JPH0539128Y2 - - Google Patents

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JPH0539128Y2
JPH0539128Y2 JP4151488U JP4151488U JPH0539128Y2 JP H0539128 Y2 JPH0539128 Y2 JP H0539128Y2 JP 4151488 U JP4151488 U JP 4151488U JP 4151488 U JP4151488 U JP 4151488U JP H0539128 Y2 JPH0539128 Y2 JP H0539128Y2
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panel
piece
draining
roof
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ドーマや天窓等の屋根からの突出部
の水切り構造に関する。
[従来の技術] 従来からドーマや天窓等の突出部2を屋根1か
ら上方に突出させるものが知られている。従来に
あつては第6図に示すように屋根下地材10の上
に載設した土台4の上に枠材13を取り付け、こ
の枠材に側面パネル3を固着し、そしてこの側面
パネル3の上に突出部用屋根パネル(図示せず)
を取り付けて突出部2を構成していた。土台4の
側面には水切り板5の縦片6が沿わせてあり、水
切り板5の横片9は屋根下地材10の上に載設し
てあつた。また土台4の側面に沿つた水切り板5
の縦片6の上端と側面パネル3の下端部との間に
は水密材15が介在してある。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記の従来例にあつては、側面パネ
ル3の外面に沿つて流れる雨水が第6図矢印ハの
ように側面パネル3の下端と土台4外面の水切り
板5の縦片6との間に流れ込んだり、あるいは第
6図矢印ニのように風などの吹き込みにより雨水
が側面パネル3の下端と土台4外面の水切り板5
の縦片6との間に流れ込んだりする場合がある。
この場合、水密材15のみで防水しているのであ
るが、水密材15が劣化したりすると防水効果が
低下し、また施工上のばらつきにより水密材15
による防水が確実にできず、これらの理由によつ
て突出部2内に雨水が浸入するという問題があつ
た。
本考案は上記の従来の問題点に鑑みて考案した
ものであつて、その目的とするところは突出部の
土台の上部外面側と側面パネルの下部との間から
雨水が浸入するのを確実に防止することができる
ドーマや天窓等の屋根からの突出部の水切り構造
を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案のドーマや天窓等の屋根からの突出部の
水切り構造は、屋根1から上方にドーマや天窓等
の突出部2を突出させ、この突出部2の側面パネ
ル3を突出部2の土台4の上部よりも外側にずら
して位置させ、水切り板5の縦片6を土台4の側
面に沿わせ、側面パネル3から下方にパネル下水
切り片7を垂下し、パネル下水切り片7の下端よ
りも上方にずれた位置から土台4の側面側に向か
つて第2水切り片8を連出し、この第2水切り片
8の先端部を土台4に沿つている水切り板5の縦
片6に当接して成るものであつて、このような構
成を採用することで、上記した本考案の目的を達
成したものである。
[作用] しかして、本考案にあつては側面パネル3の外
面に沿つて流れる雨水をパネル下水切り片7によ
り水切りし、また風の吹き込みなどにより雨水が
土台4の上部外面側と側面パネル3の下部との間
に浸入しようとしても第2水切り片8により浸入
を防止するようになつている。
[実施例] 以下本考案を実施例により詳述する。屋根1か
らドーマや天窓等の突出部2が上方に向けて突設
してある。屋根1の突出部2以外の部分には屋根
材21が葺いてある。突出部2の突出基部の周囲
には水切り板5が配置してあつて突出部2の屋根
1の突出基部部分から内部に雨水が浸入しないよ
うにしてある。水切り板5は横片9の端部から縦
片6を上方に向けて突出させて構成してあり、屋
根下地材10の上面に載置した防水シート11の
上に横片9を載置して固定すると共に突出部2の
土台4の外面に縦片6を沿わせて固定してある。
ここで添付図面の実施例では屋根下地材10の上
に土台4を載設固定し、この土台4の上面部に周
枠材13を釘やボルトにより固着し、周枠材13
に側面パネル3を固着し、更にこの側面パネル3
の上部に突出部用屋根パネル(図示せず)を取り
付けて突出部2が構成してある。ここで土台4は
木製の場合と鋼製の場合がある。屋根下地材10
に敷いた防水シート11は突出部2部分において
は土台4の外面に沿わせてあり、上記水切り板5
の縦片6は防水シート11を介して土台4に沿わ
せてある。水切り板5の縦片6の上部と側面パネ
ル3の下端部との間には水密材15が介在してあ
る。この水密材15は水切り板5の縦片6の上部
に取着しておいてもよい。このようにすると水切
り板5の縦片6を土台4に釘などで固着した場合
釘を水密材15により隠して雨水が浸入しないよ
うにできる。前述の側面パネル3は下地3aの外
面に防水用シート3cを介して外装材3bを設け
て形成してあるが、この下地3aと外装材3bと
の間にパネル下水切り片4の上部が介在して固着
してあつて、パネル下水切り片4の下端部が側面
パネル3の下端から下方に垂下してあつて第2図
矢印イのように外装材3bを伝つて流れる雨水の
水切りをするようになつている。パネル下水切り
片7の下端から上方に折り返し片7bを連出し、
この折り返し片7bの上端から土台4側に向けて
第2水切り片8を連出してあり、この第2水切り
片8の先端部を土台4に沿つている水切り板5の
縦片6に弾性的に当接してある。ここで、第2水
切り片8の突出基部は水平部分8aとなつてい
て、合板のような下地3aにパネル下水切り片4
取り付ける際において水平部分8aを第4図矢印
のように下地3aの下端面に当てることで位置決
めができて正確な位置に取り付けることができる
ようになつている。第2水切り片8の先端は第2
図に示すように折り返してあつてもよいが、第5
図に示すように先端に水密材支持部8bを設け、
この水密材支持部8bに水密材20を支持させて
取り付けてもよい。このようにすると水密材20
が縦片6に圧接してより防水効果が期待できるも
のである。そして第2水切り片8が水切り板5の
縦片6に当接することで、雨水が土台4の上部外
面側と側面パネル3の下部との間に浸入しようと
しても第2図矢印ロのように第2水切り片8によ
り浸入を防止しているものである。
[考案の効果] 本考案にあつては、叙述のように突出部の側面
パネルを突出部の土台の上部よりも外側にずらし
て位置させ、土台の側面に水切り板の縦片を沿わ
せ、側面パネルから下方にパネル下水切り片を垂
下してあるので、側面パネルの外面に沿つて流れ
る雨水をパネル下水切り片により水切りできるも
のであり、またパネル下水切り片の下端よりも上
方にずれた位置から土台の側面側に向かつて第2
水切り片を連出し、この第2水切り片の先端部を
土台に沿つている水切り板の縦片に当接してある
ので、風の吹き込みなどによりより雨水が土台の
上部外面側と側面パネルの下部との間に浸入しよ
うとしても第2水切り片により浸入を防止できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面図、第2図は同上の雨水
の浸入防止をはかつている状態の説明図、第3図
は同上の斜視図、第4図は同上の側面パネルの下
地にパネル下水切り片を取り付ける状態を説明す
る説明図、第5図は同上の第2水切り片の他の実
施例の断面図、第6図は従来例の断面図であつ
て、1は屋根、2は突出部、3は側面パネル、4
は土台、5は水切り板、6は縦片、7はパネル下
水切り片、8は第2水切り片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根から上方にドーマや天窓等の突出部を突出
    させ、この突出部の側面パネルを突出部の土台の
    上部よりも外側にずらして位置させ、土台の側面
    に水切り板の縦片を沿わせ、側面パネルから下方
    にパネル下水切り片を垂下し、パネル下水切り片
    の下端よりも上方にずれた位置から土台の側面側
    に向かつて第2水切り片を連出し、この第2水切
    り片の先端部を土台に沿つている水切り板の縦片
    に当接して成るドーマや天窓等の屋根からの突出
    部の水切り構造。
JP4151488U 1988-03-29 1988-03-29 Expired - Lifetime JPH0539128Y2 (ja)

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JP4151488U JPH0539128Y2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29

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Publication Number Publication Date
JPH01150736U JPH01150736U (ja) 1989-10-18
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