JPH0754449Y2 - 床用断熱板 - Google Patents

床用断熱板

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JPH0754449Y2
JPH0754449Y2 JP7354190U JP7354190U JPH0754449Y2 JP H0754449 Y2 JPH0754449 Y2 JP H0754449Y2 JP 7354190 U JP7354190 U JP 7354190U JP 7354190 U JP7354190 U JP 7354190U JP H0754449 Y2 JPH0754449 Y2 JP H0754449Y2
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JP
Japan
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floor
heat insulating
insulating plate
central portion
receiving step
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP7354190U
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JPH0430645U (ja
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修 辻
賢 伊藤
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Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プラットホーム工法によって組み立てられる
建築物の床部の断熱施工に用いて好適である床用断熱板
に関するものである。
〔従来技術及び考案が解決しようとする課題〕
床部の断熱性を向上させんとする工法の一つとして、隣
合う根太間に断熱板を納装した後該断熱板上に床板を張
り付ける工法が知られているが、従来のこの種の断熱板
は、その上面が平坦に形成されていた。
ところで、屋根を仕上げる前に床を仕上げる必要のある
例えばプラットホーム工法における床部の断熱施工に際
して係る床用断熱板を採用したとすれば、前記のごとく
その上面は平坦に形成されているために、該床用断熱板
を根太間に嵌め込んで後床板を張り付けるまでの間にお
いて雨が降った場合、施工の実際においては張り付けら
れた断熱板上面に不陸が生じていることから、該断熱板
上面に水たまりが生ずることとなる。
このように水たまりが生じた場合には、床板の張り付け
に先立って断熱板上面の水をモップ等で拭き取る必要が
生じ、施工能率の低下を招く問題が生ずる。
本考案は、係る問題点を解決し得る床用断熱板の提供を
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る床用断熱板1は、隣合う根太2,2間に嵌め
込まれる床用断熱板であって、根太2,2間に嵌め込まれ
た状態において上面3が床板5の下面6と略密着した状
態となりうる矩形板状を呈し、その根太側の両側縁部分
10,10の夫々は、その内側の縁11が水受け段差部12を介
して中央部分7の上面3に連なるように形成されてお
り、かつ該中央部分7の上面3は、根太方向に延びる長
手中央線lを境として水受け段差部12,12に向け下方向
に傾斜する両流れの傾斜面13,13となされており、又中
央部分7の両側には、傾斜面13を流下して水受け段差部
12に受けられた雨水を排出させる水抜き孔15の適数が上
下方向に貫設されていることを特徴とするものである。
〔作用〕
然して本考案の床用断熱板1をプラットホーム工法にお
ける床断熱施工を用いた場合、該床用断熱板1を順次根
太2,2間に嵌め込んで断熱板上面21を形成すると、各床
用断熱板の中央部分7の上面3は水受け段差部12,12に
向けて下方向に傾斜する両流れの傾斜面13,13とされて
いることから、床板5を張り付けるまでの間において断
熱板上面21に雨が降ったとしても、雨水は傾斜面13,13
を流下し、水受け段差部12,12に受けられて水抜き孔15
より順次床下に排出されることとなる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1実施例 第1〜5図において本考案に係る床用断熱板1は、全体
が発泡スチロール等の発泡合成樹脂を用いて一体に構成
されており、第3〜4図に示すごとく隣合う根太2,2間
に嵌め込まれる。
該床用断熱板1は、根太2,2間に嵌め込まれた状態にお
いて、上面3が床板5の下面6と略密着した状態となり
うる矩形板状を呈し、中央部分7の根太側の長手両側に
は割溝9,9を介して側縁部分10,10が設けられている。又
側縁部分10,10の夫々は、床用断熱板1が根太2,2間に嵌
め込まれた状態において、その内側の縁11が水受け段差
部12を介して中央部分7の上面3に連なるように形成さ
れている。さらに中央部分7の上面3は、根太方向に延
びる長手中央線lを境として水受け段差部12,12に向け
下方向に傾斜する両流れの傾斜面13,13とされており、
又中央部分の両側には、傾斜面13を流下して水受け段差
部12に受けられた雨水を排出させる水抜き孔15の適数が
上下方向に貫設されている。
そして側縁部分10,10の無理のない弾性変形によって、
床用断熱板1を根太2,2間に容易に押し込むことができ
るとともに側縁部分10の外側面16が根太2の側面17と略
密着した状態となるようになされている。
又中央部分7の対向する端縁部分の一方には決り溝部19
が端縁部分の上縁部を切欠することによって設けられ、
かつその他方には該決り溝部19と嵌合し得る決り突部20
が形成されている。
然して、本実施例に係る床用断熱板1をその決り溝部19
と決り突部20とが嵌合状態となるよう隣合う根太2,2間
に順次嵌め込むことによって形成された断熱板上面21に
雨が降った場合、各床用断熱板の中央部分7は、水受け
段差部12,12に向けて傾斜する両流れの傾斜面13,13とさ
れていることから、断熱板上面に降った雨水は、第4図
において矢印で示すごとく、傾斜面13,13を流下し、水
受け段差部12,12に受けられて水抜き孔15より順次床下
に排出される。
第2実施例 第6〜7図は本考案に係る断熱板1の他の実施例を示す
ものであり、全体が発泡スチロール等の発泡合成樹脂を
以て一体に構成されており、第1実施例における場合と
同様、第8図に示すごとく隣合う根太2,2間に嵌め込ま
れる。
該床用断熱板1は、前記実施例における場合とは異な
り、割溝を介することなく中央部分7に側縁部分10,10
が一体に連設されており、根太2,2間に嵌め込まれた状
態において、上面3が床板の下面と略密着した状態とな
りうる矩形板状を呈する。そして前記実施例における場
合と同様、側縁部分10,10の夫々は、その内側の縁11が
水受け段差部12を介して中央部分7の上面3に連なるよ
う形成されており、かつ中央部分7の上面3は、根太方
向に延びる長手中央線lを境として水受け段差部12,12
に向け下方向に傾斜する両流れの傾斜面とされている。
さらに中央部分7の両側には、傾斜面13を流下して水受
け段差部12に受けられた雨水を排出させる水抜き孔15の
適数が上下方向に貫設されている。なお本実施例におい
ては、該水抜き孔15は長手方向に細長な孔として形成さ
れている。
又中央部分7の対向する端縁部分の一方には決り溝部19
が端縁部分の上縁部を切欠することによって設けられ、
かつその他方には該決り溝部19と嵌合し得る決り突部20
が形成されている。
然して、本実施例に係る床用断熱板1をその決り突部20
と決り溝部19とが嵌合状態となるよう隣合う根太2,2間
に順次嵌め込むことによって形成された断熱板上面21に
雨が降った場合、中央部分7が両流れの傾斜面13,13と
されていることから、断熱板上面に降った雨水は、第8
図において矢印で示すごとく、傾斜面13を流下し、水受
け段差部12,12に受けられて水抜き孔15より順次床下に
排出される。
〔考案の効果〕 本考案は、床部を効果的に断熱し得ることに加え、以下
のような優れた効果を奏する。
即ち、根太側の両側縁部分の夫々は、その内側の縁が水
受け段差部を介して中央部分の上面に連なるように形成
されておりかつ該中央部分の上面は水受け段差部方向に
傾斜する両流れの傾斜面とされており、又中央部分の両
側には水抜き孔の適数が設けられている。
それ故、根太間への床用断熱板の嵌め込みによって形成
された断熱板上面に降った雨水は傾斜面を流下して水受
け段差部に受けられ、水抜き孔より順次床下に排出され
ることとなる。
このようなことから本考案に係る床用断熱板は、それを
プラットホーム工法における床断熱施工に用いた場合、
断熱板上面の雨水をモップ等で拭き取る必要がなく床断
熱施工の能率化を期しうることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は中央
部分の両側に設けられた水抜き孔を示す斜視図、第3図
は床用断熱板を根太間に嵌め込むことによって形成され
た水受け段差部を示す断面図、第4図は水抜き孔による
排水作用を説明する説明図、第5図は本考案を応用して
構成された断熱床の構造を説明する斜視図、第6図は本
考案の他の実施例を示す斜視図、第7図は第6図に示す
床用断熱板の水抜き孔を示す斜視図、第8図は第6図に
示す床用断熱板の水抜き孔による排水作用を説明する説
明図である。 1……床用断熱板、2……根太、3……床用断熱板の上
面、5……床板、6……床板の下面、7……中央部分、
10……側縁部分、11……内側の縁、12……水受け段差
部、13……傾斜面、15……水抜き孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣合う根太2,2間に嵌め込まれる床用断熱
    板であって、根太2,2間に嵌め込まれた状態において上
    面3が床板5の下面6と略密着した状態となりうる矩形
    板状を呈し、その根太側の両側縁部分10,10の夫々は、
    その内側の縁11が水受け段差部12を介して中央部分7の
    上面3に連なるように形成されており、かつ該中央部分
    7の上面3は、根太方向に延びる長手中央線lを境とし
    て水受け段差部12,12に向け下方向に傾斜する両流れの
    傾斜面13,13となされており、又中央部分7の両側に
    は、傾斜面13を流下して水受け段差部12に受けられた雨
    水を排出させる水抜き孔15の適数が上下方向に貫設され
    ていることを特徴とする床用断熱板。
JP7354190U 1990-07-10 1990-07-10 床用断熱板 Expired - Lifetime JPH0754449Y2 (ja)

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JP7354190U JPH0754449Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10 床用断熱板

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JPH0430645U JPH0430645U (ja) 1992-03-12
JPH0754449Y2 true JPH0754449Y2 (ja) 1995-12-18

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JP2014169603A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Sumitomo Forestry Co Ltd 床用断熱材

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JP3056962B2 (ja) * 1994-12-07 2000-06-26 フクビ化学工業株式会社 断熱材を用いた屋根構造
JP3628455B2 (ja) * 1996-10-04 2005-03-09 積水化成品工業株式会社 建築用断熱材
JP2006291521A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd 軟質樹脂発泡断熱材及び施工方法

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