JPH0328240Y2 - - Google Patents

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JPH0328240Y2
JPH0328240Y2 JP1983191040U JP19104083U JPH0328240Y2 JP H0328240 Y2 JPH0328240 Y2 JP H0328240Y2 JP 1983191040 U JP1983191040 U JP 1983191040U JP 19104083 U JP19104083 U JP 19104083U JP H0328240 Y2 JPH0328240 Y2 JP H0328240Y2
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JP
Japan
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case
valve
valve seat
valve body
rotary plate
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JP1983191040U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液化プロパンガス等の容器の切換調整
器に関する。
〔従来の技術〕
従来、液化プロパンガス等の液相又は気相状の
ガス(以下総称して単にLPGと称する)を充填
した容器内のLPGが消費に伴なつて減少した場
合に、予備のLPG充填容器に切換えるための調
整器としては例えば第2図に縦断面で示したよう
なものが知られている。即ち、第2図に示される
調整器A′はケースaの下部両側に配設された2
個のLPG流入口b1,b2に連通してケースaの下部
に、中心部に貫通孔d1,d2を貫設した2個の弁座
ノズル(以下単にノズルという)c1,c2が装着さ
れ、該ノズルc1,c2に対向してノズルを開閉し、
弁棒f1,f2を貫通孔d1,d2内に貫通させてケース
a内に突出させた弁体e1,e2がケースaの底壁に
装着されたばねg1,g2によりノズルc1,c2側に付
勢させて設けられる。又、図示しない流出口がケ
ースaに設けられている。又、ケースaとケース
aの上部に設けられたカバーa′との間にスプリン
グhで下方に付勢されるダイヤフラムiが挟設さ
れ、ダイヤフラムiに一側を肉厚部、他側を肉薄
部に形成した回転板jを環設した杆軸kを180゜回
転自在に貫設すると共に、その上部をカバーa′の
上面に上下摺動自在に嵌挿し、更に杆軸kの上端
に表示部lを回転板jと共に180゜回転可能にキヤ
ツプm内に収容して構成されている。
上記の調整器A′において、流入口b1に接続さ
れたLPG容器にLPGが充填されている場合には
予備のLPG容器に接続される流入口b2側の弁体e2
の弁棒f2が回転板jの肉薄部に対向して回転板j
と離れてノズルc2は弁体e2により閉じられている
一方、流入口b1側の弁体e1はその弁棒f1が回転板
jの肉厚部に押圧されてノズルc1は開かれ図示し
ない流出口を経て消費側に供給される。
しかし、流入口b1側のLPG容器からのLPG流
量が減少した場合にはケースa内の圧力が低下す
るのでスプリングhによりダイヤフラムiが下降
すると共に回転板jの肉薄部が弁棒f2を押して弁
体e2を開き、予備のLPG容器中のLPGを流入口
b2より流入させる。この場合において、杆軸kの
下降と共に表示部lが下降して自動切換状態を外
部に表示するので、キヤツプmを180゜回転させて
回転板jの肉厚部を弁棒f2に当接させることによ
り弁体e2の開弁状態を保持する。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる従来の切換調整器A′にあつてはLPG流
入口に連通する弁座ノズル、弁体等の構造及びこ
れらを装着する流入口の構造が複雑で部品点数が
多くなり、又各部品は精度が要求されるものが多
いため製作コストが嵩むのみならず、故障が多発
する原因となるなどの欠点があつた。
本考案はかかる従来の切換調整器の欠点に鑑
み、構造を単純化して製作を容易にし、製作費の
低減及び製作期間の縮減をはかると共に故障等の
発生の少ないLPG切換調整器を提供することを
目的としてなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案において
は、肉厚部と肉薄部を形成した回転板を下部に設
けると共に上部に表示体を設けた杆軸を、ケース
内に設けられてばねにより付勢されるダイヤフラ
ム中央部に貫挿して回動可能に設け、ケースの下
部両側において水平方向に相対向して配設された
2個の流入口にそれぞれ弁座ノズルを設け、該ケ
ース内において該弁座ノズルに対向して弁機構を
設け、該弁機構は支軸により回動可能に支持され
て軸方向の外周面で該回転板の肉厚部と肉薄部に
摺接する回動レバー部と該ケースと流入口間の仕
切壁の貫通孔に遊嵌されて軸方向に直進動作する
弁体部とを連結杆で連結して構成され、該弁体部
を該弁座ノズルに開閉自在に対向させると共に該
回動レバー部の内端部を前記回転板の肉厚部と肉
薄部に接離自在に対向させ、該回動レバー部の内
端部とケースの底壁間に設けたスプリングにより
該弁体部が弁座ノズルを閉止する方向に付勢され
て成る構成を採用した。
〔実施例〕
第1図aは本考案の実施例についての縦断面
図、第1図bはその平面図を示す。
切換調整器Cのケース1の下部両側の外側に相
対向して流入口2a,2bが形成され、該流入口
2a,2b内にノズル4a,4bが夫々水平方向
に装着されている。
ノズル4a,4bに対向するケース1の内部に
は弁機構10a,10bが設けられる。弁機構1
0a,10bは弁体部10a′,10b′と回動レバ
ー部10a″,10b″とが連結片10a、10b
で連結されて構成される。軸方向に直進動作す
る弁体部10a′,10b′は流入口2a,2bとケ
ース1内との仕切壁1″の貫通孔1a″に遊嵌され
ると共にノズル4a,4bに対向する先端部に弁
ゴム11a,11bが装着されている。又、支軸
9a,9bを介して回動可能に支持される回動レ
バー部10a″,10b″の内端部はケース1の底壁
に装着されたスプリング12a,12bにより上
方に付勢される。
ケース1とカバー1′間により周縁部を保持さ
れてダイヤフラム14が設けられ、これに当接す
る支持板15とカバー1′の上壁との間に設けら
れるスプリング13′によりダイヤフラム14は
下方に付勢され、回転板16を設けた杆軸17が
ダイヤフラム14及び支持板15の中心部に取付
ナツト18′により固定した保持体18に対して
180゜回転自在に保持される。杆軸17の下部には
回転板16を越えて延設杆17′が形成され、そ
の下端部がケース1の底壁に形成された溝孔22
に遊嵌されている。
回転板16の上面は水平に形成されていて保持
体18に当接し、また下面の一側が肉厚部、他側
が肉薄部の傾斜面に形成されていて、該肉厚部と
肉薄部は夫々前述の弁機構10a,10bの回動
レバー部10a″,10b″の内端部に対向していて
該内端部における軸方向の外周面に摺接する。
杆軸17の上端部には該杆軸17と一体に180゜
回転する表示体20が設けられていて、カバー
1′の上方において杆軸17に結合したキヤツプ
21内に収容されている。
上記構成になる調整器Cの作動は、流入口2a
からLPGが流入している間は弁機構10aの弁
体部10a′が流入圧によりノズル4aから離れる
と共にLPGは仕切壁1″と弁体部10a′間の図示
しないスリツトを通つてケース1内に充満し、更
にダイヤフラム14を上方に押し上げて図示しな
い流出口から消費側に流出する。やがて流入口2
aからのLPG流入圧が減少するとスプリング1
2aの反発力によりノズル4aは回動レバー部1
0a″を介して弁体部10a′により閉止されると共
にダイヤフラム14もケース1内の圧力減少に応
じて下降するので、表示体20によりノズル4a
の閉止を確認したのちキヤツプ21を180゜回転さ
せることにより回転板16の肉厚部を予備LPG
容器に接続された流入口2b側の弁機構10bの
回動レバー10b″に係合させて弁機構10bを駆
動し、流入口2b側よりLPGを供給させること
ができ、表示板20の方向により流入口の切換の
有無を確認することができる。
〔考案の効果〕
本考案は上記した如くに、肉厚部と肉薄部を形
成した回転板を下部に設けると共に上部に表示体
を設けた杆軸を、ケース内に設けられてばねによ
り付勢されるダイヤフラム中央部に貫挿して回動
可能に設け、ケースの下部両側において水平方向
に相対向して配設された2個の流入口にそれぞれ
弁座ノズルを設け、該ケース内において該弁座ノ
ズルに対向して弁機構を設け、該弁機構は支軸に
より回動可能に支持されて軸方向の外周面で該回
転板の肉厚部と肉薄部に摺接する回動レバー部と
該ケースと流入口間の仕切壁の貫通孔に遊嵌され
て軸方向に直進動作する弁体部とを連結杆で連結
して構成され、該弁体部を該弁座ノズルに開閉自
在に対向させると共に該回動レバー部の内端部を
前記回転板の肉厚部と肉薄部に接離自在に対向さ
せ、該回動レバー部の内端部とケースの底壁間に
設けたスプリングにより該弁体部が弁座ノズルを
閉止する方向に付勢されて成るものであるから、
ダイヤフラムないし回転板の垂直方向動作を回動
レバー部を介して弁体部の水平方向動作に変換す
ることにより此種切換調整機の高さを低く押さえ
てコンパクトに構成しつつ該弁体部を弁座ノズル
に密着させてその開閉動作を安定させることがで
き、この際に弁座ノズルを閉止する方向に弁体部
を付勢するスプリングが回動レバー部の内端部と
ケースの底壁間に設けられているので遊休空間を
利用してスプリングを簡単に組み入れることがで
き、更には回転板の肉厚部と肉薄部が上記回動レ
バー部の軸方向外周面に摺接するものであるか
ら、回転板の回動による切換え操作が円滑に為し
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の容器切換調整器の縦断面
図、第1図bは同上の平面図、第2図は従来例の
縦断面図である。 1……ケース、1′……カバー、1″……仕切
壁、1a″……貫通孔、2a,2b……流入口、4
a,4b……弁座ノズル、9a,9b……支軸、
10a,10b……弁機構、10a′,10b′……
弁体部、10a″,10b″……回動レバー部、10
a,10b……連結片、12a,12b……
スプリング、14……ダイヤフラム、16……回
転板、17……杆軸、20……表示体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 肉厚部と肉薄部を形成した回転板を下部に設け
    ると共に上部に表示体を設けた杆軸を、ケース内
    に設けられてばねにより付勢されるダイヤフラム
    中央部に貫挿して回動可能に設け、ケースの下部
    両側において水平方向に相対向して配設された2
    個の流入口にそれぞれ弁座ノズルを設け、該ケー
    ス内において該弁座ノズルに対向して弁機構を設
    け、該弁機構は支軸により回動可能に支持されて
    軸方向の外周面で該回転板の肉厚部と肉薄部に摺
    接する回動レバー部と該ケースと流入口間の仕切
    壁の貫通孔に遊嵌されて軸方向に直進動作する弁
    体部とを連結杆で連結して構成され、該弁体部を
    該弁座ノズルに開閉自在に対向させると共に該回
    動レバー部の内端部を前記回転板の肉厚部と肉薄
    部に接離自在に対向させ、該回動レバー部の内端
    部とケースの底壁間に設けたスプリングにより該
    弁体部が弁座ノズルを閉止する方向に付勢されて
    成ることを特徴とする容器切換調整器。
JP19104083U 1983-12-13 1983-12-13 容器自動切換調整器 Granted JPS6099395U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19104083U JPS6099395U (ja) 1983-12-13 1983-12-13 容器自動切換調整器

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JP19104083U JPS6099395U (ja) 1983-12-13 1983-12-13 容器自動切換調整器

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Publication Number Publication Date
JPS6099395U JPS6099395U (ja) 1985-07-06
JPH0328240Y2 true JPH0328240Y2 (ja) 1991-06-18

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JP19104083U Granted JPS6099395U (ja) 1983-12-13 1983-12-13 容器自動切換調整器

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JP7156853B2 (ja) * 2018-08-10 2022-10-19 矢崎エナジーシステム株式会社 ガス切り換え装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59188399U (ja) * 1983-06-01 1984-12-13 伊藤工機株式会社 自動切替弁

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JPS6099395U (ja) 1985-07-06

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