JPS637741Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS637741Y2
JPS637741Y2 JP13868783U JP13868783U JPS637741Y2 JP S637741 Y2 JPS637741 Y2 JP S637741Y2 JP 13868783 U JP13868783 U JP 13868783U JP 13868783 U JP13868783 U JP 13868783U JP S637741 Y2 JPS637741 Y2 JP S637741Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
rod
shaft
float
rotating rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13868783U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6045982U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13868783U priority Critical patent/JPS6045982U/ja
Publication of JPS6045982U publication Critical patent/JPS6045982U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS637741Y2 publication Critical patent/JPS637741Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Float Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はフロート弁に係り、少い水位差で例え
ばバタフライ弁を開閉する構成に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来のフロート弁は第1図に示すようにフロー
ト1と弁軸2を回動杆3で連結しフロート1の上
下動で直接弁軸2を回動させたものがあるが、バ
タフライ弁のように弁軸2を90゜回転させて開閉
する機構の場合は、回動杆3を90゜回動させるた
めに水位差を大きくとらなければならない。また
水位差を小さくする手段として、第2図に示すよ
うに、弁軸2の頂部に歯車4を設け、この歯車4
にこれよりも大径の扇形歯車5を噛合させ、この
扇形歯車5とフロート1を回動杆3で連結し、歯
車4と扇形歯車5の径の比を1:2とすることに
より、回動杆3を45゜旋回させることにより弁軸
2を90゜回動させ、少い水位差で弁を開閉するよ
うにしたものがあるが、歯車4,5の摩耗により
作動が不確実になり易く、また装置が高価になる
という欠点もある。
〔考案の目的〕
本考案は上述の問題に鑑み、弁本体の弁軸と、
フロートが連結された回動杆の支軸とを異なる位
置に設け、さらに前記弁軸を前記回動杆の回動角
度の内側の2等分線上に設け、前記弁軸に一端を
固定した連動杆の他端をクランク軸で前記回動杆
に連結し、回動杆と弁軸を回動杆の回動角度の内
側で回動させることにより弁軸の回転角度よりも
回動杆の回動角度を小さくし、少い水位差で弁本
体を開閉し得るようにしたものである。
〔考案の概要〕
本考案は、弁本体に回動自在に軸架された弁軸
を、フロートが連結されて上下に回動する回動杆
の支軸と異なる位置で回動角度の内側の2等分線
上に設け、前記弁軸に一端を固定した連動杆の他
端クランク軸を前記回動杆の長孔に摺動自在に係
合させ、前記連動杆を前記回動杆の内側で回動杆
よりも大きな角度で回動させこれに連結した弁軸
の回動角度を回動杆の回動角度よりも大きくした
ものである。
〔考案の実施例〕
次に本考案の実施例を、第3図ないし第5図に
ついて説明する。
6は弁本体で、バタフライ弁7が軸架された弁
箱8とこの弁箱8の両側に形成されたフランジ
9,9と前記バタフライ弁7の中心を貫通してこ
れに固定され、一端を前記弁箱8の一端に回動自
在に軸架され、他端を弁箱8の他端より一側に突
出した管軸10中に挿通された弁軸11とより構
成されている。さらに管軸10の先端面には合成
樹脂製取付台12が固定され、前記弁軸11が取
付台12より外方に回動自在に突出されている。
13はフロートで、このフロート13を貫通し
たフロート軸14の下端に回動杆15の先端が回
動自在に軸着され、他端延長方向に連結された連
結板部16の先端が前記取付台12の前記弁軸1
1位置と離間して軸架された支軸17に回動自在
に軸着されている。さらにこの支軸17よりもフ
ロート13寄りに位置する弁軸11には連動杆1
8の一端が固定され他端クランク軸19が前記連
結板部16の弁軸11よりもフロート13寄りの
位置に設けた長孔20に摺動自在に係合されてい
る。
そして第5図に示すように弁軸11と支軸17
間の距離aと弁軸11とクランク軸19間の距離
bが等しくa=bであれば回動杆15の回動角度
αと連動杆18の回動角度βの関係は2α=βと
なり、回動杆15を45゜回動させると連動杆18
が90゜回動し、弁軸11を90゜回転させバタフライ
弁7が完全に開又は閉の状態となる。
次に上述の実施例の作用を説明する。
フロート13が上限に達すると回動杆15はI
位置になり、バタフライ弁7は弁箱8の管路を閉
じた状態となる。次にフロート13が下降すると
回動杆15が下方に回動し、連動杆18を介して
弁軸11が回転し、弁軸11に固定したバタフラ
イ弁7が開く方向に回転する。そして回動杆15
が下方に45゜回転したとき弁軸11は90゜回転しバ
タフライ弁7は全開の状態となる。このようにし
て回動杆15は45゜の範囲で回動して弁軸11を
95゜回転させ少い水位差で開閉動作がなされる。
次に第6図は他の実施例を示し、回動杆15の
途中を取付台12の弁軸11よりもフロート寄り
の支軸17に回動自在に軸架し、回動杆15の基
端の長孔(図示せず)に弁軸11に一端を固定し
た連動杆18のクランク軸19が摺動自在に係合
されたものである。即ちこの実施例においては、
第5図のクランク軸19の位置で回動杆15が支
軸17に軸架され、第5図の支軸17の位置で連
動杆18のクランク軸19が回動杆15に係合さ
れた状態になつている。そして弁軸11と支軸1
7間をa、弁軸11とクランク軸19間をbと
し、a=bとすれば回動杆15の回動角度αと連
動杆18の回動角度βの関係は2α=βとなり回
動杆15が45゜回動したとき弁軸11は90゜回転す
ることになる。
尚その他の構成及び作用は前述の実施例と同様
である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、弁本体に回動自在に軸架され
た弁軸をフロートが連結された回動杆の支軸と異
なる位置でかつ回動杆の回動角度の内側の2等分
線上に設け、さらに、前記弁軸に一端を固定した
連結杆の他端クランク軸を前記回動杆の長孔に摺
動自在に係合させたから、前記連動杆は前記回動
杆の回動角度の内側で回動杆よりも大きい角度で
回動しこの一端に固定した弁軸を回動杆の支軸よ
りも大きい角度で回転させる。したがつて弁軸を
90゜回転させて弁本体を開閉するとき、回動杆の
支軸の回転角度はこれよりも小さくなり回動杆に
連結したフロートの水位差を少くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフロート弁の説明図、第2図は
同上他のフロート弁装置の側面図、第3図は本考
案の一実施例を示すフロート弁装置の側面図、第
4図は同上弁軸部の横断平面図、第5図は同上装
置の相互の関係位置の説明図、第6図は同上他の
実施例の相互の関係位置の説明図である。 6……弁本体、11……弁軸、13……フロー
ト、15……回動杆、17……支軸、18……連
動杆、19……クランク軸、20……長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体に回動自在に軸架された弁軸を、フロー
    トが連結されて上下に回動する回動杆の支軸と異
    なる位置でかつ前記回動杆の回動角度の内側の2
    等分線上に設け、前記弁軸に一端を固定した連動
    杆の他端クランク軸を前記回動杆の長孔に摺動自
    在に係合させたことを特徴とするフロート弁装
    置。
JP13868783U 1983-09-07 1983-09-07 フロ−ト弁装置 Granted JPS6045982U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13868783U JPS6045982U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 フロ−ト弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13868783U JPS6045982U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 フロ−ト弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6045982U JPS6045982U (ja) 1985-04-01
JPS637741Y2 true JPS637741Y2 (ja) 1988-03-07

Family

ID=30311094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13868783U Granted JPS6045982U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 フロ−ト弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6045982U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6045982U (ja) 1985-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS637741Y2 (ja)
JPS597421Y2 (ja) 地下消火栓における副弁
JPH0110528Y2 (ja)
JPS58113668A (ja) 封入弁
CN211117660U (zh) 一种法兰金属硬密封蝶阀
JPS6242947Y2 (ja)
JPS6336212Y2 (ja)
JPS6132220Y2 (ja)
KR100604966B1 (ko) 버터플라이 밸브의 개폐장치
JPH0517548Y2 (ja)
JPH11182697A (ja) 仕切弁
JPS59233010A (ja) 取水装置
CN209324859U (zh) 一种用于电子产品联动的转轴机构
JPS5822529Y2 (ja) 水田水位自動調整給水バルブ
JPH11182698A (ja) 仕切弁
JP2002061755A (ja) フロート式副弁内蔵型バタフライ弁
JPS596298Y2 (ja) 緊急遮断弁
JPH11182696A (ja) 仕切弁
JPS5814286Y2 (ja) バタフライ弁
JPS6235106Y2 (ja)
JPS6311689U (ja)
JPS5822669B2 (ja) 開閉表示つきバルブ
JPS6121655Y2 (ja)
JPS6221827Y2 (ja)
JPH0249533Y2 (ja)