JPS6210347Y2 - - Google Patents

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JPS6210347Y2
JPS6210347Y2 JP1981155262U JP15526281U JPS6210347Y2 JP S6210347 Y2 JPS6210347 Y2 JP S6210347Y2 JP 1981155262 U JP1981155262 U JP 1981155262U JP 15526281 U JP15526281 U JP 15526281U JP S6210347 Y2 JPS6210347 Y2 JP S6210347Y2
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JP
Japan
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piece
horizontal piece
decking
opening
covering
Prior art date
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JP1981155262U
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JPS5860726U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデツキ材の連結構造、さらに詳しく
は、ベランダのような戸外の床面上に複数枚並べ
て敷き詰められるデツキ材の連結構造に関する。
従来のこの種のデツキ材を連結するには、第1
図に示すように、一方のデツキ材Aの端部から延
出する水平片22と他方のデツキ材Aの端部の上
面より下がつた位置から延出する係合片23とを
上下に重複させ、水平片22の先端面と係合片2
3上面とデツキ材Aの端面とに囲まれた溝24を
形成し、この溝24を通してデツキ材A表面に溜
まる雨水の排水を行なつていた。しかしながら、
溝24の断面積を大きくすると、歩き難くなり、
そのため溝24の断面積を大きくすることができ
ないものであるから、雨量が多くなるとすぐに雨
水がデツキ材Aの表面に溢れ、排水が十分に行な
えなくなるという欠点を有していた。
本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その主な目的とするところは、排水溝の断面
積を大きくして雨水の排水を十分に行なえるよう
にすることにあり、他の目的とするところは、断
面積の大きな排水溝を有しながら上面との段差が
少なくなるように排水溝の開口面が覆われ、誤ま
つて排水溝内に足を引掛けたりすることのないデ
ツキ材の連結構造を提供することにある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。本考案に係るデツキ材の連結構造は、ベラン
ダのような戸外の床面上に複数枚並べて敷き詰め
られるデツキ材Aの連結構造であつて、隣り合う
デツキ材Aのうちの一方のデツキ材Aの端部には
端縁の長手方向全長に亘つてデツキ材Aの上面よ
り下がつた位置で端面から水平に延出する水平片
1と、水平片1と同じ高さ位置に開口部2を有し
端縁の長手方向全長に亘る排水溝3とが形成さ
れ、他方のデツキ材Aの端部にはデツキ材Aの上
面と同じ高さで端縁の長手方向全長に亘る覆い片
4が水平に延出し、隣り合うデツキ材Aのうちの
一方のデツキ材Aの水平片1と他方デツキ材Aの
覆い片4とが上下に重複して水平片1上面と覆い
片4との間に隙間5が形成されるととともに、上
記開口部2の上方に覆い片が位置し、隣り合うデ
ツキ材Aの端縁部間より水平片1上に落下する雨
水が上記隙間5を通つて水平片1上を流れ、上記
開口部2より排水溝3内に導かれて排水されるも
のである。第2図に示すものは第1の実施例であ
つて、デツキ材Aは合成樹脂の押出成型によつ
て、底板6上に長手方向の全長に亘る複数の縦リ
ブ7が立設され、縦リブ7上に底板6と略平行な
上板8が載つた形状に一体に成形される。上板8
は巾方向の中央部で二分割され、両上板8間に凹
溝9が形成される。この凹溝9の底面より釘のよ
うな固定具を挿入してデツキ材Aを床面に固定す
る。凹溝9の両周壁は上板8と底板6との間の高
さの位置に段部10を有し、段部10の横片11
の先端からは上方に向かつて支持突条12が突出
している。支持突条12の上端は上板8より下が
つた位置に達する。この凹溝9には断面略コ字状
のキヤツプ13が被嵌され、キヤツプ13の両脚
片14先端は段部10の横片11上面に当接して
キヤツプ13が係止される。すなわち、キヤツプ
13の胴部26はキヤツプ13が撓んだときに支
持突条12の先端に当接してキヤツプ13が支持
される。また、キヤツプ13の脚片14は外向き
に開いており、段部10に確実に係止される。上
板8の巾方向の一方の端部には上面と同じ高さで
水平に延出する覆い片4が長手方向の全長に亘つ
て設けられている。覆い片4の先端は下向きに屈
曲されて係止片15が形成されている。上板8の
巾方向の他端部には上板8と底板6との間の高さ
位置に段差部16が形成され、段差部16の水平
片1先端には排水溝3が連続している。排水溝3
の一方の周壁は水平片1に連続し、他方の周壁は
水平片1より上方でかつ上板8より下方の間の高
さ位置に達する。排水溝3の他方の周壁と段差部
16の縦片17との間の距離aは覆い片4の突出
量bと略等しくなるように形成される。また、上
板8上には縦リブ7に対応して突縁18が形成さ
れる。デツキ材Aは巾方向の端部を突き合わせて
ベランダのような戸外の床面上に敷き詰められ
る。このとき、水平片1と覆い片4とは上下に重
複し、係止片15下端及び覆い片4と水平片1と
の間に隙間5が形成される。デツキ材A同士は巾
方向にスライドさせ床面の巾に合わせて巾調節さ
れる。巾調節は覆い片4が排水溝3の開口部2を
覆う範囲内で行なわれる。なお、水平片1の先端
には上方に突出するストツパを適宜位置に設けて
巾調節が上記の範囲内で行なわれるように位置規
制してもよい。通常は床面の巾がデツキ材Aの巾
の整数倍とはなつていないものであるから、隣り
合うデツキ材Aの間に段差部16の縦片17と水
平片1と係止片15とに囲まれた溝19が形成さ
れる。したがつて、上板8上の雨水は溝19に入
り、水平片1と覆い片4との間の隙間5を通つて
排水溝3内に入り、排水されるのである。第3図
に示すものは第2の実施例であつて、巾方向の両
端部が第1の実施例と同形状になつている。この
実施例では底板6はなく、また、巾方向の中央部
の凹溝9の両周壁も屈曲せずに直線状となつてい
る。上板8と床面との間のスペーサとなる縦リブ
7は覆い片4に近い端部にのみ設けられ、他の部
分は凹溝9の周壁と排水溝3の周壁とによつて支
持されている。第4図に示すものは、第3の実施
例であつて、凹溝9の底面の一部が上方に向かつ
て膨出して突陵20を形成しており、この部分に
釘のような固定具が挿入される。また排水溝3の
一方の周壁が段差部16の縦片17の下方に形成
されており、第1及び第2の実施例に比べて排水
溝3の断面積が大きくなつているものである。第
5図は第4の実施例であつて、排水溝3の周辺を
第3の実施例と略同形状とし、残りの部分を第2
の実施例と略同形状としている。第6図及び第7
図は夫々第5及び第6の実施例を示し、排水溝3
の周壁間を水平片1が連結し、水平片1の適宜位
置に多数の透孔を排水溝3の開口部として形成し
たものである。これらの実施例では水平片1が上
方からの荷重に対して大きな強度を有している。
特に第7図に示す実施例では排水溝3を分割する
縦棧21を設けて水平片1を一層強固に支持して
いる。第8図は第7の実施例であつて、第1の実
施例の係止片15下端及び排水溝3の一方の周壁
上端に軟質材25を取着したものである。このも
のにあつては、覆い片4に上方より荷重がかかつ
て覆い片4が撓んだ際に、係止片15下端が水平
片1に当接し、或いは排水溝3の一方の周壁上端
に覆い片4が当接することによつて衝突音が発生
するのを防止している。なお、第9図は別のデツ
キ材Aの連結構造を示すものである。
本考案は上述のように、隣り合うデツキ材のう
ちの一方のデツキ材の端部から上面より下がつた
安置で延出する水平片が排水溝の開口部周縁に連
続し、他方のデツキ材の端部から上面と同じ高さ
で延出する覆い片が水平片と上下に重複して、水
平片と覆い片との間に隙間が形成されるので、雨
水は隙間を通つて排水溝に導かれ、排水溝を深く
形成することができ、排水溝の断面積が大きくな
つて十分な排水を行なうことができ、しかも、排
水溝を大きくしても、排水溝の開口部が上面と同
じ高さで延出する覆い片によつて覆われて覆い片
と水平片とが上下に重複し、かつ上面と水平片と
の段差が上面と排水溝底面との段差より小さく設
定されているので、覆い片と水平片とが重複して
いる範囲内でデツキ材の連結部分の巾調節をして
も、覆い片で排水溝の開口部が覆われていること
により、排水溝の開口部が外部に露出しないので
あり、その結果、排水溝の開口部が見えず優れた
外観に仕上げることができるとともに、排水溝に
足先がはまつてつまずくといつたことがなく、安
全であるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は本考案
の第1実施例を示す斜視図、第3図は同上の第2
の実施例を示す斜視図、第4図は第3の実施例を
示す斜視図、第5図は第4の実施例を示す斜視
図、第6図は第5の実施例を示す部分斜視図、第
7図は第6の実施例を示す部分斜視図、第8図は
第7の実施例を示す斜視図、第9図は別のデツキ
材を示す斜視図であり、1は水平片、2は開口
部、3は排水溝、4は覆い片、5は隙間、Aはデ
ツキ材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベランダのような戸外の床面上に複数枚並べて
    敷き詰められるデツキ材の連結構造であつて、隣
    り合うデツキ材のうちの一方のデツキ材の端部に
    は端縁の長手方向全長に亘つてデツキ材の上面よ
    り下がつた位置で端面から水平に延出する水平片
    と、水平片と同じ高さ位置に開口部を有し端縁の
    長手方向全長に亘る排水溝とが形成され、他方の
    デツキ材の端部にはデツキ材の上面と同じ高さで
    端縁の長手方向全長に亘る覆い片が水平に延出
    し、隣り合うデツキ材のうちの一方のデツキ材の
    水平片と他方のデツキ材の覆い片とが上下に重複
    して水平片上面と覆い片の間に隙間が形成される
    とともに、上記開口部の上方に覆い片が位置し、
    隣合うデツキ材の端縁部問より水平片上に落下す
    る雨水が上記隙間を通つて水平片上を流れ、上記
    開口部より排水溝内に導かれて排水されるデツキ
    材の連結構造。
JP15526281U 1981-10-19 1981-10-19 デツキ材の連結構造 Granted JPS5860726U (ja)

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JP15526281U JPS5860726U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 デツキ材の連結構造

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JP15526281U JPS5860726U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 デツキ材の連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5860726U JPS5860726U (ja) 1983-04-23
JPS6210347Y2 true JPS6210347Y2 (ja) 1987-03-11

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JP15526281U Granted JPS5860726U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 デツキ材の連結構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316632B2 (ja) * 1975-02-28 1978-06-02

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316632U (ja) * 1976-07-23 1978-02-13
JPS53134710U (ja) * 1977-03-31 1978-10-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316632B2 (ja) * 1975-02-28 1978-06-02

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JPS5860726U (ja) 1983-04-23

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