JPH05157413A - 温度センサ取付具 - Google Patents
温度センサ取付具Info
- Publication number
- JPH05157413A JPH05157413A JP32181491A JP32181491A JPH05157413A JP H05157413 A JPH05157413 A JP H05157413A JP 32181491 A JP32181491 A JP 32181491A JP 32181491 A JP32181491 A JP 32181491A JP H05157413 A JPH05157413 A JP H05157413A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature sensor
- heat insulating
- heat
- detected
- mounting fixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 締め付けバンドを用いることなく断熱状態で
配管等に温度センサを確実に取付けることができる温度
センサ取付具を提供する。 【構成】 温度センサ１を被検知体（配管）２に密接さ
せる把持部材３と、温度センサ１及び被検知体２を巻装
する断熱部材３と、この断熱部材の少くとも両端部外面
を被覆する熱収縮性の膜部材５からなる。
配管等に温度センサを確実に取付けることができる温度
センサ取付具を提供する。 【構成】 温度センサ１を被検知体（配管）２に密接さ
せる把持部材３と、温度センサ１及び被検知体２を巻装
する断熱部材３と、この断熱部材の少くとも両端部外面
を被覆する熱収縮性の膜部材５からなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は温度センサを配管等に断
熱状態で取付けるための温度センサ取付具に関する。
熱状態で取付けるための温度センサ取付具に関する。
【０００２】
【従来の技術】配管内を通流する流体等の温度は温度セ
ンサを配管に断熱した状態で取り付けることにより検知
されるが、従来の温度センサ取付具は、配管に温度セン
サをクリップにより密接させ、この温度センサと配管と
を断熱材で巻装した後、断熱材の両端部に生じた隙間を
バンド等で締め付けることによって塞ぎ、温度センサを
外気と遮断して断熱するようになっている。
ンサを配管に断熱した状態で取り付けることにより検知
されるが、従来の温度センサ取付具は、配管に温度セン
サをクリップにより密接させ、この温度センサと配管と
を断熱材で巻装した後、断熱材の両端部に生じた隙間を
バンド等で締め付けることによって塞ぎ、温度センサを
外気と遮断して断熱するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の温度センサ
の取付具においては、断熱材の両端部には隙間が生ずる
ため、温度センサを外気から遮断するべくバンドで締め
付けていたことから、部品点数が多くなりコストが嵩む
と共に、温度センサの取付箇所によってはバンドを使用
するのに十分な余地が確保できず温度センサを外気と遮
断することが困難な場合もあった。
の取付具においては、断熱材の両端部には隙間が生ずる
ため、温度センサを外気から遮断するべくバンドで締め
付けていたことから、部品点数が多くなりコストが嵩む
と共に、温度センサの取付箇所によってはバンドを使用
するのに十分な余地が確保できず温度センサを外気と遮
断することが困難な場合もあった。
【０００４】本発明は以上の事情に鑑み、バンドを用い
なくとも外気と遮断可能な温度センサ取付具を提供しよ
うとするものである。
なくとも外気と遮断可能な温度センサ取付具を提供しよ
うとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の温度センサ取付
具は、温度センサを被検知体に密接させる握持部材と、
温度センサ及び被検知体を巻装する断熱部材と、この断
熱部材の少なくとも両端部外面を被覆する熱収縮性の膜
部材とからなる。
具は、温度センサを被検知体に密接させる握持部材と、
温度センサ及び被検知体を巻装する断熱部材と、この断
熱部材の少なくとも両端部外面を被覆する熱収縮性の膜
部材とからなる。
【０００６】
【作用】本発明は前記の構成を具えているため、握持部
材によって温度センサを被検知体に密接させ、この温度
センサと被検知体とを断熱部材で巻装して断熱し、さら
に断熱部材の少くとも両端部外面を被覆する熱収縮性の
膜部材を加熱して収縮させることにより、断熱材の両端
部を被検知体に緊縮状態で密着させる。これにより、温
度センサは外気と遮断された状態で被検知体に取り付け
られる。
材によって温度センサを被検知体に密接させ、この温度
センサと被検知体とを断熱部材で巻装して断熱し、さら
に断熱部材の少くとも両端部外面を被覆する熱収縮性の
膜部材を加熱して収縮させることにより、断熱材の両端
部を被検知体に緊縮状態で密着させる。これにより、温
度センサは外気と遮断された状態で被検知体に取り付け
られる。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を、図１及び図２によって
説明する。温度センサ１の取付具はクリップ３、断熱材
４及びシュリンクフィルム５とから構成されている。
説明する。温度センサ１の取付具はクリップ３、断熱材
４及びシュリンクフィルム５とから構成されている。
【０００８】即ち、クリップ３は、弾発力等によって冷
媒等の流体が通流する配管２に温度センサ１を挟むこと
により両者を密接させる。ここに、クリップ３は熱伝導
率の大きい金属等の素材が用いられ、このクリップ３に
よって伝熱面積が増加されることにより温度センサ１の
検知精度が高められる。断熱材４は発泡スチロール、発
泡ポリエチレン等の断熱性を有する素材からなり、クリ
ップ３によって密接された温度センサ１と配管２とを巻
装して断熱する。
媒等の流体が通流する配管２に温度センサ１を挟むこと
により両者を密接させる。ここに、クリップ３は熱伝導
率の大きい金属等の素材が用いられ、このクリップ３に
よって伝熱面積が増加されることにより温度センサ１の
検知精度が高められる。断熱材４は発泡スチロール、発
泡ポリエチレン等の断熱性を有する素材からなり、クリ
ップ３によって密接された温度センサ１と配管２とを巻
装して断熱する。
【０００９】シュリンクフィルム５は塩化ビニル等の熱
収縮性を有するフィルムからなり、断熱材４の外面をシ
ュリンクフィルム５の両端部同志が重なり合うように巻
き、粘着剤で貼着等することにより被覆する。
収縮性を有するフィルムからなり、断熱材４の外面をシ
ュリンクフィルム５の両端部同志が重なり合うように巻
き、粘着剤で貼着等することにより被覆する。
【００１０】本実施例では、シュリンクフィルム５を熱
風等で加熱して収縮させることにより、この収縮に伴う
圧縮力が断熱材４に作用して断熱材４の両端部は配管２
と緊縮状態で密着されるので、温度センサ１は外気から
遮断される。かくして、温度センサ１は断熱状態で配管
２に密着取り付けられる。従って、温度センサ１によっ
て、正確に配管２内を通流する流体の温度を検出するこ
とができる。
風等で加熱して収縮させることにより、この収縮に伴う
圧縮力が断熱材４に作用して断熱材４の両端部は配管２
と緊縮状態で密着されるので、温度センサ１は外気から
遮断される。かくして、温度センサ１は断熱状態で配管
２に密着取り付けられる。従って、温度センサ１によっ
て、正確に配管２内を通流する流体の温度を検出するこ
とができる。
【００１１】なお、温度センサ１を外気と遮断する上に
おいては、シュリンクフィルム５は断熱材４の外面全体
に被覆する必要はなく、少なくともその両端部外面が被
覆されておれば十分である。また、シュリンクフィルム
５は予め断熱材４に被覆して一体化しておく他、温度セ
ンサ１の取付時に断熱材４に被覆するようにしてもよ
い。
おいては、シュリンクフィルム５は断熱材４の外面全体
に被覆する必要はなく、少なくともその両端部外面が被
覆されておれば十分である。また、シュリンクフィルム
５は予め断熱材４に被覆して一体化しておく他、温度セ
ンサ１の取付時に断熱材４に被覆するようにしてもよ
い。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、握持部材を介して密接
された温度センサと被検知体が断熱部材で巻装され、こ
の断熱部材の少なくとも両端部外面を被覆する熱収縮性
の膜部材を加熱して収縮させることにより、断熱材の両
端部は配管と緊縮状態で密着されるので、温度センサを
被検知体に断熱状態で取り付けることができる。
された温度センサと被検知体が断熱部材で巻装され、こ
の断熱部材の少なくとも両端部外面を被覆する熱収縮性
の膜部材を加熱して収縮させることにより、断熱材の両
端部は配管と緊縮状態で密着されるので、温度センサを
被検知体に断熱状態で取り付けることができる。
【００１３】従って、従来のように断熱部材の両端を締
め付けるためのバンドは不要となり、コストを低下する
ことができる他、バンドを使用することが不能な取付箇
所にあっても、温度センサを外気から遮断することがで
きる。
め付けるためのバンドは不要となり、コストを低下する
ことができる他、バンドを使用することが不能な取付箇
所にあっても、温度センサを外気から遮断することがで
きる。
【図１】本発明の１実施例に係る温度センサ取付具の取
付状態を示す正面の図である。
付状態を示す正面の図である。
【図２】図１のＩ−Ｉ線断面図である。
１ 温度センサ ２ 配管 ３ クリップ ４ 断熱材 ５ シュリンクフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 洋市 愛知県名古屋市中村区岩塚町字九反所60番 地の１ 中菱エンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 温度センサを被検知体に密接させる握持
部材と、温度センサ及び被検知体を巻装する断熱部材
と、この断熱部材の少なくとも両端部外面を被覆する熱
収縮性の膜部材とからなることを特徴とする温度センサ
取付具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32181491A JPH05157413A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 温度センサ取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32181491A JPH05157413A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 温度センサ取付具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05157413A true JPH05157413A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18136716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32181491A Pending JPH05157413A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 温度センサ取付具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05157413A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015059722A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 日立アプライアンス株式会社 | 温度センサ取付具およびこれを用いたヒートポンプ給湯機 |
| WO2016103786A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 三菱電機株式会社 | 冷媒漏洩検知装置及びこれを備えた冷凍サイクル装置 |
| WO2016103785A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 三菱電機株式会社 | 冷媒漏洩検知装置及びこれを備えた冷凍サイクル装置 |
| KR101640018B1 (ko) * | 2015-02-03 | 2016-07-18 | (주)터보소프트 | 극저온 냉동고의 상태 감시 장치 |
| JP2016138865A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 株式会社東芝 | ガス漏洩検知装置 |
| WO2017195336A1 (ja) * | 2016-05-12 | 2017-11-16 | 三菱電機株式会社 | 冷媒漏洩検知機構 |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP32181491A patent/JPH05157413A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015059722A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 日立アプライアンス株式会社 | 温度センサ取付具およびこれを用いたヒートポンプ給湯機 |
| WO2016103786A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 三菱電機株式会社 | 冷媒漏洩検知装置及びこれを備えた冷凍サイクル装置 |
| WO2016103785A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 三菱電機株式会社 | 冷媒漏洩検知装置及びこれを備えた冷凍サイクル装置 |
| JP2016138865A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 株式会社東芝 | ガス漏洩検知装置 |
| KR101640018B1 (ko) * | 2015-02-03 | 2016-07-18 | (주)터보소프트 | 극저온 냉동고의 상태 감시 장치 |
| WO2017195336A1 (ja) * | 2016-05-12 | 2017-11-16 | 三菱電機株式会社 | 冷媒漏洩検知機構 |
| JPWO2017195336A1 (ja) * | 2016-05-12 | 2018-11-29 | 三菱電機株式会社 | 冷媒漏洩検知機構 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000106 |