JPS597421Y2 - 地下消火栓における副弁 - Google Patents

地下消火栓における副弁

Info

Publication number
JPS597421Y2
JPS597421Y2 JP9233279U JP9233279U JPS597421Y2 JP S597421 Y2 JPS597421 Y2 JP S597421Y2 JP 9233279 U JP9233279 U JP 9233279U JP 9233279 U JP9233279 U JP 9233279U JP S597421 Y2 JPS597421 Y2 JP S597421Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
valve
valve box
valve body
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9233279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5613176U (ja
Inventor
栄 山内
Original Assignee
若島工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 若島工業株式会社 filed Critical 若島工業株式会社
Priority to JP9233279U priority Critical patent/JPS597421Y2/ja
Publication of JPS5613176U publication Critical patent/JPS5613176U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS597421Y2 publication Critical patent/JPS597421Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、地下消火栓の副弁に関し、特に、副弁体を
回動腕を介して摺動させて通水口を開閉するようにした
地下消火栓において、該回動腕を副弁体との連結軸に遊
嵌するとともに該回動腕の回転軸を副弁箱の横方向中心
線から偏心させて副弁箱の側方に軸支することにより、
副弁体の所要摺動長さに対応する回動輪の回動角度を可
及的に小さくするとともに、副弁体と副弁箱弁座との密
着性能を強固とし、併せて副弁箱の高さを減少させるも
のである。
従来、地下消火栓の下部に副弁を設けて地下消火栓の通
水口を開閉可能とした副弁付地下消火栓において、副弁
箱を地下消火栓の主弁箱と一体に或形したものと副弁の
弁箱を別体に製作して両者をフランジ部で結合する形式
のものとがあるが、何れの場合も、副弁の構造自体に大
差はなく、副弁体に連結した回動腕の一端を回転して副
弁体を副弁箱弁座に沿い横方向に摺動させることによっ
て、通水口を開閉するように構或されている。
しかしながら、従来構造のものでは、副弁体の所要摺動
長さに対応する回動腕の回動角度が大きく、通水口の開
閉に長時間を要するだけでなく、副弁体の弁座と副弁箱
弁座との水平面その他の工作精度上の誤差から、完璧な
密着性能を期待することは困難であり、副弁体の閉塞時
においてかなりの漏水を免れ得ないという問題があった
また、副弁の弁箱を主弁箱と別体としたものでは、回動
腕の回転軸が上部フランジの外縁より内側にあるため副
弁箱の高さが大きく、このため副弁箱ひいては地下消火
栓自体が大型となり、製作費が嵩むだけでなく取扱が不
便である等の支障があった。
この考案は、従来構造の地下消火栓の副弁における上記
の欠点を解消するためになされたものである。
而してこの考案の目的は、副弁体の回動腕の回動角度を
必要に応じ任意に選択し得るようにすることにあり、ま
た、この考案の目的は、副弁体の副弁箱弁座との密着性
能を強固にすることにあり、さらにこの考案の目的は、
副弁箱の高さを低くして小型で取扱いを簡便とすること
にあり、さらにまた、この考案の目的は安価に製作でき
る副弁付地下消火栓を提供することにある。
すなわち、この考案は後述する実施例において図示する
ように、副弁箱弁座16を摺動して通水口6を開閉させ
る副弁体14の突出腕14aに設けた連結軸17に回動
腕18の一端を遊嵌し、該回動腕18の他端に固着した
回転軸20を副弁箱2の平面における横方向中心線から
一定距離偏心させて副弁箱2の側方に軸支して或る地下
消火栓における副弁に係る。
以下、この考案の実施例について添付図面を参照して説
明する。
第1図は、地下消火栓の主弁箱と副弁箱とを一体に或形
した副弁付地下消火栓の実施例である。
同図において、主弁体3は、弁棒4を介して上下動し主
弁箱1の弁座5に着座または離隔して通水口6を閉塞ま
たは開放する。
7は弁棒4のキャップ、8は給水口9の蓋である。
主弁箱1の下部は、主弁箱1と一体の副弁箱2を構威し
ている。
副弁箱2は主弁箱1の通水口6と同一中心線上に設けた
開口部10と、下部フランジ11と、横方向に延出する
突設部12とからなり、主弁箱1の通水口6の下端縁と
の間に一定間隔をおいて対向する摺動面13を形或し、
この摺動面13上に円盤状の副弁体14を設け該副弁体
14の弁座15が通水口6の下端縁に形威した副弁箱2
の弁座16と密着するようになっている。
また、副弁体14の突出腕14aに連結軸17を固着し
、該連結軸17を回動腕18の一端に穿設した孔19に
嵌入させる。
該孔19の直径は連結軸17の直径よりもやや大きく形
威してある。
回動腕18の他端は副弁箱2の突設部12に回転自在に
軸支した回転軸20に固着させる。
かくて、回転軸20のハンドル21を操作することによ
り回動腕18の回動に伴って連結軸17が回動し、該連
結軸17の回動角度と回動距離に対応して副弁体14が
横方向に摺動する。
而して、前記回転軸20は副弁箱2の通水口6の中心を
通る横方中心線から一定距離だけ偏心させて副弁箱2の
突設部12に軸支する。
この回転軸20と回動腕18および連結軸17との間の
相互配置関係は第2図および第3図の実施例によって説
明する。
第2図と第3図は、副弁箱を主弁箱と別体としたもので
、上部フランジ22によって主弁箱に結合する点を除き
、その基本的構造は前述した第1図の場合と同様である
から詳細な説明は省略する。
第2図において回転軸20の軸心は副弁箱2の平面にお
ける横方向中心線から一定距離偏位させるとともに上部
フランジ22の外周縁から外側に配置してある。
この横方向中心線からの偏心距離は副弁箱の形状寸法に
応じて適宜選定する。
そして副弁体14の中心(通水口6の中心)と回転軸2
0の軸心とを結ぶ直線上に副弁体14の連結軸17の軸
心をおいて回動腕18を取り付け、回動腕18の突起1
8aを副弁箱2の内壁面に当接させてある。
回動腕18の長さは連結軸17の軸心と副弁体14の中
心間の長さおよび副弁体14の直径等に応じて適宜選定
する。
連結軸17の軸心位置は必ずしも上記のように限定する
必要はなく、他の任意の位置におくようにしてもよい。
次に、上記構或の副弁の作動について説明する。
図示の副弁体14は通水口6を閉塞する位置におかれて
いる。
ハンドル21を手動により操作して回転軸20を時計方
向に回転させると、回動腕18の{L19に遊嵌された
連結軸17が回転軸20の軸心を中心として回動して第
2図の鎖線位置に至り、副弁体14は連結軸17の回動
に伴って摺動面13(通水時においては副弁箱弁座16
)を横方向に摺動し副弁箱2の突設部12内の鎖線位置
に移動して通水口6を開放する。
通水口6を閉塞する場合は上記とは逆にハンドル21を
反時計方向に回転させる。
この場合連結軸17が回動腕18の孔19に遊嵌されて
いて、副弁体14は上下方向だけでなく水平面に対する
傾斜方向に揺動自在であるから、副弁体14の弁座15
と副弁箱2の弁座16とが平面である限り、両者の水平
面や回転軸20、連結軸17および副弁体14の各中心
軸線方向その他に多少の工作上の誤差があっても、副弁
体14の弁座15は常に確実に副弁箱2の弁座16と密
着する。
また、回転軸20の軸心が副弁箱2の横方向中心線から
偏心しているため、回動腕18の回動角度に伴なう連結
軸17の回動距離に対応する回転軸20の回転角度を小
さくして副弁体14を所定長さ摺動させることができる
そして、この偏心距離は副弁箱の形態に応じ適宜選定す
ることにより、回転軸20の回転角度は任意に選択する
ことができる。
さらに、回転軸20の軸心は上部フランジ22の外周縁
から外側に配置されているから、回転軸20の頭部が上
部フランジ22の下側に位置せず、このため副弁体14
と上部7ランジ22との間の高さ、従って副弁箱2全体
の高さを低くすることができる。
この点は第1図の実施例においても同様であり、回転軸
20の軸心は主弁箱1の外縁に近接させて設けてある。
なお、この考案においては、第1図および第3図に示す
ように、副弁箱2の副弁体14側の周囲の内壁を膨出さ
せ、副弁体14と通水口6との外周面との間に適宜の間
隙を有する凸溝部30が設けてある。
これにより、副弁体14の弁座15と副弁箱2の弁座1
6に付着する水垢が容易に排除され、副弁体14の密着
性能をさらに強固なものとすることができる。
この考案は前述したように、副弁体の連結軸が回動腕に
遊嵌されているため、工作上の誤差があっても副弁体の
密着性能が低下するようなことがない。
また、回動腕の回転軸が副弁箱の横方向中心線から偏心
して副弁箱の側方に軸支されているから、回転軸の回転
角度を任意に選定して小さな回転角度で副弁体を速やか
に開閉させることが可能となるだけでなく、副弁箱を小
型かつ安価に製作することができ、その取扱いも簡便と
なる。
さらに副弁箱に水垢を排除する凸溝部を設けてあるから
、副弁体の密着性能が一般と向上する等のすぐれた利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る副弁を備えた地下消火栓の実
施例を示す縦断側面図、第2図と第3図は副弁の他の実
施例を示し、第2図はその横断面図、第3図は縦断面図
である。 図中、2は副弁箱、6は通水口、14は副弁体、15は
副弁体の弁座、16は副弁箱の弁座、17は連結軸、1
8は回動腕、19は回動腕の孔、20は回転軸、30は
凸溝部である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)副弁箱弁座を摺動して通水口を開閉させる副弁体
    の突出腕に設けた連結軸に回動腕の一端を遊嵌し、該回
    動腕の他端に固着した回転軸を副弁箱の平面における横
    方向中心線から一定距離偏心させて副弁箱の側方に軸支
    して或る地下消火栓における副弁。
  2. (2)回転軸の軸心が副弁箱のフランジの外周縁から外
    側に配置されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の地下消火栓における副弁。
JP9233279U 1979-07-04 1979-07-04 地下消火栓における副弁 Expired JPS597421Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9233279U JPS597421Y2 (ja) 1979-07-04 1979-07-04 地下消火栓における副弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9233279U JPS597421Y2 (ja) 1979-07-04 1979-07-04 地下消火栓における副弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5613176U JPS5613176U (ja) 1981-02-04
JPS597421Y2 true JPS597421Y2 (ja) 1984-03-07

Family

ID=29325335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9233279U Expired JPS597421Y2 (ja) 1979-07-04 1979-07-04 地下消火栓における副弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS597421Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5879189U (ja) * 1981-11-25 1983-05-28 コスモ工機株式会社 不断水穿孔工事用弁付き割りt字管
JP4996948B2 (ja) * 2007-03-14 2012-08-08 株式会社清水合金製作所 地下式消火栓

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5613176U (ja) 1981-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS597421Y2 (ja) 地下消火栓における副弁
CN207331867U (zh) 一种出水摇臂式旋转龙头
JPH0537096Y2 (ja)
JPS59677Y2 (ja) フロ−スイツチ
JPS5836775Y2 (ja) ヒンジ装置
JPS5851264Y2 (ja) 水道蛇口
JPS6062060U (ja) 液体容器のキヤツプ装置
JPS6016679Y2 (ja) 蛇口の吐水管
JPS6336212Y2 (ja)
JPH03123180U (ja)
JPS60525Y2 (ja) ボ−ルバルブ
JPS637741Y2 (ja)
JPH0624623Y2 (ja) 弁体の駆動装置
JPH0328240Y2 (ja)
JP2514117B2 (ja) 流体管路用二方向切換え弁
JPS6121663Y2 (ja)
JPS6220777Y2 (ja)
JPS6031630Y2 (ja) 魔法瓶
JPS6110173Y2 (ja)
JPS6215578Y2 (ja)
JP2566423Y2 (ja) バルブ用プラスチック製ハンドルの着脱構造
JPH0219980U (ja)
JPS6357881U (ja)
JPH0352482U (ja)
CN107460921A (zh) 一种出水摇臂式旋转龙头