JP2605113Y2 - 防食継手構造 - Google Patents

防食継手構造

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JP2605113Y2
JP2605113Y2 JP1993066183U JP6618393U JP2605113Y2 JP 2605113 Y2 JP2605113 Y2 JP 2605113Y2 JP 1993066183 U JP1993066183 U JP 1993066183U JP 6618393 U JP6618393 U JP 6618393U JP 2605113 Y2 JP2605113 Y2 JP 2605113Y2
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  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、防食継手構造に関
し、詳しくはポリエチレンスリーブ工法における防食継
手構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地中埋設される鋳鉄管の防食対策
として、管外周にポリエチレンエチレンスリーブを外嵌
し水密に緊締することによって地下水等から鋳鉄管を保
護するようにしたポリエチレンスリーブ工法が知られて
いる。ところで、このようなポリエチレンスリーブ工法
の施工される管路の管継手部では、管継手部全体を熱収
縮チューブで被覆し、熱収縮させて管継手部を防水する
ことが行われる場合がある。
【0003】この熱収縮チューブで被覆する場合は、防
水防食を行うフィルムが管継手部外周に皮膜のように密
着するので継手部外周の大きさがコンパクト化され、ま
た管継手部の外観が直接観察できるので保守点検などに
も都合が良いなどの利点を有する。
【0004】
【従来技術の問題点】しかしながら、管継手にはS2型
あるいはS型管継手のように伸縮機能を有したものがあ
り、これらは通常±50mm前後の伸縮を行うので熱収縮チ
ューブによる防水被覆後継手部が伸長変化すると、この
伸縮動に熱収縮チューブが追従変形することができず、
継手外面と収縮チューブ内面との間に隙間ができ、熱収
縮チューブの端面から水分が侵入することがある問題が
あった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この考案は上記問題点
に鑑み、熱収縮チューブにより防水防食を行う継手部に
おいて、継手部が伸縮変形しても変わりのない防水防食
機能を有するポリエチレンスリーブ工法における防食継
手構造を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この考案の防食継
手構造は、挿口1を受口2に挿入し接続した鋳鉄管継手
部3の、前記挿口1側の管部分1A外周と前記受口2側
の管部分2A外周に耐熱性を有しかつ弾性を有するシー
ルリング4、4が弾着され、該両シールリング部分4、
4及び継手部3全体を覆って熱収縮チューブ5が外嵌さ
れ該熱収縮チューブが熱収縮されてなることを特徴とす
るものである。
【0007】
【実施例】次にこの考案の実施例を説明する。図1はこ
の考案の実施例の断面図である。
【0008】この考案の防食継手構造は、挿口1を受口
2に挿入し接続した鋳鉄管継手部3の、前記挿口1側の
管部分1A外周と前記受口2側の管部分2A外周に耐熱
性を有しかつ弾性を有するシールリング4、4が弾着さ
れ、該両シールリング部分4、4及び継手部3全体を覆
って熱収縮チューブ5が外嵌され該熱収縮チューブが熱
収縮されて構成されている。
【0009】上記実施例において、挿口1及び受口2の
外周には予めポリエチレンコーティング1B、2Bが施
されたものが好適に使用される。また、シールリング4
は、主としてOリングが使用され、ポリエチレンコーテ
イング1B、2Bに対し摩擦の少ない材質とすることが
望ましい。
【0010】この考案の防食継手構造を実施するに当た
っては、接続すべき挿口1及び受口2のそれぞれの管部
分1A、2Aにシールリング4、4を弾着し、挿口1又
は受口2のいずれかに熱収縮させる前のチューブ5をた
くしあげてかぶせ、その状態で挿口1及び受口2を接続
し、パッキン6及び押輪7をセットして水密に管接続す
る。その後、熱収縮チューブ5を両シールリング部分
4、4及び継手部3全体を覆うように広げ、熱水散布な
どによって加熱して熱収縮させ管外周に密着させるので
ある。
【0011】
【作用】この考案の防食継手構造において、熱収縮した
チューブ5は管継手3及びシールリング4、4の外周部
分に密着し、特にその端部はシールリング4、4を介し
て管外周に密着した状態となる。従って、管継手3に伸
縮動、特に伸長方向の動きがあっても、シールリング
4、4部分が管外周に対し相対すべり移動するので、熱
収縮チューブ5と管外周面との間はこのシールリング
4、4で水密性が保持され、水分が侵入するのが防止さ
れる。なお、シールリング4、4は耐熱性を有するから
熱収縮させる際の熱によって劣化することはない。
【0012】
【考案の効果】この考案は以上説明したように、伸縮動
する管継手であっても、熱収縮チューブによる完全な水
密性が達成可能であり、ポリエチレンスリーブ工法にお
ける管継手部分の防食性能を著しく高めることができる
実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1…挿口 2…受口 3…管継手部 1A…挿口の管部分 2A…受口の管部分 4…耐熱性を有しかつ弾性を有するシールリング 5…熱収縮チューブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿口1を受口2に挿入し接続した鋳鉄管継
    手部3の、前記挿口1側の管部分1A外周と前記受口2
    側の管部分2A外周に耐熱性を有しかつ弾性を有するシ
    ールリング4、4が弾着され、該両シールリング部分
    4、4及び継手部3全体を覆って熱収縮チューブ5が外
    嵌され該熱収縮チューブが熱収縮されてなることを特徴
    とする防食継手構造。
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