JPH0324765Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0324765Y2 JPH0324765Y2 JP1984138816U JP13881684U JPH0324765Y2 JP H0324765 Y2 JPH0324765 Y2 JP H0324765Y2 JP 1984138816 U JP1984138816 U JP 1984138816U JP 13881684 U JP13881684 U JP 13881684U JP H0324765 Y2 JPH0324765 Y2 JP H0324765Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- baseboard
- floor
- board
- construction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 16
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Description
【考案の詳細な説明】
[技術分野]
本考案は、壁と床との接合部における水切り構
造に関し、詳しくは壁裏に水が回り込むのを抑制
しようとする技術に関する。
造に関し、詳しくは壁裏に水が回り込むのを抑制
しようとする技術に関する。
[背景技術]
従来、建築用板が無機質系材料ではその木口か
らの吸水により凍害、表面塗装の剥がれ等の問題
がある。このような問題を解消するために第2図
に示すように、建築用板2′の下端を受け片7′に
て受け、受け片7′の前端に軟質パツキン14′を
配し、受け片7′と床1′との間にコーキング1
9′を詰めるという構成にしてあつた。ところが
このような構成であると、建築用板2′の表面を
流下する水が軟質パツキン14′を通過して受け
片7′と建築用板2′との間に伝い込み、これが建
築用板2′の木口から浸入し上記問題を解消する
には至らないものであつた。
らの吸水により凍害、表面塗装の剥がれ等の問題
がある。このような問題を解消するために第2図
に示すように、建築用板2′の下端を受け片7′に
て受け、受け片7′の前端に軟質パツキン14′を
配し、受け片7′と床1′との間にコーキング1
9′を詰めるという構成にしてあつた。ところが
このような構成であると、建築用板2′の表面を
流下する水が軟質パツキン14′を通過して受け
片7′と建築用板2′との間に伝い込み、これが建
築用板2′の木口から浸入し上記問題を解消する
には至らないものであつた。
[考案の目的]
本考案はこのような問題にて鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、建築用板の
木口に水が回り込むのを簡単な改良により防止し
て建築用板の床回りの損傷を軽減させることがで
きる壁と床との接合部における水切り構造を提供
するにある。
のであり、その目的とするところは、建築用板の
木口に水が回り込むのを簡単な改良により防止し
て建築用板の床回りの損傷を軽減させることがで
きる壁と床との接合部における水切り構造を提供
するにある。
[考案の開示]
本考案は、床1と建築用板2で施工された壁3
との間に介装される幅木4に建築用板2の下端前
面を覆う覆い片5を設けるとともに覆い片5の下
端部から背方に幅木横片15が延出され、幅木横
片15の下面から立ち上がり片17が垂下され、
覆い片5の下端に水抜き孔18が形成され、建築
用板2の下端面の一部に当接して建築用板2を支
持する支持片7が幅木横片15の後端から立設さ
れて建築用板2の下端面6の下部に水の伝い込み
を阻止する空所8を構成して成る壁と床との接合
部における水切り構造にかかるものであり、この
ように構成することによつて、上記目的を達成で
きるに至つた。
との間に介装される幅木4に建築用板2の下端前
面を覆う覆い片5を設けるとともに覆い片5の下
端部から背方に幅木横片15が延出され、幅木横
片15の下面から立ち上がり片17が垂下され、
覆い片5の下端に水抜き孔18が形成され、建築
用板2の下端面の一部に当接して建築用板2を支
持する支持片7が幅木横片15の後端から立設さ
れて建築用板2の下端面6の下部に水の伝い込み
を阻止する空所8を構成して成る壁と床との接合
部における水切り構造にかかるものであり、この
ように構成することによつて、上記目的を達成で
きるに至つた。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
建築用板2にて施工された壁3と例えばモルタ
ル9の上にタイル10を施工した床1との間に幅
木4を介装してある。この幅木4は例えば合成樹
脂の押出成形品であり、第1図のように、建築用
板2の背面から床基礎11に至る縦片12と、床
基礎11上面に施工される横片13を全長にわた
つて一連に形成したものである。幅木4の前縁に
は建築用板2の下端部前面を覆う覆い片5を全長
に設けてある。覆い片5の上縁には全長にわたつ
て軟質合成樹脂製の軟質パツキン14を一体形成
してある。覆い片5の下縁からは幅木横片15を
全長に形成してある。この幅木横片15の奥縁に
は支持片7を全長に立ち上げて形成してあり、支
持片7の上端部は連結横片16によつて縦片12
に一体形成してある。支持片7の高さは覆い片5
の高さより低くしてある。幅木横片15の下面か
ら全長にわたつて立ち上がり片17を全長に設け
てある。そして覆い片5の下方部に水抜き孔18
を設けてある。
ル9の上にタイル10を施工した床1との間に幅
木4を介装してある。この幅木4は例えば合成樹
脂の押出成形品であり、第1図のように、建築用
板2の背面から床基礎11に至る縦片12と、床
基礎11上面に施工される横片13を全長にわた
つて一連に形成したものである。幅木4の前縁に
は建築用板2の下端部前面を覆う覆い片5を全長
に設けてある。覆い片5の上縁には全長にわたつ
て軟質合成樹脂製の軟質パツキン14を一体形成
してある。覆い片5の下縁からは幅木横片15を
全長に形成してある。この幅木横片15の奥縁に
は支持片7を全長に立ち上げて形成してあり、支
持片7の上端部は連結横片16によつて縦片12
に一体形成してある。支持片7の高さは覆い片5
の高さより低くしてある。幅木横片15の下面か
ら全長にわたつて立ち上がり片17を全長に設け
てある。そして覆い片5の下方部に水抜き孔18
を設けてある。
このような構成によれば、第1図のように、建
築用板2の下端面の奥部を支持片7及び連結横片
16にて支持し、覆い片5にて建築用板2の下端
部表面を覆うとともに軟質パツキン14を当接す
ることで、建築用板2の下端面6の下方に空所8
を構成し、しかして、例え建築用板2の表面を水
が伝い落ちて、これが軟質パツキン14を通過し
てしても空所8によつて水が下端面6に伝わるの
を阻止し、木口から水が伝い込むことによる建築
用板2の劣化を抑制するのである。そして、空所
8内に伝い込んだ水は水抜き孔18から排水され
るものである。又、この水抜き孔18は立ち上が
り片17を設けることによつて、床1よりも高い
位置にあり、床1から水が逆流することがない。
立ち上がり片17の前面にはコーキング材19を
詰めて床1から水が浸入することがないようにし
てある。
築用板2の下端面の奥部を支持片7及び連結横片
16にて支持し、覆い片5にて建築用板2の下端
部表面を覆うとともに軟質パツキン14を当接す
ることで、建築用板2の下端面6の下方に空所8
を構成し、しかして、例え建築用板2の表面を水
が伝い落ちて、これが軟質パツキン14を通過し
てしても空所8によつて水が下端面6に伝わるの
を阻止し、木口から水が伝い込むことによる建築
用板2の劣化を抑制するのである。そして、空所
8内に伝い込んだ水は水抜き孔18から排水され
るものである。又、この水抜き孔18は立ち上が
り片17を設けることによつて、床1よりも高い
位置にあり、床1から水が逆流することがない。
立ち上がり片17の前面にはコーキング材19を
詰めて床1から水が浸入することがないようにし
てある。
[考案の効果]
以上要するに本考案は、建築用板の下端面の一
部に当接して建築用板を支持する支持片が幅木横
片の後端から立設されて建築用板の下端面の下部
に水の伝い込みを阻止する空所を構成してあるか
ら、建築用板の下端面が支持片に当接して空所を
確実に構成し、かかる空所において建築用板の下
端面からの水の伝い込みを確実に回避することが
できるという利点がある。しかも覆い片の下端部
から背方に幅木横片が延出され、幅木横片の下面
から立ち上がり片が垂下され、覆い片の下端に水
抜き孔が形成されているから、建築用板の下部に
形成された空所に浸入した水は水抜き孔から排水
するのであるが、かかる水抜き孔は立ち上がり片
によつて床から一定高さの位置にあり、床面にお
ける水が水抜き孔から逆流するようなことがな
く、かかる点においても、建築用板の下端面に水
が伝い込むのを回避できるという利点がある。
部に当接して建築用板を支持する支持片が幅木横
片の後端から立設されて建築用板の下端面の下部
に水の伝い込みを阻止する空所を構成してあるか
ら、建築用板の下端面が支持片に当接して空所を
確実に構成し、かかる空所において建築用板の下
端面からの水の伝い込みを確実に回避することが
できるという利点がある。しかも覆い片の下端部
から背方に幅木横片が延出され、幅木横片の下面
から立ち上がり片が垂下され、覆い片の下端に水
抜き孔が形成されているから、建築用板の下部に
形成された空所に浸入した水は水抜き孔から排水
するのであるが、かかる水抜き孔は立ち上がり片
によつて床から一定高さの位置にあり、床面にお
ける水が水抜き孔から逆流するようなことがな
く、かかる点においても、建築用板の下端面に水
が伝い込むのを回避できるという利点がある。
第1図は本考案の一実施例の破断斜視図、第2
図はは従来例の断面図であり、1は床、2は建築
用板、3は壁、4は幅木、5は覆い片、6は下端
面、7は支持片、8は空所である。
図はは従来例の断面図であり、1は床、2は建築
用板、3は壁、4は幅木、5は覆い片、6は下端
面、7は支持片、8は空所である。
Claims (1)
- 床と建築用板で施工された壁との間に介装され
る幅木に建築用板の下端前面を覆う覆い片を設け
るとともに覆い片の下端部から背方に幅木横片が
延出され、幅木横片の下面から立ち上がり片が垂
下され、覆い片の下端に水抜き孔が形成され、建
築用板の下端面の一部に当接して建築用板を支持
する支持片が幅木横片の後端から立設されて建築
用板の下端面の下部に水の伝い込みを阻止する空
所を構成して成る壁と床との接合部における水切
り構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984138816U JPH0324765Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984138816U JPH0324765Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6153439U JPS6153439U (ja) | 1986-04-10 |
JPH0324765Y2 true JPH0324765Y2 (ja) | 1991-05-29 |
Family
ID=30697211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984138816U Expired JPH0324765Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0324765Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0633101Y2 (ja) * | 1987-03-14 | 1994-08-31 | 松下電工株式会社 | 壁面板支持構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5619636U (ja) * | 1979-07-19 | 1981-02-20 |
-
1984
- 1984-09-13 JP JP1984138816U patent/JPH0324765Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5619636U (ja) * | 1979-07-19 | 1981-02-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6153439U (ja) | 1986-04-10 |
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