JPS5823870Y2 - 合成樹脂製床板 - Google Patents

合成樹脂製床板

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Publication number
JPS5823870Y2
JPS5823870Y2 JP1977109291U JP10929177U JPS5823870Y2 JP S5823870 Y2 JPS5823870 Y2 JP S5823870Y2 JP 1977109291 U JP1977109291 U JP 1977109291U JP 10929177 U JP10929177 U JP 10929177U JP S5823870 Y2 JPS5823870 Y2 JP S5823870Y2
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JP
Japan
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floor plate
floorboard
plate connecting
connecting groove
wall
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Expired
Application number
JP1977109291U
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English (en)
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JPS53142726U (ja
Inventor
次雄 中村
Original Assignee
積水化学工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主としてベランダや濡縁等に使用する合成樹脂
製床板に関する。
従来、ベランダや濡縁の床材は、鉄製や木製の枠の上面
にブリキ製の防水パンを設は更にその上に木製のスノコ
を置いた構造のものが主に使用されているが、設置場所
の形状寸法や周囲の環境に応じて大工施工する為に施工
費がかさみ、材質上耐腐蝕性に劣る為、耐用期間が短か
く且つ構造上排水性が悪いという欠点を有していた。
また、防水床を設けずに鉄製や木製の枠の上面に直接床
材を設置したものでは、該床材同志の間隙から雨水が下
に落ち、例えば階上のベランダに使用した場合には下に
居る人や置いている物が濡れてしまう欠点があった。
本考案合或樹脂製床板は、か・る欠点を解消する為にな
されたもので、その要旨は長尺の床板本体の一方の側縁
部に形成された垂壁部から外側方へ底壁が設けられ、更
に上方に向けて床板本体裏面とほぼ等しい高さの立上り
壁が設けられて床板連結溝が形成され、他方の側縁部か
ら該床板連結溝に嵌挿しうるが該床板連結溝の底壁に達
することのない床板連結突条が突設され、該側縁部の近
傍の床板本体裏面において脚壁が設けられてなる、合成
樹脂製床板に存する。
次に本考案合或樹脂製床板の一例を図面を参照して説明
する。
図において1は合成樹脂により製された長尺の床板本体
であり、その上面は平坦部となされ、一方の側縁部には
垂壁部2が形成されており、該垂壁部2の下部から外側
方へ底壁32が設けられ、更に上方に立上りを31が設
けられて床板連結溝3が形成されている。
この立上り壁31の上端は床板本体1の裏面とほぼ等し
い高さとなされている。
又、立上り壁31の先端部は内方に向けて折り曲げられ
ていてもよい。
垂壁部2及び立上り壁31は若干の傾斜を有するもので
あってもよい。
又他方の側縁部から下方に床板連結突条5が突設されて
おり、床板連結溝3に嵌挿しうるようになされている。
この床板連結突条5の高さは床板連結溝3に嵌挿したと
き底壁32に達することがないようになされており、好
ましくは床板連結溝3の深さのほぼ半分値である。
該床板連結突条5の先端内側には突条51が設けられて
いてもよく、これにより床板連結突条5の床板連結溝3
から取外れに<<シうる。
尚、床板連結溝3の内幅は床板連結突条の厚さの2倍乃
至3倍程度となされているのがよい。
床板本体1の長手方向に沿うほぼ中央部には、凹溝4が
設けられていてもよい。
しかしてこの例における凹溝4の上端開口部がら底板の
裏面に至る距離は床板本体1の上端面から垂壁部2の下
端に至る距離とほぼ同じになされている。
床板連結突条5が突設されている側縁部の近傍の床板本
体1の裏面には脚壁7が設けられており、該床板本体1
の上端面から脚壁7の下端に至る距離は、床板本体1の
上端面から垂壁部2の下端に至る距離とほぼ同じになさ
れている。
脚壁7は第1図及び第2図のように単板構造に限られる
ものでない。
本考案合威樹脂製床板を床桟6上に取付けるに際しては
、第1図及び第2図に示す如く床桟6上に複数個の床板
本体1を設置し、凹溝4の底板に形成されているビス孔
41にビスを挿通し床桟6に締着する。
相隣る床板本体1の一方の床掘連結溝3に他方の床板連
結突条5を上方から該床板連結溝3内に嵌挿せしめて連
結し、以下同様にして順次複数枚の床板本体1を床桟6
に固定しながら連結する。
床板連結溝3の内幅が広く、床板連結突条5がこの床板
連結溝3に幅方向にずれ可能な状態で嵌挿される場合に
は、床板本体同志の横方向の設置幅を幾分調節でき、設
置場所の端に隙間の生じることが防止できる。
本考案合或樹脂製床板に用いられる合成樹脂としては、
硬質ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリスチレン、ガラス繊維強化プラスチック等が好適で
ある。
本考案合戊樹脂製床板においては、相隣る床板本体の一
方の床板連結溝に他方の床板連結突条が嵌挿されて相隣
る床板本体同志が連結される。
そして、床板連結溝を形成する立上り壁は床板本体裏面
とほぼ等しい高さとなされ、一方床板連結突条は床板連
結溝の底壁に達することがないようになされているので
、床板連結突条を床板連結溝に嵌挿すると床板連結溝の
下部には空隙が形成されることになり、この空隙は排水
溝としての役目を果して床板本体の連結部から浸入する
水を集めて、床板本体の長手方向に導びき排水すること
ができる。
したがって、床板の下に防水パンを設けなくとも単に床
桟の上に床板本体を並設するだけで床板上の水が下方に
落ちることのないものとなっており、例えば階上のベラ
ンダ等の雨のががる場所又は水を扱う場所の床材として
好適に使用される。
又、本考案においては、床板本体の一方の側縁部に垂壁
が形成され、床板連結突条が突設されている他方の側縁
部の近傍の床板本体裏面に脚壁が設けられているので、
該垂壁と脚壁とによって床板本体の両側縁部が支持され
、荷重が掛った場合でも床板本体の両側縁部が下方へ押
し下げられることがなく、相隣る床板の連結部において
高低のずれを生ずることがない。
したがって、本考案の床板では、床板上の歩行時に不安
感、不快感を生じたり、けがをすることが防がれると共
に、前記床板連結溝に形成される排水溝となる空隙が床
板連結突条の押下げにより閉塞されることもないものと
なっている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案合或樹脂製床板の一例を示し、第1図は床
板本体の一部切欠斜視図、第2図は床板を組立てた状態
の一部切欠斜視図である。 符号の説明 1は床板本体、2は垂壁部、3は床板連結
溝、31は立上り壁、32は底壁、4は凹溝、5は床板
連結突条、7は脚壁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺の床板本体の一方の側縁部に形成された垂壁部から
    外側方へ底壁が設けられ、更に上方に向けて床板本体裏
    面とほぼ等しい高さの立上り壁が設けられて床板連結溝
    が形成され、他方の側縁部から該床板連結溝に嵌挿しう
    るが該床板連結溝の底壁に達することのない床板連結突
    条が突設され、該側縁部:の近傍の床板本体裏面におい
    て脚壁が設けられてなる、合成樹脂製床板。
JP1977109291U 1977-08-15 1977-08-15 合成樹脂製床板 Expired JPS5823870Y2 (ja)

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JP1977109291U JPS5823870Y2 (ja) 1977-08-15 1977-08-15 合成樹脂製床板

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JP1977109291U JPS5823870Y2 (ja) 1977-08-15 1977-08-15 合成樹脂製床板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53142726U JPS53142726U (ja) 1978-11-10
JPS5823870Y2 true JPS5823870Y2 (ja) 1983-05-21

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ID=29055115

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977109291U Expired JPS5823870Y2 (ja) 1977-08-15 1977-08-15 合成樹脂製床板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537547Y2 (ja) * 1974-03-14 1978-02-25

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Publication number Publication date
JPS53142726U (ja) 1978-11-10

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