JPS6315463Y2 - - Google Patents

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JPS6315463Y2
JPS6315463Y2 JP1983082422U JP8242283U JPS6315463Y2 JP S6315463 Y2 JPS6315463 Y2 JP S6315463Y2 JP 1983082422 U JP1983082422 U JP 1983082422U JP 8242283 U JP8242283 U JP 8242283U JP S6315463 Y2 JPS6315463 Y2 JP S6315463Y2
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JP
Japan
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water collector
connecting pipe
downspout
fitted
sides
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JP1983082422U
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English (en)
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JPS59188227U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は、左右方向に長い長方形状の上端開口
部の前縁にアンコー用飾を取付け、下端開口部に
縦樋接続管を嵌着するようにした角型集水器と縦
樋接続管の接続構造の改良に関するものである。
軒樋の雨水を地面等に排水させるには、一般に
雨水を軒樋から集水器に集め、その雨水を縦樋接
続管(本体とも称する)を介して建物の外壁等に
沿つて上下方向に配設された縦樋に導いて排水さ
せるようになつている。そして、集水器は、一般
に、銅板或は亜鉛鉄板等の金属又は合成樹脂板等
で形成されているが、従来、左右方向に長い長方
形状の上端開口部の前縁に装飾としてアンコー用
飾を取付け、下端開口部に縦樋接続管を嵌着する
ようにした角型集水器が提供されている。
このように左右方向即ち軒樋の長手方向に長い
長方形状の上端開口部を有する角型集水器におい
ては、縦樋接続管を接続する下端開口部(被嵌合
部)も断面長方形状に形成されているものが多
い。このようなものでは、縦樋接続管側の嵌合部
の断面形状も必然的に長方形状とならざるを得
ず、このため、縦樋接続管の取付け方向が一定方
向に制約されてしまうため、建物の構造或は集水
器の取付け個所等に対応して縦樋接続管の取付け
方向を変える必要がある場合には、その方向に対
応した数種類の縦樋接続管を用意しなければなら
ないという煩しさがあつた。
そこで本考案は、上記従来の欠点に鑑みてなさ
れたものであつて、建物の構造或は集水器の取付
け個所等によつて縦樋接続管の取付け方向を変え
る必要が生じた場合であつても、1種類の縦樋接
続管で間に合うようにした角型集水器と縦樋接続
管の接続構造を提供することを目的とするもので
ある。
そこで本考案は、この目的を達成するための手
段として、左右方向に長い長方形状の上端開口部
の前縁にアンコー用飾りを取付け、下端開口部に
は縦樋接続管を嵌着するようにした角型集水器に
おいて、該角型集水器の左右両側壁及び前壁を下
方に行くに従つて漸次対向間隔が狭巾となるよう
に傾斜させて下端開口部に四辺が同寸法となる正
方筒状の被嵌合部を形成し、該被嵌合部の四辺の
各辺に夫々ビス孔を穿設すると共に、縦樋接続管
側の嵌合部を集水器側の被嵌合部に外嵌可能な大
きさの正方筒状に形成し、該嵌合部の四辺のうち
対向する二辺に前記ビス孔に合致するビス孔を穿
設し、ビスを介して縦樋接続管の向きを前後左右
変更自在に取付け得るように構成したものであ
る。
以下、本考案の構成を図面に示された実施例に
よつて説明すれば、aは軒樋bに流れ込んだ雨水
を縦樋接続管cを介して縦樋eに案内する通称ア
ンコーと称する角型集水器であつて、該角型集水
器aは銅板等の金属薄板材により角筒状に形成さ
れ、その上端開口部11は軒樋bの長手方向に沿
うよう左右方向に長い長方形状に形成されてい
る。
そして、角型集水器aの左右両側壁12,1
2′の上端開口部11側には軒樋bを嵌挿させる
略半円状の軒樋嵌合部13,13′が形成され、
その前側には軒樋bの前縁14を係止する係止溝
13a,13′aが、また、後側には軒樋bの後
縁15が係合する係合段部13b,13′bが
夫々形成されている。さらに、集水器aの前壁1
6の上端開口部11側縁には、アンコー用飾り1
7の下端17aを係止するフランジ16aが形成
されている。一方、集水器aの後壁18には軒樋
bの後縁15を係止する係止爪19,19′とア
ンコー用飾り17の後部下端に固着の取付帯20
を係止するアンコー用飾り係止爪21,21′が
夫々突設されている。
ところで、前記集水器aは、その上端開口部1
1が左右方向に長い長方形状を呈する角型集水器
に構成されたものであるが、集水器aの左右両側
壁12,12′及び前壁16を下方に行くに従つ
て漸次対向間隔が狭巾となるように傾斜させてあ
り、その傾斜下端部は円弧状部24を介して縦樋
接続管係止用段部22aに連なつている。尚、後
壁18は傾斜させないで垂直壁に構成すると共に
円弧状部もなくし係止用段部22aのみとしてい
る。そして、集水器aの下端開口部23には四辺
が同寸法となる正方筒状の被嵌合部22が上記係
止用段部22aと連設状態で形成されている。ま
た、被嵌合部22の四辺の各辺には夫々ビス孔2
5が2個ずつ穿設されている。
角型集水器aの前壁16を前傾状に傾斜させた
ことにより、取付後においては、前壁16に施し
た飾りや模様26等が下方から良く見えるように
なつている。
さて、縦樋接続管c側の嵌合部27は前記集水
器aの被嵌合部22に外嵌密着できるよう被嵌合
部22より一廻り大きい寸法の正方筒状に形成さ
れており、該嵌合部27の四辺のうち対向する二
辺には前記被嵌合部22に設けたビス孔25に合
致するビス孔29が2個ずつ穿設されており、こ
れにより、縦樋接続管cを集水器aに対しビス3
1を介して容易に取付け取外し得るようになつて
おり、しかも、縦樋接続管cの向きを前後左右変
更自在に変えて取付けることができるようになつ
ている。
縦樋接続管cの中間部は側方に折曲され、その
水平部30は断面長方形状に形成され、該水平部
30の先端接続部30aには角樋dを介して縦樋
eが接続されるようになつている。
ところで、縦樋接続管cを前記角型集水器aに
取付けるには、建物の構造或は集水器aの取付個
所等に応じて、縦樋接続管cの先端を所定の方向
に向けた後、嵌合部27を集水器a側の被嵌合部
22に外嵌させ、ビス31をビス孔29,25に
螺挿して両者を接続固定する。尚、被嵌合部22
側の四辺のビス孔25のうち、嵌合部27側のビ
ス孔29に合致しない二辺のビス孔25は縦樋接
続管c側嵌合部27の裏側に隠れて外側から見え
なくなるため外観上の体裁が良好に保持される。
また、集水器aの前壁16を前傾状に傾斜させた
ことにより、取付後においては、前壁16に施し
た飾りや模様26等が下方から良く見えるように
なり、外観状の見栄えが一層良くなるうえ、後壁
18を垂直壁に形成したことと相俟つて、集水器
aと縦樋接続管cの接続部を極力後壁18寄りに
設定し得て、その分、縦樋接続管cの前方突出量
を少なくすることができるので縦樋接続管c等の
取付スペースが少なくて済み、建物の突起物等に
当るのが極力防止される。
尚、上記本実施例では銅板等金属製の角型集水
器について説明したが、本考案は合成樹脂製の角
型集水器についても採用し得るものである。
以上述べたように本考案は、左右方向に長い長
方形状の上端開口部の前縁にアンコー用飾りを取
付け、下端開口部には縦樋接続管を嵌着するよう
にした角型集水器において、該角型集水器の左右
両側壁及び前壁を下方に行くに従つて漸次対向間
隔が狭巾となるように傾斜させて下端開口部に四
辺が同寸法となる正方筒状の被嵌合部を形成し、
該被嵌合部の四辺の各辺に夫々ビス孔を穿設する
と共に、縦樋接続管側の嵌合部を集水器の被嵌合
部に外嵌可能な大きさの正方筒状に形成し、該嵌
合部の四辺のうち対向する二辺に前記ビス孔に合
致するビス孔を穿設し、縦樋接続管を角型集水器
に対しビスを介して前後左右に向き変更自在に取
付け得るように構成したものであるから、構造簡
単で安価に提供できるものでありながら、建物の
構造或は集水器の取付個所等に応じて、縦樋接続
管の向きを適宜変更した状態で容易に取付け固定
することができる。したがつて、縦樋接続管は一
種類で間に合うので部品点数を削減できるうえ、
部品管理が容易となり、かつ、建築現場での作業
能率も向上させることができると共に、縦樋接続
管の着脱が容易で縦樋接続管が損傷したような場
合でも容易に交換することができる。また、集水
器の前壁を前傾状に傾斜させたことにより、取付
後においては、前壁に施した飾り、模様等が下方
から良く見えるようになり、外観状の見栄えが一
層良くなるうえ、集水器と縦樋接続管の接続部を
極力後壁寄りに設定し得て、その分、縦樋接続管
の前方突出量を少なくすることができるので縦樋
接続管等の取付スペースが少なくて済み、建物の
突起物等に当るのが極力防止される等極めて有用
な実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る角型集水器と縦樋接続管
及び他部品との関係を示す分解斜視図、第2図は
角型集水器の底面図、第3図は縦樋接続管を横方
向にして組付た状態を示す正面図、第4図は縦樋
接続管を後方に向けて組付た状態を示す側面図で
ある。 図中、aは角型集水器、bは軒樋、cは縦樋接
続管、11は角型集水器の上端開口部、12,1
2′は側壁、16は前壁、17はアンコー用飾り、
22は被嵌合部、23は集水器の下端開口部、2
5は被嵌合部に穿設したビス孔、27は嵌合部、
29は嵌合部に穿設したビス孔、31はビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右方向に長い長方形状の上端開口部の前縁に
    アンコー用飾りを取付け、下端開口部には縦樋接
    続管を嵌着するようにした角型集水器において、
    該角型集水器の左右両側壁及び前壁を下方に行く
    に従つて漸次対向間隔が狭巾となるように傾斜さ
    せて下端開口部に四辺が同寸法となる正方筒状の
    被嵌合部を形成し、該被嵌合部の四辺の各辺に
    夫々ビス孔を穿設すると共に、縦樋接続管側の嵌
    合部を集水器側の被嵌合部に外嵌可能な大きさの
    正方筒状に形成し、該嵌合部の四辺のうち対向す
    る二辺に前記ビス孔に合致するビス孔を穿設し、
    縦樋接続管を角型集水器に対しビスを介して前後
    左右に向き変更自在に取付け得るように構成した
    ことを特徴とする角型集水器と縦樋接続管の接続
    構造。
JP8242283U 1983-05-31 1983-05-31 角型集水器と縦樋接続管の接続構造 Granted JPS59188227U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8242283U JPS59188227U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 角型集水器と縦樋接続管の接続構造

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JP8242283U JPS59188227U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 角型集水器と縦樋接続管の接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59188227U JPS59188227U (ja) 1984-12-13
JPS6315463Y2 true JPS6315463Y2 (ja) 1988-04-30

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ID=30212373

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8242283U Granted JPS59188227U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 角型集水器と縦樋接続管の接続構造

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JP (1) JPS59188227U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5777533U (ja) * 1980-10-29 1982-05-13
JPS5784227U (ja) * 1980-11-11 1982-05-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59188227U (ja) 1984-12-13

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