14に示すように可撓管8を給水ボックス2
内側から保護管10内に挿入する。なお、可撓管8を保
護管10に挿入しやすいように治具8aを可撓管8の端
部に接続している。さらに、図15に示すように、可撓
管8の端部に可撓管継手9を接続し、ヘッダー4cの接
続部に嵌合接続している。そして、抜けないようにクイ
ックファスナ5を用いて固定する。そして、図16に示
すように、パッキン6を可撓管8と可撓管挿通部2aと
の隙間に嵌め込んで作業を終了する。
【0020】なお、ここでは、可撓管挿通部2aが、給
水ボックス2(ヘッダーボックス)とは別体で形成され
ている。可撓管挿通部2aと固定部2cとは螺合可能に
ネジが設けており、給水ボックス2に設けた開口部2b
にこの可撓管挿通部2aを固定部2cを用いて挟み込ん
で取付けている。
【0021】上述した施工は、現場で保護管10に可撓
管8を挿通する場合について説明したが、予め工場出荷
前に、所定の長さ(たとえば、5m、10m、15m、
20m、25m、30mなど)の可撓管8を保護管10
に挿通させた後で、この可撓管8の両端に可撓管継手9
を接続しておいてもよい。このように所定の長さを工場
で準備しておくことで、可撓管8と可撓管継手9の接続
ミスによる漏水のおそれがなくなり、品質管理が容易に
行なると言える。また、可撓管8を現場でカットするこ
ともないので、廃材(カットした切れ端)が発生するこ
ともない。
【0022】次に、別の実施の形態である給水ボックス
のシール構造を示す。図17は、可撓管8に分岐金具4
dを接続するための分岐ボックスである。上述したヘッ
ダーボックスから分岐された可撓管8をさらに分岐させ
たい場合に用いることができる。接続構造ならびにシー
ル構造は、上述した壁埋め込み式の止水栓やヘッダーボ
ックスと同様である。
【0023】以上、図に基づき本発明を具体的に説明し
たが、これに限定されるものではなく、給水ボックス2
内に可撓管8を挿通し、この可撓管8に器具4d、4c
を接続する給水ボックスであれば本発明を適用すること
ができる。また、上述の実施例では、パッキン6の位置
は、可撓管8から器具4(4a、4c、4d)へ給水す
るため、可撓管保持部材の下流側となるが、ヘッダー4
cや分岐金具4dなどで器具4から可撓管8へ給水する
場合は、パッキン6の位置は上流側となる。いずれの場
合も水密性・気密性を保つ上では、可撓管保持部材12
はパッキン6の近傍に配置することが好ましい。特に、
器具4、パッキン6、可撓管保持部材12の順番に配置
することが望ましい。
【0024】
【発明の効果】以上により、径の異なる複数の可撓管に
対しても一つのパッキンで対応することができる。つま
り、可撓管と挿通部間をシールできるため複数のパッキ
ンを準備する必要がなく管理負荷が軽減され、施工全体
として低コストとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である壁埋め込みの止水栓
における外観斜視図
【図2】図1の前面カバーを外した斜視図
【図3】図1の部分断面図
【図4】本発明の実施の形態における可撓管押えの正面
外観図
【図5】本発明の実施の形態における可撓管押えの右面
外観図
【図6】本発明の実施の形態における可撓管押えの上面
外観図
【図7】本発明の実施の形態における可撓管押えの正面
断面図
【図8】本発明の実施の形態におけるパッキンの上面外
観図
【図9】本発明の実施の形態におけるパッキンの正面断
面図
【図10】本発明の別の実施の形態である壁埋め込みの
止水栓における部分断面図
【図11】本発明の別の実施の形態である壁埋め込みの
止水栓における部分断面図
【図12】本発明の別の実施の形態であるヘッダーボッ
クスの外観図
【図13】図12における保護管取付けの施工状態を示
す図
【図14】図12における樹脂管の挿入の施工状態を示
す図
【図15】図12におけるヘッダーと樹脂管の接続状態
を示す図
【図16】図12におけるシール構造を示す部分断面図
【図17】本発明の別の実施の形態である分岐ボックス
のシール構造を示す部分断面図
【図18】従来の通水部材のカバーシール構造の部分断
面図
【図19】従来のカバーシール構造を持った水栓の施工
状態図
【図20】従来のパッキンの外観図
【符号の説明】
1 前面カバー 2 給水ボックス 2a 可撓管挿通部 2b 開口部 3 ワンタッチジョイント 4 器具 4a 止水栓 4b ハンドル 4c ヘッダー 4d 分岐金具 5 クイックファスナ 6 パッキン 7 窓部 8 可撓管 8a 治具 9 可撓管継手 10 波つき保護管 11 保護管保持凸部 12 可撓管保持部材 13 抜け留め凸部 14 保護管保持凸部 15 可撓管押え 16 円錐状テーパー部 17 大径可撓管対応部分 18 小径可撓管対応部分 19 切断部 20 切断部 21 円周状凸部 22 円周状凸部 23 円筒状凸部 24 接続部 25 器具 26 前面カバー 27 給水ボックス 28 パッキン 29 壁ボード 30 漏水検知口 31 柱 32 切断部 33 基礎
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石上 昭月 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 高島 康司 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D060 AC03 AC05 3H019 BA05 BB01 BB08 BC05 3J106 AA02 AB01 AB09 BA02 BC04 BC10 BD01 BE01 BE13 CA03 EA03 EB02 EB05 EC01 EC07 ED03 ED04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水ボックス内に可撓管に接続した器具
    を収納し、この可撓管と可撓管とを給水ボックス内に挿
    通するための可撓管挿通部との隙間にパッキンを設けて
    なる給水ボックスのシール構造において、 このパッキンは、径の異なる可撓管に対応する挿通孔を
    複数備え、かつ、各挿通孔には可撓管挿通部をそれぞれ
    覆うことができる鍔部を形成してなることを特徴とする
    給水ボックスのシール構造。
  2. 【請求項2】 前記可撓管挿通部に可撓管保持部材を備
    えてなり、 かつ、この可撓管保持部材には、前記パッキンの挿通孔
    のうち最も大きい挿通孔に対応する可撓管を保持する可
    撓管押えを有してなり、 さらに、前記パッキンの径が最も大きい挿通孔以外の挿
    通孔の一側端面には、径が最も大きい挿通孔の径と略同
    一の外径を有する隆起部を設け、 径が小さい挿通孔に対応する可撓管をシールする際に、
    可撓管保持部材と可撓管との隙間に前記隆起部を嵌め込
    むことを特徴とする請求項1記載の給水ボックスのシー
    ル構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010209607A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Tabuchi Corp 屋外用水栓の組付構造
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