JPH088176Y2 - 排水器の落とし口の接続部の構造 - Google Patents
排水器の落とし口の接続部の構造Info
- Publication number
- JPH088176Y2 JPH088176Y2 JP1989083366U JP8336689U JPH088176Y2 JP H088176 Y2 JPH088176 Y2 JP H088176Y2 JP 1989083366 U JP1989083366 U JP 1989083366U JP 8336689 U JP8336689 U JP 8336689U JP H088176 Y2 JPH088176 Y2 JP H088176Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elbow
- section
- inner cylinder
- outer cylinder
- gap
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、ドレイン、集水器等の排水器における落と
し口の接続部の構造に関する。
し口の接続部の構造に関する。
［従来の技術］ 従来のドレイン等の排水器の落とし口の接続部は排水
器の落とし口となる内筒部を設け、内筒部の外側に隙間
を介して内筒部を囲むように外筒部を垂下して構成して
あった。ここで、内筒部の外周形状と外筒部の内周形状
とは相似形をしていた。つまり、内筒部が断面円形の場
合には外筒部も断面円形をし、内筒部が断面角形の場合
には外筒部も断面角形をしていた。そして、エルボの上
端部を内筒部と外筒部との間の隙間に嵌め込んで取り付
けていた。
器の落とし口となる内筒部を設け、内筒部の外側に隙間
を介して内筒部を囲むように外筒部を垂下して構成して
あった。ここで、内筒部の外周形状と外筒部の内周形状
とは相似形をしていた。つまり、内筒部が断面円形の場
合には外筒部も断面円形をし、内筒部が断面角形の場合
には外筒部も断面角形をしていた。そして、エルボの上
端部を内筒部と外筒部との間の隙間に嵌め込んで取り付
けていた。
［考案が解決しようとする課題］ しかして、上記のような従来例にあっては、接続部の
断面形状が円形のものには断面円形のエルボしか接続で
きず、また、接続部の断面形状が角形のものには断面角
形のエルボしか接続できなかった。
断面形状が円形のものには断面円形のエルボしか接続で
きず、また、接続部の断面形状が角形のものには断面角
形のエルボしか接続できなかった。
本考案は上記した従来例の問題点に鑑みて考案したも
のであって、その目的とするところは、同一の排水器の
落とし口の接続部に断面円形のエルボ、断面角形のエル
ボのいずれでも接続することができる排水器の落とし口
の接続部の構造を提供するにある。
のであって、その目的とするところは、同一の排水器の
落とし口の接続部に断面円形のエルボ、断面角形のエル
ボのいずれでも接続することができる排水器の落とし口
の接続部の構造を提供するにある。
［課題を解決するための手段］ 本考案の排水器の落とし口の接続部の構造は、排水器
１の落とし口２となる断面形状が円形の内筒部３を設け
るとともに内筒部３の外側に隙間４を介して内筒部３を
囲むように断面形状が角形の外筒部５を設け、該隙間４
に断面円形乃至断面角形のエルボ６のような管の端部が
差し込まれて内筒部３又は外筒部５に接続可能とされ、
外筒部５の下部を外筒部５の上部よりも小径にして該下
部と上部とを段部15により連続させて成るものであっ
て、このような構成を採用することで、上記した従来例
の問題点を解決して本考案の目的を達成したものであ
る。
１の落とし口２となる断面形状が円形の内筒部３を設け
るとともに内筒部３の外側に隙間４を介して内筒部３を
囲むように断面形状が角形の外筒部５を設け、該隙間４
に断面円形乃至断面角形のエルボ６のような管の端部が
差し込まれて内筒部３又は外筒部５に接続可能とされ、
外筒部５の下部を外筒部５の上部よりも小径にして該下
部と上部とを段部15により連続させて成るものであっ
て、このような構成を採用することで、上記した従来例
の問題点を解決して本考案の目的を達成したものであ
る。
［作用］ しかして、断面円形のエルボ６のような管を接続する
場合には、内筒部３と外筒部５との間の隙間４に断面円
形のエルボ６の端部を差し込んで該エルボ６の端部を内
筒部３にはめ込んで接続するものであり、また、断面角
形のエルボ６のような管を接続する場合には、内筒部３
と外筒部５との間の隙間４に断面角形のエルボ６の端部
を差し込んで該エルボ６の端部を外筒部５にはめ込んで
接続するものである。
場合には、内筒部３と外筒部５との間の隙間４に断面円
形のエルボ６の端部を差し込んで該エルボ６の端部を内
筒部３にはめ込んで接続するものであり、また、断面角
形のエルボ６のような管を接続する場合には、内筒部３
と外筒部５との間の隙間４に断面角形のエルボ６の端部
を差し込んで該エルボ６の端部を外筒部５にはめ込んで
接続するものである。
［実施例］ 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
る。
添付図面の実施例では排水器１としてドレインの実施
例が示してある。このドレインは上部体1aと下部体1bと
に分割してあり、軒樋10の孔に上方より上部体1aの雄ね
じ筒11をはめ込み、下方から下部体1bの雌ねじ部12を螺
合することで上部体1aと下部体1bとで軒樋10を上下から
挟持して取り付けるようになっている。下部体1bは第４
図に示すように内部に断面円形の内筒部３と内筒部３の
外側に隙間４を介して内筒部３を囲むようにして断面角
形の外筒部５が設けてあり、この内筒部３と外筒部５と
は放射状のリブ13により一体化されている。内筒部３の
上部の内周面には周方向に弧状突部14が突設してあっ
て、この弧状突部14の内面に上記雌ねじ部12が刻設して
ある。内筒部３の下部には下部の上下にわたる凹溝部８
が側方及び下方に開口するように設けてあり、凹溝部８
は四角形をした外筒部５の各側面の中央に対応する位置
に設けてある。角形（実施例では四角形）の外筒部５の
下部は上部よりも小径となっており、上部と下部とは段
部15により連続しているものである。
例が示してある。このドレインは上部体1aと下部体1bと
に分割してあり、軒樋10の孔に上方より上部体1aの雄ね
じ筒11をはめ込み、下方から下部体1bの雌ねじ部12を螺
合することで上部体1aと下部体1bとで軒樋10を上下から
挟持して取り付けるようになっている。下部体1bは第４
図に示すように内部に断面円形の内筒部３と内筒部３の
外側に隙間４を介して内筒部３を囲むようにして断面角
形の外筒部５が設けてあり、この内筒部３と外筒部５と
は放射状のリブ13により一体化されている。内筒部３の
上部の内周面には周方向に弧状突部14が突設してあっ
て、この弧状突部14の内面に上記雌ねじ部12が刻設して
ある。内筒部３の下部には下部の上下にわたる凹溝部８
が側方及び下方に開口するように設けてあり、凹溝部８
は四角形をした外筒部５の各側面の中央に対応する位置
に設けてある。角形（実施例では四角形）の外筒部５の
下部は上部よりも小径となっており、上部と下部とは段
部15により連続しているものである。
しかして、断面が円形をしたエルボ６を接続するに
は、内筒部３と外筒部５との間の隙間４に断面円形のエ
ルボ６の端部を差し込んで該エルボ６の端部を内筒部３
にはめ込んで接続するものである。この時、エルボ６と
内筒部３とを接着剤で接着してもよく、また、エルボ６
の上端部外面に係止突部17を突設しておくと、係止突部
17を外筒部５の段部15に係止することもできる。この場
合、係止突部17が外筒部５の側片の中央部分に対応する
段部15の中央部分に係止されるものである。また、断面
角形のエルボ６のような管を接続する場合には、内筒部
３と外筒部５との間の隙間４に断面角形のエルボ６の端
部を差し込んで該エルボ６の端部を外筒部５にはめ込
み、エルボ６の上端部外面に突設した係止突部17を段部
15に係止するものである。ここで、角状をしたエルボ６
の外面に第６図に示すような凹条溝部７を設けてある場
合には凹条溝部７の内側に突出した部分が内筒部３の凹
溝部８にはめ込まれるものであり、凹条溝部７を設けた
ものであっても接続に支障がないようにしてある。凹条
溝部７は例えば外観を向上させるために設けられるもの
であり、エルボ６に接続する縦樋にも凹条溝部７を設け
て両者が連続するようにするものである。
は、内筒部３と外筒部５との間の隙間４に断面円形のエ
ルボ６の端部を差し込んで該エルボ６の端部を内筒部３
にはめ込んで接続するものである。この時、エルボ６と
内筒部３とを接着剤で接着してもよく、また、エルボ６
の上端部外面に係止突部17を突設しておくと、係止突部
17を外筒部５の段部15に係止することもできる。この場
合、係止突部17が外筒部５の側片の中央部分に対応する
段部15の中央部分に係止されるものである。また、断面
角形のエルボ６のような管を接続する場合には、内筒部
３と外筒部５との間の隙間４に断面角形のエルボ６の端
部を差し込んで該エルボ６の端部を外筒部５にはめ込
み、エルボ６の上端部外面に突設した係止突部17を段部
15に係止するものである。ここで、角状をしたエルボ６
の外面に第６図に示すような凹条溝部７を設けてある場
合には凹条溝部７の内側に突出した部分が内筒部３の凹
溝部８にはめ込まれるものであり、凹条溝部７を設けた
ものであっても接続に支障がないようにしてある。凹条
溝部７は例えば外観を向上させるために設けられるもの
であり、エルボ６に接続する縦樋にも凹条溝部７を設け
て両者が連続するようにするものである。
なお、第１図、至第２図に示す排水器１はドレインの
実施例を示したが、排水器１としては集水器であっても
よいものである。
実施例を示したが、排水器１としては集水器であっても
よいものである。
［考案の効果］ 本考案にあっては、叙述のように排水器の落とし口と
なる断面形状が円形の内筒部を設けるとともに内筒部の
外側に隙間を介して内筒部を囲むように断面形状が角形
の外筒部を設け、該隙間に断面円形乃至断面角形のエル
ボのような管の端部が差し込まれて内筒部又は外筒部に
接続可能とされ、外筒部の下部を外筒部の上部よりも小
径にして該下部と上部とを段部により連続させてあるの
で、断面円形のエルボのような管を接続する場合には、
内筒部と外筒部との間の隙間に断面円形のエルボの端部
を差し込んで該エルボの端部を内筒部にはめ込んで接続
でき、また、断面角形のエルボのような管を接続する場
合には、内筒部と外筒部との間の隙間に断面角形のエル
ボの端部を差し込んで該エルボの端部を外筒部にはめ込
んで接続でき、一の排水器の落とし口の接続部に断面円
形のエルボ、断面角形のエルボのいずれでも選択して接
続することができるものであり、さらに外筒部の下部を
外筒部の上部よりも小径にして該下部と上部とを段部に
より連続させてあるので、エルボの上端部外面に例えば
突部が突設してあると、該突部が段部に係止してエルボ
が外れないように確実に接続することが可能となり、ま
たこの場合においても、雨水は内筒部内からエルボ内へ
と漏れなく流下案内できるものである。
なる断面形状が円形の内筒部を設けるとともに内筒部の
外側に隙間を介して内筒部を囲むように断面形状が角形
の外筒部を設け、該隙間に断面円形乃至断面角形のエル
ボのような管の端部が差し込まれて内筒部又は外筒部に
接続可能とされ、外筒部の下部を外筒部の上部よりも小
径にして該下部と上部とを段部により連続させてあるの
で、断面円形のエルボのような管を接続する場合には、
内筒部と外筒部との間の隙間に断面円形のエルボの端部
を差し込んで該エルボの端部を内筒部にはめ込んで接続
でき、また、断面角形のエルボのような管を接続する場
合には、内筒部と外筒部との間の隙間に断面角形のエル
ボの端部を差し込んで該エルボの端部を外筒部にはめ込
んで接続でき、一の排水器の落とし口の接続部に断面円
形のエルボ、断面角形のエルボのいずれでも選択して接
続することができるものであり、さらに外筒部の下部を
外筒部の上部よりも小径にして該下部と上部とを段部に
より連続させてあるので、エルボの上端部外面に例えば
突部が突設してあると、該突部が段部に係止してエルボ
が外れないように確実に接続することが可能となり、ま
たこの場合においても、雨水は内筒部内からエルボ内へ
と漏れなく流下案内できるものである。
第１図は本考案において断面円形のエルボを接続した実
施例の斜視図、第２図は本考案において断面角形のエル
ボを接続した実施例の斜視図、第３図は本考案の分解斜
視図、第４図（ａ）（ｂ）（ｃ）は同上に用いる排水器
の下部体の平面図、下面図、半断面図、第４図（ｄ）は
第４図（ａ）のＸ−Ｘ線の断面図、第４図（ｅ）は第４
図（ｄ）のＹ−Ｙ線の断面図、第５図（ａ）（ｂ）は本
考案に接続する断面円形のエルボの側面図及び正面図、
第６図（ａ）（ｂ）（ｃ）は本考案に接続する断面角形
のエルボの一部破断した側面図、正面図及び側面図、第
６図（ｄ）は第６図（ａ）のＺ−Ｚ線断面図であって、
１は排水器、２は落とし口、３は内筒部、４は隙間、５
は外筒部である。
施例の斜視図、第２図は本考案において断面角形のエル
ボを接続した実施例の斜視図、第３図は本考案の分解斜
視図、第４図（ａ）（ｂ）（ｃ）は同上に用いる排水器
の下部体の平面図、下面図、半断面図、第４図（ｄ）は
第４図（ａ）のＸ−Ｘ線の断面図、第４図（ｅ）は第４
図（ｄ）のＹ−Ｙ線の断面図、第５図（ａ）（ｂ）は本
考案に接続する断面円形のエルボの側面図及び正面図、
第６図（ａ）（ｂ）（ｃ）は本考案に接続する断面角形
のエルボの一部破断した側面図、正面図及び側面図、第
６図（ｄ）は第６図（ａ）のＺ−Ｚ線断面図であって、
１は排水器、２は落とし口、３は内筒部、４は隙間、５
は外筒部である。
Claims (1)
- 【請求項１】排水器の落とし口となる断面形状が円形の
内筒部を設けるとともに内筒部の外側に隙間を介して内
筒部を囲むように断面形状が角形の外筒部を設け、該隙
間に断面円形乃至断面角形のエルボのような管の端部が
差し込まれて内筒部又は外筒部に接続可能とされ、外筒
部の下部を外筒部の上部よりも小径にして該下部と上部
とを段部により連続させて成る排水器の落とし口の接続
部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989083366U JPH088176Y2 (ja) | 1989-07-15 | 1989-07-15 | 排水器の落とし口の接続部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989083366U JPH088176Y2 (ja) | 1989-07-15 | 1989-07-15 | 排水器の落とし口の接続部の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0324521U JPH0324521U (ja) | 1991-03-13 |
| JPH088176Y2 true JPH088176Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31630975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989083366U Expired - Lifetime JPH088176Y2 (ja) | 1989-07-15 | 1989-07-15 | 排水器の落とし口の接続部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088176Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54100123U (ja) * | 1977-12-26 | 1979-07-14 |
-
1989
- 1989-07-15 JP JP1989083366U patent/JPH088176Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0324521U (ja) | 1991-03-13 |
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