JP2599080B2 - ケラバ破風 - Google Patents

ケラバ破風

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JP2599080B2
JP2599080B2 JP26931092A JP26931092A JP2599080B2 JP 2599080 B2 JP2599080 B2 JP 2599080B2 JP 26931092 A JP26931092 A JP 26931092A JP 26931092 A JP26931092 A JP 26931092A JP 2599080 B2 JP2599080 B2 JP 2599080B2
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博士 神吉
史夫 目賀田
多賀彦 喜多嶋
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Daiwa House Industry Co Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物のケラバ破風に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】住宅が密集した市街地での建築において
は、敷地の境界線に沿って建築せざるを得ない場合が多
く、そのような場合は軒先を外壁面に沿って切り落さざ
るを得なくなる。その場合、ケラバ54の上面には下地
桟55を取り付け、屋根パネル41から下地桟55の上
へと続けて防水シート56を被せ、その防水シート56
に覆われた下地桟55に被せて捨水切57を取り付け、
屋根材58を施工してから下地桟55の上に更に別の下
地桟59を重ねてケラバ54を屋根材58の表面よりも
高く突き出し、屋根材58の表面からケラバ54を越え
て外壁面60へと折れ曲がって続く水切61を被せて仕
上げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来工法では、
下地桟55・59の取付作業は大工施工業者が請負い、
水切57・61や防水シート56の施工は屋根施工業者
が請負うことになり、下地桟55・59の取付作業が防
水シート56や水切57・61の取付作業に前後して行
われることになる。
【0004】この結果、建築現場では異種の請負業者の
作業が錯綜し、請負業者の入れ違い等によって工事現場
での管理が煩雑なものとなる。
【0005】そして破風は水切61の端縁を直角に折り
曲げるだけの平板なものであるから、住宅の密集地にお
いて敷地の境界線に沿って軒先を切り落してプレハブ家
屋を建築するときは、ケラバ54がいかにも軒先を切り
落としたとの印象を与え外観上貧弱なものとなる。
【0006】そこで本発明は、軒先を切り落としたケラ
バ54の美観を高めると共に、単一業者すなわち大工施
工業者の手間を要せず屋根施工業者だけの手によってケ
ラバを仕上げることが出来るようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち本発明に係るケラバ
破風50は、 (a) 屋根パネル41と外壁パネル42の交差するケ
ラバ下地43を防水テープ44で被覆し、その防水テー
プ44の屋根面側に捨水切11を戴設し、その捨水切1
1に当接させて破風取付金物20を屋根面側に突設し、
その破風取付金物20に被せて捨水切11から外壁パネ
ル42に到るケラバ下地43を破風30で被覆して構成
されるケラバ破風50において、 (b) 捨水切11が、防水テープ44に密着する平ら
な平板部材に成る平坦部13の屋根パネル側の側縁を折
り返した水切溝12を有し、その外壁パネル側の側縁を
上側に折り曲げて第1垂直部14とし、その第1垂直部
14の端縁側を屋根パネル側に折り曲げて第1水平部1
5とし、その第1水平部15の端縁側を上側に折り曲げ
て第2垂直部16とし、その第2垂直部16を外壁パネ
ル側に折り曲げて第2水平部17を形成して第1水平部
15と第2水平部17に挟まれた第1嵌込溝18と、第
1水平部15と平坦部13に挟まれた第2嵌込溝19と
が互いに反対側に形成された概して己字形断面を成すも
のであり、 (c) 破風取付金物20が、捨水切11の第1嵌込溝
18に嵌合して第2垂直部16の外壁パネル側の表面に
当接する第1垂直部21から、捨水切11の第1水平部
15に当接する第1水平部22と、捨水切11の第1垂
直部14に当接する第2垂直部23と、防水テープ44
に当接する第2水平部24とに折れ曲がって続き、その
第2水平部24の外壁パネル側の側縁が上側に折り曲げ
られて第1垂直部21よりも高く突き出た第3垂直部2
5を形成し、その第3垂直部25の端縁側が外壁パネル
側に折り曲げられて第3水平部26を形成し、その第3
水平部26の端縁側が下側に折り曲げられて第4垂直部
27を形成した概して己字形断面を成すものであり、 (d) 破風30が、破風取付金物20の上と捨水切1
1の第1垂直部14から第2水平部17に到る部分の上
を覆う平らな平板部材に成る平坦部31の屋根パネル側
の側縁を下側に折り曲げて捨水切11の第2垂直部16
の屋根パネル側の表面に当接する第1垂直部32を形成
し、その第1垂直部32の端縁側を捨水切11の第2嵌
込溝19へと折り込んで水平部33を形成し、その水平
部33の端縁側を第2嵌込溝内19で折り曲げて捨水切
11の第1垂直部14に当接する第2垂直部34を形成
し、平坦部31の外壁パネル側の端縁を下側に折り曲げ
て破風取付金物20の第4垂直部27の下端28を越え
て下側に長く突き出た第3垂直部35を形成した概して
コ字形断面を成すものであり、その破風取付金物20の
第4垂直部27の下端28に重なる部分をその第4垂直
部27に向けて窪ませてビス止め溝36を形成し、その
ビス止め溝36によって第3垂直部35を上側破風37
と下側破風38とに上下に2分されており、 (e)破風取付金物20の第2水平部24が、防水テー
プ44の上に重ね合わされビス29によってケラバ下地
43の上面に固定されており、 (f) 破風取付金物20の第4垂直部27に破風30
のビス止め溝36が重ね合わされていてビス39によっ
て固定されており、 (g) 捨水切11の第2垂直部16の表裏に破風取付
金物20の第1垂直部21と破風30の第1垂直部32
が重ね合わされてビス49によって固定されており、 (h) 外壁パネル42の外面材45の上端46が屋根
パネル41の表面40のレベルよりも低く、ケラバ下地
43の屋根パネル41と外面材45の間にステップ47
があること、 (i) 破風30の第3垂直部35の下端48がそのス
テップ47に突き合わされており、第3垂直部35の下
端48とステップ47の間にシーリング材51が充填さ
れていることを特徴とするものである。
【0008】捨水切11と破風取付金物20と破風30
の各水平部や垂直部は、厳密な意味で水平または垂直に
なっていなくてもよく、屋根パネルの表面40に取り付
けた破風取付金物20の第3水平部26に破風30の平
坦部31を密着させるとき、破風取付金物20の第4垂
直部27にビス止め溝36の内面52が密着すると共
に、破風取付金物20の第1垂直部21と第2垂直部2
3の外側に捨水切11の第2垂直部16と破風30の第
1垂直部33および捨水切11の第1垂直部14と破風
30の第2垂直部34がそれぞれ密着して重なり合うも
のであればよい。
【0009】その場合、破風取付金物20の第3水平部
26は屋根パネル側41に向けて下向きに若干傾斜さ
せ、それに応じて破風30の平坦部31にも傾斜を付け
るとよい。
【0010】外壁パネル42の上端53は屋根パネル4
1の表面レベルよりも低くし、その低くなった分だけ破
風取付金物20の第4垂直部27の下端28を屋根パネ
ル41の表面40のレベルの下方へと突き出すとよい。
【0011】破風30の第3垂直部25はビス止め溝3
6によって上側破風37の幅Aと下側破風38とに略2
等分されるように、その上側破風37の幅Aと下側破風
38の幅Bとの寸法差が一方の幅AまたはBの10%以
下になるようにするとよい。
【0012】
【発明の効果】本発明によると、破風取付金物20に当
接させてその屋根パネル側41に捨水切11を取り付
け、それらの当接箇所を含むケラバ(43)を破風30
で包み込んだので、下地桟55・59が不要となり、屋
根施工業者の手だけでケラバ破風50の施工が可能とな
り、屋根施工業者と大工施工業者の作業が錯綜すること
がなく、建築工事現場での管理が合理化される。
【0013】本発明に係るケラバ破風50は、防水テー
プ44と捨水切11と破風取付金物20と破風30とに
よって構成され、ケラバ下地43を被覆する防水テープ
44の屋根面側に捨水切11を戴設し、その捨水切11
に当接させ防水テープ44に載設させて破風取付金物2
0を屋根面側に突設し、その破風取付金物20に破風3
0を被せて構成され、捨水切11と破風取付金物20と
破風30とは第1嵌込溝18と第2嵌込溝19とにおい
て嵌合して密着し、破風30は破風取付金物20の第3
水平部26と第4垂直部27に当接するので施工し易
い。
【0014】破風30の破風取付金物20にビス止めす
る箇所は上側破風37と下側破風38とに上下に2分す
る窪んだ溝36となっており、ビス止め溝36は垂れ下
がった破風取付金物の第4垂直部27にビス止めされる
ので、破風30の垂直部35での水切りがよく、また、
外壁パネル42の外面材45の上端46が屋根パネル4
1の表面40のレベルよりも低く、ケラバ下地43の屋
根パネル41と外面材45の間にステップ47があり、
特に、外壁パネル42の上端53は屋根パネル41の表
面レベルよりも低くし、その低くなった分だけ破風取付
金物20の第4垂直部27の下端28を屋根パネル41
の表面40のレベルの下方へと突き出すと、ケラバ破風
50の水切りがよくなる。
【0015】外壁パネル42の外面材45の上端46が
屋根パネル41の表面40のレベルよりも低く、ケラバ
下地43の屋根パネル41と外面材45の間にステップ
47があり、破風30の第3垂直部35の下端48がそ
のステップ47に突き合わされ、その外壁パネル42に
続く破風30の第3垂直部35がビス止め溝36によっ
て上側破風37と下側破風38に2分されているので、
ケラバ(43)が重厚な美観を呈する。
【0016】このため、プレパブ家屋のケラバを短く切
り落として建てる場合、その切り落としたケラバに本発
明に係る破風30を取り付けると建物全体の美的バラン
スが保たれて体裁の悪いものになることがない。
【0017】従って、本発明にかかる破風30は、ケラ
バを短く切り落して敷地の境界線に極く接近させて建築
せざるを得ない住宅密集地でのプレハブ家屋の建築に特
に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケラバ破風の断面側面図である。
【図2】本発明に係るケラバ破風の切截斜視図である。
【図3】本発明に係る破風の斜視図である。
【図4】本発明に係る破風取付金物の斜視図である。
【図5】本発明に係る捨水切の斜視図である。
【図6】従来工法に係るケラバ破風の断面側面図であ
る。
【符号の説明】
11 捨水切 12 水切溝 13 平坦部 14 第1垂直部 15 第1水平部 16 第2垂直部 17 第2水平部 18 第1嵌込溝 19 第2嵌込溝 20 破風取付金物 21 第1垂直部 22 第1水平部 23 第2垂直部 24 第2水平部 25 第3垂直部 26 第3水平部 27 第4垂直部 28 下端 29 ビス 30 破風 31 平坦部 32 第1垂直部 33 水平部 34 第2垂直部 35 第3垂直部 36 ビス止め溝 37 上側破風 38 下側破風 39 ビス 40 表面 41 屋根パネル 42 外壁パネル 43 ケラバ下地 44 防水テープ 45 外面材 46 上端 47 ステップ 48 下端 49 ビス 50 ケラバ破風 51 シーリング材 52 内面 53 上端 54 ケラバ 55 下地桟 56 防水シート 57 捨水切 58 屋根材 59 下地桟 60 外壁面 61 水切

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 屋根パネル41と外壁パネル42
    の交差するケラバ下地43を防水テープ44で被覆し、
    その防水テープ44の屋根面側に捨水切11を戴設し、
    その捨水切11に当接させて破風取付金物20を屋根面
    側に突設し、その破風取付金物20に被せて捨水切11
    から外壁パネル42に到るケラバ下地43を破風30で
    被覆して構成されるケラバ破風50において、 (b) 捨水切11が、防水テープ44に密着する平ら
    な平板部材に成る平坦部13の屋根パネル側の側縁を折
    り返した水切溝12を有し、その外壁パネル側の側縁を
    上側に折り曲げて第1垂直部14とし、その第1垂直部
    14の端縁側を屋根パネル側に折り曲げて第1水平部1
    5とし、その第1水平部15の端縁側を上側に折り曲げ
    て第2垂直部16とし、その第2垂直部16を外壁パネ
    ル側に折り曲げて第2水平部17を形成して第1水平部
    15と第2水平部17に挟まれた第1嵌込溝18と、第
    1水平部15と平坦部13に挟まれた第2嵌込溝19と
    が互いに反対側に形成された概して己字形断面を成すも
    のであり、 (c) 破風取付金物20が、捨水切11の第1嵌込溝
    18に嵌合して第2垂直部16の外壁パネル側の表面に
    当接する第1垂直部21から、捨水切11の第1水平部
    15に当接する第1水平部22と、捨水切11の第1垂
    直部14に当接する第2垂直部23と、防水テープ44
    に当接する第2水平部24とに折れ曲がって続き、その
    第2水平部24の外壁パネル側の側縁が上側に折り曲げ
    られて第1垂直部21よりも高く突き出た第3垂直部2
    5を形成し、その第3垂直部25の端縁側が外壁パネル
    側に折り曲げられて第3水平部26を形成し、その第3
    水平部26の端縁側が下側に折り曲げられて第4垂直部
    27を形成した概して己字形断面を成すものであり、 (d) 破風30が、破風取付金物20の上と捨水切1
    1の第1垂直部14から第2水平部17に到る部分の上
    を覆う平らな平板部材に成る平坦部31の屋根パネル側
    の側縁を下側に折り曲げて捨水切11の第2垂直部16
    の屋根パネル側の表面に当接する第1垂直部32を形成
    し、その第1垂直部32の端縁側を捨水切11の第2嵌
    込溝19へと折り込んで水平部33を形成し、その水平
    部33の端縁側を第2嵌込溝内19で折り曲げて捨水切
    11の第1垂直部14に当接する第2垂直部34を形成
    し、平坦部31の外壁パネル側の端縁を下側に折り曲げ
    て破風取付金物20の第4垂直部27の下端28を越え
    て下側に長く突き出た第3垂直部35を形成した概して
    コ字形断面を成すものであり、その破風取付金物20の
    第4垂直部27の下端28に重なる部分をその第4垂直
    部27に向けて窪ませてビス止め溝36を形成し、その
    ビス止め溝36によって第3垂直部35を上側破風37
    と下側破風38とに上下に2分されており、 (e)破風取付金物20の第2水平部24が、防水テー
    プ44の上に重ね合わされビス29によってケラバ下地
    43の上面に固定されており、 (f) 破風取付金物20の第4垂直部27に破風30
    のビス止め溝36が重ね合わされていてビス39によっ
    て固定されており、 (g) 捨水切11の第2垂直部16の表裏に破風取付
    金物20の第1垂直部21と破風30の第1垂直部32
    が重ね合わされてビス49によって固定されており、 (h) 外壁パネル42の外面材45の上端46が屋根
    パネル41の表面40のレベルよりも低く、ケラバ下地
    43の屋根パネル41と外面材45の間にステップ47
    があること、 (i) 破風30の第3垂直部35の下端48がそのス
    テップ47に突き合わされており、第3垂直部35の下
    端48とステップ47の間にシーリング材51が充填さ
    れていることを特徴とするケラバ破風。
JP26931092A 1992-09-12 1992-09-12 ケラバ破風 Expired - Lifetime JP2599080B2 (ja)

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