JPH0439917Y2 - - Google Patents

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JPH0439917Y2
JPH0439917Y2 JP15283289U JP15283289U JPH0439917Y2 JP H0439917 Y2 JPH0439917 Y2 JP H0439917Y2 JP 15283289 U JP15283289 U JP 15283289U JP 15283289 U JP15283289 U JP 15283289U JP H0439917 Y2 JPH0439917 Y2 JP H0439917Y2
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shaped
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waterway
shape
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、会所桝に関し、更に詳しくは、地表
部に埋設された既設U形水路が占める面積内で、
該水路と接続する桝体であつて、その内部に中蓋
が嵌合されてなるU形会所桝に関する。
(従来の技術) 本件考案の従来技術としては、本件出願人が出
願してなる実公昭63−15418号公報記載の考案が
存在する。
この考案の趣旨は、会所桝が既設U形水路の面
積内で設置可能なように、桝体の側面にU形水路
とほぼ合致する形状の接続口を欠設するととも
に、該接続口の底部には、中蓋を載置するための
蓋受部が設けられてなるものである。
(考案が解決しようとする課題) しかるに、この従来の会所桝においては、U形
水路を接続する側壁面が平滑であるために、会所
桝とU形水路とを接続する目的で相互の側壁間に
充填した目地コンクリートが離脱し易く、排水路
としての一体性に欠ける。
更に、中蓋が載置される蓋受部は接続口底部の
側壁を貫いて形成されているため、該蓋受部の最
下部がU形水路の底部より下方に位置することと
なり、従つて、前記目地コンクリートが連続して
充填できないから、止水効果に劣つて蓋受部から
流水が漏水し、また止水を目的として目地コンク
リートを連続させて充填すると、蓋受部に載置し
てなる中蓋をも一体化することとなり、中蓋が開
放できないという問題点があつた。
(課題を解決するための手段) 本考案は、会所桝の外側面に目地コンクリート
用の係合部を設けるとともに、桝体の内側に蓋受
部を欠設することにより、上記の課題を解決せん
としてなされたものである。
即ち、本考案は、桝体2の側壁2aの上部をU
形水路とほぼ合致する形状に形成して接続口3を
欠設し、該接続口3の底部4に蓋受部を設けると
ともに、中蓋5が蓋受部間に載置される会所桝に
おいて、前記接続口3を有する側壁2aのU形水
路が接続される接続部には、目地コンクリートの
係合部6が設けられ、且つ底部4の内側に蓋受部
4aが欠設されてなるU形会所桝である。
(作用) 上記の構成からなるU形会所桝においては、接
続口の形状に沿つて目地コンクリートの係合部が
設けられ、一連の水路を形成する際には、該係合
部の形状抵抗によつてU形会所桝、目地コンクリ
ート及びU形水路の一体性は完璧となり、相互間
に食い違い段差を生じないから仕上がり体裁がよ
く、また止水効果にも優れる。
更に、蓋受部は、接続口の底部の内側に欠設さ
れてなるから、前記目地コンクリートが連続して
充填でき、流水の漏水事故を未然に防止して、安
全なU形会所桝の使用が行えるとともに、上記蓋
受部間に嵌合される中蓋は、目地コンクリートと
接することがないから開閉作業がスムーズに行え
るのである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について図面に沿つて
説明する。
第1図イに示すように、矩形形状の桝体2にお
いて、短辺側の側壁2a,2aの上位をU形水路
とほぼ合致する形状に形成して接続口3,3を欠
設するとともに、側壁2a,2aの外側面には、
目地コンクリートの接合部6が接続口3に沿つて
凹設され、また前記接続口3の底部4の内側には
蓋受部4aがそれぞれ欠設され、更に、長辺側の
外側壁には薄肉予備口7が凹設されてなる。
また、同図ロに示すように、長方形形状の板体
に通孔8を貫設して中蓋5を形成する。
そして、該中蓋5が前記桝体2の蓋受部4a,
4a間にわたつて嵌合されることにより、U形会
所桝1が形成されてなるものである。
このU形会所桝1は、同図ハ,ニ,ホに示すよ
うに、両側の接続口3,3にU形水路9の内径が
ほぼ合致し、且つその端面が目地コンクリート1
1によつて接続されることにより、排水路を直線
状に構築するものである。
次に、本考案の他実施例について説明する。
第2図イにおいて、前記実施例における桝体2
の一方の接続口3を閉塞したU形会所桝1を示
し、また、同図ロにおいて、前記実施例における
桝体2の長辺側の側壁上部に接続口3を付加した
U形会所桝1を示す。
而して、同図イにおけるU形会所桝1は、一連
のU形水路の流末に設置し、薄肉予備口7に接続
した排水管により流水を排出するものであり、ま
た、同図ロに示すU形会所桝1は、U形水路が平
面T字状に分岐(集合)する位置に設置するもの
である。尚、U形水路が平面十字状に分岐(集
合)する際は、同図ロに示す桝体2の残る長辺側
の側壁上部に接続口3を更に付加したU形会所桝
を設置する。
更に、他実施例として第3図イに示すように、
五角形の筒状体からなる桝体2において、互いに
交わらず平面ハ字形に対面する側壁2a,2aの
上位をU形水路とほぼ合致する形状に形成して接
続口3,3を欠設し、且つ側壁2a,2aの外側
面には、目地コンクリートの接合部6が接続口3
に沿つて凹設され、また前記接続口3の底部4の
内側には蓋受部4aがそれぞれ設けられるととも
に、直交する側壁の内隅に蓋受台10が一体的に
突設されてなる。
また、同図ロに示すように、五角形形状の板体
において、同長の二辺が直交する部分に凸部5a
を設けるとともに、通孔8……を貫設して中蓋5
を形成する。
この実施例においては、同図ハ,ニに示すよう
に、桝体2の蓋受部4a,4aと蓋受台10に、
中蓋5のハ字状に対面する側壁と凸部5aを嵌合
してU形会所桝1を形成し、更に、接続口3,3
にはU形水路9の内径がほぼ合致し、且つその端
面が目地コンクリート11によつて接続されるこ
とにより、排水路をL字状に屈曲できるものであ
る。
尚、上記各実施例において、目地コンクリート
の係合部6は溝状に凹設してなるが、これに限定
されず突起を周設してもよく、また、その具体的
な形状は問われるものではない。
その他、本考案の詳細は、考案の意図する範囲
内において設計変更可能である。
(考案の効果) 叙上のように本考案は、接続口を有する側壁面
に接続口の形状に沿つて目地コンクリートの係合
部が設けられてなるために、一連の水路を構築す
る際には、該係合部の形状抵抗によりU形会所
桝、目地コンクリート及びU形水路の三者が完全
に一体化して相互間に食い違い段差を生じないか
ら、仕上がり体裁がよく、また、止水性に富むと
いう格別なる効果を有するに至つた。
更に、蓋受部は接続口の底部の内側に欠設され
てなるから、前記目地コンクリートが接続口の廻
りに連続して充填できるとともに、U形水路を流
下する流水や、桝体内に滞留する水の漏水を未然
に防止するという優れた効果をも奏する。
尚、中蓋は目地コンクリートに直接接すること
なく、上記蓋受部に着脱自在に嵌合されてなるか
ら、中蓋の開閉作業が容易に行えるという有益な
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例を示し、イは桝体
の斜視図、ロは中蓋の斜視図、ハはU形会所桝の
使用状態を示す平面図、ニはハのA−A断面図、
ホはニのB−B断面図。第2図イ,ロは、本考案
に係る他実施例を示す斜視図。第3図は本考案に
係る他実施例を示し、イは桝体の斜視図、ロは中
蓋の斜視図、ハはU形会所桝の使用状態を示す平
面図、ニはハのC−C断面図。 1……U形会所桝、2……桝体、2a……側
壁、3……接続口、4……底部、4a……蓋受
部、5……中蓋、6……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 桝体2の側壁2aの上部をU形水路とほぼ合致
    する形状に形成して接続口3を欠設し、該接続口
    3の底部4に蓋受部を設けるとともに、中蓋5が
    蓋受部間に載置される会所桝において、前記接続
    口3を有する側壁2aのU形水路が接続される接
    続部には、目地コンクリートの係合部6が設けら
    れ、且つ底部4の内側に蓋受部4aが欠設されて
    なることを特徴とするU形会所桝。
JP15283289U 1989-12-28 1989-12-28 Expired JPH0439917Y2 (ja)

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JP4818386B2 (ja) * 2009-03-25 2011-11-16 株式会社イビコン 埋設構造体及び埋設構造体の設置方法
JP6892718B1 (ja) * 2020-10-19 2021-06-23 千葉コンクリート株式会社 集水枡の接続構造

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