JPH06146509A - 笠木を備えたパラペットの防水装置 - Google Patents

笠木を備えたパラペットの防水装置

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Publication number
JPH06146509A
JPH06146509A JP32845692A JP32845692A JPH06146509A JP H06146509 A JPH06146509 A JP H06146509A JP 32845692 A JP32845692 A JP 32845692A JP 32845692 A JP32845692 A JP 32845692A JP H06146509 A JPH06146509 A JP H06146509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
waterproof sheet
coping
panel
waterproof
Prior art date
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Pending
Application number
JP32845692A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Imura
耕一 伊村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP32845692A priority Critical patent/JPH06146509A/ja
Publication of JPH06146509A publication Critical patent/JPH06146509A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D3/00Roof covering by making use of flat or curved slabs or stiff sheets
    • E04D3/40Slabs or sheets locally modified for auxiliary purposes, e.g. for resting on walls, for serving as guttering; Elements for particular purposes, e.g. ridge elements, specially designed for use in conjunction with slabs or sheets
    • E04D3/405Wall copings

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観が良好で且つ防水性能に優れた防水構造
を実現する。 【構成】 笠木(14)の下側において、防水シート(1
0)を、外壁(3)の上端面からその裏面側に跨がって
敷設するとともに、その笠木(14)の裏面と外壁パネル
(3)或いは防水シート(10)との間に防水材(17)を
充填したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バルコニー床などの
水平面より上方に立ち上がったパラペット状の外壁部上
端に取り付けられる笠木部分の防水装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来においては、図3のようにパラペッ
ト状に立ち上がった外壁部(31)において、その外壁
(31)裏面部の防水を行うため、防水シート(32)を張
設している。この防水シート(32)は、その上端(33)
を、外壁(31)上端に取り付けた笠木(34)の上面まで
延設して、その笠木(34)へ固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の防水構造で
は、防水シートの上端を笠木の上面に固定しているた
め、その笠木の一部が防水シートに覆われるのみなら
ず、その防水シートの端部が露出することから、外観が
悪くなる欠点があった。
【0004】また、その防水シートの端部がそのように
露出した状態で固着されているのみであるから、この部
分から雨水の侵入を完全に防止するのが困難であるとい
う欠点もあった。
【0005】この発明は、上記従来の欠点を解消して、
外観が良好で且つ防水性能に優れた防水構造を実現する
ことを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、バルコニー床等の水平面より立ち上
がったパラペット状の外壁部において、外壁部の裏面か
ら外壁上端面まで防水シートで覆うとともに、この防水
シート上端部分を覆うようにして、笠木を取り付けたこ
とを特徴とする。
【0007】上記において、防水シート上端部の上面に
重ねて笠木受を固定し、この笠木受に笠木を取り付ける
ことが考えられる。
【0008】また、この出願の請求項3の発明は、上記
の構成において、防水シート端部を挟んだ両側におい
て、笠木と外壁上端面との間に防水材を充填したことを
特徴とする。
【0009】
【作用】上記この発明の構成によれば、防水シートの端
部が、笠木の下側において固定されるので、外観が良好
となるとともに、防水性能も良好となる。
【0010】更に、この出願の請求項3の発明では、防
水シートの端部の両側が防水材でシールされているた
め、二重に防水されることとなり、より完全な防水性能
が得られる。
【0011】
【実施例】図1において、(1)(1)は、建築物の鉄
骨梁(2)上に載置して支持される床パネル(屋上部分
においては屋根パネル)であって、コンクリート板から
なるものである。建物の本体部とは反対側の先端部分に
おける床パネル(1)の先端面の外側に、その床パネル
(1)を上下に貫通するようにして、同じくコンクリー
ト板からなる外壁パネル(3)が設置されている。
(4)は、前記床パネル(1)の下側において外壁パネ
ル(3)の裏面に取付けたフレームであり、このフレー
ム(4)が、前記梁(2)側に、図示しない支持金具等
を用いて取付けられている。外壁パネル(3)の上端
は、上記床パネル(1)の上面よりも上方に突出する
が、その上端部裏面に、溝型鋼からなるフレーム材
(5)が、そのリップ(6)をパネル(3)裏面に当接
させるようにして、横方向に取付けられている。床パネ
ル(1)の上面部分には、発泡ポリスチレン等からなる
下地材(7)が敷設され、その上に防水シート(8)が
敷設されるとともに、この防水シート(8)の端部は、
前記、外壁パネル(3)上端部裏面のフレーム材(5)
の側面まで立ち上げられている。
【0012】他方、外壁パネル(3)上端面において
は、図2で示すように、そのフレーム材(5)の上面と
その外壁パネル(3)上面とに跨がるようにして、下地
板(9)が設置されるとともに、更にその上面からフレ
ーム材(5)の側面に跨がるようにして、防水シート
(10)が敷設されている。(11)は、防水施工の一部を
構成する鋼板製の押さえ板であって、全体を概略Z型に
形成させるとともに、前記外壁パネル(3)上端側の防
水シート(10)の上面及び側面から、更に、フレーム材
(5)の外側面を通って、その下側の防水シート(8)
のコーナー部分を覆うようにして固定されている。(1
2)は、断面凹状に形成された笠木受であり、前記防水
シート(10)及び押さえ板(11)の上端部の上面部に、
ビス(13)によって固定されるとともに、この笠木受
(12)へ、前記外壁パネル(3)の上端面に沿って長手
方向に配置される笠木(14)が、その下面の溝(15)部
分を嵌合させるようにして取付けられている。
【0013】更に、この笠木(14)の裏面側において、
前記防水シート(10)及び押さえ板(11)の端部を挟ん
だ建物内外方向の両側において、その外側においては笠
木(14)の裏面と外壁パネル(3)上端面との間に、内
側においては押さえ板(11)の上面と笠木(14)の裏面
との間に、夫々バックアップ材(16)(16)を介して、
防水材(17)(17)が充填されている。従って、この防
水材(17)(17)により、その笠木(14)裏面側におけ
る防水シート(10)と外壁パネル(3)との間の隙間か
ら、雨水が内部へ浸入する恐れがなく、より防水性能の
向上をさせている。
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明では、防水シート
の端部が、笠木の下側において固定されるので、外観が
良好となるとともに、防水性能も良好となる効果が得ら
れる。
【0015】また、この出願の請求項3の発明では、防
水シートの端部の両側が防水材でシールされているた
め、二重に防水されることとなり、より完全な防水性能
が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す外壁と床とのコーナー
部分の縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】従来例を示す外壁と床とのコーナー部分の縦断
面図である。
【符号の説明】
(1) 床パネル (3) 外壁パネル (10) 防水シート (12) 笠木受 (14) 笠木 (17) 防水材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルコニー床等の水平面より立ち上がっ
    たパラペット状の外壁部において、外壁部の裏面部から
    外壁上端面まで防水シートで覆うとともに、この防水シ
    ート上端部分を覆うようにして、笠木を取り付けたこと
    を特徴とする笠木を備えたパラペットの防水装置。
  2. 【請求項2】 防水シート上端部の上面に重ねて笠木受
    を固定し、この笠木受に笠木を取り付けたことを特徴と
    する請求項1記載の笠木を備えたパラペットの防水装
    置。
  3. 【請求項3】 防水シート端部を挟んだ両側において、
    笠木と外壁上端面との間に防水材を充填したことを特徴
    とする請求項1又は2記載の笠木を備えたパラペットの
    防水装置。
JP32845692A 1992-11-13 1992-11-13 笠木を備えたパラペットの防水装置 Pending JPH06146509A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32845692A JPH06146509A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 笠木を備えたパラペットの防水装置

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JP32845692A JPH06146509A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 笠木を備えたパラペットの防水装置

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Publication Number Publication Date
JPH06146509A true JPH06146509A (ja) 1994-05-27

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ID=18210476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32845692A Pending JPH06146509A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 笠木を備えたパラペットの防水装置

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JP (1) JPH06146509A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003013565A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Sekisui House Ltd 住宅の陸屋根
CN104295009A (zh) * 2014-10-15 2015-01-21 苏州工业园区设计研究院股份有限公司 一种种植屋面变形缝构造
WO2019064167A1 (en) * 2017-09-26 2019-04-04 Bonny Thomas EXTERNAL THERMAL INSULATION DEVICE OF ROOF EDGE FACADES
JP2021195814A (ja) * 2020-06-16 2021-12-27 旭化成ホームズ株式会社 壁体構造及び建物

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