JPS6319457Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6319457Y2 JPS6319457Y2 JP4701683U JP4701683U JPS6319457Y2 JP S6319457 Y2 JPS6319457 Y2 JP S6319457Y2 JP 4701683 U JP4701683 U JP 4701683U JP 4701683 U JP4701683 U JP 4701683U JP S6319457 Y2 JPS6319457 Y2 JP S6319457Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- presser flange
- cylinder
- inner cylinder
- resin layer
- outer cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 16
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 16
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 claims description 13
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 claims description 13
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 125000002496 methyl group Chemical group [H]C([H])([H])* 0.000 description 1
- 229920003229 poly(methyl methacrylate) Polymers 0.000 description 1
- 239000004926 polymethyl methacrylate Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は軒樋に竪樋を接続するための排水ドレ
ンの構造の改良に関するものである。
ンの構造の改良に関するものである。
従来より上端に上押え鍔を有する内筒の外周に
雄ねじを設け、上端に下押え鍔を有する外筒の内
周に雌ねじを設け、上記外筒内に内筒を雄ねじと
雌ねじの螺合にて入れて上押え鍔と下押え鍔との
間に軒樋の排水孔縁を挟持する排水ドレンがある
が、従来の排水ドレンにあつては外筒と内筒がと
もに塩化ビニル樹脂のみにて形成されていた。こ
のため塩化ビニル樹脂の性質上弾性に富み、ねば
り強く、割れ難いが、熱変形しやすく、耐候性が
なく(変色しやすい)、寸法安定性が悪いという
欠点がある。
雄ねじを設け、上端に下押え鍔を有する外筒の内
周に雌ねじを設け、上記外筒内に内筒を雄ねじと
雌ねじの螺合にて入れて上押え鍔と下押え鍔との
間に軒樋の排水孔縁を挟持する排水ドレンがある
が、従来の排水ドレンにあつては外筒と内筒がと
もに塩化ビニル樹脂のみにて形成されていた。こ
のため塩化ビニル樹脂の性質上弾性に富み、ねば
り強く、割れ難いが、熱変形しやすく、耐候性が
なく(変色しやすい)、寸法安定性が悪いという
欠点がある。
本考案は上述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは表裏全外面をア
クリル系樹脂にて形成してあるため耐候性に優れ
ていると共に熱変形し難く、しかも寸法安定性が
よくて内筒と外筒との螺合がスムーズにでき、さ
らに雄ねじや雌ねじが摩耗しにくい排水ドレンを
提供するにある。
て、本考案の目的とするところは表裏全外面をア
クリル系樹脂にて形成してあるため耐候性に優れ
ていると共に熱変形し難く、しかも寸法安定性が
よくて内筒と外筒との螺合がスムーズにでき、さ
らに雄ねじや雌ねじが摩耗しにくい排水ドレンを
提供するにある。
本考案排水ドレンは上端に上押え鍔1を有する
内筒2の外周に雄ねじ3を設け、上端に下押え鍔
4を有する外筒5の内周に雌ねじ6を設け、上記
外筒5内に内筒2を雄ねじ3と雌ねじ6の螺合に
て入れて上押え鍔1と下押え鍔4との間に軒樋7
の排水孔8縁を挟持する排水ドレンにおいて、内
筒2及び外筒5を内部の塩化ビニル樹脂層9と表
裏外面のアクリル系樹脂層10とにより形成した
ものであつて、上記のように構成することにより
従来例の欠点を解決したものである。つまり内筒
2及び外筒5の表裏全外面をアクリル系樹脂にて
形成することにより耐候性をよくし、また耐熱変
形性や寸法安定性を向上するようにし、また内部
を塩化ビニル樹脂にて形成することにより弾力性
を増して割れたりしないようにしたものである。
内筒2の外周に雄ねじ3を設け、上端に下押え鍔
4を有する外筒5の内周に雌ねじ6を設け、上記
外筒5内に内筒2を雄ねじ3と雌ねじ6の螺合に
て入れて上押え鍔1と下押え鍔4との間に軒樋7
の排水孔8縁を挟持する排水ドレンにおいて、内
筒2及び外筒5を内部の塩化ビニル樹脂層9と表
裏外面のアクリル系樹脂層10とにより形成した
ものであつて、上記のように構成することにより
従来例の欠点を解決したものである。つまり内筒
2及び外筒5の表裏全外面をアクリル系樹脂にて
形成することにより耐候性をよくし、また耐熱変
形性や寸法安定性を向上するようにし、また内部
を塩化ビニル樹脂にて形成することにより弾力性
を増して割れたりしないようにしたものである。
以下本考案を実施例により詳述する。2は上端
に上押え鍔1を有する内筒であつて、外周に雄ね
じ3を設けてある。この内筒2は内部を塩化ビニ
ル樹脂層9とし、表裏全外面をアクリル系樹脂層
10としてある。かかるアクリル系樹脂としては
ポリメチルメタアクリレートのようなアクリル樹
脂の他に、アクリロニトリル−アクリルゴム−ス
チレン樹脂(AAS樹脂)メタクリル酸メチル−
アクリルゴム−スチレン樹脂(MAS樹脂)等が
ある。なお上記アクリル系樹脂の代わりにアクリ
ロニトリル−エチレンプロピレンジエン共重合ゴ
ム−スチレン樹脂(AES樹脂)も同様に用いる
ことができる。また5は上端を下押え鍔4を有す
る外筒であつて、内周に雌ねじ6を設けてある。
かかる外筒5も内部を塩化ビニル樹脂層9とし、
表裏全外面をアクリル系樹脂層10としてある。
上記内筒2と外筒5とにより排水ドレンが構成さ
れ、内筒2の上部開口にはアクリル系樹脂よりな
るごみよけ体11を設けてある。上記のように構
成せる排水ドレンを施工するに当つては軒樋7の
排水孔8に上から内筒2の下部を挿入し、軒樋7
の下方に配置した外筒5内の雌ねじ6に内筒2の
雄ねじ3を螺合し、排水孔8の孔縁を上押え鍔1
と下押え鍔4とで挟持して取付ける。上記外筒5
に竪樋12の上端を被嵌する。
に上押え鍔1を有する内筒であつて、外周に雄ね
じ3を設けてある。この内筒2は内部を塩化ビニ
ル樹脂層9とし、表裏全外面をアクリル系樹脂層
10としてある。かかるアクリル系樹脂としては
ポリメチルメタアクリレートのようなアクリル樹
脂の他に、アクリロニトリル−アクリルゴム−ス
チレン樹脂(AAS樹脂)メタクリル酸メチル−
アクリルゴム−スチレン樹脂(MAS樹脂)等が
ある。なお上記アクリル系樹脂の代わりにアクリ
ロニトリル−エチレンプロピレンジエン共重合ゴ
ム−スチレン樹脂(AES樹脂)も同様に用いる
ことができる。また5は上端を下押え鍔4を有す
る外筒であつて、内周に雌ねじ6を設けてある。
かかる外筒5も内部を塩化ビニル樹脂層9とし、
表裏全外面をアクリル系樹脂層10としてある。
上記内筒2と外筒5とにより排水ドレンが構成さ
れ、内筒2の上部開口にはアクリル系樹脂よりな
るごみよけ体11を設けてある。上記のように構
成せる排水ドレンを施工するに当つては軒樋7の
排水孔8に上から内筒2の下部を挿入し、軒樋7
の下方に配置した外筒5内の雌ねじ6に内筒2の
雄ねじ3を螺合し、排水孔8の孔縁を上押え鍔1
と下押え鍔4とで挟持して取付ける。上記外筒5
に竪樋12の上端を被嵌する。
本考案は叙述の如く内筒及び外筒を内部の塩化
ビニル樹脂層と表裏外面のアクリル系樹脂層とに
形成しているので、表裏外面のアクリル系樹脂層
に耐熱変形性、耐候性、寸法安定性がある上、内
筒の雄ねじと外筒の雌ねじの摩耗もし難いもので
あり、しかも内部が塩化ビニル樹脂にて形成され
ているので、全体がアクリル系樹脂に較べて弾力
性があつて割れたりしにくいという利点がある。
ビニル樹脂層と表裏外面のアクリル系樹脂層とに
形成しているので、表裏外面のアクリル系樹脂層
に耐熱変形性、耐候性、寸法安定性がある上、内
筒の雄ねじと外筒の雌ねじの摩耗もし難いもので
あり、しかも内部が塩化ビニル樹脂にて形成され
ているので、全体がアクリル系樹脂に較べて弾力
性があつて割れたりしにくいという利点がある。
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2
図は同上の分解断面図、第3図は同上の施工状態
の断面図であつて、1は上押え鍔、2は内筒、3
は雄ねじ、4は下押え鍔、5は外筒、6は雌ね
じ、7は軒樋、8は排水孔、9は塩化ビニル樹脂
層、10はアクリル系樹脂層である。
図は同上の分解断面図、第3図は同上の施工状態
の断面図であつて、1は上押え鍔、2は内筒、3
は雄ねじ、4は下押え鍔、5は外筒、6は雌ね
じ、7は軒樋、8は排水孔、9は塩化ビニル樹脂
層、10はアクリル系樹脂層である。
Claims (1)
- 上端に上押え鍔を有する内筒の外周に雄ねじを
設け、上端に下押え鍔を有する外筒の内周に雌ね
じを設け、上記外筒内に内筒を雄ねじと雌ねじの
螺合にて入れて上押え鍔と下押え鍔との間に軒樋
の排水孔縁を挟持する排水ドレンにおいて、内筒
及び外筒を内部の塩化ビニル樹脂層と表裏外面の
アクリル系樹脂層とにより形成して成る排水ドレ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4701683U JPS59152029U (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 排水ドレン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4701683U JPS59152029U (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 排水ドレン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59152029U JPS59152029U (ja) | 1984-10-12 |
JPS6319457Y2 true JPS6319457Y2 (ja) | 1988-05-31 |
Family
ID=30177565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4701683U Granted JPS59152029U (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 排水ドレン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59152029U (ja) |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP4701683U patent/JPS59152029U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59152029U (ja) | 1984-10-12 |