JPH0543145Y2 - - Google Patents

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JPH0543145Y2
JPH0543145Y2 JP19052787U JP19052787U JPH0543145Y2 JP H0543145 Y2 JPH0543145 Y2 JP H0543145Y2 JP 19052787 U JP19052787 U JP 19052787U JP 19052787 U JP19052787 U JP 19052787U JP H0543145 Y2 JPH0543145 Y2 JP H0543145Y2
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JP
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wall
fixed
cover
horizontal groove
beam cover
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JP19052787U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、外壁の上部に水切りを形成する際
に用いる外壁の上部構造に関するものである。
〔背景技術〕
従来、外壁の上部構造として、第2図に示すも
のがあつた。この構造は、パネルからなる外壁2
1の上端を梁22に固定し、この梁22を外側面
から下端面にかけて梁カバー23で覆つたもので
ある。梁22の上端には屋根材25の先端が固定
してあり、屋根材25の先端には雨樋26ととも
に軒先化粧カバー27が固定してある。
そして、この構造においては外壁21の仕上材
21aと梁カバー23との接合部分は、これらの
間に水密材24を設けて外壁21内への雨水の浸
入を防止していた。
しかし、この構造においては、外壁21と梁カ
バー23との接合部分には水密材24を設けただ
けなので、水密材24が劣化した場合にはこの部
分から雨水が浸入し、外壁21を傷めていた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、外壁と外壁の上端に設けた
梁との接合部分から雨水が浸入するのを防止でき
る外壁の上部構造を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の外壁の上部構造は、屋外側の上端に
切欠段部を設けた外壁の上端を梁の下端に固定
し、梁の屋外側に取付けた梁カバーの下端面と前
記切欠段部とで横向き溝を形成し、両フランジの
外面に水密材を固着した略溝形の水切り部材を前
記横向き溝に嵌め込み、前記横向き溝を覆うよう
に化粧水切りを前記梁カバーの下部と外壁の上部
に掛け渡して取付けたことにより二重に防水した
ので、外壁内への雨水の浸入を確実に防止するこ
とができる。
実施例 この考案の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。この外壁の上部構造は、屋外側の上端に切欠
段部1cを設けた外壁1の上端を梁2の下端に固
定し、梁2の屋外側に取付けた梁カバー3の下端
面と切欠段部1cとで横向き溝9を形成し、両フ
ランジの外面に水密材5を固着した略溝形の水切
り部材4を横向き溝9に嵌め込み、横向き溝9を
覆うように化粧水切り6を梁カバー3の下部と外
壁1の上部に掛け渡して取付けたことを特徴とす
るものである。
外壁1は、格子状の枠材1aの表裏面に仕上材
1bを固着してパネル状に形成したものである。
外壁1の外面側の上端部は内側に向かつて切欠か
れており、この切欠段部1c内に水切り部材4が
固定される。また、外壁1の内面側には回り縁7
が固定してあり、この回り縁7の上面に天井材8
が設けてある。
梁2は、一対の鋼材を合わせてH形に形成し、
その下フランジの両側部を下方に延出して溝部を
形成したものである。この溝部には外壁1の上端
が嵌合する。梁2の上端には支持材10とこの支
持材10に固定した連結材11が設けてあり、連
結材11には屋根材12の垂木12が固定してあ
る。
屋根材12の前端面には、ブラケツト13が突
設してあり,この屋根材13の前面には軒先化粧
カバー14が設けてある。また、ブラケツト13
の側面には雨樋13を支持するための支持材18
が固定してある。
梁カバー3は、亜鉛鋼板等からなり、梁2の外
側面に設けた断面Z形の下地材16に固定されて
いる。この梁カバー3は、その下端を梁2の下フ
ランジから延出した垂直片を巻き込んだ状態で設
置してある。
水切り部材4は、溝形に形成した鋼板等の両フ
ランジの外面側にコーキング材等の水密材5を固
着したものである。この水切り部材4は、梁カバ
ー3の下面と外壁1の上端面との間の横向き溝9
に外側に開いた状態で設置される。
化粧水切り6は、アルミニウムやプラスチツク
等の成形品で、水切り部材4を覆つた状態で固定
してある。この化粧水切り6は、外壁1に固定し
た取付具17に下部を固定し、梁カバー3に上部
が固定してある。
この実施例による外壁1上部の施工手順を説明
する。柱(図示せず)に梁2を固定した後にこの
梁2に外壁1を嵌合固定する。このとき、梁カバ
ー3の下端部を梁2の下端部に巻き込んだ状態で
固定する。また、外壁1の外面側の上端部はあら
かじめ切り欠いておく。外壁1の屋内側に天井を
形成する。梁2の上部に連結材11および支持材
10を設けて屋根部材12を固定する。屋根部材
12の前面にブラケツト13を固定し、ブラケツ
ト13に軒先化粧カバー14を固定する。また、
梁2の外側面に下地材16を固着具(図示せず)
で固定する。この下地材16に梁カバー3の上端
部を固定する。両フランジの外面にあらかじめ水
密材5を固着した水切り部材4を梁カバー3と外
壁1との間の隙間に嵌め込み、固定する。外壁1
の外面に取付具17を固定する。この取付具17
に化粧水切り6を固定することにより外壁1の上
部が形成される。
この実施例の構成によると、梁2の屋外側に取
付けた梁カバー3の下端面と切欠段部1cとで形
成した横向き溝9に、両フランジの外面に水密材
5を固着した略溝形の水切り部材4を嵌め込み、
横向き溝9を覆うように化粧水切り6を梁カバー
3の下部と外壁1の上部に掛け渡して取付けたの
で、二重に防水することができ、防水性を向上さ
せることができる。また、梁カバー3の裏面に下
地材16を設けたので、梁カバー3が強風に煽ら
れてもがたつくことがない。
〔考案の効果〕
この考案の外壁の上部構造によると、梁カバー
の下端面と外壁の上端との間の隙間に、両フラン
ジの外面に水密材を固着した溝形の水切り部材を
固定し、この水切り部材を覆つて外壁および梁カ
バーの外面に化粧水切りを設けたので、二重に防
水することができ、防水性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分断面図、第
2図は従来例の部分断面図である。 1……外壁、2……梁、3……梁カバー、4…
…水切り部材、5……水密材、6……化粧水切
り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋外側の上端に切欠段部を設けた外壁の上端を
    梁の下端に固定し、前記梁の屋外側に取付けた梁
    カバーの下端面と前記切欠段部とで横向き溝を形
    成し、両フランジの外面に水密材を固着した略溝
    形の水切り部材を前記横向き溝に嵌め込み、前記
    横向き溝を覆うように化粧水切りを前記梁カバー
    の下部と外壁の上部に掛け渡して取付けた外壁の
    上部構造。
JP19052787U 1987-12-14 1987-12-14 Expired - Lifetime JPH0543145Y2 (ja)

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JP19052787U JPH0543145Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

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JP19052787U JPH0543145Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

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Publication Number Publication Date
JPH0194528U JPH0194528U (ja) 1989-06-22
JPH0543145Y2 true JPH0543145Y2 (ja) 1993-10-29

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JPH0194528U (ja) 1989-06-22

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