JPH0645539Y2 - 軒先構造 - Google Patents
軒先構造Info
- Publication number
- JPH0645539Y2 JPH0645539Y2 JP42791U JP42791U JPH0645539Y2 JP H0645539 Y2 JPH0645539 Y2 JP H0645539Y2 JP 42791 U JP42791 U JP 42791U JP 42791 U JP42791 U JP 42791U JP H0645539 Y2 JPH0645539 Y2 JP H0645539Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gable
- piece
- board
- climbing
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、けらば側における軒先
構造に関し、詳しくは水切り性を充分に維持しながら、
破風化粧カバーの取付け強度を充分なものにしようと技
術に係るものである。
構造に関し、詳しくは水切り性を充分に維持しながら、
破風化粧カバーの取付け強度を充分なものにしようと技
術に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、けらば側の軒先構造は、図３に示
すように、登淀２を破風板１よりの突出させ、けらば水
切り４を垂下させ、この垂下片４ａにて登淀２箇所の水
切りをおこなうものであった。
すように、登淀２を破風板１よりの突出させ、けらば水
切り４を垂下させ、この垂下片４ａにて登淀２箇所の水
切りをおこなうものであった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところがこのような構
成のものにおいては、けらば水切り４から垂下片４ａが
垂下されている故、断面略コ字型の上破風化粧カバー６
の固定に際して、上破風化粧カバー６の取付片を兼ねた
垂下片８が破風板１の上下方向の中央部近くになり、上
破風化粧カバー６の断面形状が一層大きくなり、かかる
断面形状が大きくなった上破風化粧カバー６の取付けが
不安定になり、また、上破風化粧カバー６の位置決めも
難しく、その施工性も低いものとなっていた。
成のものにおいては、けらば水切り４から垂下片４ａが
垂下されている故、断面略コ字型の上破風化粧カバー６
の固定に際して、上破風化粧カバー６の取付片を兼ねた
垂下片８が破風板１の上下方向の中央部近くになり、上
破風化粧カバー６の断面形状が一層大きくなり、かかる
断面形状が大きくなった上破風化粧カバー６の取付けが
不安定になり、また、上破風化粧カバー６の位置決めも
難しく、その施工性も低いものとなっていた。
【０００４】本考案はこのような問題を解消しようとす
るものであり、その目的とするところは、水切り性を充
分に維持しながら、破風化粧カバーの取付け強度を充分
なものにすることができる軒先構造を提供するにある。
るものであり、その目的とするところは、水切り性を充
分に維持しながら、破風化粧カバーの取付け強度を充分
なものにすることができる軒先構造を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案の軒先構造は、軒
先における破風板１の上端に施工される登淀２の外側面
が破風板１の外面と略面一になされ、けらば瓦３の下面
で登淀２の上面に敷設されてけらばにおける水切りがな
されるけらば水切り４が登淀２よりも外方に延出され、
この延出片５の下面に断面が略コ字型となった上破風化
粧カバー６の下横片７が当接され、下横片７の先端から
垂下された垂下片８が登淀２と破風板１との境目も含め
て各々の外面に当接され、垂下片８が破風板１にねじ具
９にてねじ止めされ、破風板１の下端面から上破風化粧
カバー６の下横片７に至る下破風化粧カバー１０の上取
付片１１が下横片７にねじ具９にてねじ止めされて成る
ことを特徴とするものである。
先における破風板１の上端に施工される登淀２の外側面
が破風板１の外面と略面一になされ、けらば瓦３の下面
で登淀２の上面に敷設されてけらばにおける水切りがな
されるけらば水切り４が登淀２よりも外方に延出され、
この延出片５の下面に断面が略コ字型となった上破風化
粧カバー６の下横片７が当接され、下横片７の先端から
垂下された垂下片８が登淀２と破風板１との境目も含め
て各々の外面に当接され、垂下片８が破風板１にねじ具
９にてねじ止めされ、破風板１の下端面から上破風化粧
カバー６の下横片７に至る下破風化粧カバー１０の上取
付片１１が下横片７にねじ具９にてねじ止めされて成る
ことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】このように、軒先における破風板１の上端に施
工される登淀２の外側面が破風板１の外面と略面一にな
され、けらば瓦３の下面で登淀２の上面に敷設されてけ
らばにおける水切りがなされるけらば水切り４が登淀２
よりも外方に延出され、この延出片５の下面に断面が略
コ字型となった上破風化粧カバー６の下横片７が当接さ
れ、下横片７の先端から垂下された垂下片８が登淀２と
破風板１との境目も含めて各々の外面に当接されること
で、上破風化粧カバー６はその下横片７がけらば水切り
４の延出片５の下面に当接されて位置決めがおこなえ、
その施工性を高め、登淀２と破風板１とは面一になさ
れ、かかる境目部分には上破風化粧カバー６の垂下片８
が当接してかかる箇所の水切りを充分におこない、かつ
上破風化粧カバー６は延出片５の下面に当接していて、
上破風化粧カバー６に下破風化粧カバー１０がその上取
付片１１を介して取付けられ、上破風化粧カバー６の垂
下片８は破風板１にねじ具９にて各々ねじ止めされてい
て、断面形状の大きくなる上破風化粧カバー６を安定的
に取付けることができるものである。
工される登淀２の外側面が破風板１の外面と略面一にな
され、けらば瓦３の下面で登淀２の上面に敷設されてけ
らばにおける水切りがなされるけらば水切り４が登淀２
よりも外方に延出され、この延出片５の下面に断面が略
コ字型となった上破風化粧カバー６の下横片７が当接さ
れ、下横片７の先端から垂下された垂下片８が登淀２と
破風板１との境目も含めて各々の外面に当接されること
で、上破風化粧カバー６はその下横片７がけらば水切り
４の延出片５の下面に当接されて位置決めがおこなえ、
その施工性を高め、登淀２と破風板１とは面一になさ
れ、かかる境目部分には上破風化粧カバー６の垂下片８
が当接してかかる箇所の水切りを充分におこない、かつ
上破風化粧カバー６は延出片５の下面に当接していて、
上破風化粧カバー６に下破風化粧カバー１０がその上取
付片１１を介して取付けられ、上破風化粧カバー６の垂
下片８は破風板１にねじ具９にて各々ねじ止めされてい
て、断面形状の大きくなる上破風化粧カバー６を安定的
に取付けることができるものである。
【０００７】
【実施例】本考案の軒先構造は、図２に示す全体斜視図
において符合イで示すけらば部分における軒先構造を示
していて、軒先における破風板１の上端に施工される登
淀２の外側面が破風板１の外面と略面一になされてい
る。けらば瓦３の下面で登淀２の上面に敷設されてけら
ばにおける水切りがなされるけらば水切り４が登淀２よ
りも外方に延出されている。この延出片５の下面に断面
が略コ字型となった上破風化粧カバー６の下横片７が当
接されている。下横片７の先端から垂下された垂下片８
が登淀２と破風板１との境目も含めて各々の外面に当接
されている。垂下片８が破風板１にねじ具９にてねじ止
めされている。破風板１の下端面から上破風化粧カバー
６の下横片７に至る下破風化粧カバー１０の上取付片１
１が下横片７にねじ具９にてねじ止めされている。ま
た、下破風化粧カバー１０の下端凹部１２においてもね
じ具９にてねじ止めされている。図２において、１３は
パーゴラであり、屋根面に複数本の桟材を略平行に施工
されて構成されている。また、１４は屋根下地、１５は
軒天井板、１６は防水シートである。
において符合イで示すけらば部分における軒先構造を示
していて、軒先における破風板１の上端に施工される登
淀２の外側面が破風板１の外面と略面一になされてい
る。けらば瓦３の下面で登淀２の上面に敷設されてけら
ばにおける水切りがなされるけらば水切り４が登淀２よ
りも外方に延出されている。この延出片５の下面に断面
が略コ字型となった上破風化粧カバー６の下横片７が当
接されている。下横片７の先端から垂下された垂下片８
が登淀２と破風板１との境目も含めて各々の外面に当接
されている。垂下片８が破風板１にねじ具９にてねじ止
めされている。破風板１の下端面から上破風化粧カバー
６の下横片７に至る下破風化粧カバー１０の上取付片１
１が下横片７にねじ具９にてねじ止めされている。ま
た、下破風化粧カバー１０の下端凹部１２においてもね
じ具９にてねじ止めされている。図２において、１３は
パーゴラであり、屋根面に複数本の桟材を略平行に施工
されて構成されている。また、１４は屋根下地、１５は
軒天井板、１６は防水シートである。
【０００８】このように、軒先における破風板１の上端
に施工される登淀２の外側面が破風板１の外面と略面一
になされ、けらば瓦３の下面で登淀２の上面に敷設され
てけらばにおける水切りがなされるけらば水切り４が登
淀２よりも外方に延出され、この延出片５の下面に断面
が略コ字型となった上破風化粧カバー６の下横片７が当
接され、下横片７の先端から垂下された垂下片８が登淀
２と破風板１との境目も含めて各々の外面に当接される
ことで、上破風化粧カバー６はその下横片７がけらば水
切り４の延出片５の下面に当接されて位置決めがおこな
え、その施工性を高めている。登淀２と破風板１とは面
一になされ、かかる境目部分には上破風化粧カバー６の
垂下片８が当接してかかる箇所の水切りを充分におこな
い、かつ上破風化粧カバー６は延出片５の下面に当接し
ていて、上破風化粧カバー６に下破風化粧カバー１０が
その上取付片１１を介して取付けられ、上破風化粧カバ
ー６の垂下片８は破風板１にねじ具９にて各々ねじ止め
されていて、断面形状の大きくなる上破風化粧カバー６
を安定的に取付けてある。
に施工される登淀２の外側面が破風板１の外面と略面一
になされ、けらば瓦３の下面で登淀２の上面に敷設され
てけらばにおける水切りがなされるけらば水切り４が登
淀２よりも外方に延出され、この延出片５の下面に断面
が略コ字型となった上破風化粧カバー６の下横片７が当
接され、下横片７の先端から垂下された垂下片８が登淀
２と破風板１との境目も含めて各々の外面に当接される
ことで、上破風化粧カバー６はその下横片７がけらば水
切り４の延出片５の下面に当接されて位置決めがおこな
え、その施工性を高めている。登淀２と破風板１とは面
一になされ、かかる境目部分には上破風化粧カバー６の
垂下片８が当接してかかる箇所の水切りを充分におこな
い、かつ上破風化粧カバー６は延出片５の下面に当接し
ていて、上破風化粧カバー６に下破風化粧カバー１０が
その上取付片１１を介して取付けられ、上破風化粧カバ
ー６の垂下片８は破風板１にねじ具９にて各々ねじ止め
されていて、断面形状の大きくなる上破風化粧カバー６
を安定的に取付けてある。
【０００９】
【考案の効果】本考案は上述のように、軒先における破
風板の上端に施工される登淀の外側面が破風板の外面と
略面一になされ、けらば瓦の下面で登淀の上面に敷設さ
れてけらばにおける水切りがなされるけらば水切りが登
淀よりも外方に延出され、この延出片の下面に断面が略
コ字型となった上破風化粧カバーの下横片が当接され、
下横片の先端から垂下された垂下片が登淀と破風板との
境目も含めて各々の外面に当接されるから、上破風化粧
カバーはその下横片がけらば水切りの延出片の下面に当
接されて位置決めがおこなえ、その施工性を高め、登淀
と破風板とは面一になされ、かかる境目部分には上破風
化粧カバーの垂下片が当接してかかる箇所の水切りを充
分におこない、かつ上破風化粧カバーは延出片の下面に
当接していて、上破風化粧カバーに下破風化粧カバーが
その上取付片を介して取付けられ、上破風化粧カバーの
垂下片は破風板にねじ具にて各々ねじ止めされていて、
断面形状の大きくなる上破風化粧カバーを安定的に取付
けることができるという利点がある。
風板の上端に施工される登淀の外側面が破風板の外面と
略面一になされ、けらば瓦の下面で登淀の上面に敷設さ
れてけらばにおける水切りがなされるけらば水切りが登
淀よりも外方に延出され、この延出片の下面に断面が略
コ字型となった上破風化粧カバーの下横片が当接され、
下横片の先端から垂下された垂下片が登淀と破風板との
境目も含めて各々の外面に当接されるから、上破風化粧
カバーはその下横片がけらば水切りの延出片の下面に当
接されて位置決めがおこなえ、その施工性を高め、登淀
と破風板とは面一になされ、かかる境目部分には上破風
化粧カバーの垂下片が当接してかかる箇所の水切りを充
分におこない、かつ上破風化粧カバーは延出片の下面に
当接していて、上破風化粧カバーに下破風化粧カバーが
その上取付片を介して取付けられ、上破風化粧カバーの
垂下片は破風板にねじ具にて各々ねじ止めされていて、
断面形状の大きくなる上破風化粧カバーを安定的に取付
けることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例の断面図である。
【図２】同上の全体斜視図である。
【図３】従来例の断面図である。
１ 破風板 ２ 登淀 ３ けらば瓦 ４ けらば水切り ５ 延出片 ６ 上破風化粧カバー ７ 下横片 ８ 垂下片 ９ ねじ具 １０ 下破風化粧カバー １１ 上取付片
Claims (1)
- 【請求項１】 軒先における破風板の上端に施工される
登淀の外側面が破風板の外面と略面一になされ、けらば
瓦の下面で登淀の上面に敷設されてけらばにおける水切
りがなされるけらば水切りが登淀よりも外方に延出さ
れ、この延出片の下面に断面が略コ字型となった上破風
化粧カバーの下横片が当接され、下横片の先端から垂下
された垂下片が登淀と破風板との境目も含めて各々の外
面に当接され、垂下片が破風板にねじ具にてねじ止めさ
れ、破風板の下端面から上破風化粧カバーの下横片に至
る下破風化粧カバーの上取付片が下横片にねじ具にてね
じ止めされて成る軒先構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP42791U JPH0645539Y2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 軒先構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP42791U JPH0645539Y2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 軒先構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0494024U JPH0494024U (ja) | 1992-08-14 |
| JPH0645539Y2 true JPH0645539Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31727153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP42791U Expired - Lifetime JPH0645539Y2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 軒先構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645539Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP42791U patent/JPH0645539Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0494024U (ja) | 1992-08-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950516 |