JPH08209766A - 立配管を設けたキッチンユニット - Google Patents

立配管を設けたキッチンユニット

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Publication number
JPH08209766A
JPH08209766A JP7039096A JP3909695A JPH08209766A JP H08209766 A JPH08209766 A JP H08209766A JP 7039096 A JP7039096 A JP 7039096A JP 3909695 A JP3909695 A JP 3909695A JP H08209766 A JPH08209766 A JP H08209766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
water supply
drainage
cabinet
kitchen unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP7039096A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Hagiwara
正人 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP7039096A priority Critical patent/JPH08209766A/ja
Publication of JPH08209766A publication Critical patent/JPH08209766A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 据えつけ現場におけるユニット内の配管接続
を不要とするキッチンユニットを提供する。 【構成】 背面ボード正面のキャビネットBにシンクa
及びシンク周りの給水用配管1、排水用配管2及び電気
貯湯式湯沸器b等の一式を一体に組み込み、さらにキャ
ビネットBの側面側に仕切板40を隔てて給水立配管1
0及び排水立配管20を上下方向に2本平行に設けてキ
ッチンユニットAを形成する。給水用配管1及び排水用
配管2は、給水立配管10及び排水立配管20に接続さ
れている。また、給水立配管10及び排水立配管20
は、配管接続用アタッチメント30を介して、別階のキ
ッチンユニットAの給水立配管10及び排水立配管20
と、或は建物内に別途敷設された給水管100及び排水
管200に接続できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物内の湯沸室の施工
等で使用するキッチンユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より建物内の湯沸室は、湯沸器、シ
ンク及びそれらに付随する配管等を予めキャビネットに
一体に設けたユニット(図2)を用いて、以下の手順に
より簡単施工が行なわれている。先ず建物内の据えつけ
区画にキッチンユニットを仮置きして、排水管、給水管
の床立上位置を確認する。その後、キャビネット内の床
パネル点検口を取り外し、給水配管と排水配管をキャビ
ネット内に立ち上げる。キャビネット内に電気貯湯式湯
沸器を設置し、シンク部分の混合水栓、排水トラップ、
電気貯湯式湯沸器、間接排水トラップ等に給水用配管、
給湯用配管、排水用配管を各々接続する。また、複数階
に亙って上記と同様な湯沸室を設ける場合には、各階を
鉛直方向に貫通する給水管及び排水管から各階ごとにそ
れぞれ配管分岐を行ない、分岐端からキッチンユニット
のキャビネット内に上記要領で給水配管及び排水配管を
立ち上げている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のキッチンユニッ
トの据えつけに際しては、据えつけ位置を決定した後、
キャビネット内に給水配管及び排水配管を立ち上げなけ
ればならない。さらに、立ち上げたキャビネット内の給
水配管及び排水配管に、シンク部分の混合水栓や電気貯
湯式湯沸器等から給水用配管等の接続をしなければなら
ない。しかし、キャビネット内は狭いため、給水配管や
排水配管を立ち上げたり、或は立ち上げた給水配管や排
水配管に配管接続する現場作業は、例え接続用アタッチ
メント等があってもかなり窮屈な作業である。かかる作
業では、配管接続を精度良く行なうことは難しく、往々
にして漏水の原因となる配管接続の不良が生じ易いとい
う問題点が指摘されている。そこで、本願発明は上記問
題点に鑑み提案されたもので、据えつけ現場におけるキ
ャビネット内の配管接続を不要とするキッチンユニット
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明は、湯沸器、シンク等に付随する給水用配
管、排水用配管等がキャビネット内に一体に設けられ
て、湯沸室等の施工用に建物内に据えつけられるキッチ
ンユニットにおいて、前記キャビネットの外側に、上下
階に当たる別階のキッチンユニットの給水立配管及び排
水立配管にそれぞれ接続可能な給水立配管及び排水立配
管を上下方向に設けるとともに、前記給水立配管及び排
水立配管にキャビネット内の前記給水用配管及び排水用
配管を接続させた。また、給水立配管及び排水立配管
は、それぞれの管周囲が断熱材で被覆されている。
【0005】
【作用】本発明では、キッチンユニットに設けた給水立
配管及び排水立配管には、予め湯沸器やシンク周りの給
水用配管及び排水用配管が接続されている。そのため、
建物内に敷設されている給水管及び排水管(例えば、予
め湯沸室の設置場所に引き込まれている給水管や排水
管)に、キッチンユニットの給水立配管及び排水立配管
を接続すれば、従来とは異なりキャビネット内で給水配
管等の立ち上げや、立ち上げた給水配管等と湯沸器等と
の配管接続を行なわなくても済む。そのため、キッチン
ユニットの据えつけが短時間で簡単に行なえる。さら
に、窮屈なキャビネット内での現場作業で往々にして起
こり易い漏水原因となる配管の接続不良が回避できる。
また、各階のキッチンユニットは給水立配管及び排水立
配管で接続できるので、従来建物内の各階に貫通させて
いた給水管及び排水管等の立管を使用せずに、各階のキ
ッチンユニットを接続した給水配管系及び排水配管系の
形成ができる。従って、本発明では、各階を貫通する従
来のような給水及び排水用の立管、さらにはそれら立管
からキッチンユニットまでの分岐管も不要となる。
【0006】特に、給水立配管及び排水立配管は上下方
向に設けられているので、上記複数階に亙って給水立配
管同士及び排水立配管同士を接続する際には、各階のキ
ッチンユニットの据えつけ位置を上下階で重なるように
設定しておけば、各階のキッチンユニットの給水立配管
及び排水立配管を給水及び排水効率のよい鉛直方向に簡
単に接続できる。また、給水立配管及び排水立配管はキ
ャビネットの外側に設けてあるので、配管等の接続作業
を狭いキャビネット内部でなく外部で行なえて作業性が
良い。さらに、給水立配管や排水立配管の断熱材での防
露被覆作業は、窮屈な現場では殆ど行なえないが、本発
明では給水立配管及び排水立配管が断熱材で予め被覆さ
れているため、給水立配管及び排水立配管の保温及び防
露が簡単に行なえる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図により説明する。本実施
例で使用するキッチンユニットAは、図1に示すよう
に、背面ボードの正面に設けたキャビネットBにシンク
a及びシンク周りの給水用配管1、排水用配管2及び電
気貯湯式湯沸器b等の一式が一体に組み込まれて、所定
場所の壁面に背面ボードを密着させて据えつけることに
より湯沸室が建物内に簡単に設けられるようになってい
る。図1では、複数階に設けたキッチンユニットAが、
キャビネットB側方の給水立配管10及び排水立配管2
0同士でそれぞれ連結されている場合の1、2階部分の
接続状況を示したものである。
【0008】本実施例のキッチンユニットAでは、キャ
ビネットBの側面側に給水立配管10及び排水立配管2
0が、平行に階高hより少し低めに設定された長さlで
上下方向に設けられている。給水立配管10及び排水立
配管20の管端部分は、従来より使用されている配管接
続用アタッチメント30を介して、別階のキッチンユニ
ットAの給水立配管10及び排水立配管20と連結でき
るようになっている。また、かかる配管接続が容易にで
きるように、給水立配管10及び排水立配管20の管端
部分は、キッチンユニットAの据えつけ状態で床面側か
ら少し上方になるように設定されている。
【0009】キャビネットBにはシンクaが設けられ、
シンクa部分には混合水栓cが設けられ、必要に応じて
給水或は給湯等ができるようになっている。キャビネッ
トB内に設けられた電気貯湯式湯沸器bは給水用配管1
により前記給水立配管10と接続され、さらに電気貯湯
式湯沸器bと混合水栓cとが、給湯管dにより接続され
て給湯できるようになっている。また、混合水栓cには
前記給水用配管1の途中から分岐させて配管接続がなさ
れ、給水もできるようになっている。給水用配管1の途
中にはバルブeが設けられ、必要に応じてキッチンユニ
ットAへの給水が止められるようになっている。
【0010】また、キャビネットB内では、シンクaの
排水口と排水立配管20とが排水用配管2により接続さ
れている。さらに、電気貯湯式湯沸器bの逃し管fも、
受けgを介して排水用配管2により排水立配管20に接
続されている。さらに、給水立配管10及び排水立配管
20の周囲には保温及び防露用に断熱材が巻かれてい
る。上記給湯管d、給水用配管1、排水用配管2等の配
管接続は全て工場等で行なわれ、シンク周りのこれらの
配管は電気貯湯式湯沸器bとともにキャビネットB内部
に一括して収納施工されている。従って、現場での配管
接続は、給水立配管10及び排水立配管20の接続だけ
で済むようになっている。また、本実施例では、キャビ
ネットBの側方に設けた給水立配管10及び排水立配管
20は、美観上の配慮からシンクaやキャビネットB部
分とは仕切板40で遮られている。
【0011】本実施例では、図1に示すように、1階部
分に設けたキッチンユニットAの給水立配管10が、給
水ポンプ等を備えた給水設備(図示せず)から出た給水
管100と接続され、複数階に設けたキッチンユニット
Aに給水系統が形成されている。また、1階のキッチン
ユニットAの排水立配管20は、必要に応じて一時貯留
槽等(図示せず)を介して排水管200に接続されて排
水系統が形成されている。本実施例では、給水及び排水
効率、施工上等の理由から、各階のキッチンユニットA
の据えつけ位置を上下階で重なるように設定して、各階
のキッチンユニットAの給水立配管10及び排水立配管
20が鉛直方向に接続できるようにしたが、基本的には
分岐管を介して接続する等すれば各階のキッチンユニッ
トAの位置関係は本実施例の如く上下階で重なるように
限定しなくても構わない。
【0012】上記実施例では、複数階に亙って給水系統
等で接続されたキッチンユニットAを設けたが、キッチ
ンユニットAを単独で設けることもでき、その場合は給
水立配管及び排水立配管同士の接続がないため、予め工
場等でその長さlを短く設定しておけばよい。また、給
水立配管10及び排水立配管20の長さlは少し短めに
設定しておき、管の継ぎ足し等により適宜キッチンユニ
ットAの据えつけ階の高さに応じて長さ変更ができるよ
うにしても構わない。
【0013】
【発明の効果】本発明では、キッチンユニット内の給排
水用の配管接続が予め行なわれているので、従来とは異
なり据えつけ現場での種々の配管接続が不要である。そ
の分、配管接続に伴う接続不良による漏水事故が避けら
れ、さらに据えつけ時間の短縮が図れる。また、現場で
の配管接続は立配管の接続だけであるため、万一接続不
良による漏水が起きても接続不良箇所を早く特定でき
る。また、本発明に係るキッチンユニットのキャビネッ
ト内の配管接続は、品質管理の行き届いた工場等で行な
えるため、従来の現場での配管接続作業に比べて、予め
漏水試験を行なう等して漏水原因となる接続不良の根絶
が容易である。また、キッチンユニットを複数階に設け
る場合には、給水立配管や排水立配管同士の接続により
給排水系統が形成されるので、従来とは異なり、キッチ
ンユニットと別施工で複数階を貫通する給水立管や排水
立管を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るキッチンユニットの据えつけ状
況を示す部分断面図。
【図2】従来のキッチンユニットの据えつけ状況を示す
部分断面図。
【符号の説明】
1 給水用配管 2 排水用配管 10 給水立配管 20 排水立配管 100 給水管 200 排水管 A キッチンユニット B キャビネット a シンク b 電気貯湯式湯沸器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯沸器、シンク等に付随する給水用配
    管、排水用配管等がキャビネット内に一体に設けられ
    て、湯沸室等の施工用に建物内に据えつけられるキッチ
    ンユニットにおいて、前記キャビネットの外側に、上下
    階に当たる別階のキッチンユニットの給水立配管及び排
    水立配管にそれぞれ接続可能な給水立配管及び排水立配
    管を上下方向に設けるとともに、前記給水立配管及び排
    水立配管にキャビネット内の前記給水用配管及び排水用
    配管を接続させたことを特徴とする立配管を設けたキッ
    チンユニット。
  2. 【請求項2】 給水立配管及び排水立配管は、それぞれ
    の管周囲が断熱材で被覆されていることを特徴とする請
    求項1に記載の立配管を設けたキッチンユニット。
JP7039096A 1995-02-03 1995-02-03 立配管を設けたキッチンユニット Pending JPH08209766A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7039096A JPH08209766A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 立配管を設けたキッチンユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7039096A JPH08209766A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 立配管を設けたキッチンユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08209766A true JPH08209766A (ja) 1996-08-13

Family

ID=12543556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7039096A Pending JPH08209766A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 立配管を設けたキッチンユニット

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JP (1) JPH08209766A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008025952A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Suteki Nice Group Kk 貯湯式給湯装置及び該装置を有する集合住宅におけるベランダ構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008025952A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Suteki Nice Group Kk 貯湯式給湯装置及び該装置を有する集合住宅におけるベランダ構造

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