JP4328457B2 - ガス配管用ライザー管 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中埋設樹脂管から地上のガスメータやヘッダーあるいは給湯器等のガス機器に接続するためのガス配管用ライザー管に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のガス配管用ライザー管は、例えば、特開平9−303670号公報や特開平10−238687号公報などに公知である。そこでは、地上のガスメータ等に接続される金属製フレキシブル管または鋼管よりなる金属管の下端部と、地中埋設樹脂管に接続されるライザー樹脂管の上端部とをライザー管継手で接続している。そして、前記ライザー樹脂管は地中から地上に立ち上げられ、この地上に立ち上げられたライザー樹脂管の外面は鋼管等の保護管で覆われている。このガス配管用ライザー管によれば、ガスメータ等に接続される金属管は地中から地上に立ち上げられたライザー樹脂管の上端部と接続されるので、この金属管が地中に埋設される場合に生じる腐食問題を解消できる。また地上に立ち上げられたライザー樹脂管は保護管で覆われるので、不慮の外力や火災などから防護でき、また紫外線劣化等の問題なく耐候性能も確保できる。
【0003】
他方、地中埋設樹脂管の埋設箇所を地表から探査するために、予め地中埋設樹脂管とライザー樹脂管に沿ってロケーティングワイヤを這わせ、その一端を地上のガスメータまたはライザー管継手の付近に露出させておいて、地中埋設樹脂管を探査する際、発信器を前記ロケーティングワイヤの地上に露出した端部及びアース電極に接続し、該ロケーティングワイヤに信号電流を供給することによって該ロケーティングワイヤの周囲に交番磁界を発生させ、この磁界を地表で検出器で検出して地中埋設樹脂管の埋設箇所を探査するようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記ロケーティングワイヤの地上に露出した上端部に発信器の接続線を接続するには、ロケーティングワイヤの上端部の被覆を除去して芯線を露出させ、これに発信器の接続線を結線していたが、かかる被覆の除去や結線は煩雑で手間のかかる作業であった。
またロケーティングワイヤをライザー樹脂管に沿って這わせて固定するには現場施工でテープ等で巻き付けていたが、これでは煩わしい手間がかかるばかりか、テープの剥がれ等により摺り下がったり外れやすく、またロケーティングワイヤは芯線に絶縁被覆物を覆った被覆線であるが、この被覆線はライザー樹脂管上に露呈状態に這わされているため、雨水等を受けて腐食し劣化しやすく、耐候性の点でも問題があった。
【0005】
本発明の目的は、このような問題を解消するためになされたもので、ライザー樹脂管上に対するロケーティングワイヤの止め付け方に工夫を凝らすことにより発信器との接続作業の簡易化を図れ、またロケーティングワイヤを簡単かつ強固に安定よく止め付けることができ、雨水等からも防護できるガス配管用ライザー管を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、図1〜図6に例示するように、地上のガス機器に接続される金属管3の下端部と、地中埋設樹脂管4に接続されるライザー樹脂管6の上端部とを金属製のライザー管継手7で接続しており、前記ライザー樹脂管6は地中から地上に立ち上げられ、この地上に立ち上げられたライザー樹脂管6の外面は金属製の保護管8で覆われるとともに、この保護管8の上端部が前記ライザー管継手7に導電状態に接続されており、前記地中埋設樹脂管4に沿って這わされる埋設ロケーティングワイヤ28と結線される立上げロケーティングワイヤ20が前記ライザー樹脂管6に沿って地上に立ち上げられるガス配管用ライザー管において、前記立上げロケーティングワイヤ20が保護管8とこの保護管8を被覆した熱収縮性チューブ21との間に挟みつけられるとともに、該立上げロケーティングワイヤ20の芯線20aの露出上端部が前記保護管8の外面上に接触固定されており、前記熱収縮性チューブ21はこれの上端部から少なくとも前記ライザー管継手7の上端部を露出するよう保護管8を被覆していることに特徴を有するものである。なお、ここにおいて、「熱収縮性チューブ21はこれの上端部から少なくとも前記ライザー管継手7の上端部を露出するよう保護管8を被覆している」とは、熱収縮性チューブ21の上端部が、ライザー管継手7の上端部のみを露出させることに限られず、ライザー管継手7の上端部より下方部分をも露出させること、あるいはライザー管継手7と保護管8の上端部とを露出させることも含む意である。
【0007】
上記構成のガス配管用ライザー管によれば、立上げロケーティングワイヤは、熱収縮性チューブの収縮力により保護管の外面に対し強く押し付けられて安定よく簡単かつ確実に止め付けられ、また熱収縮性チューブで被覆されていることにより防食、防水性、耐候性能にも優れる。
【0008】
また、立上げロケーティングワイヤの芯線の露出上端部は、金属製のライザー管継手に導電状態に接続された金属製の保護管の外面上に接触固定してあるので、それらライザー管継手及び保護管は立上げロケーティングワイヤと電気導通状態にあり、したがって地中埋設樹脂管の探査に際し発信器の接続線はライザー管継手又は保護管の上端部に接続すればよく、ロケーティングワイヤの上端部の被覆を除去して芯線を露出させ、これに発信器の接続線を直接結線するという在来の作業に比較して簡単かつ能率よく接続することができる。
【0009】
上記ライザー樹脂管の下端部は、請求項2記載の発明のように、L字形に曲げた形に成形するか、請求項3記載の発明のように、前記ライザー樹脂管の下端部にL字形継手を取り付けることができる。このように構成されたライザー樹脂管によれば、このライザー樹脂管のL字形下端部又はL字形継手が建物の基礎の張出部であるフーチングの上側に配置するよう基礎に近接状態に埋設することができるため、該フーチングとの干渉を避けて地中埋設樹脂管と接続することができる。
【0010】
上記ライザー管継手は、請求項4記載の発明のように、ライザー管継手7の下端部外周に樹脂管受け面12を形成するとともに、この樹脂管受け面の上端部に該樹脂管受け面の外径よりも径大の保護管受け面11を段付き状に形成し、更に該保護管受け面より上端部に該保護管受け面の外径よりも径大の雄ねじ13を段付き状に形成し、前記樹脂管受け面12の外周に前記ライザー樹脂管6の上端部を圧入嵌合し、このライザー樹脂管の上端部の外周及び前記保護管受け面の外周に前記保護管8の鍔18付き上端部を圧入嵌合するとともに、前記保護管8の上端部をこれの外周に嵌合しかつ前記雄ねじに螺合する金属製の締付リング19で締め付けることができる。
【0011】
この請求項4に記載のガス配管用ライザー管によれば、保護管の鍔付き上端部はライザー管継手の外周に圧入嵌合するとともに、締付リングで締め付けてあるので、保護管の上端部をライザー管継手に導電接触状態にかつ抜止め状態に確実に接続することができ、またライザー管継手と保護管の上端部との間のシール性を確保することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は一実施例のガス配管用ライザー管を配管した状態を示す側面図、図2は一実施例のガス配管用ライザー管を配管した状態を示す正面図、図3は図1のガス配管用ライザー管の半欠截断面図、図4は図3のガス配管用ライザー管の金属管継手の拡大断面図である。
【0013】
図1及び図2において、ガス配管用ライザー管Aは、地上のガスメータ1にガスメータユニット2を介して接続される金属製フレキシブル管または鋼管よりなる金属管3と、地中埋設樹脂管4に埋設継手5を介して接続されるポリエチレン管よりなるライザー樹脂管6と、金属管3の下端とライザー樹脂管6の上端とを接続する金属製のライザー管継手7から構成される。ライザー樹脂管6は地中から地上に立ち上げられ、この地上に立ち上げられるライザー樹脂管6の外面はステンレス管等よりなる金属製の保護管8で覆われる。ガスメータ1の出口側は樹脂被覆金属製フレキシブル管9によって建物内に配管され、建物内の各ガス器具等に接続される。なお、金属管3の上端は地上のガスメータ1に接続する以外に、ヘッダー又は給湯器等のガス機器に接続される場合もある。
【0014】
図3において、上記ライザー管継手7は筒状に形成してその外面の上下方向中間部に鍔10を設け、この鍔10より下側外周に該鍔10の外径よりも径小の保護管受け面11を段付き状に設け、この保護管受け面11より更に下側外周に該保護管受け面11の外径よりも径小の樹脂管受け面12を段付き状に形成している。鍔10の外周には雄ねじ13を設け、樹脂管受け面12には環状の凹凸14を形成している。またライザー管継手7の鍔10より上方の上端内周には、金属管3の下端に装着される金属管継手15の雄ねじ16が螺合する雌ねじ17を設けている。
上記ライザー樹脂管6はこれの下端部がL字形に曲げた形に成形される。上記保護管8の上端部には鍔18が外向きに張出し形成されている。
【0015】
このように構成されたライザー管継手7は、予め工場組立によりライザー樹脂管6及び保護管8に締付リング19を用いて一体的に結合されるとともに、保護管8の外面に立上げロケーティングワイヤ20が熱収縮性チューブ21で止め付けられる。このときに用いられる締付リング19はこれの内周面が段付き状に形成されて該段部22より上側に前記ライザー管継手7の鍔10上の雄ねじ13に螺合する雌ねじ23が設けられ、前記段部22より下側の内径は前記雌ねじ23の内径より小さくかつ保護管8の外径よりも僅かに大きく形成されている。
【0016】
すなわち、かかる工場での組立ては次の順序で行われる。まず、保護管8の上端部に締付リング19を遊嵌させた状態で、その保護管8をライザー樹脂管6に挿通させておく。次いで、ライザー樹脂管6の上端部にライザー管継手7の樹脂管受け面12を圧入する。その際、樹脂管受け面12とライザー樹脂管6の上端部の内面との間にはOリング24を介在させることにより気密保持状態に又防水状態にシールする。
【0017】
次いで、保護管8を締付リング19ごとライザー樹脂管6の上端部より上方へ引き出して保護管8の上端部を保護管受け面11上に嵌合させるとともに、締付リング19の雌ねじ23をライザー管継手7の雄ねじ13に螺合させて締め付ける。この締め付けにより締付リング19の内面で保護管8を介してライザー樹脂管6の上端部が樹脂管受け面12に対し押し付け固定されるとともに、締付リング19の内面の段部22とライザー管継手7の鍔10との間で保護管8の鍔18が挟みつけられて保護管8が下方へ抜止め状に接続固定される。
【0018】
このように保護管8の鍔18付き上端部がライザー管継手7の外周の保護管受け面11に嵌合されるとともに、締付リング19で締め付けられるので、保護管8はライザー管継手7と気密を保つ状態に容易に接続することができてシール性を確保でき、また保護管8が振動等を受けてもライザー管継手7から離脱するのを防止できる。
ライザー管継手7の下端縁と保護管8の上端部との間は気密を保ってシール性を全うすることができることから、万一、火災に遭遇したり、ライザー樹脂管6に亀裂が生じてライザー樹脂管6からガス漏れが生じても、保護管8から大気中に一気に漏れ出るのを防止でき、また保護管8の内部に雨水が侵入するのを防止することもできる。
この場合、必要に応じて、保護管8の下端部は、ライザー樹脂管6の下端寄りの外周に僅かに径大に形成した鍔部25の外周との間に該鍔部25に埋設しているOリング26を介在させることにより気密保持状態に又防水状態にシールすることができる。
【0019】
最後に、保護管8の上端寄り部の外面上に立上げロケーティングワイヤ20の芯線20aの露出上端部を巻き付けて保護管8に対し立上げロケーティングワイヤ20を仮止めした状態で、熱収縮性チューブ21を保護管8の外周に挿通させてバーナーで加熱することにより収縮させる。この熱収縮性チューブ21の収縮に伴い立上げロケーティングワイヤ20は、保護管8の外面に対し押し付けられるよう該保護管8と熱収縮チューブ21との間に挟み付け固定されるとともに、熱収縮チューブ21により被覆される。その際、図示例では熱収縮性チューブ21はこれの上端部からライザー管継手7の上端部を露出するよう保護管8を被覆している。しかし、ライザー管継手7の上端部のみを露出するに限られず、ライザー管継手7の上端部より下方部分をも露出させること、あるいはライザー管継手7と締付リング19を露出させること、ライザー管継手7と締付リング19と保護管8の上端部とを露出させることも可能である。
【0020】
しかるときは、立上げロケーティングワイヤ20は、熱収縮性チューブ21の収縮力により保護管8の外周に対し強く押し付けられて安定よく簡単かつ確実に止め付けられ、また熱収縮性チューブ21で被覆されていることにより防食、防水性にも優れる。
【0021】
上記のように予め組立てられたガス配管用ライザー管Aは、現場施工において、ライザー樹脂管6の下端、保護管8の下端及び熱収縮性チューブ21の下端が地中に埋設され、ライザー樹脂管6の下端部が地中埋設樹脂管4に埋設継手5を介して連通状に接続される。その際、ライザー樹脂管6の下端部はL字形に曲げた形に成形されているので、建物の基礎27のフーチング27aとの干渉を避けて地中埋設樹脂管4と接続することができる。また、立上げロケーティングワイヤ20の下端部は地中埋設樹脂管4に沿って這わされた埋設ロケーティングワイヤ28の端部と結線される。
【0022】
そして、ライザー管継手7の上端側には金属管3が接続されるが、その金属管3は図示例では樹脂被覆金属製フレキシブル管からなって、その外表面に樹脂被膜3aを被せてあり、この下端がライザー管継手7に金属管継手15を介して接続される。図4に示すように、その金属管継手15は下端外周に雄ねじ16を、上端内周に雌ねじ30を有する筒状の継手本体31と、この継手本体31の雌ねじ30にねじ込まれる押輪32と、継手本体31内の雌ねじ30より内奥に設けた受け面33に嵌め込まれたOリング34、及びその受け面33と押輪32の先端部との間に内装された断面C形で拡縮変形自在な金属製のホルダー35と、を有している。そして、樹脂被覆金属製フレキシブル管よりなる金属管3の下端部は継手本体31に軽くねじ込まれた押輪32内に、その金属管3の下端部の一山分または二山分41がホルダー35内を通過して該ホルダー35より内奥へ突出するまで差し込まれる。次いで、押輪32を更に深くねじ込んでホルダー35を押し込むと、金属管3の下端部の一山分または二山分41がホルダー35と継手本体31の受け面33との間で押し潰されて挟持され、金属管3が継手本体31から抜止め状態に接続される。押輪32の内周と金属管3の樹脂被膜3aの外周との間は防水パッキン36でシールしてある。このように金属管3の下端に接続された金属管継手15の雄ねじ29は、ライザー管継手7の上端内周に設けた雌ねじ17に螺合することによって金属管3がライザー管継手7の上端側に接続される。
【0023】
上記のように配管されたガス配管用ライザー管Aによれば、金属管3は地中から地上に立ち上げられたライザー樹脂管6の上端部と接続されるので、この金属管3が地中に埋設される場合に生じる腐食問題を解消でき、また地上に立ち上げられたライザー樹脂管6は保護管8で覆われるので、不慮の外力や火災などから防護でき、また紫外線等により劣化することのないように保護される。
【0024】
立上げロケーティングワイヤ20の芯線20aの露出上端部は、金属製のライザー管継手7に接触した金属製の保護管8の上端寄り部位に溶接、導電性接着剤による接着、あるいはテープ等により接触固定するので、ライザー管継手7、締付リング19及び保護管8は立上げロケーティングワイヤ20と電気導通状態になる。したがって、地中埋設樹脂管4の探査に際しては発信器の接続線をライザー管継手7又は保護管8の上端部又は締付リング19のいずれかに接続すればよく、これによればロケーティングワイヤ20の上端部の被覆を除去して芯線を露出させ、これに発信器の接続線を直接結線する作業に比較して簡単かつ能率よく接続することができる。
【0025】
建物の基礎27のフーチング27aとの干渉を避けることができるようにライザー樹脂管6の下端部をL字形に曲げた形に成形するに代えて、図5に示すように、ライザー樹脂管6の下端部にL字形継手37の上端を接続するものであってもよい。そのL字形継手37としては、例えば、通電により発熱する電熱線38を埋設してある電気融着継手を用いてこの継手の一端部をライザー樹脂管6の下端部に電気融着する。この場合、電気融着前に、予め保護管8の下端に断面コ字形のシールパッキン39を装着しておくと、このシールパッキン39によりライザー樹脂管6の外面と保護管8の下端との間の隙間、及びL字形継手37の上端と保護管8の下端との間の隙間がそれぞれ気密保持状態に又防水状態にシールされる。その際、L字形継手37の上端と保護管8の下端との間ではシールパッキン39は圧縮状態にシールされる。
【0026】
そのほかに、図6に示すように、ライザー樹脂管6のストレートに成形された下端部に、それとは別体に成形されたL字形樹脂管40の一端を熱融着により一体に接合するものであってもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ライザー樹脂管を覆う保護管上に対し立上げロケーティングワイヤを熱収縮性チューブにより簡単かつ強固に安定よく電気導通状態に止め付けることができ、また立上げロケーティングワイヤの防食、防水性、耐候性能を確保でき、しかも発信器との接続作業を簡易に行うことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガス配管用ライザー管を配管した状態を示す側面図である。
【図2】ガス配管用ライザー管を配管した状態を示す正面図である。
【図3】図1のガス配管用ライザー管の半欠截断面図である。
【図4】図3のガス配管用ライザー管の金属管継手の拡大断面図である。
【図5】他の実施例のガス配管用ライザー管の半欠截断面図である。
【図6】更に他の実施例のガス配管用ライザー管の半欠截断面図である。
【符号の説明】
A ガス配管用ライザー管
3 金属管
4 地中埋設樹脂管
6 ライザー樹脂管
7 ライザー管継手
8 保護管
19 締付リング
20 立上げロケーティングワイヤ
21 熱収縮性チューブ
28 埋設ロケーティングワイヤ

Claims (4)

  1. 地上のガス機器に接続される金属管の下端部と、地中埋設樹脂管に接続されるライザー樹脂管の上端部とを金属製のライザー管継手で接続しており、前記ライザー樹脂管は地中から地上に立ち上げられ、この地上に立ち上げられたライザー樹脂管の外面は金属製の保護管で覆われるとともに、この保護管の上端部が前記ライザー管継手に導電状態に接続されており、前記地中埋設樹脂管に沿って這わされる埋設ロケーティングワイヤと結線される立上げロケーティングワイヤが前記ライザー樹脂管に沿って地上に立ち上げられるガス配管用ライザー管において、
    前記立上げロケーティングワイヤが保護管とこの保護管を被覆した熱収縮性チューブとの間に挟みつけられるとともに、該立上げロケーティングワイヤの芯線の露出上端部が前記保護管の外面上に接触固定されており、前記熱収縮性チューブはこれの上端部から少なくとも前記ライザー管継手の上端部を露出するよう保護管を被覆していることを特徴とするガス配管用ライザー管。
  2. 前記ライザー樹脂管の下端部がL字形に曲げた形に成形されている請求項1記載のガス配管用ライザー管。
  3. 前記ライザー樹脂管の下端部にL字形継手が取り付けられている請求項1記載のガス配管用ライザー管。
  4. 前記ライザー管継手はこれの下端部外周に樹脂管受け面を形成するとともに、この樹脂管受け面の上端部に該樹脂管受け面の外径よりも径大の保護管受け面を段付き状に形成し、更に該保護管受け面より上端部に該保護管受け面の外径よりも径大の雄ねじを段付き状に形成しており、
    前記樹脂管受け面の外周に前記ライザー樹脂管の上端部が圧入嵌合され、このライザー樹脂管の上端部の外周及び前記保護管受け面の外周に前記保護管の鍔付き上端部が圧入嵌合されるとともに、前記保護管の上端部がこれの外周に嵌合しかつ前記雄ねじに螺合する金属製の締付リングで締め付けられている請求項1ないし3のいずれかに記載のガス配管用ライザー管。
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