JP2000274031A - 水切り板の支持構造 - Google Patents
水切り板の支持構造Info
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- JP2000274031A JP2000274031A JP11080271A JP8027199A JP2000274031A JP 2000274031 A JP2000274031 A JP 2000274031A JP 11080271 A JP11080271 A JP 11080271A JP 8027199 A JP8027199 A JP 8027199A JP 2000274031 A JP2000274031 A JP 2000274031A
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- eaves gutter
- plate
- eaves
- draining
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部材点数を増やすことなく、水切り板のへこ
みをなくし、同水切り板にて雨水を確実に軒樋の中へ導
くことができる水切り板の支持構造を提供するものであ
る。 【解決手段】 軒樋吊り具(8)にて吊着された軒樋
(15)、および、この軒樋(15)の前耳部(19)
に向けて延出する水切り板(18)を軒先に設け、この
水切り板(18)の中央部をその下面側より水切り板支
持部材(4)にて支持してなる。
みをなくし、同水切り板にて雨水を確実に軒樋の中へ導
くことができる水切り板の支持構造を提供するものであ
る。 【解決手段】 軒樋吊り具(8)にて吊着された軒樋
(15)、および、この軒樋(15)の前耳部(19)
に向けて延出する水切り板(18)を軒先に設け、この
水切り板(18)の中央部をその下面側より水切り板支
持部材(4)にて支持してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水切り板の支持構
造に関し、具体的には、屋根の軒先に取り付けられる水
切り板に有用な水切り板の支持構造に関する。
造に関し、具体的には、屋根の軒先に取り付けられる水
切り板に有用な水切り板の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水切り板の支持構造としては、例
えば、鼻板カバー本体のような鼻隠しがない場合である
と、図3に示すごとく、鼻板(2)に取り付け固定され
る軒樋吊り具(8)を設け、この軒樋吊り具(8)に軒
樋(15)の前耳部(19)と後耳部(20)とをそれ
ぞれ引っ掛けて、同軒樋(15)が固定されていたもの
が知られていた。そして、屋根面の軒先部分には、水切
り板(18)が別途取り付け施工されるとともに、積雪
や落ち葉などに対処することができるようにこの水切り
板(18)の前方にスノーカバー(25)も別途連ねら
れていたものであり、屋根面を流れる雨水は、屋根瓦
(17)を伝って、上記水切り板(18)からスノーカ
バー(25)へと導かれ、このスノーカバー(25)上
の雨水が、同軒樋(15)へと流れ落ちるようになって
いたものであった。
えば、鼻板カバー本体のような鼻隠しがない場合である
と、図3に示すごとく、鼻板(2)に取り付け固定され
る軒樋吊り具(8)を設け、この軒樋吊り具(8)に軒
樋(15)の前耳部(19)と後耳部(20)とをそれ
ぞれ引っ掛けて、同軒樋(15)が固定されていたもの
が知られていた。そして、屋根面の軒先部分には、水切
り板(18)が別途取り付け施工されるとともに、積雪
や落ち葉などに対処することができるようにこの水切り
板(18)の前方にスノーカバー(25)も別途連ねら
れていたものであり、屋根面を流れる雨水は、屋根瓦
(17)を伝って、上記水切り板(18)からスノーカ
バー(25)へと導かれ、このスノーカバー(25)上
の雨水が、同軒樋(15)へと流れ落ちるようになって
いたものであった。
【0003】また、逆に、鼻板カバー本体のような鼻隠
しがある場合であると、図4に示すごとく、鼻板(2)
に取り付けられて同鼻板(2)をカバーし、かつ、軒樋
吊り具(8)を取り付けるためのレール体(3)を有す
る鼻板カバー本体(1)を設け、この鼻板カバー本体
(1)に上記軒樋吊り具(8)を取り付け固定するとと
もに、同軒樋吊り具(8)に軒樋(15)の前耳部(1
9)を引っ掛けて、同軒樋(15)が固定されていたも
のが知られていた。そして、この場合も、屋根面の軒先
部分には、積雪や落ち葉などの対処を兼ねて、水切り板
(18)が前方へ突出するように長めに取り付け施工さ
れていたものであり、屋根面を流れる雨水は、屋根瓦を
伝って、上記水切り板(18)へと導かれ、この水切り
板(18)上の雨水が、同軒樋(15)へと流れ落ちる
ようになっていたものであった。
しがある場合であると、図4に示すごとく、鼻板(2)
に取り付けられて同鼻板(2)をカバーし、かつ、軒樋
吊り具(8)を取り付けるためのレール体(3)を有す
る鼻板カバー本体(1)を設け、この鼻板カバー本体
(1)に上記軒樋吊り具(8)を取り付け固定するとと
もに、同軒樋吊り具(8)に軒樋(15)の前耳部(1
9)を引っ掛けて、同軒樋(15)が固定されていたも
のが知られていた。そして、この場合も、屋根面の軒先
部分には、積雪や落ち葉などの対処を兼ねて、水切り板
(18)が前方へ突出するように長めに取り付け施工さ
れていたものであり、屋根面を流れる雨水は、屋根瓦を
伝って、上記水切り板(18)へと導かれ、この水切り
板(18)上の雨水が、同軒樋(15)へと流れ落ちる
ようになっていたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな水切り板の支持構造においては、鼻板カバー本体
(1)のような鼻隠しの有無にかかわらず、いずれも施
工現場にて簡単に取り付け施工することができるもので
あるが、図3に示す場合であると、積雪や落ち葉などに
対処することができるように、水切り板(18)以外に
別途スノーカバー(25)が必要となり、部材点数が増
えるものであり、図4に示す場合であると、積雪や落ち
葉などの対処を兼ねて、水切り板(18)が前方へ突出
して長めに取り付けられていて、同水切り板(18)上
に雪や落ち葉が溜まってくると、同水切り板(18)が
たわんだり、へこんだりしやすいものであり、その結
果、雨水を確実に軒樋(15)の中へ導くことができな
い恐れがあった。
うな水切り板の支持構造においては、鼻板カバー本体
(1)のような鼻隠しの有無にかかわらず、いずれも施
工現場にて簡単に取り付け施工することができるもので
あるが、図3に示す場合であると、積雪や落ち葉などに
対処することができるように、水切り板(18)以外に
別途スノーカバー(25)が必要となり、部材点数が増
えるものであり、図4に示す場合であると、積雪や落ち
葉などの対処を兼ねて、水切り板(18)が前方へ突出
して長めに取り付けられていて、同水切り板(18)上
に雪や落ち葉が溜まってくると、同水切り板(18)が
たわんだり、へこんだりしやすいものであり、その結
果、雨水を確実に軒樋(15)の中へ導くことができな
い恐れがあった。
【0005】本発明は、上述の問題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、部材点数を増
やすことなく、水切り板のへこみをなくし、同水切り板
にて雨水を確実に軒樋の中へ導くことができる水切り板
の支持構造を提供するものである。
されたもので、その目的とするところは、部材点数を増
やすことなく、水切り板のへこみをなくし、同水切り板
にて雨水を確実に軒樋の中へ導くことができる水切り板
の支持構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
水切り板の支持構造は、軒樋吊り具(8)にて吊着され
た軒樋(15)、および、この軒樋(15)の前耳部
(19)に向けて延出する水切り板(18)を軒先に設
け、この水切り板(18)の中央部をその下面側より水
切り板支持部材(4)にて支持してなることを特徴とす
る。
水切り板の支持構造は、軒樋吊り具(8)にて吊着され
た軒樋(15)、および、この軒樋(15)の前耳部
(19)に向けて延出する水切り板(18)を軒先に設
け、この水切り板(18)の中央部をその下面側より水
切り板支持部材(4)にて支持してなることを特徴とす
る。
【0007】本発明の請求項2に係る水切り板の支持構
造は、上記水切り板支持部材(4)が、上記軒樋吊り具
(8)より立設されたものであることを特徴とする。
造は、上記水切り板支持部材(4)が、上記軒樋吊り具
(8)より立設されたものであることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に係る水切り板の支持構
造は、上記水切り板(18)の先端部(24)が取り付
け固定される取付脚(5)を上記軒樋吊り具(8)に設
けたことを特徴とする。
造は、上記水切り板(18)の先端部(24)が取り付
け固定される取付脚(5)を上記軒樋吊り具(8)に設
けたことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4に係る水切り板の支持構
造は、上記軒樋吊り具(8)が、鼻板(2)に取り付け
られて同鼻板(2)をカバーする鼻板カバー本体(1)
に装着固定されたものであることを特徴とする。
造は、上記軒樋吊り具(8)が、鼻板(2)に取り付け
られて同鼻板(2)をカバーする鼻板カバー本体(1)
に装着固定されたものであることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項5に係る水切り板の支持構
造は、上記鼻板カバー本体(1)の前面に上記軒樋吊り
具(8)を装着固定するレール体(3)を設けたことを
特徴とする。
造は、上記鼻板カバー本体(1)の前面に上記軒樋吊り
具(8)を装着固定するレール体(3)を設けたことを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図
面に基づいて詳しく説明する。
面に基づいて詳しく説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態に係る水切り
板の支持構造を示した側面図である。図2は、本発明の
他の一実施形態に係る水切り板の支持構造の概略を示し
た側面図である。
板の支持構造を示した側面図である。図2は、本発明の
他の一実施形態に係る水切り板の支持構造の概略を示し
た側面図である。
【0013】本発明の水切り板の支持構造は、図1およ
び図2に示すごとく、軒樋吊り具(8)にて吊着された
軒樋(15)、および、この軒樋(15)の前耳部(1
9)に向けて延出する水切り板(18)を軒先に設け、
この水切り板(18)の中央部をその下面側より水切り
板支持部材(4)にて支持してなっているものである。
び図2に示すごとく、軒樋吊り具(8)にて吊着された
軒樋(15)、および、この軒樋(15)の前耳部(1
9)に向けて延出する水切り板(18)を軒先に設け、
この水切り板(18)の中央部をその下面側より水切り
板支持部材(4)にて支持してなっているものである。
【0014】上記軒樋吊り具(8)は、図1および図2
に示すごとく、上記軒樋(15)を吊着、すなわち、吊
り固定しているものである。この軒樋吊り具(8)は、
例えば、同図に示すごとき形状のものが挙げられるもの
である。なお、この軒樋吊り具(8)は、同軒樋(1
5)の前耳部(19)および後耳部(20)が吊着にて
取り付けられるようなものであれば、その形状は特に制
限されるものではないものである。また、軒樋(15)
の形状およびサイズなどは、特に問われるものではない
ものである。
に示すごとく、上記軒樋(15)を吊着、すなわち、吊
り固定しているものである。この軒樋吊り具(8)は、
例えば、同図に示すごとき形状のものが挙げられるもの
である。なお、この軒樋吊り具(8)は、同軒樋(1
5)の前耳部(19)および後耳部(20)が吊着にて
取り付けられるようなものであれば、その形状は特に制
限されるものではないものである。また、軒樋(15)
の形状およびサイズなどは、特に問われるものではない
ものである。
【0015】なお、上記軒樋(15)の前耳部(19)
は、図1に示すごとく、上記軒樋吊り具(8)の先端に
挟み部材(10)を設けており、この挟み部材(10)
にて下面側から挟み込まれるようにして吊着されたもの
であってもかまわないし、図2に示すごとく、上記軒樋
吊り具(8)の上部先端に軒樋(15)の前耳部(1
9)を引っかけるように吊着されたものであってもかま
わないものである。
は、図1に示すごとく、上記軒樋吊り具(8)の先端に
挟み部材(10)を設けており、この挟み部材(10)
にて下面側から挟み込まれるようにして吊着されたもの
であってもかまわないし、図2に示すごとく、上記軒樋
吊り具(8)の上部先端に軒樋(15)の前耳部(1
9)を引っかけるように吊着されたものであってもかま
わないものである。
【0016】上記水切り板(18)は、図1および図2
に示すごとく、軒先に設けられたものであって、上記軒
樋(15)の前耳部(19)に向けて延出しているもの
である。この水切り板(18)は、図1に示すごとく、
通常スターター瓦(16)や屋根瓦(17)の下側に位
置して釘などの固定具(14)にて上記先端部(24)
とは反対側の端部付近で野地板(11)に取り付け固定
されているものである。この水切り板(18)の形状お
よびサイズなどは、特に問われるものではないものであ
る。
に示すごとく、軒先に設けられたものであって、上記軒
樋(15)の前耳部(19)に向けて延出しているもの
である。この水切り板(18)は、図1に示すごとく、
通常スターター瓦(16)や屋根瓦(17)の下側に位
置して釘などの固定具(14)にて上記先端部(24)
とは反対側の端部付近で野地板(11)に取り付け固定
されているものである。この水切り板(18)の形状お
よびサイズなどは、特に問われるものではないものであ
る。
【0017】上記水切り板支持部材(4)は、図1およ
び図2に示すごとく、上記水切り板(18)の中央部を
その下面側より支持しているものである。この水切り板
支持部材(4)の材質や形状およびサイズなどは、水切
り板(18)の中央部を下面側より支持することができ
るものであれば、特に問われるものではないものであ
る。
び図2に示すごとく、上記水切り板(18)の中央部を
その下面側より支持しているものである。この水切り板
支持部材(4)の材質や形状およびサイズなどは、水切
り板(18)の中央部を下面側より支持することができ
るものであれば、特に問われるものではないものであ
る。
【0018】本発明は、このような構成をとることによ
って、軒樋吊り具(8)にて軒樋(15)が確実に吊着
され、水切り板(18)を軒樋(15)の前耳部(1
9)に向けて延出させるようにして軒先に設けること
で、従来のように別途スノーカバーを設ける必要なく施
工現場にて簡単に、積雪や落ち葉などに対処することが
できるとともに、水切り板(18)の中央部をその下面
側より水切り板支持部材(4)にて支持させることで、
水切り板(18)上に雪や落ち葉が溜まったとしても、
同水切り板(18)がたわんだり、へこんだりしないも
のとなり、その結果、雨水を確実に軒樋(15)の中へ
導くことができるものとなる。
って、軒樋吊り具(8)にて軒樋(15)が確実に吊着
され、水切り板(18)を軒樋(15)の前耳部(1
9)に向けて延出させるようにして軒先に設けること
で、従来のように別途スノーカバーを設ける必要なく施
工現場にて簡単に、積雪や落ち葉などに対処することが
できるとともに、水切り板(18)の中央部をその下面
側より水切り板支持部材(4)にて支持させることで、
水切り板(18)上に雪や落ち葉が溜まったとしても、
同水切り板(18)がたわんだり、へこんだりしないも
のとなり、その結果、雨水を確実に軒樋(15)の中へ
導くことができるものとなる。
【0019】すなわち、本発明は、部材点数を増やすこ
となく、水切り板(18)のへこみをなくし、同水切り
板(18)にて雨水を確実に軒樋(15)の中へ導くこ
とができるものである。
となく、水切り板(18)のへこみをなくし、同水切り
板(18)にて雨水を確実に軒樋(15)の中へ導くこ
とができるものである。
【0020】また、図1および図2に示すごとく、上記
水切り板支持部材(4)が、上記軒樋吊り具(8)より
立設されたものであると、軒樋吊り具(8)より立設さ
れた水切り板支持部材(4)にて水切り板支持部材
(4)を設ける位置を現場で特に考慮する必要がなくな
り、しかも、水切り板(18)が取り付けられると同時
に同水切り板(18)が支持されるものとなり、現場で
の施工が非常に簡単なものとなる。
水切り板支持部材(4)が、上記軒樋吊り具(8)より
立設されたものであると、軒樋吊り具(8)より立設さ
れた水切り板支持部材(4)にて水切り板支持部材
(4)を設ける位置を現場で特に考慮する必要がなくな
り、しかも、水切り板(18)が取り付けられると同時
に同水切り板(18)が支持されるものとなり、現場で
の施工が非常に簡単なものとなる。
【0021】さらに、図1および図2に示すごとく、上
記水切り板(18)の先端部(24)が取り付け固定さ
れる取付脚(5)を上記軒樋吊り具(8)に設けている
ものであると、取付脚(5)にて水切り板(18)の先
端部(24)が確実に取り付け固定されて、強雨が降っ
たり、風などが吹いたりしても、水切り板(18)とし
ては先端部(24)から強固に支持されており、水切り
板(18)のへこみをより一層確実になくし、同水切り
板(18)にて雨水を軒樋(15)の中へより一層確実
に導くことができるものとなる。
記水切り板(18)の先端部(24)が取り付け固定さ
れる取付脚(5)を上記軒樋吊り具(8)に設けている
ものであると、取付脚(5)にて水切り板(18)の先
端部(24)が確実に取り付け固定されて、強雨が降っ
たり、風などが吹いたりしても、水切り板(18)とし
ては先端部(24)から強固に支持されており、水切り
板(18)のへこみをより一層確実になくし、同水切り
板(18)にて雨水を軒樋(15)の中へより一層確実
に導くことができるものとなる。
【0022】具体的には、上記取付脚(5)としては、
上記水切り板(18)の先端部(24)が取り付け固定
されるものであれば、どのような形態のものであっても
かまわないものである。例えば、図1に示すごとく、上
記水切り板(18)の先端部(24)が取付脚(5)に
て側面部から受けるように取り付け固定されるものであ
ってもかまわないし、図2に示すごとく、上記水切り板
(18)の先端部(24)が取付脚(5)にて下面部か
ら受けるように取り付け固定されるものであってもかま
わないものである。
上記水切り板(18)の先端部(24)が取り付け固定
されるものであれば、どのような形態のものであっても
かまわないものである。例えば、図1に示すごとく、上
記水切り板(18)の先端部(24)が取付脚(5)に
て側面部から受けるように取り付け固定されるものであ
ってもかまわないし、図2に示すごとく、上記水切り板
(18)の先端部(24)が取付脚(5)にて下面部か
ら受けるように取り付け固定されるものであってもかま
わないものである。
【0023】特に、図1および図2に示すごとく、上記
軒樋吊り具(8)が、鼻板(2)に取り付けられて同鼻
板(2)をカバーする鼻板カバー本体(1)に装着固定
されたものであると、鼻板カバー本体(1)にて鼻板
(2)に取り付けられて同鼻板(2)をカバーするとと
もに、軒樋吊り具(8)としては、鼻板カバー本体
(1)に装着固定することができるものであり、有用な
ものとなる。
軒樋吊り具(8)が、鼻板(2)に取り付けられて同鼻
板(2)をカバーする鼻板カバー本体(1)に装着固定
されたものであると、鼻板カバー本体(1)にて鼻板
(2)に取り付けられて同鼻板(2)をカバーするとと
もに、軒樋吊り具(8)としては、鼻板カバー本体
(1)に装着固定することができるものであり、有用な
ものとなる。
【0024】具体的には、上記鼻板カバー本体(1)
は、図1および図2に示すごとく、鼻板(2)に取り付
けられて同鼻板(2)をカバーしているものである。こ
の鼻板(2)としては、通常屋根に取り付けられている
ものと全く変わらないものであり、上記鼻板カバー本体
(1)としては、鼻板(2)をカバーすることができる
ものであれば、金属製のものであってもかまわないし、
樹脂製のものが用いられてもかまわないものである。
は、図1および図2に示すごとく、鼻板(2)に取り付
けられて同鼻板(2)をカバーしているものである。こ
の鼻板(2)としては、通常屋根に取り付けられている
ものと全く変わらないものであり、上記鼻板カバー本体
(1)としては、鼻板(2)をカバーすることができる
ものであれば、金属製のものであってもかまわないし、
樹脂製のものが用いられてもかまわないものである。
【0025】なお、図1および図2に示すごとく、上記
鼻板カバー本体(1)の前面に上記軒樋吊り具(8)を
装着固定するレール体(3)を設けているものである
と、鼻板カバー本体(1)の前面のレール体(3)にて
軒樋吊り具(8)を装着固定することができ、別途固定
具を用いる必要がなくて、部品点数を削減している上
に、現場での軒樋吊り具(8)や軒樋(15)などの取
り付け施工をより一層簡単にすることができるものであ
る。
鼻板カバー本体(1)の前面に上記軒樋吊り具(8)を
装着固定するレール体(3)を設けているものである
と、鼻板カバー本体(1)の前面のレール体(3)にて
軒樋吊り具(8)を装着固定することができ、別途固定
具を用いる必要がなくて、部品点数を削減している上
に、現場での軒樋吊り具(8)や軒樋(15)などの取
り付け施工をより一層簡単にすることができるものであ
る。
【0026】具体的には、上記レール体(3)は、図1
および図2に示すごとく、上記鼻板カバー本体(1)の
前面に設けられたものであって、軒樋吊り具(8)を装
着固定するものである。このレール体(3)の形状やサ
イズとしては、軒樋吊り具(8)を装着固定することが
できるものであれば、図示のものに制限されるものでは
ないものである。
および図2に示すごとく、上記鼻板カバー本体(1)の
前面に設けられたものであって、軒樋吊り具(8)を装
着固定するものである。このレール体(3)の形状やサ
イズとしては、軒樋吊り具(8)を装着固定することが
できるものであれば、図示のものに制限されるものでは
ないものである。
【0027】なお、図1および図2に示すごとく、上記
鼻板カバー本体(1)の下端部から略垂直な向きに折り
曲げられる断面略J字型をなす下片(6)を有し、この
下片(6)を上記野縁(7)の下面側に設けられた軒天
井(12)を支持する軒天井支持面(9)としてなって
いるものであると、下片(6)を鼻板カバー本体(1)
に一体に形成することができるものであり、この下片
(6)にて軒天井(12)を支持する軒天井支持面
(9)とすることができ、野縁(7)の下面側に設けら
れた軒天井(12)を同野縁(7)側からの取り付け固
定だけでなく、下片(6)によっても安定して支持させ
ることができ、しかも、納まり良く施工を完結させるこ
とができるものである。
鼻板カバー本体(1)の下端部から略垂直な向きに折り
曲げられる断面略J字型をなす下片(6)を有し、この
下片(6)を上記野縁(7)の下面側に設けられた軒天
井(12)を支持する軒天井支持面(9)としてなって
いるものであると、下片(6)を鼻板カバー本体(1)
に一体に形成することができるものであり、この下片
(6)にて軒天井(12)を支持する軒天井支持面
(9)とすることができ、野縁(7)の下面側に設けら
れた軒天井(12)を同野縁(7)側からの取り付け固
定だけでなく、下片(6)によっても安定して支持させ
ることができ、しかも、納まり良く施工を完結させるこ
とができるものである。
【0028】本発明の水切り板の支持構造によると、図
1および図2に示すごとく、軒樋吊り具(8)にて吊着
された軒樋(15)、および、この軒樋(15)の前耳
部(19)に向けて延出する水切り板(18)を軒先に
設け、この水切り板(18)の中央部をその下面側より
水切り板支持部材(4)にて支持してなるので、軒樋吊
り具(8)にて軒樋(15)が確実に吊着され、水切り
板(18)を軒樋(15)の前耳部(19)に向けて延
出させるようにして軒先に設けることで、従来のように
別途スノーカバーを設ける必要なく施工現場にて簡単
に、積雪や落ち葉などに対処することができるととも
に、水切り板(18)の中央部をその下面側より水切り
板支持部材(4)にて支持させることで、水切り板(1
8)上に雪や落ち葉が溜まったとしても、同水切り板
(18)がたわんだり、へこんだりしないものとなり、
その結果、雨水を確実に軒樋(15)の中へ導くことが
できるものとなる。
1および図2に示すごとく、軒樋吊り具(8)にて吊着
された軒樋(15)、および、この軒樋(15)の前耳
部(19)に向けて延出する水切り板(18)を軒先に
設け、この水切り板(18)の中央部をその下面側より
水切り板支持部材(4)にて支持してなるので、軒樋吊
り具(8)にて軒樋(15)が確実に吊着され、水切り
板(18)を軒樋(15)の前耳部(19)に向けて延
出させるようにして軒先に設けることで、従来のように
別途スノーカバーを設ける必要なく施工現場にて簡単
に、積雪や落ち葉などに対処することができるととも
に、水切り板(18)の中央部をその下面側より水切り
板支持部材(4)にて支持させることで、水切り板(1
8)上に雪や落ち葉が溜まったとしても、同水切り板
(18)がたわんだり、へこんだりしないものとなり、
その結果、雨水を確実に軒樋(15)の中へ導くことが
できるものとなる。
【0029】すなわち、本発明は、部材点数を増やすこ
となく、水切り板(18)のへこみをなくし、同水切り
板(18)にて雨水を確実に軒樋(15)の中へ導くこ
とができるものである。
となく、水切り板(18)のへこみをなくし、同水切り
板(18)にて雨水を確実に軒樋(15)の中へ導くこ
とができるものである。
【0030】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る水切り板の支持
構造によると、軒樋吊り具(8)にて軒樋(15)が確
実に吊着され、水切り板(18)を軒樋(15)の前耳
部(19)に向けて延出させるようにして軒先に設ける
ことで、従来のように別途スノーカバーを設ける必要な
く施工現場にて簡単に、積雪や落ち葉などに対処するこ
とができるとともに、水切り板(18)の中央部をその
下面側より水切り板支持部材(4)にて支持させること
で、水切り板(18)上に雪や落ち葉が溜まったとして
も、同水切り板(18)がたわんだり、へこんだりしな
いものとなり、その結果、雨水を確実に軒樋(15)の
中へ導くことができるものとなる。
構造によると、軒樋吊り具(8)にて軒樋(15)が確
実に吊着され、水切り板(18)を軒樋(15)の前耳
部(19)に向けて延出させるようにして軒先に設ける
ことで、従来のように別途スノーカバーを設ける必要な
く施工現場にて簡単に、積雪や落ち葉などに対処するこ
とができるとともに、水切り板(18)の中央部をその
下面側より水切り板支持部材(4)にて支持させること
で、水切り板(18)上に雪や落ち葉が溜まったとして
も、同水切り板(18)がたわんだり、へこんだりしな
いものとなり、その結果、雨水を確実に軒樋(15)の
中へ導くことができるものとなる。
【0031】すなわち、本発明は、部材点数を増やすこ
となく、水切り板(18)のへこみをなくし、同水切り
板(18)にて雨水を確実に軒樋(15)の中へ導くこ
とができるものである。
となく、水切り板(18)のへこみをなくし、同水切り
板(18)にて雨水を確実に軒樋(15)の中へ導くこ
とができるものである。
【0032】本発明の請求項2に係る水切り板の支持構
造によると、請求項1記載の場合に加えて、軒樋吊り具
(8)より立設された水切り板支持部材(4)にて水切
り板支持部材(4)を設ける位置を現場で特に考慮する
必要がなくなり、しかも、水切り板(18)が取り付け
られると同時に同水切り板(18)が支持されるものと
なり、現場での施工が非常に簡単なものとなる。
造によると、請求項1記載の場合に加えて、軒樋吊り具
(8)より立設された水切り板支持部材(4)にて水切
り板支持部材(4)を設ける位置を現場で特に考慮する
必要がなくなり、しかも、水切り板(18)が取り付け
られると同時に同水切り板(18)が支持されるものと
なり、現場での施工が非常に簡単なものとなる。
【0033】本発明の請求項3に係る水切り板の支持構
造によると、請求項1または請求項2記載の場合に加え
て、取付脚(5)にて水切り板(18)の先端部(2
4)が確実に取り付け固定されて、強雨が降ったり、風
などが吹いたりしても、水切り板(18)としては先端
部(24)から強固に支持されており、水切り板(1
8)のへこみをより一層確実になくし、同水切り板(1
8)にて雨水を軒樋(15)の中へより一層確実に導く
ことができるものとなる。
造によると、請求項1または請求項2記載の場合に加え
て、取付脚(5)にて水切り板(18)の先端部(2
4)が確実に取り付け固定されて、強雨が降ったり、風
などが吹いたりしても、水切り板(18)としては先端
部(24)から強固に支持されており、水切り板(1
8)のへこみをより一層確実になくし、同水切り板(1
8)にて雨水を軒樋(15)の中へより一層確実に導く
ことができるものとなる。
【0034】本発明の請求項4に係る水切り板の支持構
造によると、請求項1ないし請求項3何れか記載の場合
に加えて、鼻板カバー本体(1)にて鼻板(2)に取り
付けられて同鼻板(2)をカバーするとともに、軒樋吊
り具(8)としては、鼻板カバー本体(1)に装着固定
することができるものであり、有用なものとなる。
造によると、請求項1ないし請求項3何れか記載の場合
に加えて、鼻板カバー本体(1)にて鼻板(2)に取り
付けられて同鼻板(2)をカバーするとともに、軒樋吊
り具(8)としては、鼻板カバー本体(1)に装着固定
することができるものであり、有用なものとなる。
【0035】本発明の請求項5に係る水切り板の支持構
造によると、請求項4記載の場合に加えて、鼻板カバー
本体(1)の前面のレール体(3)にて軒樋吊り具
(8)を装着固定することができ、別途固定具を用いる
必要がなくて、部品点数を削減している上に、現場での
軒樋吊り具(8)や軒樋(15)などの取り付け施工を
より一層簡単にすることができるものである。
造によると、請求項4記載の場合に加えて、鼻板カバー
本体(1)の前面のレール体(3)にて軒樋吊り具
(8)を装着固定することができ、別途固定具を用いる
必要がなくて、部品点数を削減している上に、現場での
軒樋吊り具(8)や軒樋(15)などの取り付け施工を
より一層簡単にすることができるものである。
【図1】本発明の一実施形態に係る水切り板の支持構造
を示した側面図である。
を示した側面図である。
【図2】本発明の他の一実施形態に係る水切り板の支持
構造の概略を示した側面図である。
構造の概略を示した側面図である。
【図3】一従来例に係る水切り板の支持構造を示した側
面図である。
面図である。
【図4】他の一従来例に係る水切り板の支持構造の概略
を示した側面図である。
を示した側面図である。
1 鼻板カバー本体 2 鼻板 3 レール体 4 水切り板支持部材 5 取付脚 8 軒樋吊り具 15 軒樋 18 水切り板 19 前耳部 24 先端部
フロントページの続き (72)発明者 田中 和晴 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 深井 保孝 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 田村 隆博 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 軒樋吊り具にて吊着された軒樋、およ
び、この軒樋の前耳部に向けて延出する水切り板を軒先
に設け、この水切り板の中央部をその下面側より水切り
板支持部材にて支持してなることを特徴とする水切り板
の支持構造。 - 【請求項2】 上記水切り板支持部材が、上記軒樋吊り
具より立設されたものであることを特徴とする請求項1
記載の軒樋の支持構造。 - 【請求項3】 上記水切り板の先端部が取り付け固定さ
れる取付脚を上記軒樋吊り具に設けたことを特徴とする
請求項1または請求項2記載の水切り板の支持構造。 - 【請求項4】 上記軒樋吊り具が、鼻板に取り付けられ
て同鼻板をカバーする鼻板カバー本体に装着固定された
ものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3何
れか記載の水切り板の支持構造。 - 【請求項5】 上記鼻板カバー本体の前面に上記軒樋吊
り具を装着固定するレール体を設けたことを特徴とする
請求項4記載の水切り板の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11080271A JP2000274031A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 水切り板の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11080271A JP2000274031A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 水切り板の支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000274031A true JP2000274031A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13713637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11080271A Pending JP2000274031A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 水切り板の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000274031A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007023479A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Sekisui Chem Co Ltd | 軒先構造 |
JP5636084B1 (ja) * | 2013-11-13 | 2014-12-03 | パナソニック株式会社 | 樋吊り具および軒樋の取付構造 |
JP5636128B1 (ja) * | 2014-04-11 | 2014-12-03 | パナソニック株式会社 | 屋根の排水構造 |
JP2019100029A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 雨樋用保持具 |
-
1999
- 1999-03-24 JP JP11080271A patent/JP2000274031A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007023479A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Sekisui Chem Co Ltd | 軒先構造 |
JP5636084B1 (ja) * | 2013-11-13 | 2014-12-03 | パナソニック株式会社 | 樋吊り具および軒樋の取付構造 |
JP5636128B1 (ja) * | 2014-04-11 | 2014-12-03 | パナソニック株式会社 | 屋根の排水構造 |
JP2019100029A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 雨樋用保持具 |
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