JPH053552Y2 - - Google Patents

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JPH053552Y2
JPH053552Y2 JP1985109500U JP10950085U JPH053552Y2 JP H053552 Y2 JPH053552 Y2 JP H053552Y2 JP 1985109500 U JP1985109500 U JP 1985109500U JP 10950085 U JP10950085 U JP 10950085U JP H053552 Y2 JPH053552 Y2 JP H053552Y2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Sewage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電力線や電話線あるいは上、下水道
管等を挿通させるための共同溝などに適用が可能
なブロツク式地下構築物に関するものである。
[従来の技術] 従来、前述した共同溝等の地下構築物は、現場
打ちコンクリートにより作られるのが一般的であ
る。そして、この構築物内への出入は、通常、所
要個所に設けたマンホールを通して行なうように
なつている。
ところが、かかる地下構築物を現場打ちコンク
リートにより構築するには現場での大がかりな型
枠工事や鉄筋工事が不可欠となり、作業の煩雑化
を招く。したがつて、工期の短縮やコストダウン
を図るのが難しく、また、品質管理にも一定の限
界がある。また、マンホールのみを介して地上に
連通し得るものでは、内部工事を行なうのが難か
しく、大がかりな工事が必要になる場合には、一
部を破壊しなければならない事態も起こり得る。
そのため、近時、この種の地下構築物を、複数
の上面開口形ブロツクを連結させてなる溝形の本
体と、この本体の上端開口面上に載設した蓋体と
を具備してなるブロツク製のものにしておき、必
要な場合には、前記蓋体を本体から離脱させて該
本体内を上方に開放できるようにすることが考え
られている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、従来考えられているものは、例え
ば、第19図に示すように、前記本体51の上端
開口面の内縁側に段部52を設けておき、板状の
蓋体53を前記段部52間に嵌合させるようにし
たもので、前記本体51の段部端面と前記蓋体5
3の下面両側縁部との間に縦方向に伸びるシール
材54を介設している。そのため、前記蓋体53
の両側面と前記段部52の内面との間に形成され
る隙間に地表水が溜り易く、前記シール材54の
機能が一部でも損われると、その水が前記蓋体5
3の外面をつたつて内部に侵入してしまうという
不都合がある。
このような不都合は、前記隙間にモルタル樹脂
等を充填することにより解消するが、このような
対策は、蓋体53の取り外しを困難にするため好
ましくない。
本考案は、このような問題点を解消することを
目的としてなされたもので、高い品質を保証する
ことができるとともに現場での煩雑な作業を低減
することができ、しかも、蓋ブロツクの装脱作業
が難くなつたり蓋体と本体との接合部から地表水
等が内部に流入し易くなるという不具合を招くこ
となしに、必要な場合には内部空間を大きく開放
することができるようにしたブロツク製地下構築
物を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案はかかる目的を達成するために、地下構
築物を、複数の上面開口形ブロツクを連結させて
なる溝形の本体と、この本体の上端開口面上に載
設され複数の蓋ブロツクをブロツクの連結方向に
沿つて接合配列させてなる蓋体とを具備してなる
ブロツク製の地下構築物であつて、前記本体の上
端開口面の外縁にその上端開口面よりも低く位置
する段部を設けるとともに、前記蓋体の下面両側
縁に前記段部に係合する突条を設け、前記上端開
口面と前記蓋体の下面との間に支承材を介設し、
前記蓋体の突条の先端面と前記段部の端面間に縦
シール材を介設し、かつ蓋ブロツク同士の接合端
面間に横シール材を介設して、前記横シール材の
両端を、前記縦シール材に当接し得る位置まで前
記突条の先端面よりも先端側に突出させたことを
特徴とする。
[作用] このようなブロツク製地下構築物であれば、予
め工場等で製作しておいた上面開口形ブロツクを
連結することによつて本体を構築することがで
き、この本体の上端開口面に蓋体を載設すること
によつて密閉された空間を地中に形成することが
できるので、現場での大がかりな型枠工事や鉄筋
工事を省略することができる。そして、前記蓋体
を載設する前に本体内に電力線、電話線あるいは
上、下水道管等を設置することによつて配線ある
いは配管工事の簡略化を図ることが可能であり、
また、取換えや増設等に際しても、前記蓋体を必
要に応じて前記本体から取り外せばその工事が大
幅に簡略化できる。加えて、蓋体の下面と本体の
上端開口面との間には支承材が介設されるので、
支承材により蓋体の重量が直接的に縦シール材に
加わらず、よつて縦シール材のシール機能が損な
われることを防止し蓋体と本体との間の隙間が効
果的にシールされるのものとなる。しかも、蓋体
の両側縁に設けた突起が本体の上端部を外側から
包み込むようにして段部に係合するため、蓋体と
本体との間に形成される隙間が外側が低く内側が
高い状態となる。そのため、縦シール材の手前で
水が溜るようなことがなく、また、たとえ前記縦
シール材のシール機能が一部で低下した場合で
も、地表水が蓋体の外面に沿つて内部に回り込む
のを重力により効果的に防止することができる。
その上、蓋ブロツク同士の接合端面間に横シー
ル材を介設して、その横シール材の両端を、縦シ
ール材に当接し得る位置まで突条の先端面よりも
先端側に突出させているので、横シール材と縦シ
ール材とがループを形成し、その結果、全ての接
合隙間、すなわち、蓋体と本体の接合隙間、蓋ブ
ロツク同士の接合隙間、並びに、両接合隙間の境
界部分に対するシール性が総合的に強化されるこ
とになる。
[実施例] 以下、本考案を共同溝に適用した場合の一実施
例につき第1図〜第18図を参照して説明する。
第1図はブロツク製地下構築物たる組立式共同
溝の一部切欠した側面図であり、第2図、第3図
は第1図における−線および−線に沿う
断面図である。これらの図面に示されるように、
この共同溝は、地表近傍部に埋設される共同溝本
体1と、上端2aを地表Gに表出させてこの共同
溝本体1の上端開口面1a上に載設した蓋体2と
を具備してなる。
共同溝本体1は、複数の上面開口形ブロツク3
〜36…を連結板4により緊締連結してなる溝形
のものである。上面開口形ブロツク31〜36
は、底版5と両側壁6とを一体に成形してなるプ
レキヤスト製のもので、鉄筋コンクリート構造を
なしており、その上端開口面1aの外縁側には、
一段低くなる段部1bが設けてある。前記各上面
開口形ブロツク31〜36…の底版5は、その内面
5aが第2図において右下がりの緩い傾斜を有し
ており、右端に集水溝5bを設けている。また、
前記両側壁6には、棚取付用のインサートナツト
7が内面6bに開口させて埋設してあるととも
に、ケーブル導出用の開口部8を有している。イ
ンサートナツト7は、電力線や電話線等のケーブ
ルを架設する場合などに用いられる棚(図示せ
ず)を螺着するためのもので、所要高さ位置に複
数本埋設されている。開口部8は、前記ケーブル
等を導出させるためのものであるが、最初は薄壁
8aは閉塞されており、薄壁8aを破壊した上で
使用に供する。また、前記上面開口形ブロツク3
〜36…の一方の接合端面9は、第1図、第4図
および第12図に示すように、その外周縁に底版
5から側壁6に亘る突条部9aを有しており、他
方の接合端面11は、その外周縁に底版5から側
壁6に亘る凹陥部11aを有している。そして、
隣接する各上面開口形ブロツク31〜36…の一方
の接合端面9と、他方の接合端面11とを相互に
突合せ、前記突条部9aを前記凹陥部11aとを
係合させるようにしている。しかして、前記両接
合端面9,11間には、第12図に示すように水
膨張ゴム製の弾性シール材12が介在させてあ
り、前記連結板4の緊締作用によりこの弾性シー
ル材12を圧密してシール性を確保するようにし
ている。
連結板4により上面開口形ブロツク31と32
士の連結構造は、第5図〜第11図に示すようで
ある。すなわち、このブロツク連結構造は、接合
端面9,11を相互に突合せた上面開口形ブロツ
ク31,32の側壁6の外面6aに連結板4を添接
させている。連結板4は、第9図に示すように鉄
製短冊状のもので、その一端部に円形孔13を有
するとともに、他端部に切欠孔14を有してい
る。切欠孔14は、連結方向(図中a−b方向)
と直交する方向に伸びる奥狭形状をなすテーパ状
のもので、幅広側の端部14aをこの連結板4の
一側縁4aに開口させている。そして、この連結
板4の一端部を第1の止着機構15を介して一方
のブロツク31に止着するとともに、他端部を第
2の止着機構16を介して他方のブロツク32
止着している。第1の止着機構15は、第5図、
第6図および第8図に示すように、前記ブロツク
1の側壁6に埋設したインサートナツト17と、
前記連結板4の円形孔13に嵌入し前記インサー
トナツト17に螺合されたボルト18とを具備し
てなる。一方、第2の止着機構16は、第5図、
第6図および第7図に示すように、前記ブロツク
2の側壁6に埋設したインサートナツト21と、
前記連結板4の切欠孔14の幅狭部14bに係合
し前記インサートナツト21に螺着されたボルト
22と、このボルト22の頭部22a側に螺装さ
れた前記連結板4を前記ブロツク32に締付固定
するための六角ナツト23とを具備してなる。そ
して、この六角ナツト23と前記連結板4との間
には、前記ボルト22が前記幅狭部14bに係合
する位置で前記連結板4の前記ボルト22に対す
る移動を規制する位置決め具24を介設してい
る。すなわち、この位置決め具24は、第5図お
よび第10図に示すように、平板ワツシヤ状のも
ので、その一端に前記連結板4の他側縁4bに係
合する折曲部24aを有している。しかして、こ
の連結板4によるブロツク31と32同士の連結
は、次の手順によつて行なわれる。まず、第11
図に示すように、連結板4の一端部をボルト18
により一方のブロツク31に回動可能に仮止めす
るとともに、他方のブロツク32のインサートナ
ツト21に六角ナツト23および位置決め具24
を装着したボルト22を螺着しておく。そして、
前記連結板4を前記ボルト18を軸にして回動さ
せ、その他端部を前記位置決め具24とブロツク
2の外面との遊間に押入させる。それによつて、
前記連結板4の切欠孔14に前記ボルト22が圧
入され該切欠孔14のテーパ状内縁14cの案内
作用によつて該ボルト22が前記切欠孔14の幅
狭部14bに係合することになる。その結果、前
記両ブロツク31,32の接合端面9,11間に介
設した弾性シール材12が圧密されるとともに、
ブロツク31,32同士の連結距離Lが所定の値に
確保されることになる。しかる後に、前記位置決
め具24の折曲部24aを前記連結板4の他側縁
4bに掛止させ、前記六角ナツト23を締付け
る。なお、この連結板4による連結は、ブロツク
1,32の両側壁部において行なわれている。そ
して、ブロツク32と33、ブロツク33と34、ブ
ロツク34と35およびブロツク35と36…の連結
も同様な構成により行なわれている。
一方、蓋体2は、第1図〜第4図および第15
図に示すように、下面両側縁に前記共同溝本体1
の段部1bに係合する突条31を有した版状のも
ので、第1の蓋ブロツク32と第2の蓋ブロツク
33とを交互に配列させてなる。第1の蓋ブロツ
ク32は、プレキヤスト製の板状ブロツクであつ
て鉄筋コンクリート構造をなしており、その両接
合端面32a,32bは、斜上方に向けて形成さ
れている。第2の蓋ブロツク33は、プレキヤス
ト製の板状ブロツクであつて鉄筋コンクリート構
造をなしており、その接合端面33a,33bは
斜下方に向けて形成されている。そして、第1の
蓋ブロツク32と第2の蓋ブロツク33とを交互
に配列させることによつて、前記接合端面32a
と33b(32bと33a)がそれぞれ横シール
材たる水膨張ゴム性の弾性シール材34を介して
密着するようになつている。弾性シール材34
は、第16図および第17図に示すように、前記
接合端面32a,32bに設けた保持溝35に沿
つて設けてあり、その両端34aは、前記突条3
1の先端面31aよりも先端側(同図中下方側)
へ突出した位置に配設してある。また、前記各蓋
ブロツク32,33の上面には、歩道舗装ブロツ
ク36が固着してある。
そして、この蓋体2と、前記共同溝本体1との
間には、該蓋体2が前記本体1の上端開口面1a
に沿つて移動するのを防止するための凹凸係合部
37を設けている。具体的には、この凹凸係合部
37は、第14図に示すように、前記各上面開口
形ブロツク31〜36の上端開口面1aの段部1b
側に部分的に設けた斜めの切欠38と、前記各蓋
ブロツク32,33の下面に前記突条31と一体
化させて形成した断面3角形の突起39とを具備
してなるもので、前記蓋ブロツク32,33を前
記上面開口形ブロツク31〜36に載置することに
よつて、前記突起39が前記切欠38に係合する
ようになつている。しかして、この切欠38の長
手方向寸法と前記突起39の長手方向寸法とは略
同一の値に設定してある、前記突起39が前記切
欠38に係合することによつて、前記蓋ブロツク
32,33の矢印a−b方向へのスライド移動が
禁止されるようになつている。
なお、41は前記共同溝本体1の上端開口面1
aと前記蓋体2の下面との間に設けた水膨張ゴム
製の支承材であり、42は前記上端開口面1aの
段部1bの端面と前記蓋体2の突条31の先端面
31aとの間に設けた縦シール材たる水膨張ゴム
性の弾性シール材である。しかして、前記蓋体2
のシール材34の両端34aは、第17図および
第18図に示すようにこの弾性シール材42の上
面に当接するように設定してある。また、43は
前記各蓋ブロツク32,33の上面部に埋設した
インサートナツトである。このインサートナツト
43は、前記蓋ブロツク32,33を吊上げる際
に使用するフツク44を螺着するためのものであ
るが、吊上げ作業を行なわない場合にはフツク4
4の代わりに蓋ナツト45が螺着してある。
このような構成のものであれば、上面開口形ブ
ロツク31〜36…および蓋ブロツク32,33を
現場で組み合わせることによつて、共同溝を完成
させることができるので、現場での大がかりな型
枠工事や鉄筋工事が不要となり、現場作業の煩雑
化を大幅に緩和することができる。また、前記上
面開口形ブロツク31〜36…や蓋ブロツク32,
33は、工場等で大量生産的手法により製造する
ことができるので、品質管理を十分に行なうこと
が可能であり、寸法精度が高くコストダウンを図
るのが容易な共同溝を提供し得るものである。そ
して、前記蓋体2を載設する前に共同溝本体1内
に電力線、電話線あるいは上、下水道管等を載置
することができるので、配線あるいは配管工事の
簡略化を図ることが可能であり、また、前記電力
線や水道管等の取換えや増設等に際しても、前記
蓋体2を構成する蓋ブロツク32,33を必要に
応じて共同溝本体1から取り外せばその工事が大
幅に簡略化できる。しかも、前記蓋体2を本体1
に載設した状態では、この蓋体2の下面両側縁に
垂下させた突条31が、前記本体1の両側壁6の
上端部を外側から包み込むような形で前記段部1
bに係合するとともに、その突条31の先端と前
記段部1bの端面との間に介設した弾性シール材
42が圧密されることになるので、この蓋体2と
前記本体1との接合部分のシール性が確実なもの
となる。すなわち、このような接合構造を採用し
た場合、蓋体2と本体1との間に形成される隙間
が外側が低く内側が高い状態となり、その低い部
分で前記弾性シール材42によるシールが行なわ
れることになる。そのため、前記弾性シール材4
2の手前で水が溜るようなことがなく、また、た
とえ、前記弾性シール42材のシール機能が一部
で低下した場合でも、地表水が蓋体2の外面に沿
つて内部に回り込むのを重力により効果的に防止
することができる。したがつて、前記蓋体2を、
前記本体1から適宜取り外せるようにしているに
もかかわらず、この蓋体2と前記本体1との接合
部から地表水が漏入するのを効果的に阻止するこ
とができる。
また、蓋体2を構成する蓋ブロツク32,33
同士の接合部に介設する弾性シール材34の両端
を突条31の先端面31aよりも先端側に突出さ
せて前記弾性シール材42の上面に当接させるよ
うにしておけば、第18図に示すように、弾性シ
ール材34,42によるループが形成されること
になる。そのため、蓋体2と本体1との接合部に
おけるシール性、蓋ブロツク32,33同士の接
合部におけるシール性およびその境界部分のシー
ル性を総合的に強化することができる。
なお、以上の実施例では、本考案を共同溝に適
用した場合について説明したが、本考案は必ずし
もこのようなものに限定されるものではなく、他
の種々な地下構築物にも同様に適用が可能であ
る。
また、本体を構成する上面開口形ブロツクおよ
び蓋体の形状も前記実施例のものに限られないの
は勿論であり、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変形が可能である。
さらに、前記上面開口形ブロツク同士の連結構
造も前記のものに限られず、例えば、PC鋼材を
用いてブロツク同士を緊締連結する等、種々変形
が可能である。
[考案の効果] 本考案は、以上のような構成であるから、高い
品質を保証することができるとともに現場での煩
雑な作業を低減することができ、しかも、蓋ブロ
ツクの装脱作業が難しくなつたり蓋体と本体との
接合部から地表水等が内部に流入し易くなるとい
う不具合を招くことなしに、必要な場合には内部
空間を大きく開放することができるようにしたブ
ロツク製地下構築物を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第18図は本考案の一実施例を示し、
第1図は一部切欠した側面図、第2図は第1図に
おける−線断面図、第3図は第1図における
−線断面図、第4図は一部切欠した斜視図、
第5図は上面開口形ブロツク同士の連結部分を示
す正面図、第6図は第5図における−線断面
図、第7図は第5図における−線断面図、第
8図は第5図における−線断面図、第9図は
その連結部分に使用される連結板の正面図、第1
0図は同部分に使用される位置決め具の正面図、
第11図は連結手順を示す斜視図、第12図は前
記上面開口形ブロツクの底版接合部分を示す断面
図、第13図は第2図におけるA部拡大図、第1
4図は第3図におけるB部拡大図、第15図は蓋
体を示し側断面図、第16図は同蓋体の蓋ブロツ
ク接合部分を示す部分側面図、第17図は第16
図におけるC−C線断面図、第18図は縦シール
材と横シール材との配置関係を示す説明図であ
る。第19図は従来例を示す第2図相当の断面図
である。 1……本体(共同溝本体)、1a……上端開口
面、1b……段部、2……蓋体、2a……上端、
1〜36……上面開口形ブロツク、4……連結
板、4a……一側縁、4b……他側縁、5……底
版、5a……内面、5b……集水溝、6……側
壁、6a……外面、6b……内面、7……インサ
ートナツト、8……ケーブル導出用の開口部、8
a……薄壁、9……接合端面、9a……突条部、
11……接合端面、11a……凹陥部、12……
シール材、13……円形孔、14……切欠孔、1
4a……幅広側の端部、14b……幅狭部、14
c……テーパ状内縁、15……第1の止着機構、
16……第2の止着機構、17……インサートナ
ツト、18……ボルト、21……インサートナツ
ト、22……ボルト、22a……頭部、23……
六角ナツト、24……位置決め具、24a……折
曲部、31……突条、31a……先端面、32…
…第1の蓋ブロツク、32a,32b……接合端
面、33……第2の蓋ブロツク、33a,33b
……接合端面、34……横シール材(弾性シール
材)、35……保持溝、36……歩道舗装ブロツ
ク、37……凹凸係合部、38……切欠、39…
…突起、41……支承材、42……縦シール材
(弾性シール材)、43……インサートナツト、4
4……フツク、45……蓋ナツト、51……本
体、52……段部、53……蓋体、54……シー
ル材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の上面開口形ブロツクを連結させてなる溝
    形の本体と、この本体の上端開口面上に載設され
    複数の蓋ブロツクをブロツクの連結方向に沿つて
    接合配列させてなる蓋体とを具備してなるブロツ
    ク製の地下構築物であつて、前記本体の上端開口
    面の外縁にその上端開口面よりも低く位置する段
    部を設けるとともに、前記蓋体の下面両側縁に前
    記段部に係合する突条を設け、前記上端開口面と
    前記蓋体の下面との間に支承材を介設し、前記蓋
    体の突条の先端面と前記段部の端面間に縦シール
    材を介設し、かつ蓋ブロツク同士の接合端面間に
    横シール材を介設して、前記横シール材の両端
    を、前記縦シール材に当接し得る位置まで前記突
    条の先端面よりも先端側に突出させたことを特徴
    とするブロツク製地下構築物。
JP1985109500U 1985-07-16 1985-07-16 Expired - Lifetime JPH053552Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57193769U (ja) * 1981-06-02 1982-12-08
JPS5876679U (ja) * 1981-11-18 1983-05-24 石川島建材工業株式会社 コンクリ−ト製ボツクスカルバ−ト

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Publication number Publication date
JPS6221149U (ja) 1987-02-07

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