JPH0535189Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0535189Y2 JPH0535189Y2 JP6401888U JP6401888U JPH0535189Y2 JP H0535189 Y2 JPH0535189 Y2 JP H0535189Y2 JP 6401888 U JP6401888 U JP 6401888U JP 6401888 U JP6401888 U JP 6401888U JP H0535189 Y2 JPH0535189 Y2 JP H0535189Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- frame
- hole
- height adjustment
- bolts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、上水道の配管に設けられる制水弁、
空気弁、および消火栓などを保護、操作するため
に設けられる方形の地中筐、或いは地中に埋設さ
れた電気などのケーブルの分岐点などに設けられ
る方形の地中筐の高さ調節用の枠に関するもの
で、さらに詳しくは地表面に設けられる鉄蓋を地
表面と一致させるために使用される高さ調節用の
枠に関するものである。
空気弁、および消火栓などを保護、操作するため
に設けられる方形の地中筐、或いは地中に埋設さ
れた電気などのケーブルの分岐点などに設けられ
る方形の地中筐の高さ調節用の枠に関するもの
で、さらに詳しくは地表面に設けられる鉄蓋を地
表面と一致させるために使用される高さ調節用の
枠に関するものである。
（従来の技術）
従来より、道路に埋設される地中筐は、コンク
リートまたは鋳鉄で成型され制水弁、消火栓など
を収納する下桝に、鉄蓋が嵌合される受枠がボル
ト、ナツトを用いて接続、固定され筐体が形成さ
れるが、鉄蓋の表面を地表面と一致させるため、
受枠と下桝との間に高さ調節用の枠が用いられる
のが普通である。
リートまたは鋳鉄で成型され制水弁、消火栓など
を収納する下桝に、鉄蓋が嵌合される受枠がボル
ト、ナツトを用いて接続、固定され筐体が形成さ
れるが、鉄蓋の表面を地表面と一致させるため、
受枠と下桝との間に高さ調節用の枠が用いられる
のが普通である。
（考案が改良しようとする課題）
地中筐を設置または道路の舗装修理などのた
め、地中筐の開口部に設けられる鉄蓋の表面を地
表面と一致させるため、鉄蓋の受枠の下側に高さ
調節用の枠が挿入されるが、高さ調節用の枠は受
枠および下桝とボルト、ナツトを用いて接続固定
されるが、そのボルトを挿通する孔、すなわちボ
ルト孔は方形をなす四隅に両開口面に上面が一致
する棚を設け穿設されるのが普通であり、受枠の
ボルト孔より同一垂線上に来るように設計される
ので、高さ調節用の枠の高さが薄くなるに従が
い、上側と下側のボルト孔を設けたボルト棚の間
隙は挾くなり、上側のボルト頭またはナツトと下
側のボルト頭またはナツトが重なり入らなくなる
ので、長いボルトを用いて締付ける必要が生じ、
高さ調節用の枠の高さ寸法に合わせたボルトを用
意する必要があつた。
め、地中筐の開口部に設けられる鉄蓋の表面を地
表面と一致させるため、鉄蓋の受枠の下側に高さ
調節用の枠が挿入されるが、高さ調節用の枠は受
枠および下桝とボルト、ナツトを用いて接続固定
されるが、そのボルトを挿通する孔、すなわちボ
ルト孔は方形をなす四隅に両開口面に上面が一致
する棚を設け穿設されるのが普通であり、受枠の
ボルト孔より同一垂線上に来るように設計される
ので、高さ調節用の枠の高さが薄くなるに従が
い、上側と下側のボルト孔を設けたボルト棚の間
隙は挾くなり、上側のボルト頭またはナツトと下
側のボルト頭またはナツトが重なり入らなくなる
ので、長いボルトを用いて締付ける必要が生じ、
高さ調節用の枠の高さ寸法に合わせたボルトを用
意する必要があつた。
（課題を解決するための手段）
かゝる問題を解決すべく検討の結果、方形をな
す高さ調節用の枠の内壁四隅に設けるボルト孔
を、長穴となし、長穴としたボルト孔の両端に挿
通せる２本のボルトが締付ける際にお互に支障の
ない離れた位置となるような長さの長穴のボルト
孔とすることにより解決せるものである。
す高さ調節用の枠の内壁四隅に設けるボルト孔
を、長穴となし、長穴としたボルト孔の両端に挿
通せる２本のボルトが締付ける際にお互に支障の
ない離れた位置となるような長さの長穴のボルト
孔とすることにより解決せるものである。
（実施例）
本考案を図面に示す実施例に従つて説明する。
実施例 １
第６図に示す如き、制水弁、消火栓などを収納
する下桝６に、鉄蓋８が嵌合される受枠７が載置
され、鉄蓋８の表面が地表面と一致させるため
に、高さ調節用の枠１，１，１…が使用される
が、この高さ調節用の枠１において、第２図に示
す如く、上面開口部の四隅に設けたボルト孔４を
有するボルト棚２と、下面開口部の四隅に設けた
ボルト孔４を有するボルト棚３のなす間隙が、ボ
ルト頭が挿入出来る間隙およびそれより広い間隙
を有する比較的厚い高さ調節用の枠１において
は、第１図に示す如くボルト棚に設けたボルト孔
４を長穴とし、その両端にボルト１０，１０′を
挿入したときにボルト１０のボルト頭を締付ける
に際し、スツパナーなどによる締付け操作が隣の
ボルト１０′のボルト頭に邪魔されないような間
隔で締付可能の長穴としたものである。なお、第
２図に示す如く、ボルト棚３の内側のボルト孔４
の周囲にボルト頭が嵌合する浅い溝５を設けると
よい。
する下桝６に、鉄蓋８が嵌合される受枠７が載置
され、鉄蓋８の表面が地表面と一致させるため
に、高さ調節用の枠１，１，１…が使用される
が、この高さ調節用の枠１において、第２図に示
す如く、上面開口部の四隅に設けたボルト孔４を
有するボルト棚２と、下面開口部の四隅に設けた
ボルト孔４を有するボルト棚３のなす間隙が、ボ
ルト頭が挿入出来る間隙およびそれより広い間隙
を有する比較的厚い高さ調節用の枠１において
は、第１図に示す如くボルト棚に設けたボルト孔
４を長穴とし、その両端にボルト１０，１０′を
挿入したときにボルト１０のボルト頭を締付ける
に際し、スツパナーなどによる締付け操作が隣の
ボルト１０′のボルト頭に邪魔されないような間
隔で締付可能の長穴としたものである。なお、第
２図に示す如く、ボルト棚３の内側のボルト孔４
の周囲にボルト頭が嵌合する浅い溝５を設けると
よい。
実施例 ２
第３，４，５図に示す実施例は、両開口面の四
隅に設けるボルト棚の間隙がボルト頭を挿入出来
なく、ナツトなら入るが操作が容易でないような
厚さの高さ調節用の枠１′の場合に関する実施例
で、四隅に設けるボルト棚を左側のボルト棚２を
上面開口部に一致させ右側ボルト棚３を下面開口
部に一致させ両者を傾斜した棚で結合したような
階段状のボルト棚とせるものである。この場合も
第３図に示す如くボルト孔４は長穴とし傾斜部に
も透孔を設けたものであり、水平な右、左のボル
ト棚２，３はそれぞれボルトを締付けられる広さ
をもち、少くも右側のボルト棚３にはボルト頭の
嵌合する溝５を設けるとよい。
隅に設けるボルト棚の間隙がボルト頭を挿入出来
なく、ナツトなら入るが操作が容易でないような
厚さの高さ調節用の枠１′の場合に関する実施例
で、四隅に設けるボルト棚を左側のボルト棚２を
上面開口部に一致させ右側ボルト棚３を下面開口
部に一致させ両者を傾斜した棚で結合したような
階段状のボルト棚とせるものである。この場合も
第３図に示す如くボルト孔４は長穴とし傾斜部に
も透孔を設けたものであり、水平な右、左のボル
ト棚２，３はそれぞれボルトを締付けられる広さ
をもち、少くも右側のボルト棚３にはボルト頭の
嵌合する溝５を設けるとよい。
なお、更に薄い厚さの高さ調節用の枠は、左右
のボルト棚の段差は少なくなり、最も薄いものは
段差が無く成型されるものである。
のボルト棚の段差は少なくなり、最も薄いものは
段差が無く成型されるものである。
（考案の効果）
本考案に係る高さ調節用の枠は、以上の如く構
成されているので、ボルトの長さは同一のものを
使用して連結することが出来るので、高さ調節用
の枠の厚さによつて異なる長さのボルトを用意す
る必要がなく、連結できるものである。さらには
長穴にしてあるので、ボルト頭の幅の隙間さえあ
れば容易にボルト孔にボルトを挿入出来る便があ
り、締付も長穴の左右交互に行なえば、隣接する
ボルト頭に邪魔されることなく締付けることがで
きるものである。また、ボルト孔の内側の周囲に
ボルト頭またはナツトが嵌合する溝を設けておく
と、締付が容易となるものである。
成されているので、ボルトの長さは同一のものを
使用して連結することが出来るので、高さ調節用
の枠の厚さによつて異なる長さのボルトを用意す
る必要がなく、連結できるものである。さらには
長穴にしてあるので、ボルト頭の幅の隙間さえあ
れば容易にボルト孔にボルトを挿入出来る便があ
り、締付も長穴の左右交互に行なえば、隣接する
ボルト頭に邪魔されることなく締付けることがで
きるものである。また、ボルト孔の内側の周囲に
ボルト頭またはナツトが嵌合する溝を設けておく
と、締付が容易となるものである。
図面は、本考案の実施例を示すもので、第１図
はボルト頭とボルト孔の関係を示す部分上面説明
図、第２図は上下のボルト棚の関係を示す部分斜
視図、第３図は他の実施例の部分上面図、第４図
は第３図のＡ−Ａ線断面図、第５図は第３図のＢ
−Ｂ線断面図、第６図は使用状況を示す全体の斜
視図である。 １……高さ調節用の枠、２，３……ボルト棚、
４……ボルト孔、５……溝、６……下桝、７……
受枠、８……鉄蓋。
はボルト頭とボルト孔の関係を示す部分上面説明
図、第２図は上下のボルト棚の関係を示す部分斜
視図、第３図は他の実施例の部分上面図、第４図
は第３図のＡ−Ａ線断面図、第５図は第３図のＢ
−Ｂ線断面図、第６図は使用状況を示す全体の斜
視図である。 １……高さ調節用の枠、２，３……ボルト棚、
４……ボルト孔、５……溝、６……下桝、７……
受枠、８……鉄蓋。
Claims (1)
- 方形をなす高さ調節用の枠１の内壁四隅に設け
るボルト孔４を長穴となし、該ボルト孔４の両端
に挿通せる２本のボルトがお互いに締付可能の離
れた位置となるような長さの長穴としたことを特
徴とする地中筐などの高さ調節用の枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6401888U JPH0535189Y2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6401888U JPH0535189Y2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01167460U JPH01167460U (ja) | 1989-11-24 |
| JPH0535189Y2 true JPH0535189Y2 (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=31289503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6401888U Expired - Lifetime JPH0535189Y2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0535189Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-17 JP JP6401888U patent/JPH0535189Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01167460U (ja) | 1989-11-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0753037Y2 (ja) | 配線・配管材の保護カバー | |
| JPH0535189Y2 (ja) | ||
| JPH0535190Y2 (ja) | ||
| JPH02101201A (ja) | フローテイングスラブ軌道 | |
| JPH0431770Y2 (ja) | ||
| JPH08184096A (ja) | グレーチングの連結構造 | |
| JPH0448295Y2 (ja) | ||
| JPH0410299Y2 (ja) | ||
| KR101291742B1 (ko) | 케이블 트로프 | |
| JPS5841280Y2 (ja) | 隧道内のつらら防護壁 | |
| JPH0140278Y2 (ja) | ||
| JPH09228402A (ja) | 路上匣などの蓋の連結機構 | |
| JPH0234266Y2 (ja) | ||
| JPH0431787Y2 (ja) | ||
| JP2536183Y2 (ja) | バルコニーの取付部の構造 | |
| JPH0538146Y2 (ja) | ||
| JPS6340437Y2 (ja) | ||
| JPS5973469U (ja) | 消火栓などの筐体 | |
| JPH036118Y2 (ja) | ||
| JP2554275Y2 (ja) | 門 柱 | |
| JPH0650397Y2 (ja) | 設置台を兼ねたエアコン室外機用梱包材 | |
| JPS6033703Y2 (ja) | キャビネット取付用ハンドホ−ル | |
| JPS5910896Y2 (ja) | アウトレツトボツクス用カバ− | |
| JP3439832B2 (ja) | 鉄蓋用受枠と下枡との固定構造 | |
| JPS5853436Y2 (ja) | 装飾部材の取付構造 |