JPH0116834Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116834Y2 JPH0116834Y2 JP10799783U JP10799783U JPH0116834Y2 JP H0116834 Y2 JPH0116834 Y2 JP H0116834Y2 JP 10799783 U JP10799783 U JP 10799783U JP 10799783 U JP10799783 U JP 10799783U JP H0116834 Y2 JPH0116834 Y2 JP H0116834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- eaves
- eave
- new
- tile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は家屋の軒先部における軒樋受具の取付
け構造に関する。
け構造に関する。
瓦棒屋根のような旧屋根A上に新らしく屋根葺
きをして屋根を改築することが現在おこなわれて
いる。これは旧屋根Aを撤去することなく旧屋根
A上に新しい屋根Bを形成するので施工が簡単で
ある。しかしながら新しい屋根Bは旧屋根Aにく
らべて水の流れる位置が高くなるので、第1図に
実線で示す旧来の軒樋7の位置では新しい屋根B
から流れる雨水が旧来の位置の軒樋7に流れず第
1図矢印のように旧来の位置の軒樋7よりも外に
流下してしまうものである。したがつて新しい屋
根Bを施工した場合にはこれに対応して第1図の
破線で示すように新らたに軒樋7の位置を設定し
てやる必要がある。ところが新らたに軒樋7の位
置を設定するには軒樋受具5を旧来の位置とちが
う位置に取付けてやらねばならないが、上記のよ
うに屋根の改築をする状態の家屋においては鼻板
8等が腐食していたりしてここへ新らたに軒樋受
具5を取付けることができないという問題があ
り、このため新しい鼻板を別途取付けてこれに軒
樋受具5を取付けるといつたようなことをしなけ
ればならなかつた。
きをして屋根を改築することが現在おこなわれて
いる。これは旧屋根Aを撤去することなく旧屋根
A上に新しい屋根Bを形成するので施工が簡単で
ある。しかしながら新しい屋根Bは旧屋根Aにく
らべて水の流れる位置が高くなるので、第1図に
実線で示す旧来の軒樋7の位置では新しい屋根B
から流れる雨水が旧来の位置の軒樋7に流れず第
1図矢印のように旧来の位置の軒樋7よりも外に
流下してしまうものである。したがつて新しい屋
根Bを施工した場合にはこれに対応して第1図の
破線で示すように新らたに軒樋7の位置を設定し
てやる必要がある。ところが新らたに軒樋7の位
置を設定するには軒樋受具5を旧来の位置とちが
う位置に取付けてやらねばならないが、上記のよ
うに屋根の改築をする状態の家屋においては鼻板
8等が腐食していたりしてここへ新らたに軒樋受
具5を取付けることができないという問題があ
り、このため新しい鼻板を別途取付けてこれに軒
樋受具5を取付けるといつたようなことをしなけ
ればならなかつた。
本考案は叙上の従来技術に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは旧来の屋根の上
に新らたに瓦を葺いたりした場合に新しく葺いた
瓦を利用して簡単確実に軒樋受具を取付けること
ができる軒樋受具の取付け構造を提供するにあ
る。
であり、その目的とするところは旧来の屋根の上
に新らたに瓦を葺いたりした場合に新しく葺いた
瓦を利用して簡単確実に軒樋受具を取付けること
ができる軒樋受具の取付け構造を提供するにあ
る。
第1図において、9は垂木、10は野地板、1
1はルーフイング、12は瓦棒屋根、8は鼻板で
あり、ここまでは旧来の屋根Aである。13は折
版屋根12の上に新たに配設された横棧木であ
り、軒先端において横棧木13の上に軒先瓦1を
施工して横棧木13を隠し、その上に洋瓦のよう
な屋根瓦14が屋根全面に葺設され、新しく瓦屋
根に改造されている。第3図及び第4図に示すよ
うに、軒先瓦1の水切り垂下部2の裏面には上下
に亘つて溝状の凹所15が設けられていてここに
薄肉部3が形成されている。しかして、現場にお
いてこの薄肉部3に孔をあけ、第5図のようにこ
こにリベツトやボルト等の取着具4を挿着して軒
樋受具5の取付け基部6を軒先に固定してある。
1はルーフイング、12は瓦棒屋根、8は鼻板で
あり、ここまでは旧来の屋根Aである。13は折
版屋根12の上に新たに配設された横棧木であ
り、軒先端において横棧木13の上に軒先瓦1を
施工して横棧木13を隠し、その上に洋瓦のよう
な屋根瓦14が屋根全面に葺設され、新しく瓦屋
根に改造されている。第3図及び第4図に示すよ
うに、軒先瓦1の水切り垂下部2の裏面には上下
に亘つて溝状の凹所15が設けられていてここに
薄肉部3が形成されている。しかして、現場にお
いてこの薄肉部3に孔をあけ、第5図のようにこ
こにリベツトやボルト等の取着具4を挿着して軒
樋受具5の取付け基部6を軒先に固定してある。
第6図に示すものは本考案の他例であり、凹所
15内において取着具4を挿着する位置に更に丸
穴16を凹設して一層薄肉にし、現場で孔をあけ
易いようにしたものである。
15内において取着具4を挿着する位置に更に丸
穴16を凹設して一層薄肉にし、現場で孔をあけ
易いようにしたものである。
第7図及び第8図に示すものは本考案の更に他
例であり、軒樋受具5の取付け基部6の取付け位
置の両側に上下に亘つて突リブ17を突設し、取
着具4の挿着位置に丸穴状の凹所15を凹設して
ここに薄肉部3を形成したものである。
例であり、軒樋受具5の取付け基部6の取付け位
置の両側に上下に亘つて突リブ17を突設し、取
着具4の挿着位置に丸穴状の凹所15を凹設して
ここに薄肉部3を形成したものである。
第9図に示すものは本考案の更に他例を示すも
のであり、水切り垂下部2より突片状の薄肉部3
を垂下させ、ここに軒樋受具5の取付け基部6を
取付けるようにしたものである。
のであり、水切り垂下部2より突片状の薄肉部3
を垂下させ、ここに軒樋受具5の取付け基部6を
取付けるようにしたものである。
本考案は叙述の如く軒先瓦の水切り垂下部に軒
樋受具を取付けるようにしているので、折版屋根
のような旧屋根の上に新しい屋根を葺設した場合
にも確実強固に軒樋受具を取付けることができ、
取付け基部が露出せず、しかも新しい屋根の屋根
面に近い軒先瓦に軒樋受具を取付けたので屋根か
らの流下水を軒樋で受けて排水でき、更に、水切
り垂下部には薄肉部を形成してあるので簡単に孔
をあけることができて軒樋受具の取付け施工を行
ない易いという効果がある。
樋受具を取付けるようにしているので、折版屋根
のような旧屋根の上に新しい屋根を葺設した場合
にも確実強固に軒樋受具を取付けることができ、
取付け基部が露出せず、しかも新しい屋根の屋根
面に近い軒先瓦に軒樋受具を取付けたので屋根か
らの流下水を軒樋で受けて排水でき、更に、水切
り垂下部には薄肉部を形成してあるので簡単に孔
をあけることができて軒樋受具の取付け施工を行
ない易いという効果がある。
第1図は旧屋根上に新しい屋根を形成する場合
の状態を示す断面図、第2図は同上の軒先瓦を示
す一部破断した斜視図、第3図は同上の軒先瓦の
断面図、第4図は同上の部分拡大図、第5図は軒
樋受具の取付け基部を薄肉部に取付けた状態の水
平断面図、第6図は本考案の更に他例を示す断面
図、第7図は本考案の更に他例を示す部分斜視
図、第8図は同上の水平断面図、第9図は本考案
の更に他例を示す一部破断した斜視図である。 1……軒先瓦、2……水切り垂下部、3……薄
肉部、4……取着具、5……軒樋受具、6……取
付け基部。
の状態を示す断面図、第2図は同上の軒先瓦を示
す一部破断した斜視図、第3図は同上の軒先瓦の
断面図、第4図は同上の部分拡大図、第5図は軒
樋受具の取付け基部を薄肉部に取付けた状態の水
平断面図、第6図は本考案の更に他例を示す断面
図、第7図は本考案の更に他例を示す部分斜視
図、第8図は同上の水平断面図、第9図は本考案
の更に他例を示す一部破断した斜視図である。 1……軒先瓦、2……水切り垂下部、3……薄
肉部、4……取着具、5……軒樋受具、6……取
付け基部。
Claims (1)
- 軒先瓦の水切り垂下部に薄肉部を形成し、この
薄肉部に挿着したボルトやリベツト等の取着具に
よつて軒樋受具の取付け基部を水切り垂下部の裏
面に固着して成る軒樋受具の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10799783U JPS6015525U (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | 軒樋受具の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10799783U JPS6015525U (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | 軒樋受具の取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6015525U JPS6015525U (ja) | 1985-02-01 |
JPH0116834Y2 true JPH0116834Y2 (ja) | 1989-05-17 |
Family
ID=30252130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10799783U Granted JPS6015525U (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | 軒樋受具の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015525U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0649281Y2 (ja) * | 1988-10-14 | 1994-12-14 | 旭光学工業株式会社 | 内視鏡の先端部 |
-
1983
- 1983-07-12 JP JP10799783U patent/JPS6015525U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6015525U (ja) | 1985-02-01 |
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