JPS587864Y2 - 飾り集水器の取付蓋の取付装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は玄関、ベランダ、ポーチ等の軒先にさしかけた
屋根に設けられた排水孔に飾り集水器取付蓋を取付ける
取付装置に関する。

一般に、洋風住宅の玄関、ポーチ、ベランダ等の軒先に
さしかけた屋根からの雨水等を排水するには、その屋根
に排水孔を設け、そしてその部分に飾り集水器等を取付
けて排水していた。

第１図に示されるように、飾り集水器１を屋根２に取付
けるには、飾り集水器取付蓋３を直接ビス他釘等４で屋
根２の天井側に取付けていた。

しかし、天井部分にはセメント、モルタル等が多く使用
されている為、ビスや釘等４で飾り集水器取付蓋３を取
付けても、ヒビ割れや欠けが発生し、水もれの原因とな
り、確実に取付けることはできなかった。

本考案は以上のような実情に鑑みて為されたものであり
、その目的とするところは、水もれの原因となるヒビ割
れや欠けを発生させない飾り集水器の取付蓋の取付装置
を提供することにある。

以下、本考案を実施例として示す図面に基づいて具体的
に説明する。

第２図は本考案の実施例の側断面図である。

屋根２には雨水排出用の排水孔２１が設けられている。

そしてその排水孔２１に飾り集水器取付蓋３の排水穴３
２を一致させるように飾り集水器取付蓋３を排水孔３１
の下側に配設する。

その飾り集水器取付蓋３は飾り集水器（図示せず）を係
止部３１に着脱自在に取付けるものである。

そして排水孔２１上に架装するように蓋固定上片５を配
設し、排水穴３２の下側に蓋固定下具６を配設する。

そして蓋固定上片５、蓋固定下具６を連結具７で、屋根
２、飾り集水器取付蓋３を挾持するように締結する。

この連結具７には例えばボルト、ナツトである。

第３図に示されるごとく、蓋固定上片５は、排水孔２１
全部を覆うようなものでなく、細長い片であり、はぼ中
央部分にボルト孔５１を有し、そして排水孔２１上に架
設するように、はは沖央部分が上向きに湾曲状に形成さ
れている。

その場合には排水孔２１へ流れ込む雨水等のじゃまにな
らず、雨水等がスムーズに流れることになる。

そして蓋固定下具６は、飾り集水器取付蓋３の排水穴３
２の下側の周縁に沿うような溝部６１に有し、そして、
雨水等が排水穴３２を流れ出すように、排水穴３２全部
を塞がないように形成したものである。

そして、蓋固定下具６にゴミよけ用の綱部を取付けても
よく、又、第４図の如く蓋固定下具６と綱部を共用した
ように形成してもよい。

その場合には、堅樋やくさリゴミ等がたまらないことに
なる。

そして屋根２の排水孔２１に鍔部を有するパイプをその
孔を被装するように嵌着してもよく、その場合には、排
水孔２１は、雨水等によい保護されることになる。

第５図イ２口は、それぞれ取付位置を組立てた時の上面
図、下面図である。

本考案に係る飾り集水器の取付蓋の取付装置は玄関、ベ
ランダ、ポーチ等の軒先にさしかけた屋根に設けられた
排水孔に飾り集水器取方蓋を取付ける取付装置であって
、前記飾り集水器取付蓋に設けられている排水穴を前記
排水孔に一致させるように排水孔下側に配設し、排水孔
上に架装するように蓋固定上片を配設し、前記排水穴の
下側に蓋固定下具を配設し、該蓋固定上具と蓋固定下具
を連結具で屋根、飾り集水器取付蓋を挟持するように締
結してなるので、水もれの原因となるヒビ割れが欠けを
発生させないことができ、強固に飾り集水器取付蓋を玄
関、ポーチ、ベランダ等の屋根に取付けることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の側断面図、第２図は本考案の一実施例
の組立側断面図、第３図は実施例の飾り集水器の取付蓋
の取付装置の分解斜視図、第４図は他の実施例の蓋固定
下具の斜視図、第５図イ９口は実施例の上面図、下面図
である。 ３・・・・・・飾り集水器取付蓋、５・・・・・・蓋固
定上片、６・・・・・・蓋固定下具、７・・・・・・連
結具。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 玄関、ベランダ、ポーチ等の軒先にさしかけた屋根に設
   けられた排水孔に飾り集水器取付蓋を取付ける取付装置
   であって、前記飾り集水器取付蓋に設けられている排水
   穴を前記排水孔に一致させるように排水孔下側に配設し
   、排水孔上に架装するように蓋固定上片を配設し、前記
   排水穴の下側に蓋固定下具を配設し、該蓋固定上具と蓋
   固定下具を連結具で屋根、飾り集水器取付蓋を挟持する
   ように締結してなることを特徴とする飾り集水器の取付
   蓋の取付装置。