JPH0796821B2 - 軒先構造 - Google Patents

軒先構造

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JPH0796821B2
JPH0796821B2 JP2271020A JP27102090A JPH0796821B2 JP H0796821 B2 JPH0796821 B2 JP H0796821B2 JP 2271020 A JP2271020 A JP 2271020A JP 27102090 A JP27102090 A JP 27102090A JP H0796821 B2 JPH0796821 B2 JP H0796821B2
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JP
Japan
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eaves
decorative plate
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side edge
cap
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直美 津恵
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Finishing Walls (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は住宅等の建築物の軒先構造に関する。
(従来の技術) 従来、住宅等の建築物の軒先には、屋根の端部、軒樋、
軒天井等種々なものがあり、これ等が見えて、見苦しい
ので、最近では、これらを軒先化粧板で覆って隠す構造
が採用されている。そして、この軒先化粧板に関して、
多くの発明、考案がなされている。
例えば、実開昭61−95831号公報、実公昭61−16348号公
報、実公昭61−39781号公報、実公平2−1385号公報に
は軒先に軒先化粧板を取り付けた構造が記載されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかし、これら従来の軒先化粧板の取り付けは、ビス等
で行っていて、この取り付けたビスが下方から見える状
態になっている。
従って、折角、軒先を軒先化粧板で覆って、軒先の見苦
しさを隠しているが、未だ、ビス頭が見えるから、この
見苦しさの隠蔽は不十分である。
そこで、本発明の目的は、取り付けビスが見えないよう
な、軒先構造を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記問題を解決し上記目的を達成するために
なしたもので、一側縁部に長手方向に溝が形成された長
尺の化粧板本体と、この溝に嵌合する長尺のキャップと
からなる軒先化粧板を取り付けた軒先構造であって、前
記化粧板本体の溝のある側縁部を下側にし、この溝にビ
スを螺入して化粧板本体の下側側縁部が軒先に取り付け
られ、この溝にキャップが嵌合されているのである。
(作用) 本発明に使用する化粧板本体は、一側縁部に長手方向に
溝が形成されていて、この溝のある側縁部を下側にし、
この溝にビスを螺入して、この下側側縁部が軒先に取り
付けられているから、この化粧板本体は軒先にしっかり
と固定される。
又、この溝にキャップを嵌合するから、下側側縁部を止
めた溝の中のビスは見えなくなる。このように、下から
よく見える化粧板本体の下側側縁部のビスの頭が見えな
くなり、軒先は美麗になる。
(実施例) 次に、本発明軒先構造を組立住宅に利用した実施例を、
図面を参照しながら、説明する。
第1図は、組立住宅の軒先構造を示す断面図、第2図は
第1図に示される軒先構造の溝部分を示す断面図、第3
図は軒先構造に使用するキャップの断面図、第4図は組
立住宅に使用する住宅ユニットの骨格を示す斜視図、第
5図は住宅ユニットを複数個組み立てている状態を示す
斜視図である。
図において、1は住宅ユニットであり、第4図に示され
るように、この住宅ユニット1の骨格は、4本の天井梁
11、4本の柱12、4本の床梁13を6面体に組み立てて、
それぞれの交点を溶接したものである。天井梁11と床梁
13との間には、スタッド14が取り付けられている。
天井梁11、スタッド14および床梁13は断面状の軽量型
鋼からなる。又、柱12は四角筒の軽量型鋼からなる。
2は庇アームであり、この庇アーム2は天井梁11にボル
ト21、ナット22で固定されている。
3は軒天井であり、この軒天井3の屋外側と屋内側とは
軒天固定金具31、32で庇アーム2に固定されている。
4はアルミニウム製の下側化粧板であり、この下側化粧
板4の下側側縁部には溝41が設けられている。この溝41
の側壁の奥の方には、第2図に示されるように、係止突
条411、411が設けられている。この下側化粧板4は下側
側縁部に設けられた溝41にビス42を螺入して軒天固定具
31にビス止めされている。又、下側化粧板4の上側側縁
部はビス43で化粧板補強プレート51に固定されている。
この化粧板補強プレート51は庇アーム2に固定されてい
る。
5はアルミニウム製の上側化粧板であり、この上側化粧
板5の下側側縁部は化粧板補強金具52にビス53で固定さ
れ、上側側縁部は化粧板補強プレート51にビス54で固定
されている。化粧板補強金具52は化粧板補強プレート51
にビス55で固定されている。
本実施例では、化粧板を上側化粧板5と下側化粧板4と
に分割しているが、これが一体になっていてもよい。
6はアルミニウム製の長尺体からなるキャップであり、
第3図に示されるように、断面形状になっており、断
面形状の開口部の外側には係止突条61、61が設けられ
ている。又、断面形状のキャップ6は全体として、薄
く形成され、開口部が弾性を有するようになされてい
る。
そして、このキャップ6は、下側化粧板4に設けられた
溝41に、その係止突条61、61を溝41の係止突条411、411
を係合して、嵌合されている。
7は外壁であり、厚み12mmの木片セメント板71と鋼製角
筒状のフレーム72とからなり、この外壁7はスタッド14
に固定されている。
この外壁7の上端と天井梁11との間には、雨水が漏れな
いように、シーリング材73が充填されている。
8は屋根固定金具であり、この屋根固定金具8は天井梁
11にビス83で固定されていて、この屋根固定金具8の上
に折版屋根81が嵌合され、固定されている。
折版屋根81と上側化粧板5との間には、雨が漏れないよ
うに庇カバー82が設けられている。
9は軒樋であり、この軒樋9は軒樋支持具91に支持され
ている。この軒樋支持具91は庇アーム2に固定されてい
る。
軒樋支持具91の上端には、柔軟な金属板からなる支持片
92が取り付けられている。この支持片92は中央部で曲げ
られ、軒樋9の耳部を押さえて、軒樋9を動かないよう
に、固定している。
93は自在ドレインであり、軒樋9に流れた雨水を縦樋94
に導くものである。
次に、この軒先構造の施工方法を説明する。
先ず最初に、住宅ユニット1を工場で組み立てる。
この住宅ユニット1の軒先部分の組み立てについて、説
明すると、この住宅ユニット1の軒先に相当する天井梁
11に庇アーム2をボルト21、ナット22で取り付ける。こ
の庇アーム2には、予め、軒天井固定金具31、32、化粧
板補強プレート51、化粧板補強金具52、軒樋支持具91が
取り付けられている。
又、この住宅ユニット1の天井梁11に屋根固定金具8を
取り付ける。
その他、内壁、外壁、天井、窓等を取り付けて住宅ユニ
ット1を工場で製作する。
このようにして、工場で製作された住宅ユニット1を施
工現場に運搬し、クレーン車で持ち上げ、第5図に示さ
れるようにして、住宅ユニット1を据えつける。
据え付けが終了すると、軒天井3を軒天井固定金具31、
32に取り付け、更に、軒樋9を軒樋支持具91に取り付
け、支持片92を折り曲げて軒樋9を固定し、自在ドレイ
ン93、縦樋94を取り付ける。
折版屋根81を屋根固定金具8に嵌合する。
化粧板補強金具52をビス55で、化粧板補強プレート51に
取り付ける。次に、上側化粧板5の上側側縁部を化粧板
補強プレート51にビス54で、下側側縁部を化粧板補強金
具52にビス53でそれぞれ固定し、次に、下側化粧板4の
溝41にビス42を螺入して、下側化粧板4の下側側縁部を
軒天固定金具31に固定する。下側化粧板4の上側側縁部
は化粧板補強プレート51にビス43で固定する。
次に、この下側化粧板4の溝41にキャップ6を嵌合させ
る。この時、キャップ6は、全体として薄く形成されて
おり、弾性を有するため、簡単に嵌合する。しかも、そ
れぞれの係止突条61、411が係合しているので、外れる
ことがない。
すると、下側化粧板4の下側側縁部に設けられた溝に螺
入したビス42はキャップ6に覆われて、見えなくなる。
従って、下方から軒天井を見上げても、化粧板を止めた
ビスは見えない。
次に、屋根81を屋根固定金具8に嵌合し、庇カバー82
を、屋根81と上側化粧板5の上側側縁部との間に橋渡し
して、取り付ける。このように、庇カバー82を取り付け
ると、庇カバー82上に降った雨は、この庇カバー82の上
を流れて、折版屋根81に到り、折版屋根81に降った雨と
共に、折版屋根81の溝部を流れて、軒樋9の中に落ち、
自在ドレイン93を経て、軒樋94から地上に導かれる。
住宅ユニット1の他の部分を仕上げて組立住宅を完成さ
せる。
(発明の効果) 本発明においては、軒下から最もよく見える化粧板の下
側側縁部を止めているビスはキャップで覆われていて、
見えなくなっているから、軒先は美麗になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、組立住宅の軒先構造を示す断面図、第2図は
第1図に示される軒先構造の溝部分を示す断面図、第3
図は本発明軒先構造に使用するキャップの断面図、第4
図は組立住宅に使用する住宅ユニットの骨格を示す斜視
図、第5図は住宅ユニットを複数個組み立てている状態
を示す斜視図である。 1……住宅ユニット 11……天井梁 2……庇アーム 3……軒天井 4……下側化粧板 41……溝 411……係止突条 42……溝に螺入されたビス 5……上側化粧板 6……キャップ 61……係止突条

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側縁部に長手方向に溝が形成された長尺
    の化粧板本体と、この溝に嵌合する長尺のキャップとか
    らなる軒先化粧板を取り付けた軒先構造であって、前記
    化粧板本体の溝のある側縁部を下側にし、この溝にビス
    を螺入して化粧板本体の下側側縁部が軒先に取り付けら
    れ、この溝にキャップが嵌合されていることを特徴とす
    る軒先構造。
  2. 【請求項2】キャップが断面形状に、しかも、弾性を
    有する厚さで形成され、その断面形状の開口部の外側
    に係止突条が形成されており、化粧板本体の溝がその両
    側壁の奥部に上記係止突条と係合する係突条を有するも
    のである請求項1記載の軒先構造。
JP2271020A 1990-10-08 1990-10-08 軒先構造 Expired - Fee Related JPH0796821B2 (ja)

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JP5632143B2 (ja) * 2009-07-21 2014-11-26 積水化学工業株式会社 軒先構造、及び庇化粧材
JP2018066110A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 元旦ビューティ工業株式会社 軒先構造

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JPH04146361A (ja) 1992-05-20

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