JPH0234266Y2 - - Google Patents

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JPH0234266Y2
JPH0234266Y2 JP12710886U JP12710886U JPH0234266Y2 JP H0234266 Y2 JPH0234266 Y2 JP H0234266Y2 JP 12710886 U JP12710886 U JP 12710886U JP 12710886 U JP12710886 U JP 12710886U JP H0234266 Y2 JPH0234266 Y2 JP H0234266Y2
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JP
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casings
casing
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housing
handle
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JP12710886U
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水道の地下配水管などに取付けられ
る消火栓、止水栓、あるいは排気弁などを保護し
操作するために設けられる筐体に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来より、道路に埋設されている水道の配水管
には、消火栓、止水栓あるいは排気弁などが取付
けられるが、これら各栓、弁などを操作および保
護するために、路面に開口する筐体を設け、筐体
の上面開口部には開閉自在に鉄蓋が取付けられて
いる。この筐体は、現場において型枠を組立てて
コンクリートを流して成形してきたが次第にコン
クリート筐体を数個のブロツクに分割してコンク
リート工場で作り、現場で組立て施工するように
なつてきた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
すなわち、現在消火栓などの筐体は、以上述べ
た如く、数個のコンクリート製のブロツクに分割
して製作されているが、コンクリートで作られる
ために壁の厚さもあり、従つて分割された1個の
ブロツクでも重く、その運搬、取り扱いには人手
を要し、注意が必要であるが、注意しても取り扱
い中にコンクリート製品のため角を欠いたりする
ことがあり、施工時ブロツクを積重ねるに際しブ
ロツク間にモルタルを充填させて接合する必要が
あり、また設置場所において据付作業を容易にす
るため広く穴を堀る必要があるなどの欠点があつ
た。また、近時筐体の設置工事は交通量の少ない
夜間に行なわれることが多く、筐体を埋設し蓋を
取付け、直ちに周囲を舗装して車輛を通してしま
うことが多く、コンクリート製のブロツク間のモ
ルタルによる接合も満足に行なえないのが現状で
ある。
本考案は、かゝる問題点を解決すべく考えられ
たものである。
〔問題点を解決するための手段〕
消火栓、制水弁、排気弁などのうち、最も大き
いものは消火栓であるが、何れも操作は上面開口
部より容易に行なえるように構成されており、弁
などの据え付け作業をも含め考えても、筐の横断
面積は約500mm×650mmあれば充分であり、その深
さも約1000mmあればよいので、筐体を鋳鉄で鋳造
することを考え、特に上下に2分割し、上下を同
一鋳型で製造することにより生産コストを安く
し、かつ取扱いを容易とする取つ手と連結金具を
兼用させることにより目的を達成することができ
たものである。
〔実施例〕
本考案を、図面に示す実施例に従がつて説明す
るに、第1〜3図に示す如く、ほゞ方形の枠状を
なし上下に開口する筐体1の相対する側壁2,2
の外側下縁に沿つて2箇所宛ボルト孔4を穿設し
た取つ手を兼用した連結金具3を棚設した筐体1
は鋳鉄などにより一体成形してなり、該筐体1を
2箇1組となし連結金具3のボルト孔4を用いボ
ルト、ナツトで連結してなるものである。
すなわち、目的とする消火栓などの筐体を、上
下まつたく同形の筐体1を用い、相対する側壁
2,2の外壁下端に取つ手兼用の連結金具3を設
け、組立てるようにしたもので、第2,3図に示
す如く外側壁は連結部が上縁又は下縁よりも広く
なり、連結部で膨れた形状とするも差支えなく、
また、2箇の筐体1の外壁の接触面は、ずれが生
じないように第1,2図に示す如くお互いに嵌合
する突条または溝を形成させてもよいが、第4図
に示す如くこの場合相対する側壁を2等分する線
(すなわち、開口部の中心を通る線)の左側に突
条5を形成したらば右側に突条5が嵌合する溝6
を形成させればよい。
なお、鉄蓋の受枠7は、第2図に示す如く上部
の筐体1に取付けられるが、筐体1の上面開口部
の四隅に連結用のボルト孔8を設けるとよい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上述べた如く、まつたく同形の筐
体を2箇連結することにより組立てられるが、同
形のため鋳造時の鋳型は1つでよく、鋳鉄製品は
コンクリート製品より強度があるので、壁の厚さ
は薄くて良く、従つてコンクリート製品よりも軽
量であり、取扱いも容易であり、倉庫などに在庫
しておく場合、積重ねることも出来るので収納面
積は少なくてすみ、据付けに当つても、取つ手を
兼ねた連結金具があるので手を挾む危険もなく、
2箇の筐体を連結金具のボルト孔を用い、ボル
ト、ナツトで連結するのみでよいので作業は容易
であるなど多くの便を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図
は1組の筐体を分離した斜視図、第2図は施工状
況を示す縦断面図、第3図は第1図の1組の筐体
を組立てた側面図、第4図は第1図のA部の部分
拡大図である。 1……筐体、2……側壁、3……連結金具、4
……ボルト孔、5……突条、6……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほゞ方形の枠状をなし上下に開口する筐体1の
    相対する側壁2,2の外側下縁に沿つて2箇所宛
    ボルト孔4を穿設した取つ手を兼用した連結金具
    3を棚設した筐体1は鋳鉄などにより一体成形し
    てなり、該筐体1を2箇1組となし連結金具3の
    ボルト孔4を用いボルト、ナツトで組立ててなる
    消火栓などの筐体。
JP12710886U 1986-08-22 1986-08-22 Expired JPH0234266Y2 (ja)

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JP12710886U JPH0234266Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS6336575U JPS6336575U (ja) 1988-03-09
JPH0234266Y2 true JPH0234266Y2 (ja) 1990-09-14

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