JPS644946Y2 - - Google Patents

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JPS644946Y2
JPS644946Y2 JP14528484U JP14528484U JPS644946Y2 JP S644946 Y2 JPS644946 Y2 JP S644946Y2 JP 14528484 U JP14528484 U JP 14528484U JP 14528484 U JP14528484 U JP 14528484U JP S644946 Y2 JPS644946 Y2 JP S644946Y2
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JP
Japan
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cylinder
cylindrical bodies
cylindrical
cylinders
cap
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JP14528484U
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JPS6162986U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (従来の技術) 家庭用雑排水その他の排水路にはその転向地点
に掃除口が設けられ、この掃除口は曲管や排水ま
すにその内部空間に通じる立ち上がり管を設ける
ことによつて構成される。例えば排水路を曲管に
よつて転向させる場合は、第4図のように、曲管
100に対して垂直な立ち上がり管110の上端
開口を掃除口Mとする。この掃除口Mは地面G上
で開口され、普段はマンホール蓋(図示せず)に
よつて閉じられている。
他方、同図明示のように、排水路には水の流れ
勾配が付与されている必要があるので、内部通路
自体が流れ勾配を有していない曲管100におい
ては該曲管100を水平線X−Xに対して傾けて
所定の流れ勾配αを付与する必要がある。また流
れ勾配を有する曲管100であつても排水路の流
れ勾配と異なれば曲管100を傾ける必要があ
る。ところが曲管100を傾けて配置すると、こ
の曲管100に対して垂直な立ち上がり管110
が鉛直線Y−Yに対して傾斜することになるか
ら、掃除口Mが水平な地面Gに対して傾く。この
ようになると、立ち上がり管110の上端が部分
的に地面から突出して歩行のじやまになつたりそ
の突出部分に欠損を生じやすくなる不都合を生じ
る。排水ますに立ち上がり管を設けて掃除口を形
成する場合についても同様の不都合を生じる。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、立ち上が
り管が上記のように鉛直線に対して傾斜していて
も、その立ち上がり管にかぶせたキヤツプによつ
て地面に対して面一の掃除口を形成できるように
することである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための手段は、キヤツプ
を互に嵌合される一対の筒体によつて構成し、両
筒体の嵌め合い部分の一箇所に掛止機構を設ける
ことによつてこれら両筒体をそれらの軸心に沿う
方向に相対回転自在に位置決めし、上記掛止機構
に対向する部分における両筒体の筒壁にそれらの
相対嵌合幅を増減調節可能な係合機構を設けるこ
とである。
(作用) 上記手段によれば、一対の筒体を掛止機構を中
心としてそれらの軸心に沿う方向に相対回転させ
ると、それぞれの筒体の軸心どうしのなす角度が
変わり、その角度の変化に応じて掛止機構に対向
する部分における両筒体の筒壁の相対嵌合幅が増
減される。この相対嵌合幅は係合機構によつて増
減調節されるものであるから、結局、上記角度を
所望のものに設定できる。従つて、上述した曲管
や排水ますの立ち上がり管が鉛直線に対して傾斜
していても、一対の筒体の軸心が所定の角度を保
つように調節されたキヤツプをこの立ち上がり管
にかぶせることによつて地面と面一の掃除口を形
成できるようになる。
(実施例) 第1図は立ち上がり管110に本考案によるキ
ヤツプ1をかぶせて地面Gと面一の掃除口Mを形
成させた場合を示している。同図明示のようにキ
ヤツプ1は一対の筒体2,3よりなり、両筒体
2,3は互に嵌合されている。そして両筒体2,
3の嵌め合い部分の一箇所に掛止機構4が設けら
れ、この掛止機構4に対向する部分における両筒
体2,3の筒壁に係合機構5が設けられている。
掛止機構4は第2図に示した一方の筒体2に形
成されている凹所41に第3図に示した他方の筒
体3に形成されている突起42を第1図のように
嵌め込んでなり、この掛止機構4によつて両筒体
2,3がそれらの軸心に沿う方向(矢印A)に相
対回転自在に位置決めされている。この掛止機構
4は図示例のものに限らず、例えば一方の筒体に
凸部を、他方の筒体に凹所を、それぞれ設けたも
のであつても、或は、両筒体をピン結合したもの
であつてもよい。
係合機構5は第1図明示のように一方の筒体2
の筒壁外周に形成された連続する凹凸51と他方
の筒体3の筒壁内周に形成された連続する凹凸5
2とからなり、これらの凹凸51,52は両筒体
2,3を第1図のように嵌合することによつて互
に弾性的に噛み合い、挿抜方向において係合す
る。また、同図明示のように、両筒体2,3にお
いて上記した凹凸51,52が設けられている部
分の筒壁は掛止機構4を中心とする円孤状に形成
されている。このことは、両筒体2,3を矢印A
方向に相対回転させて上記凹凸51,52の噛合
幅、つまり相対嵌合幅lを無理なく変える上で有
利である。さらに、一方の筒体2の凹凸51は第
2図明示のように筒壁外周に部分的に設けられ、
他方の筒体3の凹凸52は同じ相対位置に部分的
に設けられている。このことも、筒体2の凹凸5
1と筒体3の凹凸52との噛み合せを無理なく行
なう上で有利である。この係合機構5によると、
掛止機構4を支点として両筒体2,3を矢印A方
向に回転させて両筒体2,3の相対嵌合幅lを段
階的に増減調節することが可能になる。係合機構
5としては図示例のもの以外に、例えば一方の筒
体の筒壁に複数の穴をあけておき、他方の筒体の
筒壁を通して複数の穴のいずれかにピンを差し込
む形式のものでもよい。
上記したキヤツプ1によると、両筒体2,3の
相対嵌合幅lを増減調節することによつて両筒体
2,3の軸心どうしのなす角度が変わる。そのた
め、この角度が立ち上がり管110の鉛直線に対
する傾斜角と同一になるように上述した相対嵌合
幅lを調節しておけば、掃除口Mを地面Gに面一
に形成できる。また、掃除口Mの地面Gに対する
角度は他方の筒体3を地面G上から動かして調節
できるので作業性がよい。なお、第1図において
6はマンホール蓋を示している。
(考案の効果) 上述したところから明らかなように、本考案の
キヤツプを使用すると、曲管や排水ますの立ち上
がり管が鉛直線に対して傾斜していても掃除口を
地面と面一に形成できるようになる。従つて、従
来の不都合が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例によるキヤツプの使用例
を示す垂直断面図、第2図は一方の筒体の一部を
切欠した平面図、第3図は他方の筒体の一部を切
欠した平面図、第4図は従来の配管状態を示す説
明図である。 1……キヤツプ、2,3……筒体、4……掛止
機構、5……係合機構、A……筒体の軸心に沿う
方向、M……掃除口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互に嵌合される一対の筒体の嵌め合い部分の一
    箇所に両筒体をそれらの軸心に沿う方向に相対回
    転自在に位置決めする掛止機構が設けられ、この
    掛止機構に対向する部分における両筒体の筒壁に
    それらの相対嵌合幅を増減調節可能な係合機構が
    設けられてなる排水路掃除口のキヤツプ。
JP14528484U 1984-09-26 1984-09-26 Expired JPS644946Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14528484U JPS644946Y2 (ja) 1984-09-26 1984-09-26

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JP14528484U JPS644946Y2 (ja) 1984-09-26 1984-09-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6162986U JPS6162986U (ja) 1986-04-28
JPS644946Y2 true JPS644946Y2 (ja) 1989-02-08

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ID=30703538

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JP14528484U Expired JPS644946Y2 (ja) 1984-09-26 1984-09-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0649622Y2 (ja) * 1988-09-14 1994-12-14 前澤化成工業株式会社 掃除口装置
JPH0649623Y2 (ja) * 1988-09-14 1994-12-14 前澤化成工業株式会社 掃除口装置

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Publication number Publication date
JPS6162986U (ja) 1986-04-28

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