JPH0380224B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0380224B2
JPH0380224B2 JP21309386A JP21309386A JPH0380224B2 JP H0380224 B2 JPH0380224 B2 JP H0380224B2 JP 21309386 A JP21309386 A JP 21309386A JP 21309386 A JP21309386 A JP 21309386A JP H0380224 B2 JPH0380224 B2 JP H0380224B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
balcony
unit
horizontal gutter
water guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21309386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6370752A (ja
Inventor
Shigeo Sonoda
Isao Uchama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP21309386A priority Critical patent/JPS6370752A/ja
Publication of JPS6370752A publication Critical patent/JPS6370752A/ja
Publication of JPH0380224B2 publication Critical patent/JPH0380224B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バルコニーの排水処理構造に関す
る。
〔従来の技術〕
最近、住宅は個性化された外観を備えるものが
尊重され、従来例えば特公昭58−30458号公報に
記載されるようにバルコニーを備えた建物が提案
されている。バルコニーは、建物の外観の個性化
を図れる他、バルコニー空間をくつろぎのための
空間、洗濯物、ふとんの干場等としても利用でき
る。
上記バルコニーには、屋外空間から雨水が降り
こむため、その床面部の外縁側部位には横樋が設
けられる(特公昭58−30458号公報、第10図、
第19図参照)。すなわち、バルコニー内に降り
こむ雨水は、床面部を流れて横樋に流下し、該横
樋により排水処理される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記バルコニーの床面部の排水処理
構造において、床面部の外縁側へ流れる雨水を横
樋へ確実に導水すべく、該床面部の外縁側部位に
横樋の上部に延びる導水板を設けることができ
る。すなわち、床面部を流れる雨水が横樋へ確実
に導水されないと、横樋と床面部との間の隙間か
ら下階側へ浸入する恐れがあるためである。
しかしながら、導水板を床面部の外縁側部位に
設けた場合、例えば横樋の破損に伴なう交換、清
掃等のメンテナンスが煩雑となる。すなわち、メ
ンテナンスの際に横樋を取外す場合、横樋の上部
の導水板が障害物となり、該横樋も床面部から取
外す必要があつた。このため横樋の取外し、再取
付けの作業が煩雑となる。
本発明は、バルコニーの床面部を流れる雨水を
横樋を用いて確実に処理するとともに、該横樋の
取外し、再取付けの作業を容易に行うことを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、バルコ
ニーの床面部の外縁側部位に沿う横樋を設置する
とともに、床面部から横樋の上部に延びる導水板
を設け、該導水板を可撓性材料によつて形成する
こととしたものである。
〔作 用〕
本発明によれば、床面部を流れる雨水を該床面
部の外縁側部位に配設される導水板により横樋に
確実に導水されるとともに、導水板が可撓性材料
によつて形成されるので、導水板を撓ませた状態
で横樋の取外し、再取付けを行うことが可能とな
る。したがつて、バルコニーの床面部を流れる雨
水を横樋を用いて確実に処理するとともに、該横
樋の取外し、再取付けの作業を容易に行うことが
可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るバルコニーの
排水処理構造であり、第2図の要部を示す断面
図、第2図はバルコニーユニツトを用いて形成さ
れるユニツト住宅に係り、第5図の−線に沿
う断面図、第3図は同第5図の−線に沿う断
面図、第4図はユニツト住宅の外観を示す斜視
図、第5図は上階側の各建物ユニツトの配設状態
を示す模式図である。
第4図に示す建物は、2階建てのユニツト住宅
10に係り、該ユニツト住宅10は基礎11上に
下階部分を構成する各下階建物ユニツト12を隣
接配置し、さらに該各下階建物ユニツト12の上
部に、上階部分を構成する各上階建物ユニツト1
3を搭載することにより構成される。また、搭載
された各上階建物ユニツト13の上部には、屋根
部14が取着される。
各下階建物ユニツト12のうち、他の下階建物
ユニツト12に対して突出状態で配設される下階
建物ユニツト12Aの上部には、バルコニーユニ
ツト15が搭載される。バルコニーユニツト15
は、他の建物ユニツト12,13と同様に全体箱
型とされ、隅部に柱16を立設する。
第2図および第3図に示すバルコニーユニツト
15において17は下部梁材、18は上部梁材で
ある。第2図に示す一対の梁材17の間には床小
梁19が配設され、該床小梁19の上部には床根
太20が支持される。床根太20の上部には、バ
ルコニーの床面部を構成する床面材21が貼着さ
れ、該床面材21は床根太20に支持された状態
でバルコニーユニツト15の外方位置に向けて矢
示Aの向きに下降する勾配を有する(第2図参
照)。
バルコニーユニツト15の上方には、各梁材1
8に支持される状態で天井野縁22が配設され
る。天井野縁22の下面には、バルコニー空間2
3における天井面を構成する天井材24が貼着さ
れる。バルコニーユニツト15の天井部の上方に
は、上階建物ユニツト13の上方に配設される屋
根部14が延設され、該屋根部14の屋根面は波
板状の屋根材25にて構成される。なお、天井材
24の上部には断熱材26が充填される。
バルコニーユニツト15に上下および水平方向
で隣接する各建物ユニツト12,13は、バルコ
ニーユニツト15と略同様の構造からなり、各梁
材17,18、床小梁19、床根太20、床面材
21、天井野縁22等の構造材を備えている(第
2図および第3図参照)。また、これら各建物ユ
ニツト12,13の外面部には外壁パネル27
が、また内面部には内壁パネル28が貼着され、
各ユニツト12,13は、それぞれ内部に部屋空
間29を形成する。なお各ユニツト12,13の
壁内部、天井内部、床面内部にもそれぞれ断熱材
26が充填される。
バルコニーユニツト15に対し、X方向で隣接
する上階建物ユニツト13の壁部には、サツシに
より構成される出入口部30が形成される(第2
図参照)。この結果、該建物ユニツト13の部屋
空間29とバルコニーユニツト15のバルコニー
空間23とは、該出入口部30を介して連結され
る。
バルコニー空間23の床面を構成する床面材2
1の上面部には、防水シート32が貼着される。
防水シート32は、塩化ビニルシート、ポリエチ
レンシート等にて構成され、基端部を隣接する上
階建物ユニツト13の外壁パネル27の下端部に
配設される水切板33の裏面に貼着される。また
防水シート32は、床面材21の外縁側部位に支
持される。
バルコニーユニツト15の周囲のうち、屋外を
臨む各外側縁部には、手摺部が備えられる。すな
わち、バルコニーの床面部の桁方向(Y方向)に
沿う外側縁部には桁手摺部34が取着され、バル
コニーの床面部の妻方向(X方向)に沿う外側縁
部には妻手摺部35および36が取着される(第
4図および第5図参照)。
各妻手摺部35,36は、第3図に示すように
内部に断熱材26を充填する手摺ボード37を備
え、さらに該手摺ボード37の下端部に化粧ボー
ド38を接続して形成される。化粧ボード38の
内側には、取付具39が取着される。各妻手摺部
35,36は、第3図の矢印に示すようにバルコ
ニーユニツト15の外側縁部に配設される。この
際、取付具39は、バルコニーユニツト15の梁
材17に当接され、取付具39と梁材17とがボ
ルトおよびナツトを用いて接合される。
こうして各妻手摺部35,36がバルコニーユ
ニツト15に一体結合されると、化粧ボード38
が下階建物ユニツト12Aの外壁パネル27の上
端部を被覆することとなる。また、手摺ボード3
7の下端部には、床面材21と各手摺部35,3
6との間を被覆する防水シート40の上端部が支
持され、該防水シート40の下端部は、床面材2
1の上面に支持される防水シート32に重合状態
で接着される。また、各手摺ボード37の下端部
には水切板41が取着される。
桁手摺部34は、前記各妻手摺部35,36と
同様に、手摺ボード37の下端部に化粧ボード3
8を接続して形成される。化粧ボード38の裏面
には、桁方向(X方向)に延びる梁材42が支持
され、該梁材42には排水ユニツト43が矢印方
向に接続される(第1図および第2図参照)。排
水ユニツト43は、支持材44に接続梁45を備
え、該接続梁45を梁材42に接続される。排水
ユニツト43は、支持材44の上面に支持されて
桁方向(X方向)に延びる横樋46を備える。ま
た、支持材44の下面には、支持ボード47を介
して軒天井材48が備えられる。
排水ユニツト43を一体化されてなる桁手摺部
34は、前記支持材44に取着される取付具49
をバルコニーユニツト15の前記梁材17に係合
する状態で該取付具49と梁材17とをボルトお
よびナツトを用いて接合することによりバルコニ
ーユニツト15に一体結合される。
こうして桁手摺部34がバルコニーユニツト1
5に一体化される状態下で、排水ユニツト43は
下階建物ユニツト12Aの外壁パネル27よりも
外方位置に配置され、該排水ユニツト43の横樋
46にじようご50および縦樋51が接続される
(第2図参照)。
上記排水ユニツト43の横樋46は、床面材2
1の外縁側部位に沿うより低いレベル位置に配置
される。床面材21の上記外縁側部位における横
樋46に対応する部分には、横樋46の上方に防
水シート32が延設されて導水板52が形成され
る。該導水板52は防水シート32により防水仕
上げされたバルコニーの床面を流れる雨水を横樋
46に確実に導水可能とする。導水板52は、防
水シート32と別体で形成されてもよく、ゴム、
可撓性樹脂等の可撓性材料で形成され、第1図の
2点鎖線に示すように弾性変形可能とされる。床
面材21上に支持される防水シート32の外縁側
部位は、塩化ビニル被覆鋼板等からなる固定板の
上面に重なる状態で被着される。
また桁手摺部34の手摺ボード37の下端部に
は水切板53が配設される。さらに水切板53の
下端部には支持金具54に支持される状態で横樋
46に沿つて延びる導水板55が取着される。こ
の導水板55は、横樋46の上方の延び、水切板
53より流下する雨水を横樋46に導水可能とす
る。導水板55も、前記導水板52と同様に可撓
性材料で形成され、第1図の2点鎖線に示すよう
に弾性変形可能とされる。
したがつて、各導水板52,55を2点鎖線に
示すように弾性変形することで横樋46を、支持
材44の上面から取外すことが可能となる。
さらに横樋46の上方には、孔付の蓋体56が
配設される。
こうして桁手摺部34がバルコニーユニツト1
5に一体結合されると、化粧ボード38が下階建
物ユニツト12Aの外壁パネル27の上端部を被
覆することとなる。また軒天井材48が下階建物
ユニツト12Aの軒天井部を構成することとな
る。
さらに、各手摺部34,35,36が一体結合
されるバルコニーユニツト15の各手摺部34,
35,36に沿う上方位置には、上階庇部を構成
する庇材57が配設される。庇材57は連結具5
8を介してバルコニーユニツト15の上部梁材1
8に結合される。
上記各手摺部34,35,36を一体結合する
バルコニーユニツト15によれば、防水シート3
2により防水処理された床面材21上に雨水が降
りこんだ時、雨水は該床面材21上を勾配Aに沿
つて流下することとなる。さらに勾配Aに沿つて
流れる雨水は、下階建物ユニツト12Aの外面よ
り外方位置に配置される横樋46に矢印Bに示す
ように流れ込む。また桁手摺部34の内面側を流
れる雨水も水切板53および導水板55を介して
横樋46に流れ込む。横樋46に流れ込んだ雨水
は、じようご50、縦樋51を介して地上に排水
される。
バルコニーユニツト15の防水シート32の上
に、合成樹脂製のすのこ、人工芝等を設置する
と、バルコニー床面の使い勝手がさらに向上し好
ましいものになる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
上記実施例によれば、床面材21上を流れる雨
水が、該床面材21を外縁側部位に配設される導
水板52により横樋46に確実に導水される。ま
た、桁手摺部34の内面側を流下する雨水も水切
板53および導水板55を介して横樋46に確実
に導水される。しかも、各導水板52,55は、
可撓性材料によつて形成されるので第1図に2点
鎖線に示すように各導水板52,55を撓ませた
状態で横樋46の取外し、再取付けを行うことが
可能となる。この結果、各導水板52,55を取
外すことなく、例えば横樋46の破損に伴なう交
換、横樋46内の清掃を行うことができる。した
がつて、バルコニーの床面部を流れる雨水が確実
に処理され、かつ横樋46のメンテナンスが容易
に行えることとなる。
〔発明の効果〕 以上のように、本発明は、バルコニーの床面部
の外縁側部位に沿う横樋を設置するとともに、床
面部から横樋の上部に延びる導水板を設け、該導
水板を可撓性材料によつて形成するようにしたも
のである。したがつて、バルコニーの床面部を流
れる雨水を横樋を用いて確実に処理するととも
に、該横樋の取外し、再取付けの作業を容易に行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るバルコニーの
排水処理構造であり、第2図の要部を示す断面
図、第2図はバルコニーユニツトを用いて形成さ
れるユニツト住宅に係り、第5図の−線に沿
う断面図、第3図は同第5図の−線に沿う断
面図、第4図はユニツト住宅の外観を示す斜視
図、第5図は上階側の各建物ユニツトの配設状態
を示す模式図である。 12,12A…下階建物ユニツト、13…上階
建物ユニツト、15…バルコニーユニツト、21
…床面材、23…バルコニー空間、43…排水ユ
ニツト、46…横樋、52,55…導水板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 バルコニーの床面部の外縁側部位に沿う横樋
    を設置するとともに、床面部から横樋の上部に延
    びる導水板を設け、該導水板を可撓性材料によつ
    て形成したことを特徴とするバルコニーの排水処
    理構造。
JP21309386A 1986-09-10 1986-09-10 バルコニ−の排水処理構造 Granted JPS6370752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21309386A JPS6370752A (ja) 1986-09-10 1986-09-10 バルコニ−の排水処理構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21309386A JPS6370752A (ja) 1986-09-10 1986-09-10 バルコニ−の排水処理構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6370752A JPS6370752A (ja) 1988-03-30
JPH0380224B2 true JPH0380224B2 (ja) 1991-12-24

Family

ID=16633444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21309386A Granted JPS6370752A (ja) 1986-09-10 1986-09-10 バルコニ−の排水処理構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6370752A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03212532A (ja) * 1990-01-17 1991-09-18 Sekisui Chem Co Ltd バルコニー付ユニットの構造
JPH0636136Y2 (ja) * 1990-04-26 1994-09-21 ナショナル住宅産業株式会社 バルコニーの排水構造
JPH06322814A (ja) * 1993-05-13 1994-11-22 Natl House Ind Co Ltd 家屋のバルコニーの構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6370752A (ja) 1988-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5297718B2 (ja) 陸屋根又はベランダの排水構造及びカバー部材
JPH0380224B2 (ja)
JP2680212B2 (ja) バルコニー
JPH036290B2 (ja)
JP2559173B2 (ja) バルコニーの排水構造
JPH0343292Y2 (ja)
JPH0425857Y2 (ja)
JPH0343291Y2 (ja)
JP4296099B2 (ja) 免震住宅における外壁部の縁切構造
JP4090586B2 (ja) 樋の設置構造
JPH0636136Y2 (ja) バルコニーの排水構造
JPH0645539Y2 (ja) 軒先構造
JP3961148B2 (ja) 建物のルーフバルコニ
JPH03295960A (ja) 庇状部用防水パン
JPH0833060B2 (ja) 工業化住宅の防水構造
JP2834687B2 (ja) 壁際水切構造
JP4447064B2 (ja)
JP2005155006A (ja) 笠板と樋で構成する平坦な屋根
JP2000154590A (ja) バルコニーの排水処理構造
JPS6140819Y2 (ja)
JPH08270064A (ja) バルコニーユニット
JP2023177471A (ja) 屋根面換気ユニット及び屋根面換気ユニットに用いる下部換気部材
JPH0718825Y2 (ja) 立上げ壁
JPH0343290Y2 (ja)
JP2005163493A (ja) バルコニー床パネル及びバルコニーユニット

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term