JPH043046Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH043046Y2 JPH043046Y2 JP1984138818U JP13881884U JPH043046Y2 JP H043046 Y2 JPH043046 Y2 JP H043046Y2 JP 1984138818 U JP1984138818 U JP 1984138818U JP 13881884 U JP13881884 U JP 13881884U JP H043046 Y2 JPH043046 Y2 JP H043046Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathroom
- bathroom wall
- adjacent
- waterproof
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
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- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[技術分野]
本考案は左右に隣合う浴室壁材間に防水パツキ
ンを介して接続する構造の改良に関するものであ
る。
ンを介して接続する構造の改良に関するものであ
る。
[背景技術]
従来より浴室の壁下地の室内側の面に複数枚の
浴室壁材を張り、左右に隣合う浴室壁材間に防水
パツキンを介装しているが、従来の防水パツキン
は単に隣合う浴室壁材間を防水するだけのため万
一防水パツキンと浴室壁材との間に水が浸入する
と水が抜けないで溜まり毛細管現象で壁下地等に
浸入して腐食させたりするという欠点があつた。
浴室壁材を張り、左右に隣合う浴室壁材間に防水
パツキンを介装しているが、従来の防水パツキン
は単に隣合う浴室壁材間を防水するだけのため万
一防水パツキンと浴室壁材との間に水が浸入する
と水が抜けないで溜まり毛細管現象で壁下地等に
浸入して腐食させたりするという欠点があつた。
[考案の目的]
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは防水パツキンを
介装した部分に水が浸入しても防水パツキンの排
水溝にて下方に排水され、従来のように水が溜ま
つて壁下地等を腐食させたりする虞れのない浴室
壁材接続構造を提供するにある。
て、本考案の目的とするところは防水パツキンを
介装した部分に水が浸入しても防水パツキンの排
水溝にて下方に排水され、従来のように水が溜ま
つて壁下地等を腐食させたりする虞れのない浴室
壁材接続構造を提供するにある。
[考案の開示]
本考案浴室壁材接続構造は、浴室の壁下地1の
室内側の面に複数枚の浴室壁材2を張り、隣合う
浴室壁材2間に断面略五角形状の防水パツキン4
を上下方向に亘つて介装し、断面略五角形状の防
水パツキン4の浴室内がわの頂点の角と隣合う両
側の角との間に上下方向に亘つて排水溝3を設
け、防水パツキン4の頂点の角及び隣合う両側の
角を浴室壁材の端面に当接したものである。
室内側の面に複数枚の浴室壁材2を張り、隣合う
浴室壁材2間に断面略五角形状の防水パツキン4
を上下方向に亘つて介装し、断面略五角形状の防
水パツキン4の浴室内がわの頂点の角と隣合う両
側の角との間に上下方向に亘つて排水溝3を設
け、防水パツキン4の頂点の角及び隣合う両側の
角を浴室壁材の端面に当接したものである。
以下本考案を実施例により詳述する。
壁下地1は胴縁5に壁下地板6を張つて形成さ
れ、壁下地1の壁下地板6の室内側の面に全面に
亘つて防水シート7を張つてある。浴室壁材2は
例えば合成樹脂の表面板内に発泡ポリウレタンの
ような断熱材を内包させて形成されている。浴室
壁材2の左右方向の端部には係止溝8を凹設して
あり、端部の背面側には収納凹所9が設けられて
いる。ジヨイナー10は上下に長尺で断面ハツト
型の本体10aと取着片10bとにより構成さ
れ、本体10aの側方に係止片11を設けてあ
る。浴室壁材2は防水シート7上に左右方向に複
数枚並べて配置され、左右に隣合う浴室壁材2が
第1図、第2図に示すようにジヨイナー10で接
続される。つまりジヨイナー10の取着片10b
が釘等で壁下地板6に取着され、浴室壁材2の収
納凹所9に取着片10bが収納されると共に夫々
の浴室壁材2の係止溝8に係止片11が係止され
る。ドア用開口や窓用開口に位置する浴室壁材2
の端部は見切り12で取着される。つまり壁下地
板6には取着した見切り12の固着部12aに見
切り12の押さえ部12bを取着し、固着部12
aと押さえ部12bとの間に浴室壁材2の端部を
挟持する。防水パツキン4はEVAのような合成
樹脂にて長尺に形成され、断面略五角形状をして
いる。この防水パツキン4には複数条の排水溝3
を上下方向に穿設してある。本実施例の場合取り
付けたとき表面側となる位置の左右に一対の排水
溝3を設けると共に背面側となる位置に1条の排
水溝3を設けて合計3条の排水溝3を形成してあ
る。この防水パツキン4は左右に隣合う浴室壁材
2の端部間に介装されると共にジヨイナー10の
本体10a内に嵌着される。浴室の床15は第3
図に示すようにモルタル13にタイル14を張つ
て形成され、床15の周囲に腰壁部15aを形成
してある。腰壁部15a上には断面略L字状の水
切り板16の水平片16aを載置してあり、水切
り板16の垂直片16bをコンクリート壁22と
浴室壁材2との間に介装して垂直片16bをコン
クリート壁22と取着してあり、水平片16aの
端部より垂下した垂下片16cの裏側にシリコン
コーキング17を充填してある。また天井の天井
下地板18にも防水シート7が張られ、この防水
シート7上に浴室天井材19が張られている。こ
の浴室天井材19と浴室壁材2との間は入隅具2
0にて仕上げられる。つまり第4図に示すように
入隅具20の固着具20aを壁下地板6に取着
し、入隅具20の入隅カバー20bの固着部20
aに取着し、入隅カバー20bの一対の片にて
夫々浴室壁材2及び浴室天井材19を押さえてい
る。叙述のようにして浴室の内装が仕上げられ、
左右に隣合う浴室壁材2間は防水パツキン4にて
防水される。またこの状態で万一防水パツキン4
と浴室壁材2の端部との間から水が浸入しても排
水溝3にて下方に排水されて溜まらない。従つて
壁下地1等に毛細管現象で水が浸入して壁下地1
等を腐食させたりしない(浴室壁材2が内部に断
熱材のあるものであると断熱材を濡らして断熱性
を低下させたりしない。)排水溝3を伝つて下方
に排水された水は水切り板16上に落ちて床15
に流れる。
れ、壁下地1の壁下地板6の室内側の面に全面に
亘つて防水シート7を張つてある。浴室壁材2は
例えば合成樹脂の表面板内に発泡ポリウレタンの
ような断熱材を内包させて形成されている。浴室
壁材2の左右方向の端部には係止溝8を凹設して
あり、端部の背面側には収納凹所9が設けられて
いる。ジヨイナー10は上下に長尺で断面ハツト
型の本体10aと取着片10bとにより構成さ
れ、本体10aの側方に係止片11を設けてあ
る。浴室壁材2は防水シート7上に左右方向に複
数枚並べて配置され、左右に隣合う浴室壁材2が
第1図、第2図に示すようにジヨイナー10で接
続される。つまりジヨイナー10の取着片10b
が釘等で壁下地板6に取着され、浴室壁材2の収
納凹所9に取着片10bが収納されると共に夫々
の浴室壁材2の係止溝8に係止片11が係止され
る。ドア用開口や窓用開口に位置する浴室壁材2
の端部は見切り12で取着される。つまり壁下地
板6には取着した見切り12の固着部12aに見
切り12の押さえ部12bを取着し、固着部12
aと押さえ部12bとの間に浴室壁材2の端部を
挟持する。防水パツキン4はEVAのような合成
樹脂にて長尺に形成され、断面略五角形状をして
いる。この防水パツキン4には複数条の排水溝3
を上下方向に穿設してある。本実施例の場合取り
付けたとき表面側となる位置の左右に一対の排水
溝3を設けると共に背面側となる位置に1条の排
水溝3を設けて合計3条の排水溝3を形成してあ
る。この防水パツキン4は左右に隣合う浴室壁材
2の端部間に介装されると共にジヨイナー10の
本体10a内に嵌着される。浴室の床15は第3
図に示すようにモルタル13にタイル14を張つ
て形成され、床15の周囲に腰壁部15aを形成
してある。腰壁部15a上には断面略L字状の水
切り板16の水平片16aを載置してあり、水切
り板16の垂直片16bをコンクリート壁22と
浴室壁材2との間に介装して垂直片16bをコン
クリート壁22と取着してあり、水平片16aの
端部より垂下した垂下片16cの裏側にシリコン
コーキング17を充填してある。また天井の天井
下地板18にも防水シート7が張られ、この防水
シート7上に浴室天井材19が張られている。こ
の浴室天井材19と浴室壁材2との間は入隅具2
0にて仕上げられる。つまり第4図に示すように
入隅具20の固着具20aを壁下地板6に取着
し、入隅具20の入隅カバー20bの固着部20
aに取着し、入隅カバー20bの一対の片にて
夫々浴室壁材2及び浴室天井材19を押さえてい
る。叙述のようにして浴室の内装が仕上げられ、
左右に隣合う浴室壁材2間は防水パツキン4にて
防水される。またこの状態で万一防水パツキン4
と浴室壁材2の端部との間から水が浸入しても排
水溝3にて下方に排水されて溜まらない。従つて
壁下地1等に毛細管現象で水が浸入して壁下地1
等を腐食させたりしない(浴室壁材2が内部に断
熱材のあるものであると断熱材を濡らして断熱性
を低下させたりしない。)排水溝3を伝つて下方
に排水された水は水切り板16上に落ちて床15
に流れる。
[考案の効果]
本考案は叙述のように左右に隣合う浴室壁材間
に防水パツキンを介装してあるので、左右に隣合
う浴室壁材間の防水がなされて水が浸入しないの
は勿論、防水パツキンに上下方向に排水溝を有す
るので、万一防水パツキンと浴室壁材間から水が
浸入しても排水溝にて下方に排水されるものであ
つて、水が溜まつたりせず毛細管現象で壁下地等
に水が浸入しなくて壁下地等が腐食したりする虞
れのないものであり、また隣合う浴室壁材間に断
面略五角形状の防水パツキンを上下方向に亘つて
介装し、断面略五角形状の防水パツキンの浴室が
わの頂点の角と隣合う両側の角との間に上下方向
に亘つて排水溝を設け、防水パツキンの頂点の角
及び隣合う両側の角を浴室壁材の端面に当接した
ので、浴室内がわからの水の浸入に対して、まず
防水パツキンの頂点の角と浴室壁材の端面との間
の接触にて防水され、次に上下に亘る排水溝の排
水にて防水され、次に防水パツキンの両側の角と
浴室壁材の端面との接触にて防水されるものであ
つて、浴室外への水の浸入を確実に防止できるも
のである。
に防水パツキンを介装してあるので、左右に隣合
う浴室壁材間の防水がなされて水が浸入しないの
は勿論、防水パツキンに上下方向に排水溝を有す
るので、万一防水パツキンと浴室壁材間から水が
浸入しても排水溝にて下方に排水されるものであ
つて、水が溜まつたりせず毛細管現象で壁下地等
に水が浸入しなくて壁下地等が腐食したりする虞
れのないものであり、また隣合う浴室壁材間に断
面略五角形状の防水パツキンを上下方向に亘つて
介装し、断面略五角形状の防水パツキンの浴室が
わの頂点の角と隣合う両側の角との間に上下方向
に亘つて排水溝を設け、防水パツキンの頂点の角
及び隣合う両側の角を浴室壁材の端面に当接した
ので、浴室内がわからの水の浸入に対して、まず
防水パツキンの頂点の角と浴室壁材の端面との間
の接触にて防水され、次に上下に亘る排水溝の排
水にて防水され、次に防水パツキンの両側の角と
浴室壁材の端面との接触にて防水されるものであ
つて、浴室外への水の浸入を確実に防止できるも
のである。
第1図は本考案の一実施例の平断面図、第2図
は同上の側断面図、第3図は同上の床と壁との間
の側断面図、第4図は同上の天井と壁との間の側
断面図であつて、1は壁下地、2は浴室壁材、3
は排水溝、4は防水パツキンである。
は同上の側断面図、第3図は同上の床と壁との間
の側断面図、第4図は同上の天井と壁との間の側
断面図であつて、1は壁下地、2は浴室壁材、3
は排水溝、4は防水パツキンである。
Claims (1)
- 浴室の壁下地の室内側の面に複数枚の浴室壁材
を張り、隣合う浴室壁材間に断面略五角形状の防
水パツキンを上下方向に亘つて介装し、断面略五
角形状の防水パツキンの浴室内がわの頂点の角と
隣合う両側の角との間に上下方向に亘つて排水溝
を設け、防水パツキンの頂点の角及び隣合う両側
の角を浴室壁材の端面に当接して成る浴室壁材接
続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984138818U JPH043046Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984138818U JPH043046Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6153405U JPS6153405U (ja) | 1986-04-10 |
JPH043046Y2 true JPH043046Y2 (ja) | 1992-01-31 |
Family
ID=30697213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984138818U Expired JPH043046Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH043046Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016056615A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 建物ユニット及び建物 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6235762Y2 (ja) * | 1980-03-17 | 1987-09-11 | ||
JPS59117711U (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-08 | アキレス株式会社 | 天井、壁などの目透し目地用耐火性ジヨイナ− |
-
1984
- 1984-09-13 JP JP1984138818U patent/JPH043046Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016056615A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 建物ユニット及び建物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6153405U (ja) | 1986-04-10 |
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