JPH0140278Y2 - - Google Patents

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JPH0140278Y2
JPH0140278Y2 JP1879885U JP1879885U JPH0140278Y2 JP H0140278 Y2 JPH0140278 Y2 JP H0140278Y2 JP 1879885 U JP1879885 U JP 1879885U JP 1879885 U JP1879885 U JP 1879885U JP H0140278 Y2 JPH0140278 Y2 JP H0140278Y2
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JP
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trough
cover
trough body
drain
outside
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JP1879885U
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JPS61134633U (ja
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電力線、電話線等を地中配線する場
合等に用いられるトラフに関するものである。
(従来の技術) 地中配線用のトラフは内部点検等の際における
トラフカバーの開閉を容易なものにするため隣接
するトラフカバーの接合部を密封しないものであ
り、この接合部から侵入した雨水等はトラフ本体
底面に形成した水抜き孔から排出されるようにな
つていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このような従来のトラフにあつて
は、トラフカバーの開閉は容易ではあるが、内部
に侵入した雨水等は特に地中が漏れている場合に
は水抜き孔から完全に排出されず、内部に水溜り
ができる問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記のような問題点を解決するために
なされたもので、隣接するトラフカバーの接合部
から侵入しようとする雨水等をトラフ本体内部に
侵入させることなく外部に排出するものであり、
トラフ本体の上部開口を施蓋するトラフカバーの
隣接するトラフカバーとの接合部の下面に、トラ
フ本体の幅方向に向つて左右に傾斜させた傾斜水
路が上面に凹設された水抜きカバーを該傾斜水路
の両端部をトラフ本体の外側に臨ませて取付けた
ことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案の実施例を第1図、第2図に基づい
て詳細に説明する。1は内部底面にケーブル固定
用のケーブル枕2を備えたトラフ本体で、該トラ
フ本体1の上部開口はトラフカバー3により施蓋
されている。このトラフカバー3は上面4を左右
に下向きに傾斜させるとともに、隣接するトラフ
カバー3との接合部を内向の傾斜面5に形成して
あり、該接合部の下面にこの傾斜面5により断面
山型の切欠6を形成している。また、該トラフカ
バー3の傾斜面5の下面には後記する水抜きカバ
ー8を嵌合する凹部7が形成されている。8は前
記切欠6の下面に横方向に取付ける水抜きカバー
で、該水抜きカバー8は前記切欠6と同形の断面
山型の頭部9を有する隆堤部10を中央に立設す
るとともに該隆堤部10の両側にトラフ本体1の
幅方向に向つて中央から左右両側に下向きに傾斜
させた傾斜水路11,11を設けたものであり、
該水抜きカバー8は傾斜水路11,11の両端部
をトラフ本体1の外側に臨ませるとともに隆堤部
10の頭部9を前記切欠6に係合させてトラフ本
体1に取付けられている。取付けは水抜きカバー
8の両端方部の下端に係合凹部12,12をトラ
フ本体1の側板部13,13の上端縁に設けた切
欠部14,14に係合させ固定する方法を採つて
いる。なお、15はトラフ本体1の外側にリブ1
6を介して設けた土圧保護壁で、該土圧保護壁は
トラフ本体1の外側に設けたトラフカバー3との
係合部に土砂が侵入するのを防止するためのもの
である。
(作用) このように構成されたものは、トラフ本体1を
その上端が地表と同一面となるように地中に埋設
し、その内部のケーブル枕2にケーブルを取付け
たうえトラフ本体1の上部開口をトラフカバー3
をもつて施蓋するものである。トラフカバー3は
上面を左右に下向に傾斜させているので殆んどの
雨水等はトラフカバー3の左右両側に流れトラフ
本体1内に侵入しないものである。また、隣接す
るトラフカバー3の接合部から侵入した一部の雨
水等は接合部の下面に取付けられた水抜きカバー
8の隆堤部10の頭部9を伝つて隆堤部10の両
側に凹設された傾斜水路11,11内に流れ込
む。傾斜水路11,11は中央から両側に傾斜し
たものであるうえ、その両端部をトラフ本体1の
外側に臨ませてあるので傾斜水路11,11内に
流れ込んだ雨水等はその両端部からトラフ本体1
の外部に完全に排出されるものである。また、該
水抜カバー8はその両端方部をトラフ本体1の側
板部13,13の上端縁に設けた切欠部14,1
4に係合するだけで取付できるので、取付作業も
容易なうえ、さらに、トラフカバー3の接合部の
下面に位置させたものにすぎないのでトラフカバ
ー3の開閉作業も容易に行える利点もある。
(考案の効果) 本考案は以上の説明によつても明らかなよう
に、隣接するトラフカバーの接合部から侵入した
雨水をトラフ本体内部に侵入させることなくトラ
フ本体外部に確実に排出できるばかりでなく、構
造簡単で組立て容易なうえトラフカバーの開閉が
容易なものであるから従来のトラフの問題点を解
消したものとして実用的価値極めて大なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は同じく断面図である。 1:トラフ本体、3:トラフカバー、8:水抜
きカバー、11:傾斜水路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラフ本体1の上部開口を施蓋するトラフカバ
    ー3の隣接するトラフカバー3との接合部の下面
    に、トラフ本体1の幅方向に向つて左右に傾斜さ
    せた傾斜水路11,11が上面に凹設された水抜
    きカバー8を該傾斜水路11,11の両端部をト
    ラフ本体1の外側に臨ませて取付けたことを特徴
    とするトラフ。
JP1879885U 1985-02-12 1985-02-12 Expired JPH0140278Y2 (ja)

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JP1879885U JPH0140278Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

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JP1879885U JPH0140278Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

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Publication Number Publication Date
JPS61134633U JPS61134633U (ja) 1986-08-22
JPH0140278Y2 true JPH0140278Y2 (ja) 1989-12-01

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JPS61134633U (ja) 1986-08-22

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