JP2000104876A - ガスメ―タ接続用ライザ―管 - Google Patents

ガスメ―タ接続用ライザ―管

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JP2000104876A
JP2000104876A JP11000903A JP90399A JP2000104876A JP 2000104876 A JP2000104876 A JP 2000104876A JP 11000903 A JP11000903 A JP 11000903A JP 90399 A JP90399 A JP 90399A JP 2000104876 A JP2000104876 A JP 2000104876A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腐蝕の問題がなく、ガスメータを建物等に別
途支持固定しなくとも配管で支持固定でき、地中埋設プ
ラスチック管から地上のガスメータに確実に接続できる
ガスメータ接続用ライザー管を提供する。 【解決手段】 地中の埋設プラスチック配管に接続して
地上に立ち上げられるプラスチック管と、該プラスチッ
ク管の地上端から地中部に内挿して接続し地上のガスメ
ータと連結する鋼管と、前記プラスチック管の少なくと
も地上に立ち上げられた部分に外挿してプラスチック管
を縮径し前記プラスチック管に内挿した鋼管との間を密
封固定する金属製の筒体とよりなる。また地上のガスメ
ータに接続する鋼管と地中の埋設プラスチック管に接続
するプラスチック管とからなり、鋼管とプラスチック管
とを連結したライザー管において、鋼管の端部外面にプ
ラスチック管を射出成型で一体成型して設け、プラスチ
ック管の上端は地中から地上に立ち上げ配管され、鋼管
の下端はプラスチック管内の地中埋設位置に配管される
ガスメータ接続用ライザー管。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に埋設された
プラスチック管から、地上のガスメータに接続するため
のガスメータ接続用ライザー管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地中埋設プラスチック管と地上の
ガスメータとの接続は、地中の埋設プラスチック管に金
属管を接続して、この金属管を地上に立ち上げて地上の
ガスメータと接続していた。このための金属管として
は、本出願人が考案の実開平6ー20987号公報で開
示されたプラスチック管と金属製蛇腹管を接続したもの
がある。このものは、継手の端部内面に金属製蛇腹管と
プラスチック管を装着し、この装着した両管の内面にわ
たって金属製ステイフナーを内挿し、この金属製ステイ
フナーを内周側から拡径して金属製蛇腹管とプラスチッ
ク管とを継手内周面に圧縮して接続固定したものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】地中から地上のガスメ
ータに接続する場合、金属管が土壌と接すると、土壌と
コンクリート間に生じるマクロセル腐蝕等、地中に接す
ることによる腐蝕の問題がある。このために金属管の表
面に樹脂皮膜を設けたり、絶縁継手を設けたりするなど
各種の防食対策を施さなければならず、又このために定
期的に保安検査を行って安全性を確認する必要があっ
た。
【0004】また本出願人の考案による上記金属製蛇腹
管を用いたものは、継手内周面に装着したプラスチック
管と金属製蛇腹管とを、その内面に装着したステイフナ
ーを拡径し、両者を継手内周面に圧縮固定したものであ
るが、金属製蛇腹管は薄肉の波山形状で、地上のガスメ
ータを固定支持する強度がないため、ガスメータは地上
の建物等に必ず固定して配管接続しなければならない制
約があった。本発明は上記の課題を解消して、腐蝕の問
題がなく、ガスメータを建物等に別途支持固定しなくと
も配管で支持固定でき、地中埋設プラスチック管から地
上のガスメータに確実に接続できるガスメータ接続用ラ
イザー管を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、地中の
埋設プラスチック配管に接続して地上に立ち上げられる
プラスチック管と、該プラスチック管の地上端から地中
部に内挿して接続し地上のガスメータと連結する鋼管
と、前記プラスチック管の少なくとも地上に立ち上げら
れた部分の外面に装着して縮径し前記プラスチック管に
内挿した鋼管との間を密封固定する金属製の筒体と、よ
りなることを特徴とするガスメータ接続用ライザー管で
ある。
【0006】上記において筒体は、前記鋼管を内挿した
プラスチック管の地上端外面と、鋼管を内挿したプラス
チック管の地中部位置とで縮径し、プラスチック管と鋼
管との間を密封固定したガスメータ接続用ライザー管で
ある。上記において鋼管は、プラスチック管に内挿する
部分を裸管状態で内挿してあり、前記筒体を縮径する部
分に対応する鋼管の外面に環状の凹凸溝を形成してプラ
スチック管の内面と圧接したガスメータ接続用ライザー
管である。上記において、少なくとも前記プラスチック
管の地上に立ち上がる部分に前記筒体の外面から耐候性
を有す樹脂製又は金属製の保護管で覆うことができる。
上記において、前記プラスチック管は呼び口径30Aの
ガス用ポリエチレン管で、前記鋼管は外面樹脂被覆した
呼び口径25Aのガス用カラー鋼管を用いることが出来
る。筒体は銅又はステンレス等の金属製で、プラスチッ
ク管が地上に立ち上がる部分全体を覆う長さであっても
良く、また地上部と埋設部で縮径する部分の短い長さの
ものでも良い。この場合は筒体の外面から保護管が被せ
られ、プラスチック管の立ち上げ部分が外部環境と遮断
される。
【0007】更に本発明は、地上のガスメータに接続す
る鋼管と地中の埋設プラスチック管に接続するプラスチ
ック管とからなり、該鋼管とプラスチック管とを連結し
たガスメータ接続用ライザー管において、前記鋼管の端
部外面に前記プラスチック管を射出成型で一体成型して
設け、該プラスチック管の上端は地中から地上に立ち上
げ配管され、鋼管の下端はプラスチック管内の地中埋設
位置に配管されることを特徴とするガスメータ接続用ラ
イザー管である。上記において、前記鋼管の端部外面に
接着剤層を設け、該接着剤層を介して前記プラスチック
管を射出成型で設けたガスメータ接続用ライザー管であ
る。また上記において前記鋼管は外面樹脂被覆した鋼管
を用い、端部外面の外面樹脂被覆層を剥がした裸管の外
面にホットメルト接着剤層を設けて前記プラスチック管
を射出成型で設けたガスメータ接続用ライザー管であ
る。更に上記プラスチック管の地上に立ち上がる外面
は、外気と遮断する保護カバーで覆ったガスメータ接続
用ライザー管である。更に上記において前記プラスチッ
ク管は、プラスチック管の元部埋設位置で略直角に曲げ
られているガスメータ接続用ライザー管で、地中から地
上への立ち上げ配管が容易に行える。
【0008】
【作用】本発明は上記の構成であるから、プラスチック
管は地中の埋設プラスチック配管に接続して、地中から
地上に立ち上げられる。またガスメータと接続される鋼
管は前記プラスチック管の地上端から地中部に内挿し、
この内挿部のプラスチック管に外挿した金属製筒体を縮
径することでプラスチック管と外面樹脂被覆鋼管とは密
封固定したライザー管が得られる。更に本発明は、鋼管
の端部外面にプラスチック管が射出成型で一体成型して
設けられるので鋼管とプラスチック管とは密封一体化し
たライザー管が得られる。このため鋼管は地中の土壌に
接することなく、プラスチック管と密封接続して地上の
ガスメータと配管される。このため鋼管が土壌に接する
ことによる種々の腐蝕の問題が生じない。またプラスチ
ック管が地上に立ち上げ配管された部分は、筒体ないし
は保護カバーで覆うことが出来、金属製の筒体ないしは
樹脂製の保護カバーでプラスチック管の地上立ち上げ部
分が保護され外部環境と遮断される。鋼管は地中土壌と
接しないから電気的に絶縁され、マクロセル腐食等の電
気的腐食の問題が生じない。またプラスチック管立ち上
がり部分の傷付や紫外線からも保護される。
【0009】またプラスチック管の地上に立上がる部分
を、耐候性を有す保護管で金属製筒体の外面から覆うこ
とが出来、この場合もプラスチック管は外部環境から保
護遮断され、プラスチック管立上げ部の傷付きや紫外線
劣化等から保護される。従って、従来の絶縁継手を設け
たり、地中埋設部の金属管を樹脂被覆するなどの防食処
理を行なう必要がなく、更に剛性を有す鋼管で地中から
地上に立ち上げられてガスメータと接続されるので、配
管によってガスメータを支持することができ、ガスメー
タを別途建物等に支持する必要がないので、ガスメータ
の設置場所に制約を受けずに配管できる。
【0010】またプラスチック管が地上に立ち上がる部
分は鋼管を内挿しており、プラスチック管の地上端と地
中埋設位置の両方とで金属製保護管の縮径によってプラ
スチック管と鋼管との間が密封固定されている。更に鋼
管にプラスチック管を射出成型で一体化成型してあるの
で、プラスチック管の地上端から鋼管の埋設端に亘って
密封一体化している。この場合、地上の配管部が万一の
火災等に遭遇して地上に立ち上がるプラスチック管の縮
径部あるいはプラスチック管が消失したとしても、ガス
メータと接続する外面樹脂被覆鋼管がプラスチック管の
地中埋設部まで内挿して埋設地中部で密封しているの
で、埋設部の密封シール部或いはプラスチック管にまで
熱の影響が及ばなく、地中埋設位置でプラスチック管と
外面樹脂被覆鋼管のシールが確保されており火災時にお
いてもガス漏れが防止される。
【0011】 鋼管のプラスチック管が縮径される部分
の外面、又は鋼管の外面にプラスチック管が射出成型さ
れる部分の外面に環状凹凸溝を設けることが出来、プラ
スチック管内面とのシール性及び接続密着強度が向上す
る。また接着剤層を設けてプラスチック管を鋼管外面に
一体射出成型することでも接着強度が向上し、鋼管とプ
ラスチック管は確実にシールされ密封一体化される。更
にプラスチック管を呼び口径30Aのガス用ポリエチレ
ン管で、鋼管を呼び口径25Aのガス用カラー鋼管で設
けることにより、プラスチック管の内面に鋼管が内外面
の寸法マッチして内挿することができ、組立が容易に行
える。またプラスチック管の元部埋設位置で略直角に曲
げておくことで、地中から地上への立ち上げ配管が容易
に行える。
【0012】
【発明の実施形態】以下本発明の実施例を図面に基づい
て説明する。図1は本発明の一実施例のガスメータ接続
用ライザー管10を地上のガスメータ8に配管した状態
を示し、図2は本発明の一実施例を示すガスメータ接続
用ライザー管10の半断面図である。ライザー管10
は、大略下部のプラスチック管30と上部の外面樹脂被
覆鋼管40と金属製筒体20とからなり、一体に接続固
定されたものである。下部のプラスチック管30は地中
の埋設プラスチック管5とプラスチック継手6で接続さ
れて地上に立ち上げられる。継手6を用いる代わりにプ
ラスチック管30を地中埋設位置で略直角方向に曲げて
おき、水平方向の埋設プラスチック管5と地上に立上が
るプラスチック管30を1本のプラスチック管30で形
成することもできる。
【0013】上部の外面樹脂被覆鋼管40は地中から地
上に立ち上がるプラスチック管30に内挿しており、外
面に塩化ビニル製の樹脂皮膜41を被せてある。上端は
コック1、ガスメータ接続用継手2を介してガスメータ
8の入口側に接続される。ガスメータ8の出口側は同じ
く外面樹脂被覆鋼管40、プラスチック管30を介して
埋設配管され、建物内の各供給器具等に配管される。プ
ラスチック管30に内挿する部分は樹脂被膜41を剥し
て挿入してあり、縮径部22、23の外面に環状凹凸溝
42、43を設けてある。
【0014】金属製筒体20は、プラスチック管30の
少なくとも地上に立上がる部分を覆い、外面樹脂被覆鋼
管40がプラスチック管30に内挿した部分の長さに亘
って、即ちプラスチック管30の地上立ち上がり部分
と、プラスチック管30に内挿した外面樹脂被覆鋼管4
0の下端位置に亘って、ステンレス製の筒体20がプラ
スチック管30を覆っている。従ってプラスチック管3
0の地上立ち上げ部分は、直射日光等外部環境に露出し
ないように遮断されている。
【0015】筒体20は地上縮径部22と埋設位置の縮
径部23との2個所で、その外面がローラ等で縮径され
ており、プラスチック管30の外面を縮径して内挿した
鋼管40の環状凹凸溝42、43に圧着し、シールして
固定している。また筒体20の上端は外面樹脂被覆鋼管
40の樹脂被膜41の外面まで延びて覆っており、プラ
スチック管30の上端部に装着したゴムリング21を圧
縮して、外部からの水密を計っている。このため金属製
筒体20と外面樹脂被覆鋼管40の鋼管部分とは接触し
ていない。
【0016】外面樹脂被覆鋼管40はカラー鋼管の呼び
サイズ25Aを用い、プラスチック管30はガス用ポリ
エチレン管の呼びサイズ30Aを用いている。ガス用ポ
リエチレン管の内径は34.2mmで、カラー鋼管の樹
脂被膜41を除く外径は34mmであり、両者を加工し
なくとも樹脂被膜41を剥すだけでマッチして挿入でき
都合がよい。本実施例のガスメータ接続用ライザー管は
全長約1、2Mで、外面樹脂被覆鋼管40の長さが約1
M、プラスチック管30の長さが約650mm、筒体2
0の長さが約500mmである。そして筒体20の中間
部分で埋設部と地上部に分けられ、埋設部即ちプラスチ
ック管30と鋼管40との下端接続縮径部は地上から5
0mmを確保するように配管される。従って筒体20の
縮径部は地上位置縮径部22と埋設位置縮径部23の2
個所で行われており、外面樹脂被覆鋼管40とプラスチ
ック管30のシールが行われている。
【0017】このため一部埋設される筒体20と外面樹
脂被覆鋼管40とは電気的に接触せず、絶縁が果たさ
れ、マクロセル腐蝕の問題が生じない。更に外面樹脂被
覆鋼管40は地中から立上がってガスメータ8と配管さ
れるので、ガスメータ8を建物等に支持しなくても固定
する。また火災等で地上部のプラスチック管30が消失
したとしても、埋設位置で保護管20の縮径による外面
樹脂被覆鋼管40とプラスチック管30のシールが確保
されており、地上からの埋設深さ50mmあれば熱影響
が及ばないことが実験で確認されている。このため配管
全体の耐火災シール性が確保されて鋼管とプラスチック
管の接続状態が維持され、ガス漏れがなく安全が確保さ
れる。またプラスチック管30が地上に立ち上げられた
部分でも筒体20の縮径によるシールが行われているの
で、2重シールとなり地中埋設部で内部ガスが漏れ出す
恐れがなく、安全が確保される。
【0018】図3は本発明の別の実施例を示すガスメー
タ接続用ライザー管で、この実施例では、金属製筒体2
5が短く、プラスチック管30の地上部と地中部とに分
けて装着して縮径してある。またこの縮径した筒体2
5、25の外面から耐候性を有する塩化ビニル樹脂製収
縮チューブによる保護管26を被せて覆っている。この
保護管26は外面樹脂被覆鋼管40の樹脂被覆41と一
体で形成することでも良い。この場合も前記実施例と同
様に火災時の安全性、外面樹脂被覆鋼管40の絶縁性、
プラスチック管30の耐候性及び傷付が防止され、安全
が確保される。
【0019】図4は更に本発明の別の実施例を示すガス
メータ接続用ライザー管で、この実施例では前記実施例
の金属製筒体の縮径による接続に代えて、外面樹脂被覆
鋼管40の下端に射出成型でプラスチック管30を一体
成型している。外面樹脂被覆鋼管40は成型部の外面樹
脂被覆層41を剥がして裸管状態の外面に環状凹凸溝4
2、43を形成し、この外面にホットメルト接着剤層を
形成して射出成型用金型内でプラスチック管30が射出
成型される。前記鋼管40の外面樹脂被覆層41の外面
にプラスチック管30を射出成型して一体化しても良
い。またプラスチック管30を一体化射出成型した後、
鋼管40との端部にOリング31を装着し、この外面に
プラスチック管30の地上立ち上げ部分を覆う長さ分、
保護カバー27を装着して外部環境と遮断している。保
護カバー27は本実施例では耐候性の良い塩化ビニル製
の収縮チューブを用いており、装着後温水等の熱を加え
て収縮させ、プラスチック管30の外面に密着させる。
この保護カバー27は収縮チューブに代えてテープ状部
材を巻き付けて外部環境から保護遮断しても良い。更に
プラスチック管の下端部は略直角に曲げておき、埋設プ
ラスチック管との接続を容易にすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のごとく本発明は、ガスメータに接
続する鋼管が土壌に接することなく、地中のプラスチッ
ク管から立ち上げ配管されるので、種々の電気的腐蝕の
問題が解消される。又プラスチック管が地中から地上に
立ち上げられて鋼管と密着シール固定されているので、
地中埋設部で内部ガスが漏れ出す恐れがなく、金属製筒
体や耐候性を有す保護管、保護カバー等によって外部環
境から保護遮断され、地上立ち上げ部プラスチック管の
紫外線劣化等の問題もない。更にガスメータは剛性のあ
る外面樹脂被覆鋼管等で支持固定されるので、ガスメー
タを建物等に固定する必要がなく、ガスメータの設置位
置に規制を受けない。従って従来のごとく絶縁継手を設
けるなどの防食処理を行なう必要がなく、安全に且つ容
易に地中のプラスチック管から地上のガスメータに配管
施行が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す流体配管用ライザー
管を配管した状態の斜視図である。
【図2】 本発明の一実施例を示す流体配管用ライザー
管の半断面図である。
【図3】 本発明の別の実施例を示す流体配管用ライザ
ー管の半断面図である。
【図4】 本発明の別の実施例を示す流体配管用ライザ
ー管の半断面図である。
【符号の説明】
5 埋設プラスチック管 6 プラスチッ
ク管用継手 8 ガスメータ 10 ガスメー
タ接続用ライザー管 20、25 金属製筒体 21 ゴムリン
グ 22 地上位置縮径部 23 埋設位置
縮径部 26 保護管 27 保護カバ
ー 30 プラスチック管 31 Oリング 40 外面樹脂被覆鋼管 41 樹脂皮膜 42、43 環状凹凸溝

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中の埋設プラスチック配管に接続して
    地上に立ち上げられるプラスチック管と、該プラスチッ
    ク管の地上端から地中部に内挿して接続し地上のガスメ
    ータと連結する鋼管と、前記プラスチック管の少なくと
    も地上に立ち上げられた部分の外面に装着して縮径し前
    記プラスチック管に内挿した鋼管との間を密封固定する
    金属製の筒体と、よりなることを特徴とするガスメータ
    接続用ライザー管。
  2. 【請求項2】 前記筒体は、前記鋼管を内挿したプラス
    チック管の地上端外面と、鋼管を内挿したプラスチック
    管の地中部位置とで縮径し、プラスチック管と鋼管との
    間を密封固定することを特徴とする請求項1記載のガス
    メータ接続用ライザー管。
  3. 【請求項3】 前記鋼管は、プラスチック管に内挿する
    部分を裸管状態で内挿してあり、前記筒体を縮径する部
    分に対応する鋼管の外面に環状の凹凸溝を形成してプラ
    スチック管の内面と圧接してあることを特徴とする請求
    項1乃至2記載のガスメータ接続用ライザー管。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記プラスチック管が地上に
    立ち上がる部分に、前記筒体の外面から耐候性を有す保
    護管で覆ったことを特徴とする請求項1乃至3記載のガ
    スメータ接続用ライザー管。
  5. 【請求項5】 前記プラスチック管は呼び口径30Aの
    ガス用ポリエチレン管で、前記鋼管は外面樹脂被覆した
    呼び口径25Aのガス用カラー鋼管からなることを特徴
    とする請求項1乃至4記載のガスメータ接続用ライザー
    管。
  6. 【請求項6】 地上のガスメータに接続する鋼管と地中
    の埋設プラスチック管に接続するプラスチック管とから
    なり、該鋼管とプラスチック管とを連結したガスメータ
    接続用ライザー管において、前記鋼管の端部外面に前記
    プラスチック管を射出成型で一体成型して設け、該プラ
    スチック管の上端は地中から地上に立ち上げ配管され、
    鋼管の下端はプラスチック管内の地中埋設位置に配管さ
    れることを特徴とするガスメータ接続用ライザー管。
  7. 【請求項7】 前記鋼管の端部外面に接着剤層を設け、
    該接着剤層を介して前記プラスチック管を射出成型で設
    けたことを特徴とする請求項6記載のガスメータ接続用
    ライザー管。
  8. 【請求項8】 前記鋼管は外面樹脂被覆した鋼管を用
    い、端部外面の外面樹脂被覆層を剥がした裸管状態の外
    面にホットメルト接着剤層を設けて前記プラスチック管
    を射出成型で設けたことを特徴とする請求項6乃至7記
    載のガスメータ接続用ライザー管。
  9. 【請求項9】 前記プラスチック管の地上に立ち上がる
    外面は、外気と遮断する保護カバーで覆ったことを特徴
    とする請求項6乃至8記載のガスメータ接続用ライザー
    管。
  10. 【請求項10】 前記プラスチック管の埋設部は略直角
    に曲げられていることを特徴とする請求項1乃至9記載
    のガスメータ接続用ライザー管。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002039449A (ja) * 2000-07-27 2002-02-06 Hitachi Metals Ltd 短管付蛇腹管
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