JPS6334008Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6334008Y2 JPS6334008Y2 JP1983072890U JP7289083U JPS6334008Y2 JP S6334008 Y2 JPS6334008 Y2 JP S6334008Y2 JP 1983072890 U JP1983072890 U JP 1983072890U JP 7289083 U JP7289083 U JP 7289083U JP S6334008 Y2 JPS6334008 Y2 JP S6334008Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves
- panel
- wall
- building
- attached
- Prior art date
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- Expired
Links
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は庇の構造に係り、更に詳しくは建物躯
体から突出させた上階建物の下部周壁に庇パネル
を装着して成る庇の構造をその概要とするもので
ある。
体から突出させた上階建物の下部周壁に庇パネル
を装着して成る庇の構造をその概要とするもので
ある。
〈従来の技術〉
従来から庇は建物開口の上部に設けられ、開口
部への雨、霧等をよけ、直射日光の侵入を制限す
るものである。その為傾斜した野地板上に金属板
を葺き腕桁を介して腕木により支持する構造のも
のが一般的であつた。
部への雨、霧等をよけ、直射日光の侵入を制限す
るものである。その為傾斜した野地板上に金属板
を葺き腕桁を介して腕木により支持する構造のも
のが一般的であつた。
〈考案が解決しようとする課題〉
しかし第5図で示す様に、通常オーバーハング
部等として建物躯体から突出させた上階建物25
において、その下方に設けられた開口26に対す
る庇27は、上階建物の下面28に直接固定され
ることが多く、その為庇27の上面に金属板等を
葺くことも容易ではなく、建物29と庇27の取
付部における雨仕舞の施工が難しい。更に上階建
物の下面28と庇27とに空間が生じ、単に雨仕
舞の悪さ丈でなく建物の外観意匠を損う等多くの
問題を生じていた。
部等として建物躯体から突出させた上階建物25
において、その下方に設けられた開口26に対す
る庇27は、上階建物の下面28に直接固定され
ることが多く、その為庇27の上面に金属板等を
葺くことも容易ではなく、建物29と庇27の取
付部における雨仕舞の施工が難しい。更に上階建
物の下面28と庇27とに空間が生じ、単に雨仕
舞の悪さ丈でなく建物の外観意匠を損う等多くの
問題を生じていた。
〈課題を解決するための手段〉
そこで本考案は、外壁面から突出して構成され
た上階建物、所謂オーバーハング部の下部周壁を
覆うように庇パネルを装着し、且つ下部周壁と庇
パネルの間に横樋及び側面屋根部材を配設したも
ので、すなわちオーバーハング部と庇パネルを簡
易な施工で一体化し、又オーバーハング部周囲の
雨仕舞施工をも簡略化し、且つ建物の外観意匠を
損わない庇の構造を提供するものである。
た上階建物、所謂オーバーハング部の下部周壁を
覆うように庇パネルを装着し、且つ下部周壁と庇
パネルの間に横樋及び側面屋根部材を配設したも
ので、すなわちオーバーハング部と庇パネルを簡
易な施工で一体化し、又オーバーハング部周囲の
雨仕舞施工をも簡略化し、且つ建物の外観意匠を
損わない庇の構造を提供するものである。
〈実施例〉
以下本考案を添付図面を参照しつつ説明する。
第1図は、本考案に係る庇パネル1が取付けら
れた建物2の概略図である。庇パネル1は、建物
躯体の外壁面21から突出して構成された上階建
物3、所謂オーバーハング部の下部周壁に装着さ
れている。
れた建物2の概略図である。庇パネル1は、建物
躯体の外壁面21から突出して構成された上階建
物3、所謂オーバーハング部の下部周壁に装着さ
れている。
この庇パネル1の下には玄関4が設けられてい
る。
る。
第2図は、本考案に係る庇の構造を説明する分
解斜視図であり、第3図は側壁31に腕金物5が
取付けられ、その腕金物5を介して庇パネル1が
装着された状態を示す側壁面からの縦断面図であ
る。
解斜視図であり、第3図は側壁31に腕金物5が
取付けられ、その腕金物5を介して庇パネル1が
装着された状態を示す側壁面からの縦断面図であ
る。
又第4図はオーバーハング部の両側壁に各腕金
物が取付けられ、両腕金物を介して庇パネル1が
装着された状態を示す前壁側からの縦断面図であ
る。
物が取付けられ、両腕金物を介して庇パネル1が
装着された状態を示す前壁側からの縦断面図であ
る。
本考案の庇の構造はオーバーハング部の下部周
壁を覆うように一体的に構成する為、先ず下部周
壁に腕金物が取付けられる。
壁を覆うように一体的に構成する為、先ず下部周
壁に腕金物が取付けられる。
すなわち第2図の分解斜視図に示す如く、上階
建物3の両側壁31,32の下部に、腕金物5と
5′が釘やボルト等を介して取付けられる。この
腕金物5は、帯板状の取付基板51と、その先端
を略直角に折曲して成る前板取付片52及び取付
基板51の側部に直交して植設されたアングル材
54、更にその先端に固定された側板取付片55
から構成されている。取付基板51には取付用の
釘穴、ボルト穴51a等が適宜な数だけ穿設され
ている。
建物3の両側壁31,32の下部に、腕金物5と
5′が釘やボルト等を介して取付けられる。この
腕金物5は、帯板状の取付基板51と、その先端
を略直角に折曲して成る前板取付片52及び取付
基板51の側部に直交して植設されたアングル材
54、更にその先端に固定された側板取付片55
から構成されている。取付基板51には取付用の
釘穴、ボルト穴51a等が適宜な数だけ穿設され
ている。
前板取付片52は側板取付片55と反対方向に
折曲されて成り、上端から略中央に縦溝53が切
欠されている。
折曲されて成り、上端から略中央に縦溝53が切
欠されている。
又側板取付片55には、その前端から略中央に
横溝56が切欠されている。
横溝56が切欠されている。
側壁32に取付けられる腕金物5′は上記腕金
物5と略対称形状を成し、同様に縦溝53′が切
欠された前板取付片52′と横溝56′が切欠され
た側板取付片55′とにより構成されている。
物5と略対称形状を成し、同様に縦溝53′が切
欠された前板取付片52′と横溝56′が切欠され
た側板取付片55′とにより構成されている。
一方庇パネル1は、前板11と側板12,13
及び庇板14とで上面と一側面が開口している函
状を成し、上階建物3の下部周壁35が前記前板
11,側板12,13によつて覆われる構造とな
つている。この前板11の内面には突起11a,
11bが設けられており、第4図に示す如く該突
起11a,11bを腕金物5,5′の各縦溝53,
53′に嵌め入れ、ビスやネジ等を介して前板1
1を腕金物5,5′に固定する。更に側板12及
び13の内面にも突起12a,13aが設けられ
ており、第3図に示す如くこの突起12a,13
aを腕金物5,5′の横溝56,56′に嵌め入れ
ることにより、下部周壁35が庇パネル1の前板
11,側板12,13によつて覆われ、且つ又下
面34が庇パネル1の底板14によつて塞がれ
る。
及び庇板14とで上面と一側面が開口している函
状を成し、上階建物3の下部周壁35が前記前板
11,側板12,13によつて覆われる構造とな
つている。この前板11の内面には突起11a,
11bが設けられており、第4図に示す如く該突
起11a,11bを腕金物5,5′の各縦溝53,
53′に嵌め入れ、ビスやネジ等を介して前板1
1を腕金物5,5′に固定する。更に側板12及
び13の内面にも突起12a,13aが設けられ
ており、第3図に示す如くこの突起12a,13
aを腕金物5,5′の横溝56,56′に嵌め入れ
ることにより、下部周壁35が庇パネル1の前板
11,側板12,13によつて覆われ、且つ又下
面34が庇パネル1の底板14によつて塞がれ
る。
尚、庇パネル1は別個に成形された前板11、
側板12,13をビス、接着剤等により一体的に
組立てて構成するものでもよいし、合成樹脂材に
より一体的に造形されたものでもよい。
側板12,13をビス、接着剤等により一体的に
組立てて構成するものでもよいし、合成樹脂材に
より一体的に造形されたものでもよい。
斯かる状態において、上階建物3の前壁33の
下部と庇パネル1の前板11との間に、雨水排出
用の横樋6を前板11の略横幅一杯に配設する。
そして前壁33と横樋6の間に水切鉄板7を取付
ける。しかもパネル1の前板11と箱樋との間に
は笠木8を夫々介在させて雨仕舞を完全にする。
下部と庇パネル1の前板11との間に、雨水排出
用の横樋6を前板11の略横幅一杯に配設する。
そして前壁33と横樋6の間に水切鉄板7を取付
ける。しかもパネル1の前板11と箱樋との間に
は笠木8を夫々介在させて雨仕舞を完全にする。
更に第3図、第4図に示す如く横樋6はその長
手方向に水勾配が設けられており、その勾配下方
の下面には横樋6内に連通する竪樋61が垂設さ
れる。
手方向に水勾配が設けられており、その勾配下方
の下面には横樋6内に連通する竪樋61が垂設さ
れる。
側壁31,32と庇パネル1の側板12,13
との間には水切鉄板9,9′を介して側面屋根部
材10,10′を配設する。よつて前壁33から
雨水は直接横樋6に、又側壁31,32からの雨
水は、側面屋根部材10,10′を経て横樋6に
至り、竪樋61を通して外部へ排出される。
との間には水切鉄板9,9′を介して側面屋根部
材10,10′を配設する。よつて前壁33から
雨水は直接横樋6に、又側壁31,32からの雨
水は、側面屋根部材10,10′を経て横樋6に
至り、竪樋61を通して外部へ排出される。
〈考案の効果〉
以上の様に本考案の庇の構造は、オーバーハン
グ部等上階建物の下部周壁に庇パネルを一体的に
装着されることにより造成されるのでその施工も
簡易で、且つ構成部材も少なくて済み材料コスト
の低減化が図られる。しかも庇自体も軽量とな
る。又庇の施工とともに雨仕舞が同時に施工され
ることになる。更に建物躯体と庇とが一体となり
建物の外観を損うことなく、むしろ建物の美的意
匠を増大させる等、実用的効果も大きい。
グ部等上階建物の下部周壁に庇パネルを一体的に
装着されることにより造成されるのでその施工も
簡易で、且つ構成部材も少なくて済み材料コスト
の低減化が図られる。しかも庇自体も軽量とな
る。又庇の施工とともに雨仕舞が同時に施工され
ることになる。更に建物躯体と庇とが一体となり
建物の外観を損うことなく、むしろ建物の美的意
匠を増大させる等、実用的効果も大きい。
第1図は、建物に本考案に係る庇を取付けた建
物を示す概略図、第2図は、本考案に庇の分解斜
視図、第3図は、腕金物に庇パネルを装着した状
態の側壁方向の縦断面図、第4図は、腕金物に庇
パネルを取付けた状態の前壁方向の縦断面図、第
5図は、従来例の庇を説明する一部省略縦断面図
である。 1……庇パネル、11……前板、11a,11
b,12a,12b……突起、3……上階建物、
31,32……側壁、33……前壁、35……下
部周壁、5,5′……腕金物、53,53′……縦
溝、56,56′……横溝、6……横樋、61…
…竪樋、10,10′……側面屋根部材。
物を示す概略図、第2図は、本考案に庇の分解斜
視図、第3図は、腕金物に庇パネルを装着した状
態の側壁方向の縦断面図、第4図は、腕金物に庇
パネルを取付けた状態の前壁方向の縦断面図、第
5図は、従来例の庇を説明する一部省略縦断面図
である。 1……庇パネル、11……前板、11a,11
b,12a,12b……突起、3……上階建物、
31,32……側壁、33……前壁、35……下
部周壁、5,5′……腕金物、53,53′……縦
溝、56,56′……横溝、6……横樋、61…
…竪樋、10,10′……側面屋根部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 建物躯体から突出させた上階建物の下部周壁
に、前板とその両側の側板から成る庇パネルを装
着するものにおいて、 前記下部周壁を成す側壁に腕金物を取付け、該
腕金物の側部に形成した横溝に対して前記側板の
内面に設けた突起を嵌め入れるとともに、 前記腕金物の先端部に形成した縦溝に対して前
記前板の内面に設けた突起を嵌め入れるものであ
つて、 前記下部周壁を成す前壁と前記庇パネルの前板
との間に、水勾配を付して横樋を配設し、水勾配
下方の横樋下面に竪樋を連通させるとともに前記
側壁と側板との間に側面屋根部材を配設したこと
を特徴とする庇の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7289083U JPS59177601U (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | 庇の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7289083U JPS59177601U (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | 庇の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59177601U JPS59177601U (ja) | 1984-11-28 |
JPS6334008Y2 true JPS6334008Y2 (ja) | 1988-09-09 |
Family
ID=30203026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7289083U Granted JPS59177601U (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | 庇の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59177601U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6136648Y2 (ja) * | 1980-12-25 | 1986-10-24 |
-
1983
- 1983-05-16 JP JP7289083U patent/JPS59177601U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59177601U (ja) | 1984-11-28 |
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