JP2005163493A - バルコニー床パネル及びバルコニーユニット - Google Patents

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JP2005163493A
JP2005163493A JP2003407793A JP2003407793A JP2005163493A JP 2005163493 A JP2005163493 A JP 2005163493A JP 2003407793 A JP2003407793 A JP 2003407793A JP 2003407793 A JP2003407793 A JP 2003407793A JP 2005163493 A JP2005163493 A JP 2005163493A
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balcony
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floor panel
building
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Katsunaga Hasezawa
勝永 長谷澤
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】 施工現場で外階段を容易に取り付けることができるバルコニー床パネル及びバ
ルコニーユニットを提供する。
【解決手段】 外階段35を取り付けるための固定部29を予め床フレーム18の床小梁
22に固定させ、床面材20の床面20a及び固定部29の周辺の防水を予め施す。
【選択図】 図2

Description

本発明は、建物用のバルコニー床パネル及び特に工場で予め製造された複数の建物ユニ
ットを施工現場で組み立てることにより建てられるユニット建物のためのバルコニーユニ
ットに関する。
一般に、複数個の建物ユニットが二階以上に組み立てられたユニット建物が知られてい
る。このユニット建物には、上階建物ユニットが搭載されていない下階建物ユニットの上
にバルコニーユニットを取り付けることができる(例えば、特許文献1乃至3参照。)。
このバルコニーユニットは、その床を構成する床フレーム及び床パネル等の組立や、床
パネルの床面の防水が予め工場で施された後、施工現場に運搬されてユニット建物に取り
付けられる。
特開平5−321346号公報(第3−4項、第2図) 特開平5−148889号公報(第2−3項、第1図) 特開平8−60744号公報(第4−11項、第1図)
しかしながら、バルコニーユニットに外階段のような重重量物を施工現場で取り付ける
場合、外階段をバルコニーユニットに取り付けるための固定部がバルコニーユニットに予
め工場で組み付けられていないため、現場で固定部をバルコニーユニットに組み付け、更
に現場で固定部の周辺に防水を施さなければならないという問題があった。
このため、現場での施工工数が多くなってしまい、現場で外階段を容易に取り付けるこ
とができない。
本発明の目的は、施工現場で外階段を容易に取り付けることができるバルコニー床パネ
ル及びバルコニーユニットを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、多層階からなる建物のための下
階上に設けられるバルコニー床パネルであって、上階に至る外階段を取り付けるための固
定部が予め床小梁に固定された床フレームを有し、床面及び前記固定部の周辺に予め防水
が施されたことを特徴とする。
請求項1に記載の構成では、外階段をバルコニー床パネルに取り付けるための固定部が
予め床フレームの床小梁に固定されていることから、施工現場で外階段をバルコニー床パ
ネルに容易に取り付けることができる。これにより、現場での施工工数の増加を確実に抑
制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記外階段は、支柱と該支
柱の周りに該支柱を螺旋状に取り巻くように配置された複数の段板とを有し、前記支柱が
前記固定部に取り付けられることを特徴とする。
請求項2に記載の構成では、外階段の支柱を固定部に取り付けることにより、外階段を
バルコニーユニットにより容易に取り付けることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、バルコニー床パネル
に手摺壁が予め一体に設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の構成では、手摺壁がバルコニー床パネルに予め一体に設けられている
ことから、施工現場での施工工数の増加を確実に抑制することができる。
本発明によれば、外階段を取り付けるための固定部が予め床フレームの床小梁に固定さ
れていることから、施工現場で外階段を容易に取り付けることができる。これにより、現
場での施工工数の増加を確実に抑制することができる。
本発明を図示の実施例に沿って説明する。
本実施例では、図1に示すように、二個の下階建物ユニット11,12と、各下階建物
ユニット11,12の上に搭載された第一の上階建物ユニット13及び第一の上階建物ユ
ニット13よりも小さい第二の上階建物ユニット14とで構成されたユニット建物15に
、バルコニーユニット10が取り付けられる例について説明する。
本発明に係るバルコニーユニット10は、第二の上階建物ユニット14が搭載された下
階建物ユニット11の上の残余部11aに取り付けられる。バルコニーユニット10は、
床パネル16と、該床パネルに一体に設けられた手摺壁17とを備える。
バルコニーユニット10は、従来よく知られているように、床パネル16及び手摺壁1
7が予め工場で組み立てられた後、施工現場に運搬され、施工現場でユニット建物15に
取り付けられる。バルコニーユニット10が施工現場でユニット建物15に取り付けられ
た状態を図2に示す。
手摺壁17は、図1及び図2に示すように、下階建物ユニット11の上の残余部11a
の外縁に沿って配置される床パネル16の各縁部16a,16bから上方へ直角に立ち上
がっている。手摺壁17の上端面には、図示しないが従来よく知られた手摺を取り付ける
ことができる。
床パネル16は、図2に示すように、ユニット建物15に固定される床フレーム18と
、床フレーム18上に固定された複数の床根太19と、各床根太19を介して床フレーム
18に支持された板状の床面材20とを備える。
床フレーム18は、従来よく知られているように、矩形状に枠組みされた4本の床大梁
21と、互いに対向する一対の床大梁21間に互いに平行に架け渡された複数の床小梁2
2とを備える。各床大梁21は、下階建物ユニット11の天井大梁23に図示しないボル
トで固定されている。前記した手摺壁17は、その下端面17aで各床大梁21に固定さ
れている。各床小梁22上には、手摺壁17の近傍で雨樋24が設けられている。雨樋2
4と各床小梁22との間には、雨樋24に雨水の流れ方向の水勾配を付与するためのスペ
ーサ24aが設けられている。また、各床小梁22と第一の上階建物ユニット13側の床
大梁21との間には、雨樋24へ向けての水勾配を床面材20に付与するためのスペーサ
25が設けられている。これにより、雨樋24に雨水を容易に排水することができるため
、バルコニーユニット10の水はけがよくなる。
床面材20は、各床根太19を介して床フレーム18の各床小梁22に平行に該各床小
梁に支持されている。また、床面材20は、床フレーム18を覆う大きさを有している。
床面材20の表面である床面20aには、例えばアスファルトが浸透された防水材である
布状のルーフィング26が張られている。ルーフィング26の上には、例えば塩化ビニー
ルのような合成樹脂層を表面にもつ鋼板で形成された床板27が張られている。ルーフィ
ング26及び床板27の各縁部26a,27aは、床面材20から該床面材の外方へはみ
出しており、手摺壁17及び各上階建物ユニット13,14の各外壁13a,14a(図
1参照。)に沿って立ち上がっている。ルーフィング26及び床板27により、床面材2
0は防水されている。この防水は、予め工場で施されている。床面材20には、挿通孔3
0が形成されており、該挿通孔には外階段35をバルコニーユニット10に取り付けるた
めの固定部29が挿通されている。
固定部29は、図示の例では直方体をなしており、その軸線を鉛直方向に向けて床小梁
22に固定されている。また、固定部29は、その一部が床面材20の挿通孔30から床
面材20の上方へ突出している。固定部29の上面29aには、外階段35を取り付ける
ための基部31が固定部29の軸線に沿って上方へ立ち上がって設けられている。
基部31は、図示の例では円筒形状をなしており、その口径は外階段35の後述する支
柱36と嵌合可能な大きさを有する。
固定部29の側面29bには、図3に示すように、床面材20の床面20aから固定部
29の側面29bに沿って立ち上がるルーフィング26の縁部26bがルーフィング用テ
ープ32で貼り付けられている。ルーフィング用テープ32は、従来よく知られているよ
うに、防水性を有する補強材である。また、固定部29の側面29bには、床板27の縁
部27bから固定部29の上面29aに向けてルーフィング用テープ32を覆ってブチル
シート33が張られている。ブチルシート33は、従来よく知られているように、ブチル
ゴムで成形された防水シートである。従って、固定部29の周辺には、ルーフィング26
及び床板27に加え、ルーフィング用テープ32及びブチルシート33が張られているた
め、固定部29と床面材20との間から下階建物ユニット11内へ雨水が浸入することが
確実に防止される。ルーフィング用テープ32及びブチルシート33は、予め工場で張ら
れている。
バルコニーユニット10は、工場から施工現場に運搬されてユニット建物15に取り付
けられた後、床面材20上に床化粧材34が取り付けられ、また床小梁22に固定された
固定部29の基部31に外階段35が取り付けられる。
バルコニーユニット10に床化粧材34及び外階段35が現場で取り付けられた状態を
図4に示す。
床化粧材34は、床面20aに張られた床板27を傷めないような例えばプラスチック
やゴム等の軟質材料で成形されており、透水性を有する。床化粧材34は、図4に示すよ
うに、床パネル16を全面に亘って覆うように床パネル16に取り付けられている。また
、床化粧材34には、固定部29を覆うための化粧カバー34aが設けられている。床化
粧材34及び化粧カバー34aの取付けにより、バルコニーユニット10の見栄えをよく
することができる。
外階段35は、図5に示すように、固定部29の基部31に取り付けられる前記した支
柱36と、複数の段板37と、手摺38とを備える。外階段35は、従来よく知られてい
るように、工場で予め組み立てられた後、施工現場に運搬される。外階段35は、図示の
例では、螺旋階段で構成されており、バルコニーユニット10から第一の上階建物ユニッ
ト13に設けられた屋上39に至る。
支柱36は、円筒状をなしており、その上端部36aは第一の上階建物ユニット13の
屋上39の床面39aよりも上方へ延びている。支柱36の下端部36bは、図4に示す
ように、固定部29の基部31に嵌合され、該基部にボルト40で固定されている。この
固定により、外階段35がバルコニーユニット10に取り付けられる。
各段板37は、互いに所定の間隔をおいて支柱36の軸線の周りを螺旋状に取り巻くよ
うに配置されており、各一端で支柱36に固定されている。各段板37の各他端には、そ
れぞれ縦格子41がその下端で固定されている。
手摺38は、各縦格子41をそれらの各上端で連結し、各縦格子41を介して各段板3
7に固定されている。
外階段35の最上段には、踊り場42が設けられている。踊り場42は、支柱36と第
一の上階建物ユニット13の屋上39の床面39aを支持する床梁43との間に懸架され
ている。これにより、バルコニーユニット10と第一の上階建物ユニットの屋上39との
間の昇降が可能となる。
本実施例によれば、前記したように、外階段35の基部31を取り付けるための固定部
29が予め床フレーム18の床小梁22に固定されていることから、施工現場で外階段3
5をバルコニーユニット10に容易に取り付けることができる。これにより、現場での施
工工数の増加を確実に抑制することができる。
また、前記したように、手摺壁17が床フレーム18の各床大梁21に予め一体に設け
られていることから、施工現場での施工工数の増加を確実に抑制することができる。
本実施例では、外階段35が螺旋階段で構成された例を示したが、螺旋状以外の階段で
構成することができる。また、工場で予め組み立てられた外階段35を用いた例を示した
が、施工現場で組み立てる外階段を用いることができる。
また、本実施例では、二階建てのユニット建物15にバルコニーユニット10を取り付
けた例を示したが、三階以上の多層階のユニット建物に本発明に係るバルコニーユニット
10を取り付けることができる。
更に、バルコニー床パネル16と手摺壁17とは、予め一体化された例を示したが、施
工現場で一体化することができる。
本発明に係るバルコニーユニット及びバルコニーユニットが取り付けられるユニット建物を概略的に示す斜視図である。 工場で予め組み立てられたバルコニーユニットがユニット建物に取り付けられた状態を概略的に示す図1のI−I線に沿った縦断面図である。 固定部の周辺に予め施された防水の構造を概略的に示す縦断面図である。 バルコニーユニットに外階段及び化粧カバーが現場で取り付けられた状態を概略的に示す図1のI−I線に沿った縦断面図である。 バルコニーユニットに外階段が取り付けられた状態を概略的に示す側面図である。
符号の説明
15 建物(ユニット建物)
11,12 下階建物ユニット
16 バルコニー床パネル(床パネル)
35 外階段
31 基部
29 固定部
22 床小梁
18 床フレーム
20a 床面
17 手摺壁

Claims (3)

  1. 多層階からなる建物のための下階上に設けられるバルコニー床パネルであって、上階に
    至る外階段を取り付けるための固定部が予め床小梁に固定された床フレームを有し、床面
    及び前記固定部の周辺に予め防水が施されたことを特徴とするバルコニー床パネル。
  2. 前記外階段は、支柱と該支柱の周りに該支柱を螺旋状に取り巻くように配置された複数
    の段板とを有し、前記支柱が前記固定部に取り付けられることを特徴とする請求項1に記
    載のバルコニー床パネル。
  3. 請求項1又は2に記載のバルコニー床パネルには、手摺壁が予め一体に設けられている
    ことを特徴とするバルコニーユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010018964A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Sekisui Chem Co Ltd バルコニー装置及びバルコニー装置を備えるユニット建物
JP2014141882A (ja) * 2014-05-15 2014-08-07 Sekisui Chem Co Ltd バルコニー装置及びバルコニー装置を備えるユニット建物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010018964A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Sekisui Chem Co Ltd バルコニー装置及びバルコニー装置を備えるユニット建物
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