JPH0433287Y2 - - Google Patents

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JPH0433287Y2
JPH0433287Y2 JP16158986U JP16158986U JPH0433287Y2 JP H0433287 Y2 JPH0433287 Y2 JP H0433287Y2 JP 16158986 U JP16158986 U JP 16158986U JP 16158986 U JP16158986 U JP 16158986U JP H0433287 Y2 JPH0433287 Y2 JP H0433287Y2
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panel
wall
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waterproof
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は建物におけるバルコニー取付け部の
仕上材の木口隠し水切り構造に関するものであ
る。
(従来技術) 従来、住宅におけるバルコニーの床仕上げ材は
外壁面への立上り部分が防水上30cm程立上げるの
が好ましいとされていた。
(この考案が解決すべき問題点) しかしながら前記高さ程度、仕上材を立上げる
と、立上げ寸法が高過ぎてバルコニーへの出入り
が不便となり、また仕上材を立上げたとしても雨
仕舞は完全とはいかなかつた。さらに仕上材の木
口部分の処理も難かしい点があつた。
この考案は前記事情に鑑み創案されたものであ
り、仕上げ材の木口を隠すと共に、外壁面からの
二次排水機構を具備し、仕上げ材の立上がり寸法
を低くすることができバルコニーへの出入りが容
易になる構造を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点に対処するために、外壁
方向に開口する断面略コ字状に形成され、かつ下
面に仕上材木口隠し用の凹溝を設けた防水押縁材
を外壁面に取付け中空匣状部を形成してある。そ
してバルコニー床面に取付けた床仕上材を外壁面
に沿つて立上げ、その上端部を前記仕上材木口隠
し用の凹溝に嵌着したことを特徴とするものであ
る。
(実施例) 以下、図示した実施例に基いて説明する。1は
防水押縁材を示すもので、この防水押縁材1は断
面略コ字状の形材からなり、建築物躯体方向に向
く凹溝2を基部とし、この凹溝2の上面1aを若
干の斜度を有する斜面に形成してあり、下面1b
の内側部分に下方に開口する仕上材木口隠し用の
凹溝3を設けてあり、また上面1aの内側端部に
躯体取付片4を立上げ、さらにこの躯体取付片4
と上面1aとの隅角部には別途、押縁材5を配設
した構成からなつている。
6は外壁捨水切材を示すもので、板材の中間部
を段状に形成し、断面〓状に形成したものであ
る。
7は外壁部分を示し、8はバルコニー部分を示
すものである。外壁部分7には建築物躯体に外壁
パネル9が装着してあり、この外壁パネル9は下
端部にみぞ形鋼9aを取付けたもので、外壁パネ
ル9の下端部は躯体との間に前記外壁捨水切材6
を介在して取付けてあり、外壁パネル9の内側面
下部は外壁捨水切材6の上半部6aに添着し、下
側縁は外壁捨水切材6の段部6bに添着してい
る。10はバルコニー8の腰部分を形成するパネ
ルを示すもので、このパネル10の上側縁は外壁
捨水切材6の段部6bの下面に添着し、外側面上
部は外壁捨水切材6の下半部6cに防水シート1
1を介して添着している。
パネル10の外側面上端部には防水シート1
1、及び外壁捨水切材6の下半部6cを介して防
水押縁材1が取付けてあり、前記凹溝2とパネル
10の間に中空匣状部14を設けてある。また防
水押縁材1の上面とパネル10の間隙にコーキン
グを施してある。
さらにバルコニー部分8の床面には下地材13
との表面に床仕上材として人工芝12が貼設して
あり、この人工芝の躯体側端部はパネル10に添
着して立上げてあり、その上端部は防水押縁材1
の仕上げ材木口隠し用の凹溝3に嵌着してある。
(考案の効果) 本題の考案は前記のような構成からなり、 1 バルコニーの腰部分を形成するパネルに、上
部外壁パネルの下端に接する防水押縁材を取付
け、パネルとの間に中空匣状部を形成してある
ので、外壁パネルからの雨水は中空匣状部を通
り二次排水機構を有しており、 2 しかも防水押縁材とパネルとの間に、外壁捨
水切材を介在せしめ、この外壁捨水切材は外壁
の内側面下部、パネルの上側縁及び外側面に沿
つて取付けられているので、外壁パネルからの
雨水は確実に防水押縁材内に流入するため優れ
た排水機能を有するものとなつており、 3 防水押縁材の下面に仕上材木口隠し用の凹溝
を設けてあるので、容易にバルコニーの仕上材
の木口を隠すことができ、 4 さらに防水押縁材部分が仕上げ面となつてい
るので立上り寸法が低くてすみ、従つてベラン
ダの出入りが楽になる、 等の作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は部分縦断面図、第2図は防水押縁材の
斜視図でありAは平部分、Bは出隅部分、Cは入
隅部分に使用されるものである。 1……防水押縁材、2,3……凹溝、4……躯
体取付片、5……押縁材、6……外壁拾水切材、
7……外壁部分、8……バルコニー部分、9……
外壁パネル、10……パネル、11……防水シー
ト、12……人工芝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルコニー取付部の木口隠し水切り構造におい
    て、外壁パネルの下端部よりバルコニーの腰部を
    形成するパネルを下垂せしめ、前記外壁パネルの
    内側面下部、パネルの上側縁及びパネルの外側面
    に添つて外壁捨水切材を取付け、さらにこの外壁
    水切材を介して防水押縁材をパネルに取付けたも
    のであつて、防水押縁材はパネル方向に開口する
    断面コ字状に形成し、パネルとの間に中空匣状部
    が形成され、かつ下面に仕上材木口隠し用の凹溝
    を設けた構成からなり、一方バルコニーの床面に
    は床仕上材を敷設し、この床仕上材をパネルの外
    側面に添つて立ち上げ、その上端部を仕上材木口
    用の凹溝に嵌着したことを特徴とする木口隠し水
    切り構造。
JP16158986U 1986-10-23 1986-10-23 Expired JPH0433287Y2 (ja)

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JPS63174213U JPS63174213U (ja) 1988-11-11
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JP2017180009A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 トヨタホーム株式会社 外壁水切構造及び外壁水切取り付け方法

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JPS63174213U (ja) 1988-11-11

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